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2006年04月24日(月) this story/+call my name+

天気は曇り。わかっていて、エンジンをスタートさせた。
願いは、「晴れ」
そんな気配さえなく、小雨が降り始めた。

このままじゃ。なにもかも、食いつぶされる、悔しさ。
首に縄をつけられていた生活が及ぼした、洗脳。

普通を普通じゃなくなったと気がついた、あの日にも。
あたしは、エンジンを知らぬ間にスタートさせていたのだろう。

好き。という気持ち。
愛してる。という気持ち。
寂しい。という気持ち、なにもかも。

忘れてしまって。思い出せなくても。

抱きついて、しがみついて、そのすべてだけで。
今は、それでいい。


2006年04月01日(土) this story/+fly high+

桜の花が満開で、でもなんとなくそれは、樹氷のように見えた。

散歩がてらの、お花見は、いとおしくも遠い青いソラ。

嫌う束縛、見抜かれた性格、腹痛、夜景、飲酒。

どれもこれも、なにもかも、へんてこな、こわれかけ。

あたしが、あたしで、きみは、きみで。

あたしが、あたしだから、出来ることとか。

きみが、きみだから、出来ていることとか。

何もかも。不適切で、曖昧。


それでも、君とのむビールが最高のヒトトキ。


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