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参るね。(修正しました。) - 2004年03月31日(水)

彼がどういう文脈で、またどんな意図があってそんなふうに尋ねたのかはわからないし、わかったところでどうにもならない。
何が気に入らないって、人を介して尋ねたこと。
もちろん、わたしにそれを話した人に責任はない。
知らなければよかったとは思わないし、逆に知ってよかったとも思わない。
また、彼女に何か明確な意図があってそれを伝えたのだとは思わない。

しかしそんな彼を知ったことに対しては、失望した、と言わざるを得ない。


がっかりだよ。

他人を介して知り得る情報にどれだけの価値を置くのかは知らない。
けれどその程度のことでよいなら、きかなくてもいい。
「どうでもいい」とは、そういうことだから。
どうでもよくないのなら、直にコンタクトを取ればいい。


わたしは今あなたが嫌い。
でも、わたしがどれだけあなたを嫌いになっても、
そしてどれだけ、あなたのことがわからないところに行こうとも、
わたしにとっては、あなたは変わらず大事なひとだし、
わたしはあなたが好きです。
そしてあなたも、わたしのことをどれだけ嫌いになっても、
わたしのことを大事に思ってくれていると、そして好きだと思ってくれると、
信じています。
そこには自信がある。

だからこそ、
他人を介して何か尋ねるようなことは、しないでほしい。

苛烈なこころをもっているのは、あなたもわたしも、同じはずだ。


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手に入らないから思うこと - 2004年03月18日(木)

ここ最近、近くにいすぎたかもしれない。
こんなふうに毎日顔を合わせるのは、あのシーズン以来3年ぶりだし、頼り方があのときとは違う。
近くにいすぎたかもしれない。

だとしても、
そんなふうに手をとられたら、わたしはどうしていいかわからなくなるんです。
そんなふうに見られたら、わたしはどうしていいかわからないんです。
知ってるくせに。

あなたのことは好きだと、いつも言ってるじゃないですか。
どんなにやさしくされても、それは「いちばん」ではないことは、よくわかっています。
でも、「いちばん」が、そんな理由なら、
そんなんなら、

わたしがほしい。


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ここで働かないか? - 2004年03月14日(日)

わたしがこれまで安心して働いてきたのは、次長がいたからです。
ヨウさんが今年も働きにきてくれたのは、次長がヨウさんをかわいがっているからです。
いざというときに必ず頼りになる次長だから、その次長が任せてくれる仕事には、思い切って取り組んでみようと思うのです。
その次長がいなくなることを前提にしては、ここで働く気にはなれません。

組織への愛があれば、やっていけることかもしれない。
愛がなくても、仕事と割り切ってしまえば、思わぬ力がでてくるものなのかもしれない。
アルバイトではなく、最初から正規の職員として入っていたなら、愛が生まれたかもしれない。

でも、それらは全て仮定の話でしかなく、現実には、これから組織を愛するには、わたしはあまりに多くのことを知りすぎてしまったし、アルバイトとしてその世界を覗いてしまった。

だから、次長。
わたしはこれまで、次長がいたから、働いてきたのです。
次長に認められることが、嬉しかったから、働いてきたのです。



※13日と12日の日記も書きました。ぜんぶ仕事場でのことです。


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きかんしゃトーマス - 2004年03月13日(土)

この日が土曜日だということに、朝、起きてテレビを点けるまで気づかなかった。
時計代わりにテレビを点けるのはここ最近の日課だけれど、それは朝の民放テレビ番組が時計代わりになるという前提のもとでの行動だ。

だから、テレビを点けたら「きかんしゃトーマス」の曲が流れたのでびっくりした。そうか、今日は土曜日だったのね、と思った。

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トラブルではなかったが、混雑のピーク時に、学生委員から、頭にくることを言われた。
わたしも、緑の人はともかく、紺の人たちのことは完全に信頼しているから、はっきり言い切ったけれど、未確認のことは言えなかったので、彼ら学生委員のお得意の手を使ってみようと思い、ちょっと問題をすりかえてみた。すると彼女はそれに気づき、かなり頭にきた様子だった。これが普段の会議であなたたちのやっていることだと言いたかったが、さすがに黙ってその場を去った。

その後、次長に食い下がっている彼女を見た。何を言われても顔色ひとつ変えない次長もすごかったが、(自分のことを棚に上げて言わせてもらえば、)彼女のあの気の強さは、相当なものだと思う。
そのやりとりをすぐ近くで聞いていたヨウさんも言っていたが、あんな学生委員は初めて見た。
彼女がこっちで働いていたら、きっといいリーダーになったと思う。もったいない。

その少し後にお昼のお弁当を食べていたら、後輩に、さっきのはなんだったんですかときかれた。と同時に、機嫌悪いですね、恐いですよ、とも言われた。
わたしは気分を切り替えるのがかなり苦手だ。
こっちのメンバーは何も悪くないのだから普通に接しているつもりだったのだが、
やはりむっとした気分がおもてに出ていたらしい。よくないことだ。

お弁当を食べてから一時間後くらい、そろそろ撤収の段取りをと思いながら、無意識に、朝テレビで見た「きかんしゃトーマス」の歌を鼻歌で歌っていた。
お昼に「機嫌悪いですね」と言った後輩が、「機嫌直ったみたいですね」と話しかけてきた。よかった。

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トーマスと言えば、範囲限定のマニアックな笑いとして挙げられるのが、「ファーガス」だ。このネタで笑うのは、きっと、本部のパソコン担当か、斡旋の紺ジャンを複数年経験した人だけだろう。あれは、たしか、エース。


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トラブルシューティング - 2004年03月12日(金)

バイトを始めて今年で五年目だけれど、あんなトラブルシューティングを任されたのは初めてだった。
というより、まさかそんなトラブルが起こるとは思っていなかったので驚いた。社会は恐い。
次長が自ら解決するものと思っていたのが、思いがけず指名されたときは正直嫌だった。
でも、次長が、自分がやりたくないからバイトに仕事をさせたのだとは思わなかった。
むしろ、学生バイトふぜいに任せていいことなのかと、そっちのほうを疑った。
それほどに大きなトラブルだった。
でもそれは逆に、次長が、わたしに任せてもいいと思ってくれたということだ。
その期待に応えなければならなかった。
そして何より、わたしたちには決して落ち度がなくても、わたしたちのところにやってきたことで予想外の事態に陥ってしまったお客さまに、申し訳ないと思った。
お客さまからの組織への信頼を守るとかそういうことは、あのときは考えなかった。(とは言え、属する組織に愛はなくても、そこで働いている以上は、組織を守るために動く義務があるとは思う。)


お客さまがお怒りだから謝ったのではない。そういうことではないのだ。


最初に問題が起こってから、解決までに実に三日がかかった。
それが、翌日13日までの、超絶忙しい四日間にかぶさっていたことは、見事としか言えない。いや逆に、そんな日だからこそ起こったトラブルでもあるのだけれど。


しかしどうしてもわからない。
ちょっとの遅刻なら、こっそり紛れることもできるかもしれない。けれど大幅に遅れてしまったときこそ、きちんと挨拶をして入っていかねばならない。
それがきまり悪かったとしても、最低限悪びれるものだ。それが普通の感覚ではないのだろうか。
悪びれもせず、客観的にみて明らかに遅刻しているのに、自分は遅れていないと言い張る。
そればかりか、会社の時計が進んでいたのではないかと言い出す。
どうしてそんなことができるのか、わたしにはわからない。

遅刻はもちろん比喩であって、実際の出来事はもっと大きなことだったけれど。


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夢に見る。 - 2004年03月09日(火)

確認作業でミスが見つかるところまでは日常の風景。
足が痛くてたまらないのも毎年の感覚。
しかしそこから、どうしてもリカバーできずにお客さまに迷惑をかける。
そしてお客さま全員に、恐いことを言われる。

そんな夢を見る。


明日以降26日まで。
どうか無事で終わりますよう。

どうか。


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お気に入りBOX - 2004年03月06日(土)

歩いて帰るには家はあまりにも遠すぎて、今日はバスを乗り継いで帰ることにした。「この地域から川内キャンパスまでの直通バスはございません」だ。
出勤するぶんには歩きでもいいのだけれど、帰るとなると、途端に家が遠く感じられる。

乗り継ぎの第一歩は駅に出るバスに乗るところから始まるので、駅裏に住んでいるナオちゃんと一緒に出た。なんとなく、駅前のカフェに寄ってから帰ろうということになって、ふたりで入った。

そこで「脳内お気に入りBOX」に誰が入っているかという話になった。

わたしとナオちゃんは、人に対する好き嫌いの傾向が、かなり似ている。
ナオちゃんがいいなぁと思う人は、わたしもいいなぁと思っているということが多い。普段は他の人もいるので、もちろんそういう話はしないが、他に誰もいなかったので、思う存分話してしまった。あんなに自分の気持ちに正直に、誰が苦手で誰が好きだと話したことはない気がする。苦手は悪口にもなりかねないからともかく、好きだと言うのもなかなか気が引ける。少なくともわたしは。

予想通り、わたしたちの「脳内お気に入りBOX」の中身は、かなり共通していた。
しかし共通しないのは、ナオちゃんが人間関係において「待つ」タイプの人であり、わたしが「待たない」タイプの人であるということだ。これによって起こっている現象も、興味深いものだった。


今日ずいぶん長い時間彼女と話をして、やはり頭のいい子だと思った。
これまでのたった二十数年の中で、勉強ができるという意味ではなくきれるという意味で「頭のいい人だなあ」と思った人が数人いるが、彼女はその中に入る。
彼らの言うことは、ときどきわたしの頭の上を飛び越えているので、よくわからないことがある。ヨウさんと仕事の話などしようものなら、時折あからさまに「お前バカか?」と思われている雰囲気を感じる。決して言われないが、そう思っているに違いない。それでも悔しさも感じない。
そしてその「きれる」数人のうち、ヨウさんとナオちゃんを含めた三人が、このバイトで出会った人だということにも喫驚する。残りの人数はそれより少ないのだ。


昔ヨウさんが言い放った「ここで知り合った子なら、仕事が出来ない子とは仲良くならないから」という言葉がわたしの台詞でもあることは、ナオちゃん以外の子には内緒だ。


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何も問題はありませんよ。 - 2004年03月05日(金)

声が出ないと騒いでいたのは先週のことだ。
今週に入ってずいぶんよくなってはいたのだが、出るようになったり思うように出なかったりを繰り返していたので、これからやってくる超繁忙期に備えて、念のために病院に行ってみることにした。
木曜日がお休みの病院なので、本当は水曜日に少し早退して行こうと思っていたのだけれど、退勤間際に厄介なオーナーさんにつかまってしまい、結局延期して、今日になった。午後には大事な仕事がいくつかあったので、午前中をつぶして、病院に寄ってから出勤した。

結論としては、ストレスによって声帯がきちんと開かなくなっている状態、あるいは、ストレスによる声帯の痙攣だという。
いずれも一時的なものらしい。
不眠と同じで、「声が出ない」と思うとますます出なくなるもののようだ。

いくつか合点がいくことがある。
喉の痛みがまったくなかったこと。
一週間前にサークル部員の前で歌をうたったとき、そのときだけは、ほとんど正常に声が出たこと。
この一週間でも、治ったのかと思うと翌日には再び声が出なくなったり、一日の間でも声の出方に変動があったりしたこと。

現時点ですでにかなり声は出ていることもあり、特に治療の必要はないというので、ほっとため息をついて病院を出た。

バイト先に向かいながら、みんなに何と言おうかと考えた。
時期が時期なので、本当のことを言うのは躊躇われる。
かと言って、わざわざ遅刻して病院まで行っておいて、何でもなかったというのも何か変な気がした。
結局、どうやら先週風邪をひいていて声もやられていたらしい、もうほとんど治りかけなので薬は要らないと言われた、ということにした。
みんな、なあんだと言って笑ってくれたので、密かに安堵の息を吐いた。


話は変わる。
バイト先ではスタッフジャンパーを着て仕事をするのだが、このジャンパーの色が、部署またはポジションによって異なっている。
基本的には部署は三つ、本部・斡旋・契約だ。
ジャンパーの色は、本部がオレンジ色、斡旋トップと斡旋の幹部、契約トップとサブは紺色、他の人(つまりヒラだ)は緑色。全体のトップは本部付けになるのでオレンジである。
わたしはもともと斡旋所属で、学部一年のときに緑を着て、翌年は斡旋幹部、その翌年が斡旋トップで去年・今年と本部付けのトップだ。
誰に何色のジャンパーを着せるかを考えるのもたいへんだが、それを着させるのもたいへんだ。

今年の紺の人は出来がいいと思う。けれど、ほぼ全員が、紺を着たがらない。


ストレスフルな状態にはとっくに慣れたと思っていた。紺に変わったときにこの仕事は辞めないと決め、昨シーズン、紺からオレンジになったときに、もう覚悟はしたはずだった。今さら、何を悩む?


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INDEX
past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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