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2005年08月09日(火)<<<月と虫と私の死体。。。ぱくり

ってごめんなさい。乙一さんの「夏と花火と私の死体」です。

この本は何回か読んだけれど、好きです。せつないホラーです。

何でもかんでも乙一さんのさくひんに「せつない」をつけるのは

出版社のエゴだろって気もしますが、

それはまぁ、確かに切ないので、許しましょう。




彼氏さんの家に住み着いていたら、実家のPCも壊れました。

彼の家には網戸がまだなくて、仮住まいもそろそろ終わりにしようとイライラ。

虫が嫌いなのです。でも、ばちばち殺せるほど図太くもないのです。

だったら出会わないのが得策なのに網戸がないのです。

ごめんと思いつつ、今、バルサンを炊いてます。

今から帰って掃除機をかけたりするのが非常に面倒な上にやばい時間です。

夜の10時ってうるさいよね、掃除機・・・はぁ。

昼間は何もする気が起きないのです。

ボーっとしてます、食べる気も飲む気も起こりません。

寝るだけで幸せなのか。うーん。

ふとおきてるととてつもなく不安に襲われて、苦しくて涙が出ます。




バルサンを炊いてから、近所を自転車でうろうろしていたら、

近くの公園にブランコをみつけて。乗っかってこいでました。

昔で北「フライパン返し」という技?ができなくなってました。

遠くには赤っぽい三日月が見えました。

目の前の広場の上を、こうもりが飛んでいます。





子供が愛の証とは、思わない程度にさめた私だけど。

子供自体は紛れもなく愛する存在だと、思う。愛すべき存在。

お兄ちゃんに、僕の将来設計を語ったら

「一人で生きる設計だね」見たいな事を言われた。うん、確かに。

結婚してだんなさんに守られて専業主婦になろうとは、思わない。

っていうか、そんな理想の家庭を作るだけの夢を見ていない。

結婚しても数年立てばあんな殺伐となるんだ…的な過程をいっぱい知ってる。

知りすぎるのはいけないことだ、夢を見られなくなる。





彼氏が言った。

僕は思いやりがかけていて、このままじゃ居場所がどこにもなくなる、って。

そうかもしれない。

じゃぁ、いつか独りぼっちになるなら、最初から独りでいいよ。

辛い時、誰の前でも泣けないのなら

寂しいとき、誰にもわがままをいえないなら

僕は生きるのに疲れちゃったよ。だから、最近死体をよく見る。

僕の死体だよ。




何もいらないから愛してほしいと思ってた、14歳のとき。

今は、条件付でいいからオンリーワンにしてほしいと思う、20歳。




記憶があいまいで、誰に何を言ったかが思い出せない。

余裕がなくて、不安ばかりが多くて、手首を切るのも許されない。

お金もなくて、時間もなくて。

なにもなくて。

泣きそうなときに泣かせてくれる人もいない。




あの人が僕の首をしてる、ふざけてしめる。

僕はそのまま絞殺してほしいと思う。後のことは考えない。

委託殺人を適用させるために遺書くらい書くよ、って思う。

僕はいつ死んでもいいって思って生きてる。

見たい映画がある、読みたい本が、聴きたい歌がある。

行きたい場所があって、見たい景色があって、かなえたい希望が少しある。

でも疲れた時には絶望しかない。

でもこれだけ書いておけば僕は死なない。

僕は、死ぬときは誰にも教えない、死ぬってこと。

それはあつが教えてくれた、悲しいけど現実的な最善策。

僕を止められなかったと泣く人はいるかもしれない、いないかもしれない。

でも死んで地獄で焼かれてれば、その声は聞こえない。




たまらなく寂しくて。

今夜も彼が先に眠るんだろう。

さだまさしさんの「亭主関白」な生き方をしたいなら

それだけの愛をほしいと思う。

あの歌の声は、愛に満ちていて。僕は聴けば泣いてしまう。

「忘れてくれるな 俺の愛する女は 生涯お前ただひとり」





一緒にいるときは幸せなのに。

少しはなれたところにいるだけで、怖いくらい不安になる。




あぁ、バルサン炊いた部屋に帰らないと。ご飯作らないと。

生きないと、生きないと。死にたいと。

また脳裏に死体が浮かぶ。

小さく揺れる、裸で、貧乳で、醜い、僕の死体。




これが鬱なら晴れてほしい。
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