やさしい気持ち

2008年01月30日(水) 無事に

父の手術無事に終わりました。
術前の説明通り順調に終わったそうです。
良かったー!

麻酔が覚めた後、手術室から出てきた父。
酸素マスクをつけた状態なので
「お疲れ様。喋れる?」
と声をかけたら
『喋れるけど、痛い。』
との返事。
そりゃそうだよね。。。
コピー用紙で指先ちょこっと切っただけでかなり痛いのに。
ソレよりも深く長く体にメスを入れたんだもの。
本当にお疲れ様。

その後、痛み止めの注射が効いてうつらうつらと眠りについてました。
母が一晩付き添うと言うので私はそのまま帰宅。
今日会いに行くのが楽しみ。


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2008年01月29日(火) ガンバレ!

今日の昼過ぎから父の手術が始まります。
順調に進めば2時間程度の手術らしい。
おとぅ、がんばれ!
執刀医の先生、手術に関わるスタッフの方々、よろしくお願いします。



2008年01月25日(金) ほっ。

昨日も父が晩御飯をキレイに平らげる様を見届けて病室を後に。

アパートに帰ってからとりあえずお風呂タイム!
昨日は風がアホみたいに強くて。
数分屋外に居るだけで体の芯まで冷やされる感じ。
お風呂でぬくぬく温まってから晩御飯は水炊き。
鍋は簡単で良いねぇ。

ご飯を食べながら相方と話し合い。
今の状況、今後の見通し、どうしたら良いのか。
お互い納得のいく答えが見つかって、ほっ。
やっぱりキチンと向き合って話すことは大切。

そして夜8時30分。
家の電話が鳴る。
相手は母。
ここんとこ毎日掛かってくる。
母もプレッシャーを抱えているんだろうし
1人のがらんとした家は淋しいんだろうな。
父にだけ毎日顔を見せてると母が拗ねちゃうかしら。

明後日は日曜日。
兄の七七日の法要があるから、その時会えるね、母。



2008年01月24日(木) にっこり と むっすり

昨日、会社帰りに父の病室に顔を出してきた。
ちょうど夕食時で美味しそうにご飯を食べてた。
私が「こんばんわー」と顔を出すと
父はちょっとびっくりして
でもその後すぐに本当に嬉しそうな顔をした。
あぁ、来て良かった。

病室に行ったところで何を話すわけでもなく
ただ少しの時間を共に過ごすだけだけど。
今日も行くからね、おとぅ。
来なくても良いよと言うけれど
あんなに嬉しそうな顔を見ちゃったら。
行かないわけにはいかない(笑


本当の治療は手術が終わってから、なんだよね。
友人の言葉でその事に気が付いた。
私に出来る事は頑張るよ!



しかし、家に帰ればなんとなくむっすり君が1人。
どうしたら納得してくれるんだろうなぁ。。。

相方ママンが胃腸風邪を患った時には
お姉さんからメールが来て「様子見に行ってあげて。心配。」と。
その気持ちは理解してるっぽかったのに。

やっぱり血の繋がらない人だから?
それとも私が家族を毛嫌いして遠ざけてきた姿しか見せてないから?
確かに家族とは距離を保って接してきたけど
だけど今は事情が違うと思うんだよね・・・。
健康ならばお互い好きなことをしてなるべく関わらずに過ごすけど。
それでなくても4人家族だったのに兄が亡くなって
3人家族になっちゃったわけだし。
コレって私が思う勝手な意見なのかなぁ?
この思いを「常識」とか「普通は」とかで語ったらダメなのかなぁ?

いつか相方の家族に何かあったら、その時に気が付いてくれるのかな?
でもその時じゃ遅いんだけどな。

だけど自分が二十歳そこそこのころを振り返ってみると・・・。
家族の看病をしている会社の先輩とか
「すごいなぁ、遊びよりも看病を優先するなんて私には出来ない」
って思っていた記憶があるから。
相方の気持ちも理解できないではないんだよね。

あー、なんだか書いてたら止まらなくなってきた。
つらつらとまとまらない文章ですみません。
ちょっと思考をクールダウンしなくては。



2008年01月23日(水) 本日より

本日より父が入院。

日曜日に会った時よりも顔色が優れず、とにもかくにも心配。
手術は来週火曜日。
おとぅ、ガンバレ!!


実家に帰るたびに兄の知らなかった一面を知らされる。
聞きたいわけでも、聞きたくないわけでもないけれど。
聞けば胸が苦しくなるのは事実。

兄は何を思って生きていたんだろう。
何を思って死んでいったんだろう。
残された人の気持ちも少しは考えてくれたのかな?



2008年01月21日(月) 優しさの行方

兄が亡くなったことを知っている友達からのメール。


『久遠どうしてる?もう仕事行ってるのかな?また連絡ください。』


気に掛けてくれてありがとう。
メールをもらってその日のうちに返信。


「うん、もう普通に仕事行ってるよ。」


しかしその後友達からの音沙汰無し。
早6日目。
その後のメールを期待してしまう自分がイヤ。

友達の優しさがどこに向かっているのか良く解らない。
私が仕事へ行っているかどうかの確認がしたかったのかな?
仕事に行けてない状態ならば励ましに来てくれる予定だったのかな?
うーん。。。


包帯を負けない傷なら触れるべきではない。
中途半端な優しさって、残酷。



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・・・そうですね、早急に変更します。



2008年01月17日(木) シンプルにいこう。

やっと気持ちが落ち着いてきました。
気持ちが落ち着いてきたって言うよりも
緊張がほぐれてきたって言った方が近いかもしれない。
ネット友達のいろんな形の気持ちがとても支えになってます。
ありがとうございます。


今回の一件で、いろんな事を感じたり考えさせられた。
珍しく相方と意見の相違があって気持ちがすれ違ったりもした。

いろいろ思うところは有るけれど、今一番強く思うのは
シンプルにいきたい、ってこと。
シンプルに物事を捉えたら本当に大事なものが
はっきりと解るんじゃないか。
無駄なもの、さまざまな誘惑、1つ1つ○×をつけていったら
大事なものが残るんじゃないか。
あれもこれもと欲張っていると何もかもが中途半端になって
結局は何も手元に残らないんじゃないか。


どうしてこう思ったんだろう?
多分、相方とすれ違ったから、かな。
今の私にとって一番大切なのは相方なのに。
他の諸々の事に気を奪われて一番大事なものを蔑ろにしそうになってた。
そんなのって、まったくもって本末転倒。


シンプルにシンプルに。
難しく考えても簡単に考えても事実は何も変わらない。
捉え方ひとつ。

元来面倒な事はキライなんだし。
思考も行動も生活もシンプルにいこう。


↑エンピツ投票ボタンです。あぁ、すっきり。
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2008年01月16日(水) 自覚

兄が亡くなった時。
悲しい気持ちと、過去の整理しきれない気持ちと入り混じった。
とても混乱していて自分が何をすべきなのか理解できなくて。


自分に出来る事は何でも手伝うつもりでいたけれど
心のどこかで、どうして私が兄の為に動かなきゃいけないの?という気持ちもあった。


お嫁さんの家族にすごく愛されていたらしい兄。
お母さん妹さん泣いて泣いて兄の側にずっと居て。
でも卑屈な私は、兄はそんな想いに値する人物なのか?なんて思ったりもしていた。
実の家族以外に安らぎを覚える場所を見つけていた兄は幸せだったのだろう。


どういう経過を辿って決まったのか曖昧なのだけど
喪主を務めたのは父だった。
通夜が終り通夜の後処理、翌日の段取り、諸々の発注、
その他のいろんな事で父は疲れきっていた。


そんな父を遠くから見て
どうして体調の悪い父がこんなに大変な事をやらなきゃいけないの?
こんな面倒な事、父に代わって兄がやればいいのに!長男なのに!
と思って、はたと気が付いた。

今行われているのは兄の葬儀なのだ。
兄はもう居ないのだ。
これから父を母を支えるのは私ひとりになったのだ、と。
そうか、私は一人っ子になったのか。


兄が亡くなった病院でこの自覚が出来ていたら。
もっと父の力になれたのに。
後悔してもしきれない思いに駆られた。

その後、翌日の流れを全て父から引き継ぎ。
翌日父は喪主の仕事だけに専念してもらう事にした。
斎場の係員にも私が窓口になると伝え。
告別式、初七日法要を終えた。
最初からこう動けばよかったんだ。
途中で気が付いたのがせめてもの救いだけれど、やっぱり悔しい。


もうこんな後悔を味わわない為にも
自分の置かれた立場をしっかり見極めて出来る事は全部やろう。


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2008年01月11日(金) 無題

日曜の昼、兄が救急車で運ばれた。
アルコールに浸かり、医者を毛嫌いし続けた結果の救急搬送。
即ICUに入り数人のドクターが掛かりきりで
懸命の治療をしていただいたけれど。
考え付く限りのあらゆる治療法は全て行っていただいたけれど。
その甲斐も無く月曜の夜にこの世を去った。
享年39歳。

この先、時間をかければ兄との関係を修復できるかも
と思っていたのに、兄は居なくなってしまった。
過去を許せない気持ちが未だ私の中にあって完全なる消化不良。
この気持ちはどう整理を付けたらいいのか・・・。



年末に父のガンが発見されて。
とにかく1日も早く手術をした方が良いという状況。
父の病状は気になるところだけれど
兄の葬儀関係で病院にも行けず。
治療方針もまだ決まっていない。



こんな状況で私は海外挙式なんて行っている場合ではなく。
延期と言う名のオールキャンセル。
でも挙式は父が快復したら快気祝いとして盛大に執り行いたい。
ソレが今の希望。



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