日常喜劇

2004年05月30日(日) 続・股間の謎解消


先日イタリアで見かけた彫刻の股間について、美大で彫刻を
専攻していた人に話を聞いて納得したところだったが、今回は
先日まで6年間イタリアに美術留学していた人に出会ったので
さっそく懲りずに股間について聞いてみた。そしたら
「どこの美術館のどのへんの彫刻ですか?」といきなり
ディープな質問をされてたじろぐ私。でもなんとか答えると、
「あのへんの彫刻は古代ギリシアの物で、特別小さいとは
思わないけれど」に始まって、時代や文化によって大小や
形状が変わる等専門的な説明を沢山頂いてしまった。
嬉しいしありがたかったのだが、股間だけであんなに
話が続くとは思わず、正直驚いた。
つかもう一回、ちゃんと自分の目で確かめに行きたいなぁ。
本当にあの体に妥当な大きななのかどうか(笑)


ようやく旅先で撮ったデジカメを編集し始めました。
笑えるネタはないけど、まぁ良かったら見てみて下さい。
http://www5.tok2.com/home/overtime/Italy/italy.html

※重いので6月末くらいに削除します。



2004年05月27日(木) こんなんでいいのか


今をときめく中島美嘉のコンサートに行ってきた。
今回再追加公演ってだけで、常に満員御礼なのがよく解る。
昼間から友達と会って、ご飯食べてウィンドウショッピングして
会場へ向った。実は私は中島美嘉が特別好きな訳じゃない。
たまたまチケットが取れたから「行ってみるか」と思った程度。
いちおうメジャーな曲は知ってるけど、それほどアップテンポな
曲ってなかったと思うから、寝ちゃうかな?とか始まる前から
考えてしまう。ともかく、コンサートは満員御礼で始まった。
バンドの他に、後ろの楽団を従えてるあたりがなんとも
ゴージャス。曲も豪華に編曲してあってカッコ良い。
が、私はいつまで経っても立たなかった。
立てなかったというか、立つほど盛り上がれないのだ。
なんだろう?あんまり好きじゃないから?
あんまり楽しめてないから?長旅から帰ってきて
ほとんど休まず働いてるから疲れて感受性が鈍ってる?
他の人はほとんど立ち上がってるから舞台がほぼ見えなくて、
余計つまんないはずなのになかなか立つ気にならない。
まぁこういうコンサートもアリかなぁ、とあれこれ違う
こと考えながら座りのいいシートでのんびり聞いて、
約2時間が終了した。
ヘタなハズはないんだけど、クルものがなかったな。
同じあまり感心なかった人でもこないだのヒトトヨーの
方がまだ色々キタのに。フィーリングの問題かしら。
つかヒトトヨーの時は舞台にマネージャーや事務所の
社長が出てきて挨拶したり、最後は感謝の念をこめて
舞台で土下座までしてたからインパクトあったのかも
しれないけど。だからこっちが甘いって訳じゃないんだけど、
…やっぱりフィーリングかなぁ。それとも私の疲労度か。
ともかく、お茶を飲み尽くして葉加瀬さんとの
コラボコンサートのチケットでも取れない限り、
もうこの方のコンサートに行く機会はあるまい。
「火の鳥」とか好きなんだけど、残念だ。



2004年05月26日(水) 股間の謎解消


帰って来てから職場に復帰し、土産話をしつつ
相手が美大の彫刻系を卒業しているのを思い出した。
「そうだ、この人にイタリア彫刻の股間は
子供サイズなんだか聞いてみよう…!」
ちょっとためらいつつも努めて真面目な顔しながら、
先日からの疑問を思い切って聞いてみた。
そしたら意外な答えが返ってきた。

全体のバランスを見て、大きすぎるとそこに
目が行ってしまうから目立たない大きさに
作ったんじゃないですか?

なるほど…!

ガッテンを連打したい気分だ。
なるほどなるほど、言われてみればすごく妥当な答えだ。
少なくとも私が考えた「モデルが少年しかいなかった」
「自分の股間を見本にした」更に言っちゃうと
「世相が小さい方好みだった」よりはよほど説得力がある。
さすが彫刻を専門にやってた人間のお言葉だ。
空間把握は二次元が限界の私には出てこない発想というか
(むしろ下品な方が問題)。

今度こないだの連れに会ったら教えてあげなきゃv



2004年05月24日(月) レヴィ様ごめんなさい


旅立つ前にアップした都密抱擁のコメントに(いや日記に?)
「都筑がレヴィっぽくなってしまった」みたいなこと
書いたら2人も(私にしてへ大多数)猛反対を食らってしまった。
いわく

「レヴィはあんなヘタレじゃない…!」

いやね?私はあの都筑を書いた時ちょうど「少年魔法士」を
読んでたから、都筑のあのボケ具合にはレヴィが混入されてると
思ったのよ。密にちょっと抱きつかれたくらいでうろたえたり
動揺したり一人でおたおたしてる様がレヴィっぽいな〜と
思ったんだけど…ボケてる都筑ならいくないかな?

しかし驚いたのはレヴィ様にそんなに人気があるってこと。
いわく

「ヘタレの種類が違う」

らしい。つまりレヴィのヘタレは許せても都筑のヘタレは
許せないってことらしい。私はまぁ、もう諦めが交じってるので
彼がダメでも勝手に捏造するからいいや的部分があるから何も
望んでないっていうか(ある意味そっちの方が失礼)
確かにレヴィ様は頑張ってるのが認められるしこだわってる人も
いるし。でもあの枯れ具合はいいカンジに私のイメージする
都筑にかぶるんだよなぁ…。悪意はないですハイ。

それにしても都筑サン、いつの間にか株価大暴落ッすね…。



2004年05月23日(日) お土産ラプソディ


良く寝た。
昨日帰って来てから今日の午後まで本当によく寝た。
やはり我が家の布団が一番だ。でもそれだけじゃ留まらず、
届け出を持って警察行ったりフィルムの現像出しに行ったりと、
やっぱり何かしら忙しかった。ゆうべ渡しても良かったんだけど、
今日になって家族に土産を渡して回った。父と祖父にはフィレンツェで
買った色違いの小銭入れ、母にはヴェネチアングラスの入った腕時計。
特に贈り物にはジャッジの厳しい母も、夏っぽいこの一品なら喜んで
くれるはず。何しろうちの家族は遠慮がない。せっかく買ってきた
土産物でも気に入らなければ正直に「要らない」と言うのだから
恐ろしい。緊張しつつ父と母にお土産を出したら、いつもボロい
小銭入れを使ってる父は喜んでくれた。父には無用の長物だけど
(なぜなら英語が読めないから)イニシャル入りだし良質の革だし。
まず父が喜んでくれたのにほっとして、次いで母を見た。
母もやっぱり、夏っぽい腕時計が欲しかったらしくご満悦の
様子。腕にはめてみたりして喜んでいる。
…良かった!
と思ったのは短い時間だった。
「これいくら?」「7000円くらい」

「やっぱり安いわね」

7000円が安いですって!?!
人に土産買ってきておいてもらって7000円が安い!?!
ウチは母だけ金銭感覚がズレてるから「安い」なんて言えるのだ。
逆に父は貧乏根性過ぎて1000円の時計でも壊れるまで使い倒すから
バランス取れてるのかもしれないけど、7000円は絶対安くない。
それに「やっぱり」って何よやっぱりって!
どうして同じ家で同じようなレベルで暮らしてられるんだか
改めて不思議に思った瞬間だった。
気を取り直して祖父にお土産を渡しに行った。
私はおじいちゃんが大好きだし、お餞別もたんまり
もらったのでおじいちゃんはどう頑張っても悪く思えない。
お父さんも喜んでくれたから、きっとおじいちゃんも喜んで
くれるに違いない…vそう胸ときめかせてお土産を渡しに
行った私は、ここでも悲哀を見た。

「悪くはないけど札入れが欲しかったなぁ」

…おじいちゃんっ!!!!!(><;)
貴方だけは信じていましたのに、そういやすっかり忘れてた
けど貴方はあの母の父親だったのでしたね!
買ってきた人間の心情を踏みしだいて嫌な物は正直に嫌と
言ってのけるその性格、間違いなく母に遺伝しています。
ああでも大好きだから腹が立たない〜〜〜(泣)

こうなってくるともう、真っ先に正直に喜んでくれた父が
一番優しく成熟した人間に見えたのでした。たとえ旅立つ前、
イタリアの位置が解らなくて「2泊3日か?」と3回くらい
聞かれたにしてもその無邪気さがむしろ愛しいです(涙)

ってことで、短時間であんなに悩んだお土産商戦は1勝2敗?
気分はラプソディだ。



2004年05月21日(金) イタリィ・7


イタリアの地にいる最終日、ついに自由行動タイムを得た。と言ってもお昼まで、
通常の生活から行くと、うっかり寝てたらそれだけで終わっちゃう時間だ。でも
イタリアに来てからの私は早寝早起きだった。忙しいし疲れてるから、夜は11時で
朝も遅くても6時前。小学生ぶりくらいの健全さだ。ところでイタリアの時差は
ー7時間。日本がお昼の12時の時、イタリアはー7時間して朝の5時、だから
夜11時に寝て朝6時に起きる生活は、日本時間に置き換えると明け方6時に寝て
昼の13時に起きるカンジ。フシダラな生活をしている時と大差ないから時差ボケにも
捕まらなかった。そんな話はおいといて、最終日である。
体は睡眠を主張していたのだが、せっかくイタリア最後の日なので朝から気張って
観光に出ることになった。朝のビュッフェが7時から開くというので、7時に朝食を
食べて8時にホテルを出るという、とんでもない健全コース。朝7時過ぎに朝食場へ
行ったら既に人がごったがえしていた。…7時からじゃなかったんかい。
笑顔のステキなウェイターが陽気に声かけてくれて「カプチーノ?」と聞くから
頷いたら、わざわざお手製のカプチーノを持ってきてくれた。得したなぁvv
朝ご飯が済んだ後、昨日から仲良くなった福岡の美人姉妹とタクシー相乗りして
スペイン広場に向った。イタリアのタクシーはこれまたいい加減で、ぼったくりは
当たり前、キリのいい数字で区切って勝手に釣りを寄越さないのでなんだか多めに
取られた気分だった(多分そう)。まぁいいや、スペイン広場。一応名のある観光
スポットってことで、写真を撮る。10時前なので人がまばらで良いショットが撮れた。
その後、タクシーの拾い方が解らないので「真実の口」まで歩いて行った。途中の
街並み見物も悪くない。だってどこもかしこも素晴らしい建築物ばかりだから。
毎日きっちり3食食べてて運動不足なので、朝の20分の歩行は良い運動になった。
「真実の口」もさして迷わず見つけられ、まだ人が少ないうちに写真も取れて
満足だった。でも個人的にはその近くにあった「ヴェスタの神殿」が見れて幸せ
だったんだけども。そこから古代ローマの遺跡を見に行くことになり、更に歩いた。
だいぶ歩いて疲れた頃、目的地フォノ・ロマーノに到着したのだがストライキで
お休みでした。…入場無料なのに(涙)フォノロマーノは一昨日来たコロッセオの
近くで、ぐるっと一周したらコロッセオに着いたのでコロッセオの中に入ることに
なった。その前にカフェで一休みしたい〜(><)歩きすぎて足も疲れたし日差しが
強くて暑いしで、カフェに入ってお茶することになった。トイレも借りたかったし。
出された時から既に甘い(しかもぬるい)アイスコーヒーを飲み、元気になったので
コロッセオに戻って中に入った。そういやコロッセオの前に、古代ローマの戦士や
貴族のカッコした「いっしょに写真撮りましょう」商売をしているおじさん達を
見つけた。彼らにローマ人の血が受け継がれてるならありがたみあるかも、とか
思いながら通り過ぎる。コロッセオは混雑していた。まだ11時前なのに入るのに30分程
手間取って、入場券をついに買って中へ。そういや私はかつて、少年チャンピオンで
連載していた「スパルタクス」という漫画の大ファンで、何を隠そう作者にファン
レターを送ったことがある。プロにファンレターなんて後にも先にもこの方だけで
ある。だいぶ昔の話なのですっかり忘れていたが、コロッセオに入ったらにわかに
思い出して一人で盛り上がってしまった。ステキステキステキ〜〜〜〜vv
コロッセオの中で紳士的な態度のステキな白人男性見かけてトキメいてみる。
荒っぽいくらい陽気なイタリア人ばっかり見ててから新鮮でした。ドイツ人かな。
コロッセオを出た後は、フォノロマーノを横に見ながら大広場前まで歩いた。
途中の屋台でパニーニを買って食べる。聞いてはいたけどなまぬるい(涙)
固くてなまぬるいパニーニを齧りながら、たまに止まって遺跡の中を眺めたり
かつての宮殿を見上げたり。ぶらぶらするのも楽しいなぁ。そういやイタリア人は
親切でよく声かけてくる。特定の日本語もウマイ。さっき通りかかった時、露店の
おじさんが「こんにちわ〜愛してる〜あなたも好きよ〜」と私と連れの二人に言って
いた。二言目が「愛してる」かよ!イタリア語と日本語の「愛してる」はニュアンスが
違うんだぞ、と言ってやりたいとつらつら考えてたら、隣で連れが感心していた。
「すごい、あなた好きよ、だって。助詞の使い方が解ってる」
確かにそうだ!それはスゴイ。違う場所に感心しつつ、運良く見つけたタクシーに
乗って無事ホテルまで帰って来た。集合時間までまだ1時間以上あるけど、暑いし
疲れたから休みたいし。。そうしてしばらく休んでいたのだが、飽きたので私一人で
周辺散策に出かけることにした。初日に猫を求めて飛び出して以来の一人行動だ。
車から見て、歩いて10分くらいの所に市場があったので、そこを見てこようと思い、
そこまで歩いて行った。市場というくらいだから朝からやってたらしく、12時近くに
お邪魔したら店がほとんど閉まりかけてて、その中を一回りして満足して帰って
きた。特に欲しいものなし。帰りに、そういや私イタリア来て本場のカフェをまだ
一度も飲んでない事実に気付いて、帰りがけにあったカフェでカフェを頼んだ。
イタリア語でカフェはエスプレッソのことだ。時間があまりないので立ったまま
濃くて苦いエスプレッソを頂き、お店のおじいさんがこれまたチャーミングだった
のでついジェラートも買ってしまった。ココナツ味のジェラートはアタリで、美味しく
食べながらホテルまで意気揚揚帰ってきた。初めてのおつかいみたいで楽しかった〜v
ホテルに戻って集合時間まで待つ。いっしょに行動している団体の他の方ともだいぶ
仲が良くなって、どこに行ったとか話してたら、皆はほとんどローマ三越に行って
最後の買物戦線に明け暮れてたらしい。つかローマにまであるんだ三越…。
バスに乗って空港に向った。そういや一昨日からいっしょにいる現地添乗員の
日本人の男の人は、昔長髪でチカンにあったことがあるって言ってたけど、あれは
日本だったのかイタリアだったのか聞きそびれたのがけっこう心残りだ(笑)
そんなあれこれの心残りを残しつつ、搭乗手続きですっごい待たされて外の兵士や
パイロットの肉体&制服美を眺めて時間をつぶす。連れと勝手に兵士二人組の
アテレコやってて面白かった。だってずっとひっついてしゃべってるんだもん。
その後、また時間が出来たので空港内の免税店を見て回る。誘惑に負けそう。
そういやイタリアブランドらしい可愛いコスメを見つけて、連れが買っていたけど
私も欲しかったな〜。天使と悪魔の入れ物があって、中にコスメが沢山入ってて
ホント可愛いのだ。インテリアとしてだけでも成立する可愛らしさだった。
飛行機でローマからミラノまで飛び、そこでトランジットして成田へ行く。
わずか40分のミラノまでの国内線を降りた時、その飛行機のパーサーが笑顔で
手をふってくれたんだけどマジ好みで一瞬本気で息が詰まりました。ナントカの
恥はかき捨てでいっしょに写真撮りたかった〜〜〜〜〜(><)
幸いローマではあまり待たされなかった。最後の最後で姉のお土産にスカーフを
買い、ユーロを全て使いきってスッキリする。後は換金できない小銭だけだ。
さてまたこれから12時間のフライトを経て日本へ。帰りは行きほどの元気は
なかったので、ほとんど寝て過ごしていた。恋愛モノの映画を見たんだけど、
けっこう最後の方まで一度見たことあるものだと気付かず、連れには「ちゃんと
最後まで我慢して見れてたねエライ」と誉められたけど、忘れまくってただけ
なんだよ実は…。反動でその後はブルース・リーを見て今後の密のアクションの
勉強にすることにした。つか口直し的?(笑)
イタリアを午後9時過ぎに出発した飛行機は、日付を越えて午後4時の日本へ着く。
つまり太陽を追いかけていくのだ。機内で、最初は星と月がまたた暗い空だったのが、
だんだん光明を得て地平線がずっと白んでる様とか見れて感動だった。やっぱり
自然はいいねぇ。ネタが尽きたか単に寝不足だからか、素晴らしい自然を見ながら
それ以上の創作は思いつかず、ひたすら寝たりぼんやりしたりしていた気がする。
ま、こんな時間も貴重でしょ。いつから翌日か解らないけど、着いたらとりあえず22日だ。



2004年05月20日(木) イタリィ・6


今日も今日とて早起きして移動である。今日はナポリ行ってカプリ島行って、かの
「青の洞窟」クルーズだ。昨日1日絶不調だったので今日はだいぶ体調良くなった。
横ズレの心配もない代わりにだっこの必要もないだろう(笑)
朝からバスに揺られて移動したが、体調が戻ったけど連日の睡眠不足はいかんとも
しがたくて、いいカンジに進められそうなえろの続きもずっと止まりっぱなしで
寝こける始末。ああ、寝てる間に世紀のステキ語録を逃してたらどうしよう(汗)
ひたすらぼんやりしたままバスに揺られて南のリゾート市、ナポリへ。そういや
イタリアの観光バスにはトイレが付いてて驚いた。車体も日本のとはちょっと形が
違って面白いし。サイドミラーが上からぶらさがってて昆虫の触覚みたいだ。
イタリアは当たり前だけど外車が多くて、ざっと見た所ではワーゲンとプジョーが
多かった。でもどれこちゃんと洗車してなくてボコボコで切なかった…運転荒い
からなぁイタリア人(汗)ぶつけなくちゃ入れられないような隙間にぎっしり
縦列駐車してて、ガイドさんいわく「バンパーはぶつけるためにある」そうです。
せっかくのワーゲンが…プジョーが…(涙)
さてナポリ。イタリアは北が都会で南が田舎らしく、ナポリもいいカンジに小汚くて
私好みだった。私はこのくらい雑然としてる方が好き。自由に歩きたいな〜。
もちろんそんな時間はなく、集団にくっついて港へ行き、満員御礼のフェリーに
乗ってカプリ島まで。トイレが浸水してて恐かったです(汗)
カプリ島はリゾート島で、金持ちの別荘も沢山立ってる綺麗な島である。
もちろん田舎で小汚いんだけど、そこがまた避暑地っぽいし島が洗練されてない分
眼前に広がる見事なエーゲ海が美を補ってるから完璧、起伏の激しい土地に
白亜の家がいっぱい立って可愛い島である。四国にでも来たみたいだv
カプリ島自体も素晴らしいが、本当の目的はこの島の「青の洞窟」である。
実はこの洞窟は、入り口が小さいので波が高いと危険で入れなくなってしまうので
入れる率があまり高くないらしい。ベテラン添乗員さんも勝率3割と言っていたし。
しかし私は「どうしても見たい!」というほど激しい情熱はなかったので、
「見られればラッキーかな。誰かの幸運にすがろう」くらいしか考えてなかった。
それより、洞窟に入るまで外で待機してる間、当然そこは地上じゃないので小船に
揺られながらエーゲ海を見渡してて幸せだった。海!海が間近!しかもエーゲ海!
同乗者が少なかったらもっとはしゃぎたかったところです。
洞窟前は、洞窟に入るために待機してる客でごったがえしてて、そこで10分くらい
待たされた後、更に小さな7人乗りの船に乗り換えて中に入った。入れるんだ!と
ようやくじわじわ感動が広がった。スゴいなぁ、よほど幸運な人が居るに違いない。
入り口が本当に小さくて、水面から1mくらい。船の中に仰向けに寝て中に入った。
そしたらスゴイのなんの。マジすごい。本当に海面がまっさおで美しいのだ。
それまでさんざん雑誌やテレビを見て知識はあったんだけど、いざ目の当たりに
したら本物の迫力に圧倒されてしまった。自然てなんて素晴らしい…!
中に居たのは3分くらいだったのに、すっごい凝縮した時間を味わったカンジ。
来て良かった、見れて本当に良かった。エエモン見させてもらったわ(><)
さてまた港に戻って、今度は島内のレストランでランチをした。運悪く波が
高かった場合、洞窟に入れないばかりか船酔いが続出して食事できない状態になる
らしいが、私達は誰一人酔うこともなく、素敵な眺めのレストランで美人姉妹と
相席でおいしいランチを食べられてこの上なく幸せだった。カプリバンザイ(笑)
カプリ島というのは本当に魅力的な島で、街並みも街角もお店も空も海も皆
色鮮やかでステキ。本気でここにあと2泊くらいしたいと思った。
…という訳にもいかず、泣く泣くまたフェリーに乗ってナポリに戻って、また
バスに乗ってローマに帰ってきた。そういや帰りのバスはカプリで元気をもらった
のか、寝こけずに創作活動にいそしめた。と言っても前向きな精神を反映してか
某ゲームのじーさんが山賊と戦って大活躍する話とか、続盆の続きとかあまり重く
考えなくて済む話の筆が進んだ。すっきりする話はいいね。
今晩も普通のレストランでイタリアンディナーだったのだが、同席した中年夫婦の
奥さんが「やっぱりナポリはミラノみたいに洗練されてなくて汚かったわねぇ」と
言っているのを聞いて「やっぱり私はコ汚い方が好みなんだ!」と心密かに焦った。
この分だとパリやロンドンとも相性悪いんだろうな…いいけどさ(笑)
帰ってからホテルの売店で、懲りずに発見してしまった、毎月教皇の写真が
入ってる卓上カレンダーを買った。絶対誰かがこれで満足してくれる。つか
渡した時の顔が見たい(笑)

いよいよ明日は最終日です!



2004年05月19日(水) イタリィ・5


そろそろ早起きがキツくなってきた。連日の疲労が蓄積されてるからだ。
朝4時とか殺人的な早起きをして出発した。今日は憧れのヴァチカンである。
ヴァチカン…小学生の頃からその一風変わった国土に憧れていた、クリスチャン
じゃないけど個人的に聖地である。もーイタリア行くならヴァチカン行ければ
後はどうでもいいやというくらい焦がれた場所、俄然気合も入るというものである。
が、私はいきなりつまづいた。オンナノコになってしまったのである。予定日より
早すぎる!しかも私は2日目だけ体調を崩すタイプなのに、いきなり初日から
2日目のごとき腰痛に悩まされる。ヴ…ヴァチカンが遠い…。ローマに入った
時にはもうへろへろで、ヴァチカン美術館に入った時点ではまだ残っていた元気も、
長時間展示を見るうちにだんだん意識が朦朧としてくる。腰が痛い重いキツイ…
せっかくシスティナ礼拝堂見てるっていうのに、体調が悪すぎるせいで感受性が
ほとんど出てこないのだ。なので、素晴らしい芸術品に囲まれて至福の一時を
味わうはずが、私の中では腰痛との戦いで終始してしまったのでした。寝不足だし
団体でずっと立ちっぱなし歩きっぱなしで見て回ってるから、後半本気で一瞬
倒れかけ「ヤバイ、こんな所で気絶したら制服の似合うカッコいい白人衛兵が
だっこしてくれてラッキーかもしれないけど、早めに正気に帰ってトイレに駆け
込まないと寝てる間に横ズレしちゃう!だって"普通の日用"だし!」とか妙に
厳しい現実に悩まされて死にそうだった。思い返してもキツかった…(涙)
天下のキリスト教の聖地で俗世の苦しみにまみれながら、日本は台風が来て
天気悪かったようだが素晴らしいピーカン晴れのイタリアは暑いくらいで人は多くて、
それがいっそう私の不調に拍車をかけ、精神修行にも等しい一時を味わってしまった。
システィナを見た後、やっとの思いでランチにありついた。ランチではまたあの
いや〜なオヤジが近かったのだが「泣かせてやる」と誓っておきながら私が既に
泣きたいくらい不調だったので話し掛けられても手を振って無視してしまった。
…ある意味いじめ?いや、やるなら正々堂々追い詰めたかったがそれどころじゃないし。
そういやイタリアのトイレは統制が取れてない。日本なら当たり前に礼儀正しく
前の人から入れるように並ぶのに、誰も並ぼうとしないで、トイレの前に微妙に
たむろして、空いたら微妙に周囲に目配せして誰かが入るシステムなのだ。
おかしいよ絶対!(汗)つかイタリアの若い子(恐らく15才前後)はなぜに
二人ずつトイレに入る?超最先端のモードか???
休憩したら少し元気になって、いよいよサンピエトロ寺院に行った。ここよ!
ここに来たかったのよ!広場だけでも感動したのに、寺院の中はさすがに総本山、
派手すぎず威厳があって素晴らしかった。生ピエタも見れたしvv
ヴァチカンは本当に小さな国なので、広場を出たらもうローマ市内で、広場前の
土産物屋で教皇のブロマイドを買った。この土産、絶対誰か喜んでくれるし(笑)
さて教の観光は一通り終わった…のだがパックツアーなので免税店に行かなければ
ならない。土産もあらかた買い尽くしてたんだけど、まだ母親に買ってなかったので
このお店でチョイスした。さっき日本に電話した時に「スカーフは要らない」と
キッパリ言われてしまったので、フェンディのスカーフとか半額になってたんだけど
それは止めて、ヴェネツィアングラスが周囲に施してある夏っぽい涼しげな腕時計を
買った。これからお土産に厳しい母親も喜ぶだろう。これでもう土産関係は安心。
今日のお宿は今まで一番大きくて綺麗だった。部屋で少し休んでから、今日のディナーは
カンツォーネといって弾き語りが歌ってる店で食事だったので、またバスに揺られて
店まで移動した。ギターの若いお兄さんとタンバリンのお姉さんとアコーディオンの
おじいさんの三人組の歌い手さん達は、皆歌も上手だし楽器も上手だし盛り上げ
上手でもあったので楽しいひとときを過ごせた。日本の歌もウマかった!完璧な
日本語を歌い上げてたので、きっと耳で覚えてしまったんだろうなと感心、さすが
音楽家は耳がいい。おじいさんもチャーミングだったしvv(←じいさん好き)
大味で雑な味付けもいい加減飽きて、日本食とは言わないからそろそろ
温かいお茶が飲みたくなってきた5日目でした。



2004年05月18日(火) イタリィ・4


ついにフィレンツェである。このたびの第二の目的、榛名しおりの「薫風のフィレンツェ」
シリーズを出掛けに読みかえしてきたからテンションもばっちり。頭の中は15世紀に
飛びっぱなし、胸も頭もテンション高くて飛びぱなしである。だってフィレンツェだから!
嬉しくてもう理屈になってない。ってことで今日は朝から元気だった。日々着々と
疲労は蓄積されてってるんだけど、フィレンツェだから元気なものである。
今日も、朝もはよからバスに揺られてフィレンツェに到着。ミケランジェロの丘で
フィレンツェの街並みを写真に収めた後、ダヴィデ像のレプリカと写真を撮る。
だって本物があるアカデミア美術館には行けないから(><)それにしても模写でも
ダヴィデ像の美しいこと。お尻なんてまさに芸術品である。だからもちろんお尻も
しっかり撮ってきた。さていよいよフィレンツェ市内突入である。見世物じゃなく、
今も図書館として使われてる建物までレトロで可愛いので思わず写真に撮ってみたり、
旅に来ると途端にどうでもいいモノを撮りたくなるので忙しい。ここでは革製品の
店でお土産を買った。最も純度の高い25.5金(爆笑)でイニシャルを彫ってくれると
いうので、皆へのお土産にしてみた。可愛いので自分の財布も買ってしまった。
使いすぎた後は観光である。メディチ家の元事務所、ウフツィ宮殿の美術館で
生ボッティチェリの「春」と「ヴィーナスの誕生」を見る。スゴイなぁ、私でも
スゴさが解るってひたすらスゴイ。ミケランジェロとかレオナルド ダ ヴィンチも
普通にあるし、廊下の両側に彫刻が沢山置いてあって、見るもの多すぎて圧倒されて
しまった。2時間くらいじゃとても見切れないや。ところで気になったことがある。
裸像の彫刻が、どれもこれも股間がお子様サイズなのだ。最初は礼儀正しく(?)
目線を避けてたんだけど、こういっぱいあるとそこらへんもちゃんと観ないと失礼かと
思い、まじまじ見たらなぜか皆小さい。なぜだろう?作った人たちが皆小さかった?
モデルが少年だった?芸術家は小さい方がお好き?とにかく、裸像達は皆ガタイは
いいのに股間が小さいのが不思議でした。帰ったらルネサンスの彫刻の本でも読んで
みようかな…股間の大きさについての学究的な意見はあるのか。しばらく真面目に
考えたのでした。誰か知りませんか?(笑)
さて今日のランチは中華だった。イタリアにも中国系の人たちが営んでいる中華
レストランがあるのだ。ここではまぁ、スタンダードな中華料理がてんこもりで
まぁおいしかったんだけど、連日の野菜不足で単なる野菜炒めがコトの他美味しかった。
同じテーブルの人にも野菜炒めだけ好評だったし。…野菜食べたいなぁ。おなかが
ふくれたらフィレンツェを後にして次はピサへやってきた。もちろん目的は斜塔である。
斜塔はやっぱりスゴかった。傾いてるだけであんなスゴイとは思わなかった(笑)
そこでは、自由時間の間に斜塔の前にある大聖堂と礼拝堂の見学をした。それが
まぁ、礼拝堂が面白い。無駄な空間が多くて声が響きやすくなってって、螺旋階段を
登るとよく解らない地下室みたいな空間が広がってて面白いのだ。しかもここはなぜか
守衛さんが皆女性で、守衛の一人がどれくらい声がよく響くかを実演してくれて、
綺麗なアリア声にシビレる。イタリア来てようやく得た新鮮な感動だった。
すっかり楽しくなって、土産物屋でダヴィデ像の股間プリント柄のトランクスを
買った。下品と侮るなかれ、お尻もしっかりプリントされててチャーミングだ。
肌色や褐色もあったのだが、本物に忠実なブロンズ色を買う。肌色だと洗濯した時
干したら近所の話題になりそうだし親に嘆かれそうだし(笑)ちなみにもちろん
これは私用である。ホテルに帰ったら早速はかなくちゃ♪
ホテルまでまだ2時間くらいバスに揺られて帰ってきた。今日はピサが思いのほか
楽しかったので余力があって、バスの中では他のフォモ小説ネタで一人盛り上がった。
久々に耽美な展開にイケたので満足満足。難攻不落と思われた枯れ攻男に「負けた」と
言わせられたので自分で快哉、さすがフィレンツェとピサだなぁ…!裸像の股間と
股間トランクスのおかげかしら(笑)ちなみに「脱げよ」で始まった関係は裸で
一つお布団に入ってるのにまだ攻が19才なのに(オイオイ)始める前から疲れて
しまって膠着状態、しばらく悩みそうである。
ホテルへ帰って夕食を取って、早速風呂上りに例のトランクスに履き替えてみた。
そしたらスゴイ事実を発見をしてしまった。このトランクス女物だ…!
だって股間に布地の余裕がないんだもん。



2004年05月17日(月) イタリィ・3


早めに朝食を済ませてチェックアウトしたのだが、肝心の送迎バスが来なくて
フロントで30分ほど待つはめになった。仕方がないのでホテルの正面にあった
小さなお店に入ってみた。イタリアもまだ3日目なので色々珍しい。そしたら
ものすごい珍しいものを見つけてしまった。遊戯王がいるし!
残念ながら中身はドラゴンボールだったので遊戯王の何を売ってたのか解らなかった
けれど、おもちゃ付菓子あたりだろう。友達の土産に売ってれば買ったのに(笑)
そんなこんなで新鮮な驚きを味わいつつ、渋滞に巻き込まれたと謝罪したけど陽気な
バスの運転手さんに揺られて一路ヴェネツィアへ。ヴェネツィアは海上都市なので
バスを降りて船に50分ほど揺られてようやく着いた。またしても大きな聖堂がある!
ここヴェネツィアでは立派なサンマルコ寺院を見た。つってもサンマルコの聖遺物は
エジプトからかっぱらってきて堂々としてるっていうんだから、なかなかどうして
商売人の土地である。また例によってガイドさんのくどくどしい説明を半分くらい
聞き流しながらあちこち見ていたら、またしても鳩。今度は教会の前で鳩が鳩を
追いかけ回してるのを見て、微笑ましくなってしまった。追いかけ回してるのは
男男より男女っぽいなぁ。ここではヴェネツィアングラスを見たり手縫いの刺繍を
見たり、小さな路地に入ってみたりして楽しかった。自由時間があるのはいいね。
ゴンドラにも乗った。6人乗りで、私は一番舳先近くに乗ってベストポジションで
撮影できて満足だった。しかしこぎ手のマナーが悪いのがいかんともしがたい。
ゴンドラを降りた後はまた船に乗って地上に戻り、今度はフィレンチェに向った。
毎日毎日強行軍である。でもまだ元気があるのでバスの中では創作活動に余念が
ない。旅の創作のために小さなノートを買ったのだ。イタリアというのはけっこう
つまらない普通の田舎風景の連なりで、同じ田舎でもどこまでも草原が続くとか
道路が続くとかいう景観がなく、ひたすらどこにでもありそうな田園風景で
いまいちインスピレーションは頂けなかった。でも、いろんな話を煮詰まったら
次というふうに同時進行させていたらなかなかはかどって嬉しくなった。きっと
日本で仕事の合間に作ってたらこの煮詰まった先降臨するの時間かかるだろうし。
しかし、情熱の国に来ても私の頭が情熱になることはないらしく「脱げよ」が出た
時は我ながら「さすがイタリア、素晴らしいネタ…!そのままイっちゃってくれ!」と
感動したのに、さっさと脱いでくれたのに、布団に引き入れたのに、どうした訳か
コトを始められない(某ゲームネタ)のは一体どうしてか我ながら首をかしげるしかない。
この据え膳のどこが不満なんだ?! いくら頭をひねっても次が出て来ないので、
危うく添い寝コースに行きかけてしまいました…(汗)
そんなこんなで渋滞も苦にならず、今日のお宿に無事到着。今日はホテルで夕食
なので移動が楽だ。さて3日目ともなると、同行の方々とも多少顔見知りになって
くる。食事のたびに相席になるのだからちょっとずつ話題も膨らむ。その中に
困ったオヤジがいた。最初見た時からキモイ感があったのだが、運悪く夕食に
相席したら最悪だった。ま、運悪くというかおやじが近づいてきたんだけど。
「君たちにはまだ尋問してなかったもんね」とか言ってキモすぎる!(寒気)
どうやらこのおやじ、誰に頼まれたわけでもないのに同行メンツにネホリハホリ
聞いて回ってるらしい。ヤなカンジ。しかも口調がいちいち失礼なのだ。
「そんな理由で会社辞めちゃったの?」とか「ヘンな名前だね」とか心無い一言が
多すぎる。盛り上げる気がないなら黙ってろっつーの。奥さんも隣で笑ってないで
たしなめろ(怒)新婚さんも色々聞かれて不快そうだった。可愛そうに。
ってことで、そんな大きくもない団体の中で早速敵が出来てしまったのでした。
今度ヤツと相席になったら泣かす(笑)



2004年05月16日(日) イタリィ・2


「レオナルド ダ ヴィンチ」という、明らかに名前負けしたへちょいホテルで
一夜を明かした。だって部屋の窓はシャッター下りてて動かないしバスタブ
汚いし…これでも☆☆☆☆ってイタリアのホテル事情はどうなってるんだか。
ともかく寝心地は悪くないベッドで熟睡し、朝起きて簡単な朝ご飯を頂いた。
パンとカプチーノだけの簡単な食事。イタリアの朝ご飯は皆こうらしい。
朝ご飯の後は、荷造りしてホテルを出発した。ところでここはミラノ、今日は
ミラノ観光である。全日バスで移動するのだが、今日はまず中世から近代まで
城砦として使われていたお城へ行った。城砦!いい響きだなぁ、最近軍隊モノに
弱いので城砦という単語一つで既にめろめろだ(笑)
大きなゴツイ外壁の中へ入ったら、中庭も広くて、ここが憲兵場だったよう。
でも今は、何からサッカーのイベントがあるらしくてパーティ会場と化していた。
情緒台無し。そんな城砦内を、中庭をつっきって外に出た。こんだけかい!
城外に出る前に添乗員さんからちょっと説明を受けた。この先の部屋にレオナルド
ダ ヴィンチが居た部屋があるとか上の空で聴きながらぼんやりと窓枠に居た鳩を
見ていた。そしたら二羽居た鳩が、なんと一羽が一生懸命隣をつつき始めたでは
ないか!最初は「夫婦かな〜」と見てただけなのだが、突然のアプローチに
「ホモだわ!鳩がホモ!」と鳩見ただけで喜ぶ始末。なぜいちゃつき始めると
男女じゃなくて男同士に見えるんだろう…。さて次はミラノ大聖堂。イタリアは
カトリックのお膝元なので、大きな都市に行けばどこでも立派な教会がある。
その一つに行ってみた。建物が大きくて立派!スゴイのは確かなんだけど、
周囲に聖人の像がずらっと並んでたりところどころ人の顔が多くてヨーロッパ
芸術はこれだから…と初日から疲れてしまう。人間が多すぎるのよ芸術に!
もっと花鳥風月を愛そうよ!と言いたい、聞いてくれないだろうけど(笑)
その後、ちょっとの自由時間の間にスカラ座見たりレオナル ド ダヴィンチと
4人の美少年愛弟子の像を撮ったり大聖堂に入ったりして徹底写真撮影タイム。
ちょっと旅行すると観光する時間が迫ってキツイわ。
大聖堂の後は味付けの薄いランチを食べて「ジュリエットの家」に向った。
耽美嫌いの私は名前聞いただけで敬遠してたのだが「ジュリエットの胸に触ると
思い人と結ばれる」というジンクスを聞いてしっかりやってきてしまいましたv
つかジュリエットの部屋のバルコニーにおじさんが三人現れた時はビビりました。
鳩がいちゃついてたのを見たのと同じ驚きを(笑)
その後、広場の近くにあるジェラート屋でダブルのジェラートを食べた。
付け焼刃のイタリア語ではほとんど喋れなかったんだけど、ジェスチャーと相手の
日本語力(笑)でなんとかなった。速攻溶けかけてるジェラートを食べつつ街中散策。
何気ない広場でもオブジェは綺麗だし石畳もステキだし情緒があってステキ。
たまたま入った小道にあったダンテの像も感動した。つかダンテ像の背後の建物に、
建設途中で中途半端に置かれた像がちょうどダンテを背後から覗いてるような
位置に立ってておかしかった。ストーカー?(笑)
そういや街中歩いてる時、急にくしゃみ連発してしんどかったのはこのジンクスの
おかげかな?「さては日本に置いてきた(爆笑)男共が噂してるんだな」とか思うと
気分悪くないし。いいじゃん思うくらい(笑)
さて一通りの観光が終わった後はバスで今日のホテルに向った。約3時間ほど。
明日はヴェネツィア観光なので、州を越えてヴェネト州に向ったのだ。途中で
綺麗な虹を見て純粋に感動。日本でも滅多に見かけないし久しぶりに見れて
良かった。虹ってメルヒェンだなぁとつくづく感動した。だって七色だよ!?!
重暗いホモネタも一気にファンタジーに変貌するほど気分良くなってしまった。
さて少々バスが迷った後無事にホテルに到着。今日のホテルは昨日のほど小汚く
なくてむしろ可愛くまとまってて快適だった。が、やっぱりバスタブ汚いし
バスタオル汚いしベッドカバーかゆい(滝汗)しで、問題はあったのでした。
ところで今日はイタリアのテレビを見てみた。言葉は解らないんだけど、ずっと
見てたら「スター誕生」みたいなことをしていることに気付いた。男性が交互に
踊りと歌で競い合ってるのだ。1番は踊りがウマイんだけど歌が下手、3番は歌が
ウマイんだけど踊りが下手で、どっちが勝つかけっこう真剣に見入ってたんだけど、
3度踊りと歌を競い合ってもまだ決着がつかなかったので諦めて寝てしまった。
踊りはウマイけど歌が劇的に下手で、でも爽やかな笑顔でごまかしきってる
オルソ勝ったかどうか気になる〜(笑)



2004年05月15日(土) イタリィ・1


突然だがイタリアへ行ってきた。普通に観光。隠してたというより、行くまでに
仕事詰めたり荷物詰めたりして慌しかったので、なかなか実感が沸かなかっただけ。
ともかく5月入ってからまるで休みなしで働いたり荷造りしたりしてやっと今日。
用心深く早めに集合したので5時半起きとかで、寝ぼけ眼で出発した。朝、連れの
ジマコ君と日暮里で無事合流。私はまだ軽いはずのトランクに自分で脚をひっかけて
よろめき、エスカレーターでお兄さんにぶつかって「大丈夫ですか?」とか心配
されてしまった。海外旅行に行くのに成田行く前から疲れてる私が悪いんです(汗)
それにしても成田は遠い。海外旅行にあまり乗り気になれない原因の一つに、
この成田の遠さがある。うちから電車で3時間半はくだらない。プチ旅行だ。
ともかく集合時間の一時間前に無事成田へ着き、添乗員さんに航空券をもらって
搭乗手続きをしてご飯を食べた。しばらく和食が食べられなくなるから和食を。
飛行機乗ってからは、久々のJALでなかなか快適な旅だった。個人テレビ付だから
好きな映画が観れるし。ってことでホーンテッドマンションを見た。が、あまりの
つまらなさに愕然。お金払って見に行かなくて良かった(><)
さてイタリアは遠い。飛行機でも12時間だ。寝ても覚めても飛行機の中で、
読書したり持参した小ノートで創作活動したりして時間を有意義に使った。
特に事前の下調べとか全くしてないしイタリア語も勉強してないから今のうちに
詰め込まないと!(汗)ちなみにイタリアは時差ー7時間である。ホテルに
着いたのが午後8時で、日照時間の長いイタリアはまだ薄暮状態だったんだけど
日本時間にすると翌日の午前4時。飛行機の中でよく眠れなかった私は、
もういい加減早く寝た方がいいだろう。日頃の疲れも溜まってるし。
が、ホテルに着いて部屋までの道を歩いていた私は、正面玄関の芝生を歩く猫の
姿を見つけるとそれまでの疲れを一時的に忘れた。部屋に入って荷物を置くと、
カメラを持って「ちょっと猫撮ってくる!」といきなり自由行動へ飛び出す。
ダメな団体旅行客の見本のような身勝手さだ(自覚はある)。
右も左も解らないイタリアで、イタリアに来たという喜びよりイタリアで猫を
見つけた喜びに満ち溢れて、一人外へ飛び出したのでした。が、外に出るまでに
猫は居なくなってて、しばらく一人で芝生散策したのでした…疲労倍増。



2004年05月13日(木) 密の可愛さということ


月曜の晩に冬菊さんから「都密強〇書きましたv」と連絡を受けて、
急いで見に行った。何を隠そう私は強〇モノが好き。男の書く強〇
モノは痛いだけで嫌いだけど、女性が書くと心理描写とかに重点が
あって痛さがそっち行ってるから好きなのだ。
ともかく冬菊さんの都密強〇小説「抑圧」(アップしましたv)
えろシーンというより、最後の最後に強〇された密が泣きながら
「もうやめて」と言ってるのに胸を突かれました。

そうだ密は強〇されたら泣いて脅えるんだ…!

今まで何年クロサキストやってきたんだかすっごい初歩的な
ことを忘れていた私は、密のその一言にモエ上がった。
うっわめちゃかわいい密…!
今までいかに密が腹黒くシタタカで人の上に立とうと悪知恵
働かせてるかということばかり主題に書いてきてたので新鮮、
というか当たり前の日常に戻ったというか。ともかく
ソッコー冬菊さんにラブコール送ったら、なんと■6周年記念に
下さるというではないか。やった〜久々の頂きモノ〜〜vv
ところで私は冬菊密の「もうやめて」にすっかり参ってしまって、
その日のうちに自分でも都密純愛系を書き始めた。
「embrasser」(本日いっしょにアップしましたv)
最初勢いのみで密がプロレス技をかけてる辺りを書いて満足し、
次の日その周辺を肉付けし、さらに次の日細部を調整したので
たったの三日、でも夜しか執筆してないので実質5時間くらいしか
かかってない異例のハイスピード完成と相成った。
やっぱり愛の違いかしら、と我ながら驚かざるをえない。
だって久々に書いてて筆が軽かったし、我ながら初めてみる
フレーズが出てきてたし。密の可愛さよいうより都筑のおかしさが
目立ってしまって、抱擁より尻についての方がインパクト強く
なってしまったのは意外だが、久しぶりに初心に返れた気がして
スッキリした。私の書く都密は、恋人前提というのはなくて、
だいたいぬるい家族愛モノ。ソコよ!ソコが愛なのよ都筑さん!
ってことで、強〇とは全く関係ないけど、冬菊さんには
「密ありえないくらい可愛い」と言ってもらえたし満足(笑)
ちょうど伊吹ちゃんに少年魔法士を借りてたので、都筑の性格に
微妙にレヴィが混入されて、いっしょに借りた坊ルク本の影響で
戦いモノが交じり、カラオケで歌ったTAKADA BANDのイメージも
だぶって、短期間で刺激を受けたモノが全部交ざったカンジに
仕上がった。読み返すと当時のモエが思い出されるんだろうな。
しかし久しぶりに書いたらやっぱり都筑は面白かった。
いや!今度の主題は「可愛い密」だったはず!次回こそ
可愛く気絶するとか可愛く癇癪起こすとか可愛く齧るとか
頑張りたい。



2004年05月10日(月) 古いアニソン


今日は午後から旧友ハルカと遊んでもらった。
近所なのにまたしてもちょー久しぶり。
カラオケ行ってご飯食べてお茶して。
ハルカは私より細いくらいなのによく食べるなぁ。
私も昔は大食いだったはずなのに、最近はダメです。
体も疲れやすいけど腹も壊しやすくなった。年です(汗)
カラオケはアニソンとホモソンを中心に。
スピッツ…意外とかなりホモソンだったのね!
ハルカは低音が得意なので、ラルクとか歌ってもらって
私が悦る始末。逆に私は高音が得意なのでマーヤとか
歌わせて頂きました…が中島美嘉はサスガにキツイです(汗)
アニソンは最近のを知らないので古いの中心だったんだけど、
最初に私がWガンの主題歌歌ったらハルカにもスイッチが
入ったらしく(笑)「ナディア」の主題歌なんか歌ってくれた。
「三つ目が通る」の主題歌歌って二人して「カッコいいよね
写楽君!」と盛り上がる。ちなみに小学生時代、私は彼に
ホレてました。さらに「ピグマリオ」の主題歌歌って自分で
悦る。私中学生時代クルトにホレてたんだよー!
「ライジンオー」を歌うと、なぜ「メタルジャック」が
ないのか物議をかもす。あってもいいと思うくらい有名だった
気がするんだけどなー。「ライガー」はあるのに…。
「シティーハンター」とか不朽の名作よね!また読みたい。
C.H繋がりで「アニメ三国志」の主題歌とかね。高校時代は
フェンスオブディフェンスにハマってたもんだ…(笑)
ハルカとはまた「餓狼伝説」でも盛り上がった。
当時私達は、餓狼伝説のジョー役の声優さんがあまりに棒読み
だったため、それのリピートばかりして馬鹿笑いしていた。
…頭悪い子達だ(滝汗)
こないだ透夜ちゃんとオフした時は「サイバーフォーミュラ」とか
「ワタル」とか「グランゾート」とか「スーパービックリマン」とか
歌ったな、ちなみにスーパービックリマンのフェリックスにも
ホレました。あの時、男の黒い長髪に目覚めた気がする(笑)
あと「忍空」を歌ったら忍空の画像が出てきて、ふんどし一丁で
アクションをこなすトウジを見てたら本気でDVD欲しく
なりました。…買う!?! 買うか自分!?!! 安くないぞ!(泣)
今回なぜか男の子なアニソンしか歌わなかったけど、
ちゃんと女の子ソングもイケる。つか好きだ。
「クリーミーマミ」とか「アイドル伝説エリコ」とか
「ウテナ」とか「エスパー魔美」とかとかとか。
そしてまた懲りずにTAKADA BANDを歌ってみたり。
いいなぁいつまで経っても大好きだ!この方達の曲がもっと
入ればいいのに。そしていっしょに歌ってくれる男声が欲しい。



2004年05月09日(日) 高くついた母の日


朝起きたら既に姉から母にカーネーションが届いていたので
花という案は却下になった。何しろ母の先日退院祝いに
深紅の薔薇(母は赤い花が好き)を買って帰ったら
近所の人にもらった赤い薔薇が置いてあって
「一度に二つもらうのは嫌いなのよ〜」とか言いながら
受け取られたからだ。…ありがとうは?(涙)
という先日の手痛い失敗があるので、今回は慎重に
花は止めて夕食に誘うことにした。最初ファミレスで
いいって言ってたんだけど、行ってみたら待ってる人が
いて時間がかかりそうだったので、ちょっと脚を伸ばして
スパ屋さんに向うことになった。が、スパ屋さんに行く
途中にあったホテルの看板を見て「そういやあそこにも
食事する場所あったわよね」というので急遽そちらに
向うことになった。…ホテルのディナーは大変お高いと
思うのですがお母様、と内心冷や汗モノだったんだけど、
母の日だから耐えろ私、貧乏は慣れてる!(><)
ホテルに行ったら和食と洋食があって、どちらもコースは
一人4500円(涙)で二人で洋食コースを食べることになった。
食事はどれもおいしかった。久しぶりに上品な味付けの
コース料理を食べて、珍しくどれもおいしかったので
かなり満足だった。フランスパンもおかわり自由だし、
クリーム味のスパゲティ大きなチーズの中に入れて
かき混ぜて味を調えるというデモンストレーションまで
見れたし、ローストビーフは好きなだけ切り分けてくれると
いうし、デザートのケーキも8種類選びたい放題で全部
食べたけどどれもおいしかったし!私も満足だったし、
味にうるさい母も満足していたのでそれはそれで良かった。
…が。
サービス料入れるといちまんえん以上…今度は
誰かのオゴリで来られることを祈るばかりである(涙)



2004年05月07日(金) 「神背」文庫本


ずっと友達に貸したまま連絡も途絶えてたので諦めてた
「神に背を向けた男」の文庫本を見つけてつい衝動買いして
しまった。だって単行本未収録作品が入ってるっていうから…!
この未収録作品はずっと私が待ち望んでた作品で、当時高校生の
私は本屋で立ち読みして、この作品が収録されるのをそれこそ
首を長くして待ってたもんだ。もう…●年?(汗)
私が「神背」に出会ったのは町医者の待合室で、その過激な
内容にすっかりトリコになって夢中で本を集めたうえ布教も
しまくったが、今考えるとそんなレディース本を夢中で
集める高校生って目の前に居たらかなり恐いな。
ともかく、●年ぶりに読んでも面白かった。
何が楽しいんだろう?主人公佳樹が不幸な境遇にめげず
醜悪な(それこそ小早川奈津子に匹敵し、さらに体臭が
キツくて腐敗臭すらする)容姿の女主人に奉仕しつつ
女も男もタラシ込んでのしあがっていく様が?神に背を
むけまくってるから?ともかく久しぶりに読んでも
楽しかった。作者が「神背」を止めてしまったのは、
大人気だったコバルトの某戦国ホモ小説(笑)の挿絵二代目に
就任したから…とか当時マトコシヤカな噂を聞いたので、
もうそっちが終わった今、今さらでもいいから続編を
期待する次第だ。引き取ったかつての仇敵の息子、郁人も
すっかり女タラシ名人になってしまったし、天才調香師
島津と男三人で神に背を向けまくって欲しいものである。



2004年05月05日(水) 昨日の続き


昨日の「ムラッキーランド」の説明補足をば(笑)

「邑輝さんのハニーハント」では邑輝さんはチョッキのみ
下半身サラシて喜色満面迫ってくるのでお子様は本物の
恐怖を味わえます。というか腐女子とゲイ以外は本当に
恐いと思います。その上、蜜大好きとかいうとまるで
ヤヲイ好きのようです。きっと密の蜜も大好きです。
(↑こういうこと書くから「シモ増えましたね」とか
言われちゃうんだよ私…)
でもご存知の通り「ハニーハント」はTDLの一番人気
なので「ムラッキーランド」でも一番人気です。
あと昨日忘れてたんだけど、ムラッキーランドで
忘れてならないのが

「魅惑の邑輝ルーム」

です。TDLでは常に待ち時間ゼロの閑古鳥アトラクション
だけど、ムラッキーランドでは隠れた人気スポット!
♪ムラムラムラ邑輝ルーム♪
の陽気な音楽とともに繰り返される邑輝賛美の中で
貴方も恍惚の世界へ…!マジ洗脳されるのでご注意を。
洗脳といえば「イッツアスモール邑輝」も、世界中の
衣装をまとったチビ邑輝がいっぱい出て来て
♪世界は邑輝〜 世界は邑輝〜 世界は邑輝 ただ邑輝〜♪
とひたすら邑輝賛美をリピートするので、出てくる頃には
鼻歌が止まらず、確実に洗脳されます。楽しいですヨ!

ってことで、そんな目線でTDL行きたいな〜(笑)



2004年05月04日(火) 妖精探し


冬菊さんとNINAさんと妖精の城に行ってきた。
そもそもの発端は冬菊さんの「やっちゃんのお店があるんです
行きましょう!」というもので、私の中では深く考えないで
つまりオフだな、と解釈して遊ぶつもりだったのだ。
当日、待ち合わせの王道アルタ前で待ち合わせて、NINAさん
オススメのいつでも人のいない喫茶店に入ってお茶をする。
最近の出来事とかあいも変わらず懲りずにシモネタとか。
しかし場所も店も悪くないのに本当に人が居なくてビックリ。
落ち着いてていいけどさ。いつの間にか「ホモゲー探しに行こう」と
いう話にになり、電気屋にホモゲー探しに行った。しかしここは
アキバじゃないのであまり数もなく、数少ないホモゲーを見て
「今度アキバ行きましょう」と言い合って、今度は男性向け
オモチャのお店??に行ってみた。こんな界隈入ったの初めてだ。
そのお店のハードホモポルノ?なビデオコーナーは女性立ち入り
禁止のようで店員さんに怒られてしまいました。興味本位じゃ
ダメですか。その次は「妖精の城」予約時間まで時間があったので
またしてもNINAさんオススメの、朝までやってる喫茶店へ。
ここがまた、二丁目だからかゲイカップルがいっぱい!
どう見てもカップルなんだよ男性同士が。うわ〜
すげーホンマモンなのこの人たち?!
イナカモノは内心ドキドキでしたよもう。
白人男性×日本人の少年という取り合わせもあったし。
ああボウヤどこでそんなお兄さんと知り合ったの?(汗)
ゲルマン系の40代くらいの男性が一人で居て、お店を出る時
妙な視線でこちらを見ていたので、店を出てからNINAさんに
「あの人なんだったんでしょうね?」と聞いたら
「あの人はナンパ待ちでしょう」と言っていた。
ま、私達はどうでもよくて男の子待ちだったんだろうけど。
でもそこでちょっと気になったことがあった。さっきこの二丁目まで
歩いて来る時、交差点で車が渋滞していて、運転してる若い男の子が
すっごい悪態をついていた。どう見ても彼の自業自得なのに
所構わず大声で文句を言ってる姿を見て、私達三人は
「ああいう子には教育が必要ですよね…」とやましい
セッカン風景をアレコレ想像して、あの男の子がもう二度と
歯向えないくらい気力を奪うあらゆる責め苦を考えて悦ってみたり。
たまたまちらっと見ただけなのに、見も知らぬ腐女子3人に
いいように妄想されて、男の子がちょっと不憫になりました。
そんなカンジで、さっきのゲルマン男性も私達3人を見て
フラチな想像をしてたんじゃないかと推察してみた。
私はまた例によって、この二人に挟まれて「夜刀は妖精」とか
「巌は黒崎村のアイドル」とか「邑輝マジM男」とか洗脳
されかけてたので、NINAさんと冬菊さんはいかがわしいお店に
勧誘しようとしているマネージャーで、私はイナカ出の
世間知らず、のような構図が妥当かという結果になりました(笑)
さていい時間になったので「妖精の城」もといやっちゃんの店に
向った。私は妖精=夜刀が頭の中で繋がってなかったので、
普通にメルヒェンなお店として楽しませていただきました(笑)
ディズニーのBGMが流れてお姉さんが妖精のカッコした
可愛らしいお店でした。このお店、料理は普通においしかったけど
ディズニーの音楽に影響を受けてかディズニーラ●ド邑輝ネタで
盛り上がってしまった。TDLではしゃぐ邑輝、ミッキーの耳
カチューシャを買って「●●でチュウ」とか間違った知識の元、
語尾に「チュウ」をつける邑輝、そのうちムラッキーランドでも
いいじゃんという話に発展し、邑輝の名を関したアトラクションの
数々で爆笑。特におかしかったのが「邑輝のティーパーティ」と
「邑輝さんのハニーハント」かな。「私はハチミツが大好き
なんですよ!」と誰も聞いてないのに激しい自己主張をして
アトラクションをかき回す…ハニーハント乗りたくねぇ(汗)
シーだと「センターオブザ邑輝」とか「海底2万邑輝」とか、
邑輝を探求するアトラクションがいっぱいになる。
お店には邑輝グッズしか売ってなくて、名前を彫って
もらおうとすると、あらかじめ「邑輝×」か「×邑輝」か
3P以上の選択肢しかない。スゴイ世界だ。
そんなこんなでオオウケしているうちに今度は咲貴の話になって、
私が今持ってる咲貴×密ネタの話をしたところ、NINAさんと
冬菊さんでメモ帳いっぱいの素晴らしいネタを提供してくれて、
腹が痛くなるほど笑わせていただいた。召喚課のメンツ全てに
毒を吐き再起不能にして従わせる咲貴兄の話、タイトルは
「その男タブーなし」か「暴君の姫君」で決まりだ(笑)
そんなカンジで「妖精の城」面白かった〜v(←そっち?)



2004年05月03日(月) ま、こんなもんでしょ


午前中にシロクマ君と大津んにもう一度会ってきた。
なぜなら昨日シロクマ君に買ってきてもらったビハインド
マスター本をもらうためだ。あと大津んがアンミラ行きたいっつー
から(笑)二人が泊まってるお宿の近くのアンミラ行ってきた。
なぜかここのアンミラは、皆体育会系で筋肉質の逞しい脚をして
らっしゃって驚いた。…そういう専門?
さてランチを食べつつ昨日のイベントの話なんか聞きながら
今後の■について(笑)とか話合ってなかなか楽しい一時を
過ごした。二人はこの後、東京駅で買物するとかで早めに
別れた。私は次に別の約束があるので新宿へ移動した。
例の、水面下で激しい攻防があったややこしい会合(笑)
でも由真(仮)千鶴(仮)も他の皆も何も言わなかったので、
私も敢えて何も言わずに終始和やかな会合になった。
ま、こんなもんでしょ。

そういや、あんなにお店とバトルしてもぎ取ってきたボールペンも、
渡してから2週間経つのに同期からは誰一人メールの一つも
来ないけど、これもま、こんなもんでしょ。

諦めとはちょっと違うけどこんなもの。



2004年05月02日(日) 新撰組


チョー人気なのは知ってる。私も時間があれば大河ドラマ
見てるし。ってことで今日は、8時前に家に帰れたので
大河ドラマ見ながら晩御飯を食べた。幕末はあまり興味が
ないので詳しい話が解らず、大河ドラマもちゃんと見てないので
まだキャストが全員把握しきれてないんだけど、とりあえず
近藤と土方は解る。土方が近藤を大将にしたがってるのも。
ラスト間近で、近藤は大将として苦渋の決断を選ばなければ
ならない場面があって、すごく苦悩していた。それを見た
土方のセリフがスゴかった。

俺は決めた。
汚い仕事は全部俺がやる。
アイツにあんな顔は二度とさせない。

…ですって。
お聞きになりました?
なんてホモ好きが食らいつきそうなセリフ!
ビビりましたよ「いきなり何言うんじゃアンタ」とか私の方が
焦っちゃったじゃん。オイオイ大河ドラマ、こんなセリフ
言わせちゃっていいんですか?そこホントに友情ですか?
以前、博物館の新撰組展に若い子が並んでるのを見た学芸員さんが
「あんな若いうちから新撰組好きなんてロクな大人にならない」とか
言ってたけど、なんかその気持ちがちょろっと解った気がした。
…ロクな大人に…(汗)



2004年05月01日(土) 久々オフ


久々に旧■メンツと会った。イベントのために関西から来ていた
大津んと毎度お馴染みのシロクマ君と近いくせになかなか会わない
伊吹ちゃんと和泉ちゃん。ホント皆様私より■歴長い先輩である。
当日なぜか関西組から「三田線水道橋駅A3出口集合」とか指令を
もらって、なぜに関西人にマイナー路線の名前を告げられねば
ならないのか頭をひねりながらもJRで到着。やっぱり関東組は皆
JRで来たみたい。ここは東京ドームのお膝元で、遊園地に来たかった
のかと思いきや、お店の一角でジャンプショップをやってて、それを
見たかったらしい。…さようですか。さて買物が終わった後は、私と
伊吹ちゃんの強引な希望で後楽園のジェットコースターに乗ることに。
まだ出来て1年目な新しいここのジェットコースターまだ乗ったこと
無かったのよきゃ〜〜〜vv …が、乗り気だったのは伊吹ちゃんと
私だけだったようで、結局二人で乗ってきた。連休中だったけど
20分くらいの待ちで乗れたけど、イマイチでした。絶叫したかった。
その後、場所を取っててくれた3人と合流してランチを食べた。
皆ジャンルが見事に別れてしまったので、お互いのモエ近況報告を
してみたり(笑)このメンツは、年を経てもこうして集まる気のいい
ヤツラばかりだと思うけど、どうして話題が合わないのに仲良く
やれるんだか不思議でならない。密のひの字も出ないのに(笑)
でもまぁ一度は密にハマった身、根底に同じモノを抱えてるんだと
思う。同じモエ要素をね〜〜v
そういや大津んに「盲目攻なら聖より流がいるじゃん」と言われて
すっかりその存在を忘れてた私はものすごく納得しちゃったけど、
父子はちょっとキッツくてイヤです…いや確か流密読んだ覚えある
けど、その作品自体は良かったけど、あんなダメ父のクセに息子に
欲情するなんて変態すぎてキモイです。見たくない(><)
和泉ちゃんが用があるとかで別れた後、どこか観光行こうかという話に
なった。このへんだと両国とか小石川庭園とか「市ヶ谷で降りれば
靖国神社なかったっけー?」と提案したら、大津んからすかさず
「市ヶ谷行くならぜひ日本棋院に!」と強いプッシュが。
さすが碁ファン。関西人でも日本棋院の場所を知ってるとは(笑)
日本棋院覗きに行っても良かったんだけど、なぜかそれは却下されて
秋葉原ゲーム漁りツアーになった。私は何度行ってもよく解らないので、
伊吹ちゃんに先導してもらって以前も行ったメイド喫茶に行くことに
なった。途中のゲーム屋に1時間くらい居座る。最近のホモゲーって
多様なんだなぁ。まず本格国取りゲームがあって、それのパロディで
ホモゲーがあるってスゴイ手の込んだホモゲーぶりだ。まぁ、
女性向けはストーリー重視だから、そこまでストーリーを
大切にするのは良い傾向だと思うけど。大正モノとか病院モノとか
戦隊モノとか、男性向けに勝るとも劣らない沢山のホモゲーを見て
堪能し、シロクマ君はいくつか買い(笑)、ホモゲーのイラストで
密そっくりなのを見つけて皆で騒いだりして楽しいひとときを過ごした。
さて次はメイド喫茶だ。ここで1時間ばっかり脚休めを兼ねてお茶をし、
大津んはその後碁マンガのオフ会があると言って去って行った。
さて残された3人で、まず私のニーズで古本屋へ。ここでも1時間位
ねばったかな。その後、またしても私のニーズで男性向エロゲー売場へ。
でも落ち着かなくてあまりじっくり見る余裕がなくてガッカリ。
次は本屋へ寄ってみた。伊吹ちゃんにビハマスの見本を見せて
布教するためだ(笑)…が、なぜかビハマスじゃなくストプラを
購入されてしまいました。ギャグに飢えてるそうな。
立ち寄った本屋はあまり大きくない所で、シロクマ君が欲しい
本があるというのでちょっと脚を伸ばして大型書店まで向う。
ここでシロクマ君は欲しかった本を見つけて4冊まとめて購入されて
いた。「重くなるから買わない」とか言ってたくせに4冊以外にも
買ってたな…(笑)私も、背表紙だけ見て「小姓のおしごと」という
ギャグマンガを買う。つーかシロクマ君も買ってた。面白いといいな。
そんなこんなで脚が疲れたし寒かったので解散することになった。
面白かったけど疲れた〜〜〜〜(><)


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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