ヨシナシゴト

2001年12月31日(月) 今年も終りですね

 昨日は何といいますかいい経験をさせていただいたわけですが一つだけ大きな実入りがありました。会場で売っていたペイントソフトです。いやまあいい経験も大きな実入りと思いたいですけど。

 5500円という安価にも関わらずなかなか高機能なソフトです。「2DCGやりたいけどペイントソフトって高いし……」とお悩みの方にはピッタリだと思います。
 まだちょっとしか使っていませんが、私には写真屋さんより向いているかもしれません。一瞬で起動しますしね。

 しかし、せっかくの大晦日に買ってきた同人誌を読むこととテレビを見ることと絵を描くことで一日潰した私はやはり昨日のイベントを卑下する資格は無いみたいです。反省。


 というわけでそのソフトを使って、 こんなもの を描いてみました。

 絵に意味はありません。
 肝心の私の使いかたの方がテキトーなのでサンプルと言うにはアレなんですが、使ってみた感じ5500円のソフトとは思えませんでした。



2001年12月30日(日) 手短に

 国際展示場に行って参りました。
 出すだけは前から出していたのですが、実は会場に行くのは初めてでした。
 感想。

 何から何まで思った通りといいますかむしろそれ以上で私が絵を描くようになってから七年に渡って積み重ねてきた多種多様なものが見事に瓦解してくれましてどうやら来年は何の未練も無く社会人になれそうなのですが私も同類ですか? 同類ですね。

 二度と行かないだろうなぁ。



2001年12月24日(月) 聖夜

 このめでたい日に昼過ぎに起きて手持ち無沙汰にマンガを読んで時間を潰してからバイトに行って、その帰りにゲーセンで独りでバーチャの新キャラ開拓に勤しんでいたような人間は探すと意外といるのではないかと思う今日この頃です。例えば私とか。

 さて、こんな月並みな話題から入ってしまいましたがそこはやっぱり私のことですから一味違ったりはせずにこのまま月並みに日記も進むわけなのですがもうクリスマスですか? クリスマスですね。そう、クリスマスなんですよ。という事は今年ももう終りなわけでして私の学生生活ももうあと3ヶ月しか無いわけです。どういう事よ? いやまあそういう事なんでしょうけどこれほど押し迫ってくると些か焦りも生じてまいります。今日などは何かやらなければと考えながらまとめて買ったパトレイバーの文庫版を読んでいたのですが何で私のバイト先の本屋は全11巻中の11巻だけ置いてないんでしょうかねぇ。いやまあこの行動こそが私が何もやらずに21年間生きてきた証みたいなものでしてもはや再利用すら不可能な駄目人間でしてごめんなさい。

 ゲーセンから帰る道のりは寒かったです。
 明日もバイトです(リオン使おうかなあ)。



2001年12月21日(金) 今度こそ

 原稿が卒論で風邪がバイトの締切だったわけでしてお久しぶりでございます管理していない管理人でございます。
 学校が冬休みに入りましてようやく日記を書く余力が出てきたのですが休む間もなくバイトが今日からきっちり続けざまに入っていて滅入りますが今度こそ日記を再開したいと思っております。色々厄介ごとが終わってきて私も終わってきた今日この頃において不安材料はアルバイトだけでしてもちろん私はクリスマスもバイトでしてこの辺りバイト仲間にとっては助けになっているのではないかなぁと慈善活動かつ自虐的な思考を巡らしておりますがそうでもしなければやっていられないような状況なわけです。もっともバイトが無かったとしても引きこもるかゲーセン行くか男だけで集まって適当に遊ぶかと言った様な燦々たる有様の代名詞を繰り広げるだけでして所詮私は私です。

 しかし、それにしても今月は少々酷かったです。電車の中でモバイルPCを使って時間を有効利用するなどというモバイルPCのCMでしか見たことが無いような事を実際にやらなくてはならないほど追い詰められていました。オタクっぽい私がそんな事をするとどこから見ても紛う事なきオタクでして中身もオタクですからその通り仕様が無いですねははは取り付く縞も無いとはこの事です。他人事の様に話していますが本当の所は恥ずかしくて恥ずかしくて仕様が無かったわけですがやらなかったらもっと仕様が無くなるというキツイ二択を迫られていたのでやらざるを得なかったわけですが、特に私が通う路線はローカルなものでそんな事をする人は全くおりませんで周囲から浮く事請け合いなわけです。いやまあウチの学校に向かうオタクさんが如何にも最新かつハイエンド機種な感じのA4ノートに立派なヘッドフォンを繋げて原色も鮮やかに目のパッチリとした女の子を映し出していたり物凄い勢いでキーボードを叩きながらビートマニアみたいな何かをやっている姿はたまに目にしますけどね。むしろ目にしちゃうんですけどね。むしろ目にしたくないんですけどね。むしろ同類なんですけどね。
 いやまあ厳密に言えば違うでしょうしむしろ誰かにそんな指摘をされたら全力で言い訳すること請け合いですが恐らくあの路線を通う高校生には彼らとワードで卒論を打つ私とは同類に見えたはずです。何より同類っぽい顔してますし。結局は世の中顔ですかね(逆の意味で)。

 しかし、この日記今更誰が見ているのだろうか……。



2001年12月07日(金) 面白かった

 さてさてお久しぶりでございます。ようやく一息つけたので日記を書くことにします。卒論締切十日前ですが一息つきます。まだ白紙ですがどうか一息つかせてください。

 さて、そんな切羽詰るにも程がある状況に陥っているわけなのですがしつこくバーチャは続けておりまして確かパイは850勝450敗くらいで勝率66%の二段だった様な気がします。成長がありません。勝率が65〜67%から一度も動かない辺り統計学の素晴らしさがわかります。
 で、先月末の話になりますが、パワースマッシュ2の大会があったのでついでに渋谷でバーチャをやってまいりました。パワースマッシュ2はどうもやりこんでいる者同士の戦いは世知辛い戦いにならざるを得なくて本質的には1に遠く及ばないゲームであるという事が私的に判明しまして渋谷に行って以来プレイしておりません。全く惜しいゲームを亡くしたものです。いや本当に。

 パワスマと並んでバーチャファイターにおいても渋谷のESTというアミューズメントスポットにあるセガのゲームセンターがメッカとなっておりまして、なんとバーチャの対戦台が9組18台くらい並んでおりまして非常に驚きましたがそれが常に埋まっておりまして三人くらい順番を待たないとプレイできない時もあり田舎で対戦があってもいつも同じ人という状況の私としましては誠に羨ましい限りでした。

 さて、そんな渋谷においても二、三段程度の人は入れ込みによる「一方的な駆け引き」しかやってきませんで最弱キャラと確定して久しいパイにとっては極寒としか言い様が無いありさまでした。なんせメッカだけあって入れ込みもある意味熟達した方が多くて対処に苦労しました。初段〜三段の人との対戦は五割勝てなかったと思います。

 しかし、五段以上、特に八、九段(その日は残念ながら十段以上の方はいらっしゃいませんでした)との戦いは本当に素晴らしかったです。私の求める「バーチャファイター4」がそこにありました。
 はっきりと言い切りますが、彼らとは「奥が深い普通よりも一段上の駆け引き」ができたのです。それは私が追い求める「最高の一瞬」に非常に近いものでした。パワースマッシュ2でゲンナリしてしまっていたその日の私にとって、これは非常に意味のある収穫でした。
 例えば、こちらの攻撃をガードして、普通ならば「とりあえず下Pから二択」となる場面で、彼らは「下Kキャンセルバックダッシュ(orジャスト避け)下段投げ」ができるのです。
 これは、「こちらがとりあえず下Pをガードしてその後に下Pを打ち返して巻き返しを図る」というバーチャでは良く見られる駆け引きの全体を読んで、下Pを下Kにして立ちガード不可に思わせてしゃがませ、そしてキャンセルで慌てて下Pを打たせ、それを避けて下Pを空振りしているこちらを下段投げしてくるという流れになります。バーチャをやらない方には全く意味不明な文章で申し訳ございませんが、要するに相手が「わかっている」前提で動いているのです。十中八、九暴れられるかガードを固められるだけの「普通の」駆け引きではありえない、双方向の駆け引きなのです。もちろん、こちらもそれを読んで下Kキャンセルの時点でしゃがみから出せる中段(or避け攻撃)を出してカウンターを狙い、相手もそれを読んでバックダッシュからただガードをしてこちらの読みを更に読む事ができます。この様な、なかなか終りの来ない果てしない読みを一瞬に繰り広げるからこそ対戦ゲームは面白いのだと思います。もちろん、発想の転換で「下Kをキャンセルして下P」といった様な、下Kをキャンセルする分隙が出来る事を承知で相手を崩し、結果として相手が固まりそれを問題としないと「信じられる」本当の読みあいこそ私が思い描くバーチャなのです。証拠に「フェイントをフェイントと理解して引っかかってくれる(普段はフェイントを理解してもらう前に暴れられてこちらがやられるか、単純明快に転ばせてからの二択等ばかりで逆に通用しない)」五段〜八段の方には高い勝率をキープできましたし(乱入、被乱入あわせて30回くらい対戦して、だいたい25回程度勝てました)、九段の方二人(ネットを見る限り強くて有名な人だったらしいのでたまたま弱い人だったという事は無い筈)とは二回づつやってどちらとも一勝一敗となりました。これらの結果は自慢だとかその様な類のものではありません。これらは、どれだけ普段やっているバーチャがくだらない内容だったのかの何よりの証拠です。地元の二、三段のジェフリーやラウやアキラ要するに強キャラ軍団さん達なんかによく連敗する私はそう思うわけです。偉そうですか? 偉そうですね。でも今回だけは言わせてください。
 しかし、パイはその入れ込みや一方的な試合に勝たなければならない二段や三段でつまづく人が多いようで、その日の渋谷でもパイ使いは私のほかに二人だけで、それも四段が最高でした。十段のパイとかを見てみたいものです。

 長々と書いて来ましたが、渋谷での高段者との対戦は本当に面白かったです。文章では上手く伝えられませんが、私はこの経験のおかげでパイのワンパターン評価が30を超えた今でもバーチャを続けていられるのです。

 ああ、ちなみに姉崎の常連の一人が「積極的」評価のアキラで二位でした。彼らはどうやら仲間には良い評価を沢山つけていらっしゃるみたいです。まあ、その方は一度や二度攻撃を食らった程度ではガードをせずに常に何か攻撃を出してきてこちらの攻撃を快くカウンターで当たってくださる方なので積極的といえばそうなのかもしれません。


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