三文役者
やす



 言葉無し

作家の野沢尚さんが自殺したらしい。
「この愛に生きて」や「恋人よ」が好きだった。
もっと生きていて欲しかった。

2004年06月29日(火)



 KILL BILL vol.2

新宿ピカデリーで「KILL BILL vol.2」を観る。
最終日という事で、50人ぐらいしか入らない場所まで追いやられていた。

前作に比べて馬鹿さ加減はかなり抑えめ。
まぁでもユマ・サーマンが中国拳法の達人に弟子入りする所とか充分馬鹿なんだけど。
タランティーノの持ち味が今回の方が色濃く出ていて良かった。

2004年06月25日(金)



 肉屋の息子

THE SHAMPOO HAT「肉屋の息子」を観にスズナリへ。
うまく言葉で説明出来ない。様々な関係性や感情が凝縮された世界。
物語は静かにたんたんと進むが、空気は張り詰め、舞台から一時も目が離せず。
この空気が味わいたいからこそ、いつも観に行ってしまうのだろうな。

2004年06月22日(火)



 天使の羽根

なかのZEROにて「天使の羽根」を観る。
4本の短編にて構成されたオムニバス作品で、
作中に天使の羽根らしき物が登場する事が共通してる。
作品のカラーも心温まる様なファンタジー系で統一されていた。
一週間後にトリウッドで更にまた5本上映するらしい。

こういう自主制作の短編を幾つも上映する様な企画は、
様々な監督の作品と役者を1度に観る事が出来て非常に参考になる。
これからも積極的に足を運ぼうと思う。

なかのZEROは学生の頃に公演をやった場所で、
駅から向かう坂道を歩いているといろいろと感慨深い。
もうあれから10年経つんだな、少しは成長してるんだろうか俺。

2004年06月20日(日)



 世界で一番悩んだ男

市ヶ谷にてオーディション。
ドトールで監督や助監督、制作の方々と会う。
トラウマを抱えた巨漢の肉屋の役で、読ませて貰った台本も非常に面白かった。

終了後、山本さん出演の舞台「世界で一番悩んだ男」を観に現代座まで。
現代座は初めてだったけど武蔵小金井の駅からかなり歩く。
事前に貰った場所案内のメールに「かなりの住宅地」とあったが、
文字通り住宅街の真ん中にポツンと劇場がある様な感じだった。

物語は約二千年前、キリストを裏切ったユダの話。
ベースとしてしっかりとした真面目な物語があって、
随所に小劇場系の笑いのエッセンスが散りばめられている感じ。
安定した芝居をする役者さん達が多かった。
青年座の人達が多く参加してるらしい。

2004年06月19日(土)



 キューティーハニー

庵野秀明監督の「キューティーハニー」を観る。
技術では無く心意気を見て欲しい、という監督の言葉に納得させられる。
遊び心に溢れた演出の数々、個人的にはもっとくだらなさ全開で突っ走って欲しかった気も。
個性豊かなキャスティングが絶妙で、特に片桐はいりさんと新谷真弓さんが良かったかな。
2人ともコスプレで原型留めてなかったけど。

2004年06月16日(水)
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