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氷砂糖

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自粛の記憶
2020年05月05日(火)

最初の緊急事態宣言の時、通勤電車がガラガラになり。やればできることだったのかー、と。たいへん驚いた記憶がある。そして空いている電車はかなり快適で、通勤疲れの大半は混んでいるからでは? と思い。

調整で勤務が減ったとき、いちおう補償はあったのだが。どことなく落ち着かないな、と思っており。近くの散歩道で、所在なさげにうろうろしているブルーカラーらしき男性を見たとき。大概の健康な人は、働いていたほうが落ち着くのでは、と思ったりもした。

公園で高校生らしき子たちが集まっていたとき。うーーん禁じられても、その年の思い出はその年にしか作れないしね……と複雑な気持ちになった。

飲み会はもともと好きではないので、そういった機会が減るのは個人的に大歓迎だったが。かといって飲食店がつぶれて、地下に入っていたお店がどんどんなくなっていくのを望んでいたわけではなく。

家で昔の薄い本を眺めたりして、静かでよいな、と思っても。こういう人間ばかりだと、経済が動かないどころではないので。自分のようなタイプは、やはり少数派でよいのかも、と思ったりしていた。



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