ヨシナシゴト

2002年02月28日(木) 始動

 ゲーム作り、今日より本格始動です。勝手にそう決めました。
 でも本当に色々はじめました。

 協力してくださる方々には本当に感謝感激です。これで本当に一ヶ月くらいで出来上がる道が見えてきました。頑張ります。頑張ろう。

 というわけで、ちょっとこれからしばらく、こっちの更新頻度が落ちるかもしれません。出来る限り書きますけどね。



2002年02月24日(日) 取り急ぎ

 まだまだ絵柄等を研究して洗練させるつもりですが、とりあえず「こんな感じ」ってイメージを。

 

 まだまだソッチ系の絵としてはアレですし(日本語って便利です)、身体は適当なんですが、まあ、だいたいの雰囲気と真面目にやる気なんだよ、という事が伝われば。



2002年02月23日(土) 卒業に向けて

 21日に大学の卒業発表がありまして、とてもひやひやものだったのですがなんとか卒業が確定いたしました。めでたしめでたし。教習所に就職活動に通いの一人暮らしにという奇特なむしろ危篤な状況が続いた四年の前期では、4単位しか取れずに後期で必要以上に頑張らないと本当に卒業が危うくなるというところまで行っておりましたが何とかなった模様です。必要単位数124単位で取得単位数124。毎日授業に出席していた四年の後期に乾杯。駄目人間です。
 これで、追試があったらどうしよう、と必死に経済の勉強をしていた意味もなくなりました。良かったような勿体無い様な。

 さてさて、卒業が確定した以上、来年からは社会人です。
 最初の頃の日記に「卒業までにやりたいことが沢山ある」と書きましたが、やっぱりというかなんというか、何一つできていません。これもひとえにバーチャの賜物です。そりゃ2000試合以上やってれば金も時間もなくなるだろうとはわかっているのですがこれがまたやめられない。まあ、さすがに最近はあまりやらなくなりましたけどね。週に2000円くらいしか。やりすぎですか? やりすぎですね。ですが最盛期は日に2000円でしたのでこれでも7分の1くらいになってたりします。五十歩百歩もここまで来れば見事なのではないかと思いましたがおそらく気の迷いだと思います。南無(影丸)。

 で、バイトも27日に最終となりまして、来月は全くのフリーとなっております。
 この一ヶ月で何をしようかと思案に暮れた結果、ある一つの目標が出来上がりました。

 オタクゲーを作ってオタクを馬鹿にしてみよう!

 と、まあ、私自身が未だに週に二回もPSOに繋いでいるほどの重度のオタクですので目くそ鼻くそを笑うというまさにその通りなわけですが、KanonやらAirやらをプレイしてみた感じ、ああいうシナリオで止め絵のゲームなら誰でも作れるんじゃないかなぁ、と思った次第で。出来の良し悪しは別として。

 あと、ここが重要なのですが、私自身がオタクをやってきた上での一つの区切りの意味があります。
 絵に、文に、PC作業(スクリプトを使うつもりなので、簡単なプログラムと思ってください)に、全体のデザインに、音楽に……と、ああいうゲームって私が好きなもの(作るのが)の集合体なのですね。で、そのうえで、オタクの世界で長いこと暮らしてきた経験から、オタクに好かれる要因をロジック的に分解して、全くそういうゲームに好意を抱いていない私がそのロジックの真相に迫ってみようかなぁと。スタッフロールの全ての項目が私の名前というのも面白そうですし。

 ただし、正直一人で作るには一ヶ月では時間が足りません。ロジックの分析を実際に活かせるまでに一ヶ月くらい時間がかかってしまうかもしれません。
 今、オタク的な絵の描き方を解明しようとしているところなのですがこれがまぁ難しいこと難しいこと。デッサン等よりもはっきりとした煌びやかな演出を重視するという時点で私の今まで追ってきた絵とベクトルが180度違っていますし。
 大体、デッサンとか割合どうでも良いのに主線の色を分けて描くってどういう事よ。色塗りだけ写実的なのが流行り絵なんでしょうかねぇ。


 まあ、ごちゃごちゃ書いてますが、できるところまでやってみようと思います。とりあえずは、シナリオと線画が表示されるだけ、という段階からやってみようかなぁ、と。

 あと、どなたでも構いませんので協力してくれる人を探しています。
 マジで今ゲーム作りたかったんだ! という人から絵とかのパーツを見てコメントしてくれるだけの方でも良いので何卒。
 特に絵と音楽、やってくれる人いませんかねぇ。
 私の絵と音楽では正直根本のレベルが低すぎて……。
 と、特定の数名に声をかけてみるあたり久しぶりに私の悪いところが出ているような。南無(二度目)。



2002年02月19日(火) 謝恩会

 昨日、大学の謝恩会がありました。
 会費が馬鹿高かったり会場が遠かったりしたので行くか行かざるかをだいぶ迷ったのですが、ゼミの先生にはお世話になったのでせめて謝恩会くらい出ておこうと思いまして東京はホテルオークラに行ってまいりました。

 現地に着いてみると朝っぱらからお巡りさんが警らをしていらっしゃいました。ご苦労様です。と思ったら5m先にもお巡りさん。その先にも団体さん。お巡りさんも暇なのかなぁと思っていたらたまたまホテルオークラにブッシュの旦那が泊まっていてその警備だったそうです。そんな日に謝恩会の予定入れなくても。職務質問みたいな事されたの生まれて初めてですよ。

 それはさておき、うちのホームページ並に閑古鳥が鳴くかと思っていたこの謝恩会なのですが、予想以上に人が集まりびっくりしました。全四年生のうちの三割から五割くらいは来ていましたかね。これを多いと見るか少ないと見るかは微妙なところですが、私は「教授の方が生徒より多くて実行委員大慌て」なんて図を想像していたのでびっくりしました。
 しかし、いざ始まってみるとそこはそれ、流石はうちの学校と言いますか、予想通り誰も先生方に対する感謝なんかしておりませんで、そこかしこで生徒達が集まって歓談に耽るという様相を呈しておりました。生徒達が記念撮影をしていて、ふとそのカメラマンを見ると教授だったなんて風景が見られる謝恩会はうちの学校くらいだと思いますがどうでしょう。私はそれを見てゼミの教授と共に苦笑しておりました。その風景を写真に撮っておきたかったです。

 しかし、まともに先生と語らい、会食してきたといっても、会の後に友人と共にスーツ姿で秋葉原に行ってサターンやファミコンのソフトを物色していた辺り私は充分に駄目な奴なので皆さんご安心ください。所詮は私は私です。

 余談になりますが、ゼミの生徒が誰も来ていなくて三時間あまりの間ぼーっと椅子に座りながら酒を飲んでいた教授が沢山いました。日頃の行いでしょうか。いとあはれ。



2002年02月15日(金) 帰還

 スキー旅行より帰って参りました。
 何をしていたかと言いますと基本的にスキーをしていたわけですが皆様ギャルズパニックで雷電でしょうか。そして私はBM5thでトゥルーキスディスティネーション。旅行に行った人でなければわからないネタですみません。旅行話もそのうち書きます。雪国の話を始めたらネタがなくなったんだなと思っていただければ間違いは無いのですが私は面白くも無い人間でして常にネタが無いので次回の日記辺りに早々と登場予定。
 旅行、良かったですよ。二泊五日。

 さて、帰ってきて早々でアレなのですが、Kanonで家出少女をクリアしました。
 一言でまとめますと、日本昔話か童話というところでしょうか。面白くはありませんでした。
 ストーリー展開があまりにも単純でしたし、唐突な便利ゲストキャラの登場で劇的にストーリーが変わる辺りがっかりしました。
 他のキャラのように奇天烈な救いが無かっただけマシかもしれませんが、正直なところあまり見るべき点は無いかな、と。劇中で、お伽話の様である点を匂わせておりましたが、その手法の滑稽さに違和感だけが残りました。シナリオの見せ方等も含めてもっと如何様にもやり方があったのではないかと思います。

 しかし、Kanon、Airとだいぶネタかぶっているんですね。同じメーカーから直接連続してリリースされた二つのゲームがこれほどのかぶり様を見せてくれるとある意味爽快の様な気がします(気だけです)。もし、私がKanonクリア後にAirをやっていたらもっと評価は下がっていたことでしょう。後からやってこれほど下がったのですから。

 最後に残ったのは鯛焼き娘ですか。
 このストーリーが物語の核らしいので一発逆転を期待したいと思います。

 まあ、何と言いますか、オタクさん方の間での流行りようから、最初からこれらのゲームを「珠玉の名作」であると勝手に思ってプレイし始めた私が悪いんですけどね。



 全く関係ない話になりますが、HPの方のカウンタが飛んだので一応の記念にここに記しておきます。確か2002年2月10日時点で12500くらいでしたかね。カウンタに合掌。



2002年02月09日(土) お返し

 ようやく年賀状のお返し第一弾が完成しました。第二段があるかどうかはわかりません。だって私ですから。
 二次創作なので年賀状を下さった方の中でもアンデスさん用かもしれません。

 これです。

 チェック柄は面倒臭かったです。そっちで疲れちゃって影とか適当です。
 デッサンの狂いはご容赦を。基本的に絵が下手なのです。
 本当は背景も描いたんですがおかしくなったので消しました。人間と背景のバランス(特に色合い)をあわせるのは本当に難しいですね。厳しい。
 構図も最初は凝ったのを描いていたのですが私には無理でした。バストショット万歳。
 一応、真面目に描いたつもりなんですが……うーむ。所詮こんなもんですかね。

 しかし、キャラ付けやら服装やらが決定しているので、二次創作はネタが出てこないときの息抜きには良いかも、と描きながら思ったりも。髪の毛の色間違えましたが。微妙に。


 あ、それと一つ連絡です。
 11日から数日間消えますのでよろしく。四日間くらい。まあ、誰にも影響は無いと思いますが。



2002年02月08日(金) 中間報告

 Kanon、ようやく三人だけクリアしたので中間報告です。

 まず初プレイ。何かが起こりそうな選択肢を選んでいったら剣を振り回す人になりました。
 感想。

「は?」

 いやまぁ、言いたい事も理解できますしやりたい事もわからないでも無いのですがミステリで犯人が実は超能力者でしたみたいなこの感覚はなんなのでしょう。
 正直、失望しました。

 気を取り直して二度目。なんとなくプレイしていたら主人公のいとこさんになりました。
 感想。

「へぇ……」

 無難です。まだクリアしていないのですが鯛焼き娘との関わり方が絶妙なのではないかと推測。違っていたらすいません。正しいこういうゲームのシナリオではないかと思いました。少なくともAirよりは良かったです。舞台が現実+1にとどまっただめに破綻もありませんでしたしね。

 続いて三度目。学校の友人らに薦められた病気の子。
 感想。

「おお……ってなんだそりゃ」

 とても良かったんです。破綻も無く、例によって現実+1でまとまり、話の展開もありきたりではなく。むしろ、ありきたりを上手く使いこなしているシナリオと言えるでしょう。ただし、最後の最後を除いては。
 もっとも、ようやく読めてきたこのゲームの主題を考えると、絶対に不幸な結末は無いのでしょうけれど。にしても、ねぇ。ありゃないよ。死ねよ(問題発言)。あれじゃ、感動しそうになった私が馬鹿みたいじゃないですか。


 あと、この三つのシナリオから考えてみるに、やはりオマケ的シナリオとメインに絡むシナリオとの差があるように思えました。最初にプレイしたシナリオなんてほとんどメインストーリーに関係ないみたいですし。Airと言い、このメーカーの癖なんでしょうかね?

 それから、主題歌のバックグラウンドの絵のはさみ方が上手いとAirの感想に書きましたが、間違ってました。Kanonと手法全く同じなんですね。違うゲームなんだからちょっとは考えて欲しいところです。感心して損しました。

 今のところの総合評価は「Kanon、Airよりマシ」というところでしょうか。キャラによってシナリオの出来がだいぶ違うみたいなので、落差の上限だけ見るならば良質と言えるのではないでしょうか。

 しかし、私の、物語を織り成すパーツの組み合わせ方から物語を読む癖は直した方が良いのかもしれません。捻くれ者で申し訳ございません。



2002年02月02日(土) 結果報告

 Air、終わりました。たった今。午前二時。

 感想。


 「何がしたかったんだ(苦笑)」


 日記では使わないと書いた(苦笑)をあえて書きました。
 うーん、何がしたかったのでしょう。全く製作者の意図が見えません。
 パートごとの出来は物凄く良いんです。本当によくもまぁここまで、と思う部分が何度もありました。でも、その割に終わってみれば最後のカットがうやむや過ぎてスッキリしなかったり、主人公が誰だかわからなくなったり、それに伴ってストーリーの主題がなんだかわからなかったり。そもそもメインストーリー以外のキャラは何だったのか。せっかく良いものをもっているのだから、他にやり様がいくらでもあったように思えます。メインとなるキャラの構図がどんどん変化してしまっては感情移入もままなりませんしね。

 そして、具体的に一番気になったのは全体のバランスの悪さ。最初にクリアした二人のシナリオは3、4時間。なのに最後の一人のメインストーリーが20時間近く。そのメインストーリーの起承転結もおかしくて、結の部分だけが4時間くらい続いてげんなりしました。もうすぐ終わりだろうと思って夜の10時に始めたのに、終わったの2時ですからね。ちょっと厳しいです。

 あ、前回書いた「エンディングの曲が〜」ってのは私の早とちりでした。ちゃんとメインストーリーのラストに曲ありました。しかしこの結果は他の二人のストーリーが如何におまけであるかを強調する結果になってしまっています。まぁ、そうでなくてもどう見てもおまけですけどね。メインストーリーに複雑に絡んでくるのかと思ったらそうでも無かったし。

 ストーリーも、往年の名作の感動部分をこれでもかと混ぜた感じかと。「オスカルー! クララが立った! 眠いよパトラッシュ」ですか? この辺りが(苦笑)の原因です。そりゃ、あんだけ色々やれば普通は共感か感動をするわな。私みたいにひねくれていなければ……。

 あと、盛り上げる場面で必ず鼻につくこの台詞のクドさはひょっとして声優さんの声が無いPC版だとちょうどいいのかなぁ、とか思ってみたのですがどうでしょう。声優さんの演技が良いので、感情を込めて言われるとクドく感じるのかなぁ、と。どうですかねぇ。

 メインストーリーの序盤から中盤にかけて(具体的にはミスズの具合が悪くなってから昔の逃走劇の辺りまで)はかなり良かったので、この結末のまとめかたは残念です。

 さて、それでは次はKanonです。


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