発熱






躯が熱を帯びると
何故かとても気持ちイイ

確かに暑いけど
それをも越すナニかが
あたしを突き動かす


テンションがhighになる


あたしは少し微熱くらいの方が良いのかもしれない






裏無情







作り笑いで涙堪えても痛みは取れないんだ
残るのはチクりとするわだかまりだって知ってる筈
なのに僕はまた、繰り返し笑ってしまう

寂しい僕の中は唯の空洞で、みんな通り抜けて行くよ

表情と気持ちと仕草と本能と
ごっちゃになって出来てる
それが、僕なんだ
『僕』の実体なんだ



イカナイデよ、置いて行かないで、ぼくを、ねぇ、




コンポの音が煩いんだ、誰か止めて
息を、止めて







おいてかないで






白昼夢・2






おもむろに見上げたら
キミの紅い瞳に吸い込まれた



世界は一変した





天と地が逆になった
あたしは天を歩いてる
あたしは地に居るのに
躯だけ天に在る

何故だろう
凄く人恋しいのは





瞬きをしたら
元の世界に戻ってた



闇に吸い込まれそうだった
紅い闇に






メィル






ヒトを知ルって
なんて難しい事

判ったような口聞いても
逆に忌み嫌われてたり
するもんだよね

ヒトを知ルって
なんて難しい事

あたしの想いは結局
届いたりはしない
掻き消されて
風にまかれて戻ってくる

ヒトを知ルって
なんて難しい事
なんて
なんて悲しい事

お互いに築き上げてきた
世界も
あたしが触れてしまった
聖域で
瞬時に厚い壁に覆われてしまう

知ってはいけない
知ってはいけない
知ってはいけない
触レルナ
触レルナ
って
黙示されてたのに
気付かなかった
黙従していれば
よかったんだね

難しい悲しい
でも
止められない

知りたいのに
知れないって
本当、ツライ






基準






逢いたくて
でも
合いたくない

話したくて
勿論
離したくない

そんな気持ちは
曲がってる
なんて云った
そこのアナタ

あたしとトモダチに成りませんか





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