スイッチ。
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2005年11月14日(月) 胸が痛んだ理由。


 久しぶりの日記になってしまいました。
 中村サンといつも待ち合わせする桜の木の葉が
 落ち葉になっていくのすら気付かなかったほど
 ずっとあたしは上を見ていなかった気がした。

 とりあえず近況報告。
 バイトを来月いっぱいで辞めることにした。
 ただバイト内がゴタついとるけん
 新しい人が見つかって慣れるまでって条件付きやけど・・。
 ってかバイトのことや学校のことで悩むことが多すぎて
 体調崩してしまったし白髪はででくるしで最悪な状況。


 そんな中昨日久しぶりに中村サンに会った。
 あの日以来やけん1ヶ月ぶりくらい?かな。

 バイトしてたら視線感じて目線を移すと見覚えのある顔が。
 中村サン?そう思って小走りで近づいたらやっぱりそうやった。

 「よー!電話してもでらんきバイトかねえっち思って暇つぶしに来てみた。

 相変わらずな格好で相変わらずな口調の中村サン。

 「当たり前やんー。日曜はバイトばい。

 少し離れた距離であたしは棚掃除をしながら短く会話した。
 何だか急に胸が苦しくなった。
 なんやろう、この痛みは。

 あんま連絡くれないしあたしのこと忘れとると思ってから?
 やっぱり中村サンは
 あたしのことを気にしてくれてるんだってわかったから?
 こうやって久しぶりに顔を見れたことが嬉しかったから?

 やっぱ好きちゃー好きなんだわ・・。
 この感情を表すにはこうとしか言い様がないもんなあ。
 

 中村サンはしばらくパチンコの雑誌を立ち読みして

 「ほれ。(笑
 
 コインを2枚あたしにくれた。(←写真日記参照。)

 「またパチンコ?どうせ負けたんやろー。(笑

 「当たり前やん。(笑


 そう言っていつも通り
 お気に入りのフィリックス・ザ・キャットのガムを買って帰って行った。


 今度会うのは焼き肉の時かなー?
 またね、中村サン。


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