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2005年03月30日(水) |
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家の車はマニュアルで、調子が悪いとギアが入らなかったり 奇妙な、嫌な音を奏でたりする。
クラッチも老朽化しているのか、なかなか入らない。
坂道発進の半クラッチなんて、地獄の作業で。 嫌な予感は適中し、ハンドブレーキがはいりきらずに後ずさりする事もある。
自分の運転技術にだって難アリで、もはやボッコボコに凹みまくっている。 あげくの果てには、バックで駐車時に看板に激突。 ラジオ・アンテナを破壊し、最近までラジオが聞けなかった。 (おかげで、渋滞情報無しでレッツ・ドライビング)
そんな、ヘッポコ車ももはや5年目。 アタシが免許をとって3年目。
エンジンをかけて、発車するまでに。 温めないと、エンジンブレーキがかからなかったり。 使い古したエンジン・オイルでは 燃費が悪くて車にもわるくて。
半クラッチをがまんするその足で、なにかを悟ったり…。
好きになったり、嫌いになったり、離れたり、近付いたり、ドキドキしたり、吐き気をもよおしたり。
なんだかんだで、あなたに助けられていたのかも。
2005年03月15日(火) |
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駅前交差点、道幅数メートル。 横断歩道のゼブラは消えかかっている。
自転車に荷物を載せて。 動き出した途端、花粉混じりの突風に目を被った。
洗い流したい気持ちとは裏腹に一台の車が横切る。 見慣れた車と、見慣れた横顔はなぜか頭に焼き付いた。
知り合いの、携帯電話の、留守番の、 メッセージがこそばゆくて聞けないように。
なにかから必死で逃げたけど、なにから必死で逃げているんだろう。
息を切らしてまで自転車で家までの坂道を登ったけど。 だれも、追い掛けてなんていやしないのに。
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