二度目の恋。
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2005年12月28日(水)

ラストスパート〜♪

この時期、徹夜で物書き(描き)してる方が多くて励まされます……。


編集者さんから「ホントに書けるんですか」確認電話があって、「書けないのなら今のうちにリタイヤして刊行予定変更手続に入ったほうがいいことはいい」とも言われたんですが、もちろん、それはしないわけで、「そりゃしないほうがいいです」とも言われて、つまるところはラストスパートしてます。anegoSPリアルタイム視聴は無理っぽい(時間もないうえに家人がプロX最終回を見るとか言いだした)。


さあ、がんばれ。




2005年12月26日(月) 届いた。特番。だらだら

本が無事に届きました。三日遅れ。事情が事情だけに文句を言う気にもならず、「お疲れ様です」と受け取りました。送り主さん@in東京はこんなに遅れてるなんてたぶん気づいてらっしゃらないだろうと思うわけですが。すべては雪のせい。自然が相手なのでどうしようもありませぬ。

なにはともあれ本になって良かった。
自分の出した本はどれもこれも好きですが、今回のは帯のあおり文句と内容のバランスとか含め、結構、特別に好きになりそうです。というか、帯が嬉しかった。帯を見て心から納得したのは正直なところ今のシリーズで初めてで。使って欲しかったフレーズを使ってもらえたというか。これまで、「なんでそこ帯に使うかな?」と思うこともないではなかったので。それはたぶん、会社の売りたい部分とこっちの書きたい部分と実際に書けている部分とのバランスが悪かったということで、今回、それがしっくりおさまったんだと思うわけです。書きたいことが書けて、伝わったということ。難しいのだな、しかし、これが。……自分の本でなければ帯の文句なんてそんなに気にしない、ってのが実際のところだったりもしますが。


なにはともあれ、新刊に乾杯。売れますように(祈)


……そして、次の原稿はまだまだまだまだ書けていない。がんばれ私。



種特番ネタバレをちらりと読んで、なんだかすごく楽しみになったんですけども(笑)。なんかこう、ピンクの姫様的に。友達はホントに録画してるだろうか。確かめてないんだけど。してるもんだと思いこんでるんだけど。次のライブで泊まりに行ったときにもで見せてもらおうと思いこんでるんだけど。でもそれは早くても4月なんで、やっぱりその前に貸してもらいたいとも思ったりする。とりあえず、城ホールの開演前に詳細を聞き出すことにはなるんだろう。……んで、たぶん、それまでに原稿ができてる可能性は低いだろうなと………締め切りに追われながら城ホールって、それはそれである意味「夢がかなっておめでとう私」な光景ではあるんですが、なんだかなあああああがんばろ。


久々にテンション高くなってきてるんで(というか疲れ切って原稿書く気力がないので)、日記をだらだら追記してます。それにしても今年のクリスマスは何もなかった。ホントに何もなかった。ケーキすら食べなかった。悔しい。そのぶん正月はだらだらしようと思います。嫁奉公が嫌だとか考える余裕もないくらいに今はくたくた。よかったです。ちょい前、まだ余裕があったころは、「あー正月が憂鬱」とか思ってたけど、今は別にそんなことを考える暇もない。暇がないのは自業自得。そのぶん1月はだらだらしようと思います。うまくいったらゲラが来るだろうからそれをやって、いかなかったときのことは考えてもしょうがないからおいといて。次の締め切りは3月らしいという話なんだけども確かめてないから判らないし、とりあえず、それより早く何かあるってこともないだろうし、小さな書き物仕事がまた一つ入るのと、正月早々の音楽仕事があるのと、そのくらい。バーゲン行って帝国劇場行って、のんびり暮らそう。というか、荒れ放題の家の中をなんとかしよう。


そういえば、年賀状はいつ誰が書くんだろう、うちの家。ほったらかし中。



2005年12月24日(土)

運命特番、確実に録画しているであろう関西在住の友人がいるってことを忘れてました。種無印のときに見逃したぶん全話見せてくれた貴重な友人だというのに。年末に会うからいつか見せてくれるようにお願いしておこう。でもたぶんその前にディアミリ的に見る必要があるのかどうかは判明してるんだろうな……(あんまり期待はしてません・涙)。


降り続く雪。混乱し続ける交通網。武道館や松竹座にたどりつけないひとが発生しませんようにと他人事ながら祈ったりしてたわけですが、寒波がこのまま続けば自分自身も他人事ではなくてヤバい。年末の城ホールに行き損ねたら、今年はもう正月はどこにも行かずに家でふて寝します。城ホールでのエネルギー補給なしに嫁奉公なんか耐えられない。……つーか、城ホールに行き損ねるなんて考えられない。神様ヘルプ。

本はまだ届きません。宅急便はほぼ機能停止している模様。もう何が何やら。白魔退散祈願中。


2005年12月23日(金) 特番やるのかな。

運命特番、どうやらホントにやらないんではないかと。うちのあたり。フレッツ頼みですかね……フレッツはやってくれると信じてるんですが。それもまだ不明。実家にビデオ録画頼むかなあ。年末年始の録画SOSも、一度か二度くらいならOKしてもらえそうだと勝手に思ってて、その手札をどこできるかの問題なんですね。運命特番か、年明けの八犬伝orテレビ東京長時間時代劇or土方歳三最期の一日か、はたまたエイト出演のスカJ特番か。年始は嫁奉公してて見られないぶんの録画を頼めるなら頼みたいところで。スカJはなー。録画してもらうほどの内容かどうか判らない上に、頼むがいちばん恥ずかしい(アニメは今更なんの抵抗もない・笑)。……たぶんどれこもこれも結局はあきらめるんでしょうけれど(なんとなく、そんな気がする。どれもそこまで必死になるほどじゃないしな……)。

楽しみに待ってるのに本が来ません。積雪渋滞に巻き込まれてるんでしょうねえ、どこかで。高速道路の上とかで。待ってるのに。届いたら乾杯しようと手ぐすねひいているのに。


2005年12月22日(木)

今日はまた雪かきだろうなあ、夜までには。
現在、吹雪いてます。

ここらはまだいいんですけど、普段降らない地域に降ると大変なんだろうなと。こちらでの生活に慣れた頃に関西に戻って、十センチくらいの積雪があって、そんなの積雪とも思わないで出かけたら交通が見事に混乱してて「なんでこのくらいの雪でー」と呆れたもんでした。すっかり感覚が雪国仕様。スタッドレスはいてる車がほとんどいない世界では仕方のない話だって。

じきにクリスマスだっていうのに、何をする暇もありません。ただひたすら原稿を書くだけ。どうしてもっと早く仕上げられないんだろう(涙)。

今日か明日には秋に仕上げた原稿が製本されて届く模様。待ち遠しいです。やっぱりこの瞬間がいちばんわくわくするんじゃないかと思う。……雪で遅れそうな気もするけど。


「はぐれ刑事SP」は録画だけして見られてない。anegoSPの頃には仕事から解放されていたいです。


それにしても寒いっ!


2005年12月21日(水)

チケット運がいいのか悪いのか。あれこれはずしてる割に、久しぶりにアルフィーさんのチケットがアリーナでした。年明けの帝国劇場も、はずれたぶんももちろんあるんですが、当たったのは割といい感じだったり(席だけじゃなくて日付とかコミで。でもコレは友達の運ってことかも)(あ、それを言ったらアルフィーもエントリーしたの友達だ)(でも自分が当たったのもあるけど)(まあどうでもいいんだけど)。……基本、あまり席にこだわりがなくて、「その場所で同じ空気を吸える」のが第一なんですけど。ともあれ、アリーナでも5列以内ではなかったんで、服を買うのはバーゲンまで待とう(笑)。




さあ今日も仕事だー。
この数日、雪かきしなくてすんでるので楽です。毎日朝晩雪かきだったときは辛かった。でも外はまだ、12月とは思えない雪景色です。2月だったら当たり前なんだけども。



2005年12月19日(月)

長谷川さんが卒業してしまう!……と書いて誰が何をどう卒業するのか判ってくださる方も少ないかと思いますが、アルフィーのサポートドラマー長谷川さんが今のツアーを最後にアルフィーを離れるとのことで。昨日知りまして、少なからずショックを受けました。18才から22年間アルフィーのドラムを叩き続けてきた長谷川さん。アルフィーから長谷川さんのドラムが消えることがあるなんて思ってもいませんでした。円満卒業だから拍手で送り出してあげるべき(なんかえらそう)なんでしょうけれど、でも寂しい。特に長谷川さんのファンだったかっつったらそうではないけれど、そこにいて当たり前だと思っていたひとだったし、メンバー3人にキーボードとドラムというたった5人(たまにツインドラムになって6人)で作り上げてる音楽なのだし、そのうちの一人が代わってしまったら、絶対に音は変わるんですよね。それがショック。私がファンになったときにはサポートメンバーはキーボード菊池&ドラム長谷川体制で、菊池さんが山石さんに交替になった(戻ったというべきか)ときには、しばらくサウンドの変化に慣れることができなくて「菊池さんの音が好きだった」とちょっと引きずりました。今は山石さんの音も好きですけど、あのときに「サポートメンバーの影響って大きいんだ」と思ったんですよね。今年のライブ参加予定はあと一回。それがアルフィーにいる長谷川さんの見納めです。あのドラムを耳にやきつけてこようと思います。



2005年12月17日(土)

あなたの小説はここがこういうふうに駄目なんですとえんえん編集者さんにダメ出しをされたあげくに「もう使えませんから」と宣告された夢を見ました。目覚めた瞬間に夢なのか現実なのか真剣に悩んで夢なんだと判った瞬間の安堵と来たらもう。あああ夢で凹んでる場合じゃないー。


2005年12月16日(金) 氷の世界。

笑ってしまうほどに雪が降り続く日々。「雪かき用のモビルスーツ誰か開発しないかな」とぼやいたりしてます。壊れた町の瓦礫撤去をモビルスーツがやってたりもした種世界では、当然、雪かきもモビルスーツがやってくれるはず。……つーか、屋根にも道にも融雪装置くらいついてる世界なんだろうな。うらやましい……………。



2005年12月15日(木)

雪です。
雪かき筋肉痛の日々です。

あと十日で原稿仕上げられるようにがんばります。せめてクリスマスはゆっくりしたい。


2005年12月14日(水) 春はまだまだ……。

雪かきで筋肉痛です。
春よ来い。早く来い。
雪国に住むようになってから、春が来る幸せを何倍にも感じるようになりました。冬来たりなば春遠からじ。がんばろー……。

雪が降ると交通機関は乱れ、テレビの電波も乱れます。種やってたときはドキドキもんでした。頼むから土曜日に降らないでくれと。いくら祈ったってこればっかりはどうしようもないですが。








2005年12月13日(火) 春が来る。

気が付けば、アルフィーさんの春ツアーが発表になってた。今の希望としては、3〜6回参加。エントリーしてもとれない可能性があるのが名古屋と大阪くらいで、名古屋は誕生日ライブだからダメ元で電話だけは試みる予定。しかしこのひとのバースデーにエントリーした年には倒れるという嫌なジンクスがあるんで、健康に気をつけねば。

そうやって来年の予定を考えて、まあいろいろそのほかのことも考えて、物書き予定とか、サイトとか、来年秋の某イベントとか、とりあえず年明けの帝国劇場遠征とか、そんなことも考えて、やっぱり少々煩悩を規制する方向に人生軌道修正したほうがいいのかなと思ったりしました。ときどき、周期的に、そんなことで迷ったりするのです。別に「ハマった!」系の楽しみがなくたって、仕事と趣味とあったら生きていけるんじゃないのかなと。あー、でも「これが最後のハマりものだから」「あとはアルフィーだけでいいから」と何度つぶやいたことか。みんな嘘になってしまってます。くそー。


さーて、仕事しよー。
ラストスパートにかかってます。ホンマにもうあと十日とか二週間とか、そんなもん。迷ってる暇もないぞっ。


2005年12月12日(月) 「義経」最終回

始まる前はそれなり楽しみにしていたはずなのに、結局片手で足りるほどの数しか見なかった「義経」。最終回だけは見たんですが、展開が早すぎて、主従が追いつめられていくところを三週間がかりくらいでやってくれたらよかったのにと思ってしまいました。弁慶の腕のなかで死ぬのが他の誰でもなく電車男だったところも謎で。いやー電車男みとってる間に大事な大事な義経さまが相当ピンチになってましたよ。いいのかアレで。「主要メンバーのなかでいちばん演技力がありそうだからいまわの際の科白をたくさんもらえたのか?」などと勘ぐってしまったわけですが。ドラマのなかでの位置づけがあんまり判ってなかったからなんでしょうね。ストーリーがほとんど判ってない者でも史実を知ってればなんとなく見られてしまうところが歴史物の良さです。そして弁慶の立ち往生には問答無用で感動します。判ってても感動する。こういう伝説の名エピソードというのには、文句言えないです。かっこええ!


「新選組!」は、全話とはいかないまでも、要所要所は欠かさずチェックしていたのに「義経」は壇ノ浦も那須与一も安宅の関も見逃した。結局のところ、出ている役者がどうこうというよりも、題材そのものへの愛の問題で。「新選組」は自分のハマりもの史上考えても、しばらくトップに君臨していたことのある大事な大事な存在で、「義経」は、「まあ好きかな」程度の位置づけを越えたことはないので。


ラストで天馬になって駆けていった義経さま。あれは「モンゴルに渡った」伝説を暗示してるのね、などととぼけた解釈もしつつ、なんかびっくりのラストでした。綺麗でした。


2005年12月10日(土) バイト

珍しく外仕事のバイトでした。楽器演奏。基本、幸せのまっただなかみたいなところに出かけていく仕事で、幸せオーラにあてられて帰ってきます。あー幸せでいいことだ。


2005年12月09日(金)

調子よく仕事ができた日は夜まで高揚が続いて眠れず、次の日眠くて調子悪いという連鎖をどこかで断ち切りたいです。難しい……。


アルフィーのコンサートにいきたい。……今月末には行きますが。
別グループのライブDVDばっかり見てると、たかみーのギター欠乏症になるのでした。あのごちゃごちゃした音作りが。あの癖になるような音の洪水が。欠乏してる。早く城ホールで踊りたーい。……そうは言いつつ、仕事BGMはエイト。振り返れば今年はしみじみと浮気の一年でした。高見沢さん以外のナマ人間にハマることがあろうとは。仁カメで引き返しとけばよかったのにねと自分につぶやいたりします。


コンサート用の服をどうするか悩み中。新しい服を買って臨みたいのは山々なんですが、その時間的精神的余裕があるかどうか判らないことに加え、数日後にはバーゲンになると判っているのに新調するのが悔しい貧乏性。そもそも年末ライブはそのまま帰省嫁奉公と繋がっているため、そっちモードの服でないとまずいって制限もあって、イマイチめんどくさい。んで、今年は年明けに舞台「DreamBoys」があるから、そっち用の服も買いたいわけで。東京遠征あるとなれば、他の場所でいくらか節約モードに入らないとまずいし。やっぱり服はバーゲン待ちか。城ホール用にはジャンク系アクセサリでも新調して。好きなひとに会いに行くには、やっぱり何かひとつは、それ用のものを買いたいと思うわけで。……チケットがアリーナ5列以内だったら迷わず服買いますけども(昔からの自分のなかの決まり事です・笑)、まだ届かないんだな。



2005年12月07日(水) 仕事日記

昨日の問い合わせに対する仕事先さまからの返事。「20日頃が理想だけれど、無理なら31日夜まで待ちます」。……なんか極端。20日は8割方無理だし、いくら遅れても31日まで引っ張る気もありませぬ。


最長であと20日ちょいあるなら、ギリギリ崖の上よりも一歩楽な気持ちでクリアできる気がする。

今幸せなこと。
今書いているキャラクター、原型ができたのが七月ごろで、輪郭まで決まったのはほんの二ヶ月ほど前なのだけれど、ようやく、その人物たちの、書く必要のない背景までいろいろ考えたくなるほどに愛着が湧いてたこと。生まれてから小説に登場する年齢になるまで、誰とどうやって暮らしてきたか。言ってみれば二次創作的な部分を、暇なときに妄想してみたりするほどの愛着が、ようやく湧いてきた。というか、余裕ができたというか。……んで、あーこういうのも初期の頃のキャラクター以来だなと思いました。チャンスをものにしなければと必死になってばかりだったこの二年ほど、そんな余裕も遊びもあんまりできなくて、この二年ばかり書いていたキャラクターには設定以外の裏話を自分のなかに作る余裕もなかった。思い入れが薄いとかそういうことではなくて、いろいろ思いはあるんだけれど、必要でない部分にまで気持ちがまわらなかったというか。生い立ちや家庭環境はもちろん考えるんだけど、本編に登場する予定のまったくない友人関係のエピソードを短編ネタになるくらい考えるとか、そういうの。初期の頃、登場人物の親世代の物語まで考えていたのを思い出したりしました。必要ないのに。本編にかすりもしないのに。そういうのがいいのか悪いのかは判りませんが。作品にはさして関係ないのかも知れないし。


初心ってやつを取り戻しつつあるようです。
忙しい日々に流され、いつしか何かを見失ってたようで。

多分いま書いてるのが第一作と似たノリだからなんだと思うんだけど。
一作目のあと、編集者さんとのお話や、環境や心境の変化で消えていってたものを、今回は取り戻せそうな気がする。それがいいのか悪いのかはともかく。もしかしたらいい方向に変化してた部分を捨ててるのかもしれないけれど、でも、たぶん、あの頃よりも成長したものを付け加えたあの頃テイストのものが書けるはずだと思いたい。この話のプロット段階で「あんたのチャンスは(このジャンルではと一応限定つきではあったけど)これっきりかもしれん」と最後通告のようなことを言われて、最後になるかもしれないのなら思いっきり好きなことをと考えたとき、書きたいのはやっぱり第一作みたいなテイストのだったわけで。ずっと私の話を読んできてくれたひとに(あるいは私の嗜好を熟知しているひとに)「これ、あんたらしいなホンマに」と爆笑してもらえるようにがんばろうと思う。


2005年12月06日(火) 野ブタとか仕事とか。

家人が留守だったので、食事のBGMにたまっていた「野ブタ」録画を消化。なんつーか、思春期ドラマで、むずがゆい(照)。面白いとは思うんだけども、なんつーか、こう、「ごくせん」ほどにシャレで楽しむもんでもないところに発生するむずがゆさをどうしたらいいのか悩むわけです。あーむずむずするっ。原作も少し前に手に取ってみたんですが、とっても思春期小説ぽかったのでためらってしまいました。



仕事日記。
年末締め切りだと思っていたら、「年内に印刷所に入れる」んだそうで、前者と後者の間にどのくらいの日数差があるのか問い合わせるのが怖い。28日くらいに編集者さんにメール添付で送ろうと思ってたんですが、それでは絶対間に合わないんだろうな。


でも、できるんじゃないかなという目処は立ってきて。ようやくテーマが決まった。「大阪ロマネスク」みたいなのが書きたい。恋をするなら御堂筋から。みたいな。……というのは、まあシャレなんですが、久しぶりに初心に返れそうで。下手したらデビュー作とかぶるぞというくらい初心に返れそう(結局それが自分の追求したいテーマなのだな。売れないと編集者に言われても!)。


書くぞー。


2005年12月05日(月) 仕事日記。

同じところを(推定)100回以上読み直していると、もう面白いとか面白くないとか判定できるもんじゃなくなってんだろうなと。それが自分の書いたものならなおさら。典型的な泥沼状態だと思うわけです。あかん。初めて登場するはずのキャラクターも自分のなかで手あかがついちゃって、これではどうにもなりませんよー。
とりあえず、できることは、がんばることだけ。

これ前にも書いたかもですが。田村由美のマンガが好きで、「巴」以降ずっと集めてて、最近も「7SEEDS」の新刊買ってきて楽しんでるんですが、その田村由美が昔のマンガのあとがきで「むかしプロの漫画家が締め切りが大変だとか書いてるのを見て、なんで好きな仕事なのにそんなギリギリまでやらないんだろうと思ってた。プロになって判った。やっぱりギリギリになるもんだ」みたいなことを書いてて。いま、締め切りが厳しいとか自分であえぐたびに思い出します。……私の場合はプロとしての成長速度が相手の期待に添えていないからギリギリになるんだろうけども。

「7SEEDS」はキャラが多くて大変ですが、そのぶん、筋がのんびり進んでてもあんまり気にならない。エピソードとしては花とハルの話が好き。「大切な人と 大切な夢を失うのと どちらがつらいだろう」。終末を迎えた世界のなかで、花にはなくしたくないひとはいてもなくしたくない夢はなく。ハルは逆で。だけどそれが同じくらい辛いもんなんだろうと察してあげられる花が好きで。私はたぶんハルみたいな人間だったので。ハルくらいの年齢のときには。


2005年12月04日(日) 「終わりに見た街」

昨日やってたドラマ「終わりに見た街」。
82年に一度放映されたもののリメイクです。現代の家族が太平洋戦争時の日本にタイムスリップし、そこでなんとか生き延びようと必死になってあれやこれやする、という話。子供たちが洗脳されて軍国少年になっちゃったり、東京大空襲の情報を事前に流して人びとを助けようとするんだけどうまくいかなかったり。82年の放映時に見まして(年齢ばれますが)、それはもう何日かうなされるぐらいのショックを受けた作品でした。ラストがえぐい。とにかくえぐい。当時まだ幼くて繊細だった私は最後のオチがともかく怖くて怖くて、こんな気持ちの悪いドラマを「いい話だから見るように」とすすめた学校の先生を本気で恨んだものでした。今でも私は基本タイムスリップもののドラマや映画が嫌いですが、その原点はこれと「戦国自衛隊」(これもリメイク前の奴)です。タイムスリップものにはろくなオチがつかんというのをこの二つで学びました。

二十年たっても忘れていなかったラストシーン。今回はどういうアレンジになっているのかと(タイトルが同じだからオチも同じだとは思ったけど)、ラスト30分だけ見ました。同じオチでした。ここからネタバレで書きますが、それまでタイムスリップしたと思いこんでいた街が実はそうではなくて、太平洋戦争では無事だったはずの町にまで空襲があって、それに巻き込まれて瀕死の重傷を負ってしまった主人公が廃墟のなかから這いだして「こんなはずではないのに」と思って空を見上げると、そこには現代の高層ビル群があって、つまりは第二次世界大戦中にタイムスリップしたと思いこんでいたらそれは間違いで、そこは実は現代であって、「終わりに見た街」というのは原爆を落とされて廃墟と化した現代の東京で、隣で死にかけてた男に「今は二千……年だ」と聞かされ「そんなはずない」と驚愕のなかで主人公も家族も町のひともすべて死んでいく、という話。

今見ると「ああ、ありがちなオチだよな」と思う。でも、たぶん人生でいちばん始めにあのオチに出会った82年当時の私にはショックだった。その場で凍り付くほど怖いラストだった。嫌な作品だったなあ、ホント。自分に子供がいたら絶対見せません(笑)。同じ戦争タイムスリップものでは、「WINDS OF GOD」の夢オチもなんだかなと思ったんだけれど、それでもあっちのほうがまだマシだ。スタンスは全然違うから、主張としてどっちがいいか、って話はまた違うんですが。……まあ、二十年経っても忘れられない作品なんだから、そりゃもうインパクトのある優れた作品なんだろうとは思うけど、それでも、インパクトにも限度ってもんがあらーなと思ってる作品です。子供に見せるもんじゃないだろーと今でも思ってるぞ。あのときの担任の先生が山田太一好きだったんだろーな。で、そんな怖がりの子がいるとは思ってなかったんだろうな。子供って大人が思う以上に怖がりなことがあるんですよとあのときの先生にタイムスリップして言ってやりたい(笑)。








2005年12月02日(金) 森さんと渋谷さん。

森博嗣と渋谷すばるでは、私のまわりでは(という限定が必要なのかどうなのかは判らないけれど)圧倒的に前者の知名度が上だと思います。つながりがあんまり意外だったんで、すばるさん日記にその名が登場したとき、「あの森博嗣」ではない別の森博嗣の話なのかと思ってしまったよ(笑)。でも著書を著名人千人にプレゼントする企画ってホントにあの森博嗣本人がやってられるんですね。んで、それがすばるさんのところに届いて、すばるさんが喜んでWEB日記に書いた、と。またその書き方がね。自分は森さんを知らなかったし森さんも自分を見たこともないだろうと言い切ってるところが、すばるさんらしかった。著名人と呼ばれるほどの者でもないのに、とか、ホントに自分を推薦してくれたひとがいるのか判らないけどとか、妙に自信なさげにびっくり狼狽えモードなところも、すばるさんらしい。でも嬉しかったのね。それはすごく判った。そりゃあの森博嗣だもんね。まわりの人に聞いたらとっても有名なひとだと教えてもらえたはずだ(笑)。

「あの森博嗣」がホントにそんなことをやってるのかどうか判らなかった私は、御本人のHPに行って確かめました。著書プレゼント相手リストに「渋谷すばる(関ジャニ∞)」と明記されてるのを見て、なんか嬉しくなりましたが、あんなふうに大々的にジャニWEB日記に書かれた日には、森氏のHPの今日のアクセス数、私みたいに普段行かないひとのぶんそれなりの数、増えるんではないかと。ちなみにプレゼント相手リストですばるさんの名前を確かめたあと、次に私はしたことは、もちろん「高見沢俊彦」を探すことでした。あった。よかった。なんか嬉しかった。たかみーには(アルフィー)ってついてなかった(笑)。その次にしたことは桜井坂崎のお二人を捜すことでしたが、これは見つからず。エイトのほうも、すばるさん以外は見つからず。村上ってあったからヒナちゃんかと一瞬思ったら「村上弘明」でした。わたくし、こっちの村上さんファン歴のほうがだんぜん長いです、ヒナちゃんファン歴より。そうだよな、今年の春までは村上といえば弘明さんだったのよ。ごめん政さん(@必殺仕事人)浮気して。TMネットワークは三人ともいた。ちょっと悔しかった(笑)。あ、レボレボもいました。


これで私が「星の玉子様」を買ってたら笑って下さい。しかしたかみーもすばるさんも(そして村上弘明@鍛冶屋の政さんも)持ってる本だと思うと買いたくなるのが人情だ。森博嗣氏の思うつぼです(笑)。




仕事日記。
ゲラ終了。あとは年内の仕事、原稿のみ(+小仕事二つ)。
一日ごとにギリギリ度が増すばかり。がんばれ私。



2005年12月01日(木) 年末スペシャル

「運命」の年末スペシャルが決定したそうで。噂を知って公式サイトに確かめに行ってみたら、放映日が「関東」「関西」のあいまいな記述。どっちにも入らない人間はどうしたらいいんでしょう。放映してくれるかどうか判らないってことですか。年末年始のどの時間に入り込むか判らないってことですか。嫌だ、そんなの。

いいよ、手直し最終話なんか別に見なくていいし。
………とはとても思えないですよー!
何があるか判らないし、少しでも新カットがあるなら、後半のつくりかたから見て、サービスカット一つくらいはありそうじゃないですか、少なくともディアッカさんのほうは。ミリィはともかく。というかディアミリはともかく。


やるなら全国的にちゃんとやってください。お願いします。少なくとも種放映地域ではやろうよ。頼みますよ○○○さん←地元放送局。……って書いてみて思いだした。私にはフレッツという強い味方がいるんだった(笑)。そうだわ、フレッツならやってくれるはずだわー!!!

まあでもやっぱりテレビ画面で見たいんで、地上波プリーズ。



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