2011年01月12日(水)
あけました/なのにナパームスクエア2010


 あけ…………っ(最後まで言うのをはばかられます)

 いろいろもろもろありますが、今年も見捨てずにお願いいたします。



 更新してないうちにスミレ刑事だったりロミジュリ遠征してきたり相変わらずやっております。
 あ、あと今年もクリスマスSSをついったにて実施しております。ゆめのすずみです。
 (かわいそうに、このひとはクリスマスVDもSS書く日だと思ってるよ)




[伝書鳩返し]

 ほんとにもうすみません。こんなに遅れて返すのならもう黙ってろって感じですが、やっぱりいただくとむちゃくちゃうれしいので返させていただきます。


・>ついったはちゃんと見てますよ!
 >「おたか」と「おちか」が出てくる時代小説は、
 >宮部みゆきの「おそろし」ではないかと。

 忘れずにいただけて嬉しいです、って10月にいただいたレスですみません。
 是非読まなくちゃと読みたいものリストに入れさせていただきましたー。
 こんな調子ですが、どうぞ今後ともよろしくお願いしますー。


・>マトさんのことを、語ってくださり、とてもうれしかったです。
 >自分には言葉にできない不安とか、萌えとか(←)光とか
 >そういう「思い」を言葉にしてくださって、

 ああああありがとうございます。「マト聖さん」エントリはあげてから「言い過ぎたかな」「ファンの方の神経を逆なでしてないかな」とすごく不安だったので、言葉と想いが通じたこと、嬉しかったです、ありがとうございます。
 どうぞ最後までめいっぱい「一番大好き」なマト聖さんの為に駆け抜けてくださいね。


・>それを聞いて私は、
 >「・・・そうやってナツキさんに会いに行くのだ」
 >と思いました。

 ちょ……っ!素敵なタレコミありがとうございます。うっかり萌えました(笑)。
 呆れられるかもしれませんが、47、ちゃんと完結させますのでー。見捨てずにお願いしますー。


[SSSレス]

・>拝見させて頂きましたが、凄い良いです。ポストカード羨ましい。

 すみません、絵文字省略引用です(こちらは見られてないかな…)。
 感想ありがとうございます。すっかり更新とまってしまっていますが、こうやって新しくきていただける方がいらっしゃるのがすごく嬉しいです。




[冬コミ御礼]

 遅ればせながら、年末のお忙しい中「宝塚近代幻想弐」をお買い上げいただきありがとうございました。そして委託先のえみさんたちにも感謝を。
 なかなか微妙なコンセプトの本ではありますが、なんとか売れて一安心です。感想を熱烈お待ちしております!すごくお待ちしております!

 私自身はいつものように昼頃会場入りして、滞在時間15分で撤収し、水上バスでビールを飲んでました(笑)。次回はどうしようかなぁと考えているのですが、やっぱり一度、中に入りたいんですよね……じゃあもし次回うかったらミズナツキアンソロジーでも出します。書いているひとがアンソロジーではなく、書かれているミズナツキさんがアンソロジー(オフ百合からBLまで)(!!!)……い、言うだけならタダなんだからねっ!(笑)
 



 あけたのに、去年し忘れていた総括です。



[ナパームスクエア2010]

 2010年総括……と言いつつ、ほんと今年は更新してなかった!かつ観劇メモ書き漏らしてた!
 という事で、今年のクロニクルは見たものリストに書き漏らした感想をついった引用しながら書いていきます。


◆宙組東宝『カサブランカ』

 感想書く前にSS書いて何やってんのアナタ!という(笑)
 しかも半端な印象で書いたものだからかなりJAROに訴えられそうな(笑)。もう一回観て書き直したかったんだけどねぇ……(あなた劇場に何しに行ってるの)。
 原作映画を全く知らなかったので、普通にドラマに「わあわあ」となってました。すみかがあんな風に膝の上にのっかってきたらそんなん恋が始まらないでどうするよ!と(笑)。蘭寿先輩のラズロが俺的蘭寿先輩史上で最高にすてきでした。抑えた大人の役(でも「我々は生きている」でうっかりいつもの蘭寿歌唱になったのはちょっと笑ってしまいましたが)(笑)。十ゆひがあったらからではなく、ゆうひさんが総受に見えました。やっぱりトップになるって総受って事なんじゃないかと思うきっかけになりました。


◆花組青年館『相棒』
 
 マシンガンに感想を残しているので省略。
 最近とみに行われている「原作つき」。逆裁は逆裁ヲタをタカラヅカに呼び込むことが出来たけれど、相棒は逆にタカラヅカファンが相棒ファンになったというか。一年たって周りをみてそんな印象です。
 あと、正月の特番を見てやっぱり「杉下×神戸」だと思ったので書いておきます(ここでか)。


◆雪組大劇場/東宝『ソルフェリーノの夜明け』『カルネヴァーレ睡夢』

 こちらもいくつかメモとSSを残しているので省略。忙しくて意外に回数観れなかったんですよね(当社比で)。作品的にはどちらも大好きでした。でも思い返すたびにどうしてもちくりとしてしまうのは仕方ないですよね……。


◆星組東宝『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』

 わー、感想全く残してなかったのか!ハプ剣は始まる前に原作読んで行ったらまんまと負け組になったという(笑)。もうユダヤユダヤうるさい!(真顔)。最終的にはエドヴァルドの物語ではなく、エリヤーフの物語と思えばいいんだろうなという感想でした。最後に「おかえり」で終わるあの物語は嫌いでなかったです(だろうね)。「BOLERO」はねねちゃんのあの詩の朗読?がほんと雰囲気あってすきでした。え?いきなりキリマンジャロ行っちゃうの?とは思ったけれど。
 この公演はおやびんの退団公演で、私の愛した男達の相手役だったももかさんの退団に一つの時代が終わるのを勝手ながら感じていました。


◆宙組青年館「シャングリラ」

 私は手帳に観劇予定を組と劇場しか書かないのですが、「3/28、宙組、青年館」に本気でなんの公演かわからなかったよ!今年だったのか!(笑)。
 小柳先生の中二作品でした。観た時は失笑だったのですが、観終わってから無駄に設定資料集が脳内にくりひろげられて大変でした(くやしいけれどいい笑顔)(笑)。十輝いりすさんがまるでポン引きな衣装だったのですが、なんだかあの佇まいがすごく印象に残っていて、ああ、こういう役もできるんだなと思ったのを覚えています。


◆花組東宝『虞美人』

 2010年比(笑)でガツガツ感想残してますね。でも最後のまとめをしそびれている…(そしてもうそれは書けなくなっているという)。せっかくフリップまで用意していたのに!(笑)
 「虞美人」はほんと面白かったです。まさか再演でこんなにマト彩壮にはまるとは。再演ですが私は真飛聖の当たり役だと思っています。

 ソルフェリーノ直後だったので「この劇場には盆もせりもあったはずです!」(ナツキ語録)を思い出しました。


◆星組青年館『リラの壁の囚人たち』

 古きよきフランス映画のような雰囲気と物語でした。思い返すとるりか様のナチコス投げキッス(ひゃあとなって椅子から浮いた)とか、ガッツさんのイタリア男なバリスタコスとか(違う、フランス人)、刑事役の直樹君の黒革ロングコートのカッコ良さとかばかりを思い出します(笑)。
 ちょっとついった引用

・>輝さんのリーゼントはよくなってたのに、あの触覚(違)がいただけない。プロローグは一本で我慢したけど、本編入ったら増えてた「なんだ!(携帯の)電波か!」「ラジオ暗号の代わりにそこで情報傍受か!」「だから電波が入りやすいようにいつも階段上にいるのか!」

・>でも輝さんの甘さを堪能できた作品でした。脚本的に主人公が意外に書き込まれてなく、腹芸必要だなぁ、と思った。その点ではまだ足りないなと思ったのは事実。

 もっといろいろ感じて考えたこともあったんですが、すぱんと抜けちゃってるなぁ……
 りらかべ荘(違)の中庭でマリーノがちらっとソロを歌った時にうっかり涙ぐんだのは内緒です。好きなんです、ええ。


◆宙組大劇場『トラファルガー』『ファンキーサンシャイン』

 どうして大劇場で観てるのーとは聞かない約束で(笑)。これも感想残しているので省略。お芝居が恋愛ものとしてではなく、親子の物語としていいなと思ったので東宝でも観たいと思っていたんですが忙しくてね……(そう思って大劇場で観てきたんだけどね)
 あとこのあたりからハスミユウヤのキャラがガン立ちになった気がします(笑)。ファントムで彼の顔に堕ちて初めてのお茶のみ会にまでいっている前科の身としては、ようやくキタ!と震えております(笑)。


◆月組東宝『スカーレット・ピンパーネル』

 感想を書くかSSを書くか、それが問題だ(君だけのな)(笑)。
 実は途中まで書いた感想がポメラにありました。アヲノさんの「芝居心を感じさせる歌」が印象に残ったと絶賛してあったよ……私は技術的なことはさっぱりなのですが、アヲノさんの歌はいいと思ったのです。SS書いたほどに月版のデュハースト+フォークスに夢中でした。
 運良く役代わりを両方見れたのですが、まさをショーヴランがほんとキモくてよくてね……二人のショーヴランの比較はついったに書いた

・>【俺的役替わり要約】ロベショーが成立するのがみりおブランでしないのがまさおブラン。

・>【俺的役替わり要約】昔のマルグリットガショーブランと付き合ってるとき、マルグリットの女友達が「あの男大丈夫なの?」と心配するのがみりおブランで、「ちょwwwショーブランwww」「ないわー」と言われるのがまさおブラン。

 が我ながら的確だったと自画自賛です(笑)。 


◆雪組大劇場/東宝『ロジェ』『ロックオン』

 これも省略。まだまだしゃべりたいない気分もします(ええ?)。ロジェSSはもうちょっとやりたいなぁ。今SSSにあげているのは、当初予定していたものとは全然違うものなので(笑)。


◆花組東宝『麗しのサブリナ』『EXCITER!!』
 
 感想残してる、偉い!(笑)。


◆雪組青年館「オネーギン」

 実に、実によかったです。「過ぎゆく時のなかで」という普遍的なテーマと、ケーコたんの「ここがだいじなのお!」のディテールが炸裂、理事の少年性、みみたんの理知。歌にはほんと手を握ったけれど、理事とりさりさのデュエットが素敵でした。あとひーたんのドラマを感じる役作り、出オチだけじゃなかったきんぐ、書き始めるときりがない。ふーみんに言われて自重しましたが、ほんと「何度でもみられる作品」でした。


◆雪組青年館『はじめて愛した』

 正塚なのにヒロインとくっついた!ハッピーエンドでよかったんですが、うっかり咲ちゃんに感情移入しすぎて、二回目の観劇時のラストにちょっとひっかかったのは内緒(笑)。ほんと誰か彩風×大凪本を出してほしい(え?だてあれはそっちの意味でも「おつき」なんでしょ?)
 あゆっちのなりふりかまわないヒロインっぷりがよかったです。鼻の穴なんか気にスンナ!(笑)ラストの二人のデュエットがまたよくて、しばらく雪組では観られなくなると覚悟して(……)観てました。カメラは昨日を未来に連れていくの歌と、コマのソロが好きでした。わたしの沙月愛奈が大活躍。(本人比ですが)芝居うまくなったよね……彼女の芝居が変わったと思ったのはソルフェリーノ東宝の後半から。やっぱり大劇場でせりふをもらうってすごく大事(話がそれた)。
 あと、せしるの医者にときめきすぎた。革ベルトの時計に至るまで隅々萌えました。
 そのせしるがフィナーレでコマとシンメだったんですが、ふたりとも違う方向にこってり男役してて、見応えありました。


◆月組東宝『ジプシー男爵』『ラプソディックムーン』

 古きよき宝塚歌劇でした。全員生還はどう考えてもみんなに軍服を着せたっかったの><以外の理由を思いつきません(笑)。噂通り、青樹泉さんが二代目立樹遙を襲名してました。むしろ「青樹泉(CV:立樹遙)」的な。マギーがついにカマキャラを本気で押し出してきたのかとちょっぴり驚きました。
 惜しみないアヲノさんの美脚に大笑い(ほめ言葉)。霧蒼がぐっとつまってきていいコンビになったなぁと。ツンデレパリにニヤニヤしつてました。


◆花組全ツ『メランコリックジゴロ』『エンターザレビュー』

 めおマチウにもってかれ、ベルトをぶんなげる壮スタンに大爆笑し、まりんパパに泣かされました。再演キャストを聞いたときは「え?」と思ったのですが、みんな自分の役にしていて、中日とはまた違った楽しみがありました。だから再演っておもしろい。
 くだんの「帰りたいか」の解釈は初見時に「ガビーン」ってなったんですが、

・>【メラジゴ】ラストのあのセリフがなくなった件は「幸せの夢」でうたっている「言葉にしなくてもわかりあえる」て事につながるのかなあと思ったら急にぎゅわんときた。はっきり言葉にしなくても「俺はジゴロで文無しで」をフェリシアは愛の言葉として受け取った、て顔をしていたのだもの(ぎゅわん)

 と、思って自分の中では腑に落ちました。
 ショーで客席にサービスしまくるマトさんを見ながら、カウントダウンの音を感じていました……


◆星組東宝『宝塚秋の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』

 全ツ梅芸バウ博多座と欠席したので、半年ぶりの星組でした。この私が涼さんに半年も会ってなかったなんて信じられない!という訳で茶会にもいってきました。参考ツイート(笑)
 日本ものショーが非常によかったです。遊郭の場面がほんときれいでね、刀と血のリアリティも最高でした。遊郭のマリーノをあちこちで誉められてうれしいかぎりです(おまえが)。が、実は自分的にはプロローグの元禄娘のたちいずまいも印象に残っています。やっぱり違うんですよね。伊達に研15じゃないです。なかなかちゃんと応援できていないのですが、このまま残ってほしいなぁとせつにせつに思っています。
 芝居は石田故なのか、原作ゆえなのか、どうしてもひっかかるところも多かったのですが(私は「都合のいい女になってあげる」がどうしてもわからなかった)、そこは星組が壁登りしているだけで余裕でお釣りがきます。輝彦さんの軍曹がすごいすてきでねぇ。すごくコミカルにつくりこんでいたと思うのですが(DORの言い回しとか)、それが「敢えてヒールを演じている」って感じでね。ソルーナさんの前では鬼軍曹の兜を脱ぐのと、「彼らは民間人だ」の言い回しがすごく好きでした。
 ゆめのすずみのフラグが立ったのはここからです。



 ざっくり総括として。
 ベスト芝居はオネーギン(ちょう僅差で虞美人)。ベストショーは踊り絵巻。退団公演は思い入れがありすぎるので外します。
 番外編として外部ですがCOCOがすばらしかったです。あと2010年もゲキシネで新感線にひれふしたので、いつか生で観てみたいと主張しておきます。


 毎年無駄に選出しているMVPは、やはりミズナツキさんのすべてに捧げておきます。


 駆け足で振り返りましたナパームスクエア2010。
 2011年はOG担とヅカヲタの比重をはかる年となりそうです。
 今年もたくさんいい舞台がみられますように!



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