日常喜劇

2002年11月30日(土) ついに結婚式


日記にも何度か書いたが、例の「お見合いパーティで
知り合った人」と「ボランティア」で結婚する友達が、
今日結婚式だった。事前にいろいろあったので、
なんだか私も彼女の親のように感無量である。
朝10:30に式場集合だったが、電車の待ち時間が
長くて式ギリギリに到着した。あぁ、セットした髪がっ(泣)
神父だか牧師だかの前で式を挙げ、花を投げつけ(笑)ながら
お祝いを。やっぱり感動するなぁ!(><)
披露宴の方は、式とは違った白のウェディングドレスを着てきた。
私好みな、シンプルな可愛いデザインだったのだが、それが
なんと、彼女のお母さんが30年前に自分でデザインして
結婚式に来たドレス、ということで、その逸話を聞いてまた滂沱。
うぅう、いいなこういう親子の絆って(><;)
式の方は万事滞りなく進んだ。全部で100人に満たない
披露宴というのは田舎モノの私にとっては小規模そのもの
なのだが、さいきんはこのくらいの規模が多いみたいだから、
まぁいいのか。生まれて初めて出た結婚式というのが姉のもので、
親族だから末席で、田舎モノだから規模が大きくて、
かなり遠方から豆粒大の姉の姿を見、しかも披露宴の時間が
長くてイトコと外で暇つぶしていた記憶もあるので、
3時間弱で終わってしまうこういう式はちょっと物寂しい。
でも中身も充実してたし、トリで友達と歌も歌ったのも
うまくいったし、ま、ヨシとするか。
これから幸せになって欲しいものである。

ところで式で歌った歌。予定ではキ●ロの「未来へ」だったのだが、
前日にいっしょに歌う子から「忙しくて練習する時間なかったから曲
変更していい?」とメールをもらい承諾。急遽eltの「fragile」になった。
fragileといえば!私の中ではシリアスな都密ソング。
朝、行きの電車の中でウォークマンでひたすら曲聴きながら
耳練習をしていたのだが、この曲を聴くと頭がシリアスな都密へ
行ってしまう私は友達の結婚式に向う途上でダークモード突入。
自分が殺した人間の返り血なんか浴びながら冷たい笑みを浮かべる
都筑と、その内面の空洞に恐れて近寄れない密、とか一体何年前の
ネタだ!ってものにモエモエして脳細胞全開。一度この世界へ来ると
楽しくて止められないので、式の途中でも不謹慎ながらにやつく有様。
「いつもためらってしまうから簡単に殺してみたかったんだ」とか
笑う都筑っておいしくねぇ?! 絶対密脅えるから可愛いねぇえvv…とか
(誰か止めてやれ)何も今考えなくても…(; . ;)とは
自分が一番痛感してたさ!お祝いしつつも、脳内不謹慎でホント
ごめんねー、と心の中でひたすら詫びていました。



2002年11月25日(月) あっさりと…


昨日「一週間もつかも」と思われた一連の温泉巡りの癒し効果は
仕事の相次ぐミスと終電までの残業と明日は一時間早出で、
一日と持たずに霧散してしまった。

…ダメ、もう今週持たない(泣)



2002年11月24日(日) 川治ぶらり湯煙旅情2


最後にゆっくり温泉つかっておいしい冷水まで飲んで
すっかりご満悦で、私達はホテルへ帰ることにした。
道すがら、玄関の上に時計がかけてあるありそうありえない家を見つけ
「なんでここの家、玄関に時計かけてあるんだろうね?」と言ったら
「うちらみたいに湯巡りトライアルしてる人のために時間を教えて
くれてるんだよ」とごもっともな(笑)回答をもらった。
で、帰り道。また脳内の地図に従って行きと違う道を進む我ら。
…うーん、だんだん怪しい道になって来た。先導役の私ともう
一人の彼女はこういう場合迷っても心得ているから大丈夫なのだが、
このメンツは方向オンチが多い。さっきも、来た道を帰って来たにも
かかわらず「こんな道通ってない」とか言うし、成田空港内で
迷子になりかけたエピソードも聞いた。どうやら同じ道でも
行きと帰りでは見分けがつかないらしい。で、さっきは川向こうから
来たけど今度は川を渡らないままホテルの方へ歩いて行って橋を
渡ろうと考えていた我らは公共の風呂場を発見した。川沿いに
造られた一風呂300円のこの岩風呂、無料で8回も入浴してしまった
私達はさして魅力を感じなかったがけっこう人が入っているらし
?!!!!?!??!!!
…見てはイケナイモノを見てしまいました(泣)
岩風呂の上にある道を歩きながら様子をうかがって
つい見てしまったのだけれど、相手は気付いてなかったようなので
良かった良かった。う、うわー…丸見えですよお兄さんっ!
で、ゲタのせいで指の間にかかった負荷が限界に達した頃ようやく
ホテルに到着、フロントで全部スタンプが押された湯巡り帳を渡して
笑っちゃうような粗品をもらい、部屋に戻って夕食までゴロゴロした。
ご飯前だというのにお菓子を広げてけっこう食べ尽くしてしまった。
このホテルも、部屋の名前が各階ごとに変わっていて、私達が
泊まった4階は赤系統の名前で統一されていた。私達の404号室は
朱雀(しゅじゃく)、他に「紅葉」や「韓紅」や「珊瑚樹」など、
風流でイイカンジの名前ばかり。うーん、趣向がステキだ。
夕食は食事処の個室に用意されていた。私達の部屋付の仲居さんが
あれこれ用意してくれて食べた料理が所狭しと出されて、けっこう
かなり限界近くまで食べ尽くしてしまった。仲居さんの娘さんが
私達と同い年らしくて、その娘の話やら孫の話やらで盛り上がってしまった。
…なんか親近感vさいきん満腹まで食べることがなかったので、
ふくれたハラをかかえて部屋に戻り、出来上がっていた寝床に
ごろごろする5人。ハっ、10時からマッサージ頼んでたんだった!
私他2人は10時にマッサージの予約を入れていたのを思い出し、
マッサージはやっぱり湯上りでしょう!ってことで風呂に入りに行った。
…大きい露天風呂でビックリした。パンフの写りより大きい露天風呂って
初めてで驚いたーー!(そこにかよ)で、時間を見計らって出てきて
部屋に戻ったのだが、部屋の前にはもうマッサージ師さんが待っていて、
慌ててマッサージしてもらった。そしてここでも驚いたことが一つ。
盲目の按摩師だーーーー!
3人のうち1人がご老人の盲目の按摩師で、私はこのおじいちゃんに
マッサージしてもらった。スゴイ、初めて見た!大感動!
指のキレの鋭さにも感動しました。気持ちいいです〜〜(;▽;)
大満足でしたvおじいちゃんが一番先にマッサージを終え、とりあえず
私が三人分まとめて支払うと一人で先に帰ってしまわれました。
だ、大丈夫かな?残りの二人はおばちゃんで、少し世間話をする。
「マッサージやってて自分は懲りませんか?」
「あー私凝り性だから週に三回マッサージ通ってるわ〜」
…それでいいのか。
マッサージやってもらわなかった二人が風呂入りに行ってる
間に三人でアカペラ系のMD聞いたりして(全員ゴスマニアv)のんびりし、
二人が戻ってきてからは5人で布団入って語り合った。
…川のせせらぎの音が気持ちイイ〜〜〜vv

その晩、皆が寝静まった頃に一人、ゲタを滑らせて階段を落ちる夢を
見てガクッと起きたりして、けっこう浅い眠りだった。

翌朝、朝風呂に入るために早起きした。小雨が降ってたけど
おおむねいい天気vゆうべはまっくらだったけど、目の前に
紅葉した山があって川がキラキラしててよい景色の露天風呂で
ご満悦でした。うーん、そういや昨日は通算9回(種類)風呂入った
んだよな。私史上、なかなか抜けない数字になるだろう。
朝ご飯もまた同じ場所で食べた。仲居さんが障子を開けておいて
くれたので、庭の紅葉が見れていっそう美味しい食事になった。
ご飯を食べ、チェックアウト前に買い物したり二度寝したりしてして
10時過ぎにチェックアウトした。ホテルの庭で見事に紅葉した
色とりどりの紅葉といっしょに写真を撮り、バス停に向う。

さ、これから帰りの電車の時間まで龍王峡で渓谷散策です。
バスで20分も行った所で下車し、おばちゃんの手招きに応じて
土産どころにタダで荷物を置かせてもらう。…帰りにここで何か
買って帰らなきゃ。で、さっそく身軽になった我らは龍王峡へ。
石段をどんどん降りていくと大きな滝があり、小さな神社を発見。
オォオ「五竜王神社」だって、マニアが喜びそうな名前だ(笑)
近くの橋で写真を撮った後、少し離れた所にあるもう一つの橋まで
歩いてみることにした。うわ〜けっこう遠い〜。
私は田舎モノなので山道はけっこう慣れていて、先頭を、悪路でもけっこう
すたすた歩いてたのだが、後ろから「隊長っ、そっち崖です!」とか
注意された。歩き慣れてるのもある意味危険かも(汗)
それにしても単なる山道や滝や川を見て感動して観光地に出来て
しまうって日本くらいのものじゃないだろうか…。
賞味1時間半くらいだろうか。元の場所へ戻って来た我らは
たんご食べたりアイス食べたりした後、私のたっての願いで近くの
「秘宝殿」という美術館???に行った。
熱海に「秘宝館」という美術館??があるのだが、それといっしょ。
さて、どんな場所がご存知だろうか?
土産物屋のおばちゃんが、何も言わないうちに「秘宝殿行くなら
割引券あるよ〜」と言って割引券をくれた。…そんなに行きたそうな
顔してましたか(汗)しかも道路の向こう側には「玩具博物館」とか
あって、あっちの方がよほど知的で楽しそうじゃん!
学芸員が3人もいる知性派なメンツ(笑)に「玩具博物館」じゃなく
「秘宝殿」の割引券くれるとは何事?! …と、思ったら玩具博物館は
どうやらつぶれていました。…ま、田舎だしね。
で、いやがる友を連れて意気揚揚と秘宝殿へ向った。
まぁ簡単に言っちゃえば18歳未満は入場できない美術館です。
はっきり言って下品です。入り口に、着物の裾をからげて型膝立てた
お姉さんの像が置かれていて「下からのぞいちゃダメv」と書かれた
「ちゃダメv」の部分に×がしてあって「て下さい」と書かれた張り紙が
貼ってあって、覗くとバッチリ見えてしまう、という脱力級の
シロモノが置かれていたりしてもうサイテー。いやウソですサイコー。
入館料がけっこう高くて、で、中へ入ると最初の方は日本古来の性器信仰とか
子宝地蔵とかについてマジメに考察してたりする。神社とかご神体とか。
しかし「へー。ちょっとまともじゃん」と3人の学芸員をして頷かせる
展示物は一瞬で終り、次の部屋へ入った瞬間とどろく雷鳴。
?!と、ビビっているうちに半裸の男女が踊るあやしげな
ムービー開始。「…」「…」「…」「…もう、次行っていい?」「…うん」
5分以上繰り広げられたそれを途中で見切りをつけ、次の部屋へ。
というか次も次もどうでもいい内容でかなり素通りした。
「きゃ〜いや〜んやめて〜」とかずっと叫んでる人形が動いてる
展示物を正見したくはありません。途中でインドの性の奥義?とか
あったけど思い切り素通り。もぉいいですよ(泣)
最後は心理学系だったので、そっち専攻も何人かいる団体は
ちょっと立ち止まって解説を読みふける。へー肩って性感帯なんだー。
あと、女は膝裏で男は足裏も。女に膝カックンやるのはセクハラなんだなぁ。
で、最後はやっぱりあったAV上映。これは熱海の秘宝館にもあったが、
あっちはもっと小部屋で10人くらいしか入れない部屋だったのにここはすごく
オープンで50人くらい入れるようになっている。…誰もいなかったけど。
そしてアダルトグッズを売るミュージアムショップ。(と呼んでいいのか)
早々に出て来ても良かったのだが「AVのやりはじめがどうなってるのか見たい」
という私のたっての願いで(またお前か)、新しく始まったAVを見てしまう4人
(一人は避難してしまった)。ソウル●レジーという、絵からして古くさげな
ビデオ。女優がチョゴリを着ているのがポイントらしい。
で、途中で何度も噴出しそうになる陳腐なエピローグが続き、
10分ほどして男女が本番をおっはじめた所で「お、始まった始まった。
じゃあ行くか」と建物を出てきた。…やっぱりAVって、ストーリーないと
腹立つけどつけたらつけたで余計陳腐になるな。困ったもんだ(お前が困るなよ)
今日はまいたけそばセットを食べ、荷物を預かっててもらった店で
土産を買い「あゆ〜あゆ〜」と騒ぐ友達にあゆを食べさせ、バスではなく
電車で移動することにした。…なんだ、電車使えるんじゃん。
大荷物であまり動きたくないんだけど、途中で乗り換えたりして
ようやっと帰路に着いたのは7時過ぎ。

昨日今日で、風呂入ったしマッサージしてもらったし
気の合う仲間と存分に楽しめたから、明日からの仕事、一週間くらいは
乗り切れるかも!(><)と、しばし明るい見通しを立てたのでした。



2002年11月23日(土) 川治ぶらり湯煙旅情1


昨日はサイテーな気分のまま寝て、朝目を覚ました途端
「会社行かなきゃ!」とはね起きてまたブルーになった。
今日は待ちに待った温泉旅行vv
昨日まで目一杯疲れてたから存分に癒されてくるぞ〜v
で、会社行くのとさして変らない時間に出て駅へ行った。
さいきんsuicaを買ったのだが、便利だなぁコレv
今日の行く先は栃木の川治温泉、鬼怒川温泉のちょっと先だ。
メンツは学生時代の友人5人組。7人中2人欠席だ。
まず大宮駅で4人集合して電車に飛び込む。
そしたらまず、そのうちの一人に「昨日のメールすっごい
面白かったよ。彼氏と爆笑しちゃったし親も笑ってたよ」
と言われた。あの、連絡メールにかこつけた弱音メールを
爆笑したんですか。…笑ってもらえて本望だよわたしゃふふふ…
まだ疲れをひきずってる私は乾いた笑いを返しつつ、電車の旅は続く。
途中の春日部で千葉からの友達と合流して、鬼怒川温泉行の
特急「きぬ」へ飛び乗る。今日って祝日だから込んでるなぁ。
駅員さんに席を空けてもらって5人で乗り込み、
お菓子タイム開始。その頃にはやっとエンジンの
かかって来た私も、友達とラチもない話題に花を咲かせる。
「鬼怒川って名前イイよね。鬼が怒る川だし」と言って
「うんうん。鬼とか神とか付く地名ってイイよね」と
返してくれる友人は本当にマレで貴重なのだ。
今さらガイドブックを見て観光はどこにするか決める。
今日はタダで回れる「9館湯巡り」を決行だー。
12時前に鬼怒川温泉駅に到着した。ここからは
バスで川治温泉まで行く。で、バスの時刻表を見たら
次が1時4分発…えーと、昼飯でも食うか。
駅前の石挽そば屋へ入って(私は)ゆばそばを食べた。
この辺ゆばとマイタケが有名なのか。そんなメニュウばっかりだった。
時間を見計らってバスに乗り込み、一路川治温泉へ向った。
…30分以上乗っただろうか。宿泊先の温泉前にバスが
泊まり、チェックインには1時間近く早いけど中に入った。
うおおおぉお、ホテル内の紅葉がキレイだーーー!
ちょっと待たされた後、部屋に案内されたので早速ゆかたに着替えて
フロントで湯巡りのスタンプ帳をもらって湯巡りを開始した。
現在の時間が2時ちょっと前。この湯巡りは4時までしか
やっていないので、あと2時間ちょっとで残り8館を回らなくては
ならない。2時間で8館…つまり1館15分間隔?移動時間も
考えると中で湯に浸かってる時間は5分弱かも。ちょっと
アンタンたる思いで湯巡り開始。こういうオリエンテーリングじみた
行事に積極的に参加してしまう私ともう一人の彼女が
ゲタの風流さも無視して早足で皆を先導する。
道行く人に浴衣にゲタで歩く我らは寒々しく見えたらしく
「寒くないですか?」と聞かれたがちょうどよい気候だった。
地図を見て「どうやったら効率的に巡れるか」を計算。
「手近な所からとにかく入る」で方針をまとめ、まずは隣の
ホテルに突入した。こちらもけっこう大きなホテルで、温泉は
9階にある。オォ、周囲が一望できていいネv
やっと本日最初のおフロへゴゥ。やった人がいない〜v
で、しばらくのんびり入ってたら、外へ繋がる扉に
「注意!外からは開けられないので開けないで下さい」の張り紙が。
…つまり、露天風呂があると思ってうっかり外へ出てしまったら
裸のまま中に入れない?!しょっぱなからチョー恐ろしい張り紙を
見て爆笑したのでした。で、5分もつからないうちに次のホテルへ。
次は3軒先くらいのこじんまりしたホテル。…というか民宿に近い。
中もすんごいレトロで、一昔前の下宿所のようなオモムキ。
綾●行人の館シリーズに出てきそうな迷路っぽい入り組み方で
楽しかったvさてここのホテルのフロは小さな内風呂一つで、
10秒とつからないうち出てきてしまった。
確実に着脱の方が時間かかってる
次は2館が向いあって建っている二つのホテルへ行ったのだが、
両方とも小さくて、またしても30秒も入っていなかった。
ちょっとあったまったと思ったら「じゃ、そゆことで」と
言って早々に立ち上がる皆がおかしくて、私ともう一人が
動きが速すぎるのと笑いすぎで脱落しかける。
浴衣の下ポンで歩きたいくらい脱ぎ着がめんどくさいよー。
次に向ったホテルは下足番のおじちゃんがいるような
立派なホテルで、内装もすごく可愛かった。
前の3館でだいぶ時間をかせいだので余裕が出来た我らは
ここで少しのんびり入ることにした。露天風呂に
紅葉が散っててすごいキレイvやっと一息つきました。
で、風呂上りに冷たいお茶なんか飲んで復活したところで
残りの3館へ向けてゴゥ。やば、3時10分過ぎだ!
私もだいぶ元気になったので、先導役の子と二人で、
頭の地図を頼りに道なき近道を歩いてだいぶ時間をかせげた。
しかしゲタで階段下りるのってけっこう怖いや。
さ、次はパンフを見た中では一番キレイな露天風呂が載ってたホテル。
私はけっこう楽しみにして行ったのだが、まず出入り口でホストの
ようなスーツを着たお兄さんに案内される。中にもスーツのお兄さんが
目立ち、カタギと紙一重のスーツ姿の男性客ばかり。…何ココ(汗)
肝心の露天風呂は、一日交代で男女が替わるらしく、残念ながら
白大理石とかいう一昔前のト●コ風呂調な(オイオイ)風呂しか
なかった。ちぇーー。で、次のホテルはまた良いホテルで楽しかった。
部屋の一つ一つに「蕨宿」とか「馬篭宿」とか宿場町の名前が
ついていて風呂にも「入り鉄砲」と「出女」と名前がついている。
露天風呂は竹林に囲まれた亀の池っぽい造りでとても私好みだったv
夜入りに来たい〜〜〜〜vvてゆーか次ここ泊まりに来たいv
で、このホテルを出た時点で50過ぎくらいかな。次のちょっと
離れたホテルまで上り坂を延々登って行って、息が切れた頃
ようやく到着。やった4時5分前、見事全館制覇だーーvv
ここは月の「十六夜」とか「寝待月」とか月の名前を冠した部屋が
あってまた可愛かったv露天風呂はこじんまりとしてたけど、全館制覇した
喜びでようやっとのんびりまったり入ることが出来て至福だった。
…よし、風呂巡り始めた2時間前より1キロ体重落ちてるぞv
ここのホテルは風呂上り用に冷水が置いてあって、しかも冷水の他に
ゆず水と梅酒があってめちゃおいしかったvいや〜飲み過ぎだ〜(ハイ)
さ、いよいよ自分たちが泊まるホテルに帰るぞv



2002年11月22日(金) 最低の日


今週は忙しすぎて、まとめて書こうとしても
何があったか思い出せないくらい忙しかった。
今日も今日とて、明日から旅行なので早く帰って
寝よう(!)と思ってたのに、あえなく残業する
ことになってしまい、へろへろな思いで一人
11時までパソに向っていた。9時に仕事
始めて11地までパソに向かいっぱなしって
人生すっげー
今まではそれでもわりとイヤじゃなかったんだけど、
さいきんどんどんイヤになってきている。
もうこの仕事も潮時かもしれない、と
けっこう本気で思っている。
目もしぱしぱするし凝りはヒドイし
パソやりすぎて気持ち悪くなるし。
何よりやる気と向上心がない自分がイヤ。
そして創作の時間が全くない。というか
頭に創作するだけの余裕が残ってないのだ。
それがこんなストレスになると思わなかった。
今の私はやさぐれている。クサクサ。つい先日も、
友達と黒い話題で盛り上がっておおいにストレスを
発散させてしまった。黒くて頭悪い話題大歓迎だ。
ところで夜、仕事帰りに駅への道をふらふら
歩きながら友達にメールを書いていたら、
いつもは普通にまたげる膝下のフェンスに
見事ひっかかって膝から転んでしまった。

そしてまたブルーになる私。
…なんで膝下がまたぎきれないかな。
右手にバッグ持って左手に携帯持ってるから、両手
ふさがってるのは解るとして、転ぶまでに0.5秒くらい
何も出来なかった自分にけっこうへこんでしまった。
で、へこんだ気持ちのまま、明日いっしょに旅に出る
友達宛へ連絡事項といっしょにへこみメールを送った。
…わ〜、私弱音メールって初めて出すかも〜。

連日の終電+眼性疲労+脳内トリップの時間の無さ+
さっきふらついて転倒→膝強打=だいぶへこみ気味です。
明日やさぐれてても生暖かい眼差しで遊んでやって下さい。

の、ようなメールを出した。
…こういうのってもらっても困るよね。
私は困ったあげく、おざなりな慰め言って
自分でへこむ気がする…。



2002年11月20日(水) アフター5 in 下北沢


仕事終わった後、下北沢で友達と待ち合わせて
芝居見るってちょっとOLっぽくねぇ?
と、シチュエーションフェチはすっかり
のぼせあがって、もちろん5時なんかに
都内に行けるはずもない環境で、2時間ほど
代休早退して6:30に下北沢に行った。
友達が出ている小劇団の舞台を見るためだ。
彼女の舞台はいつも土日に見に行っているのだが、
今週の週末は友達と温泉旅行が控えているので
今日、舞台初日に他の友達と連れ立って見に行ってきた。
原作がアイラブ別役実先生(悪魔の辞典著者様v)なので、
内容は知らなくてもけっこう楽しみにして行った。
…のだが。
すげー疲れる内容だった。
終わった後、前の席の人がアンケート用紙書きながら
「…疲れた」とぽつりと呟いたらいっせいに
周囲の人たちも「うん、疲れた」「疲れたよね」と
同じ感想を書いてしまったくらい、疲れる内容だった。
へこむ、へこむよあの内容!
イライラして不愉快になって後味悪い!
私が役者だったらこの芝居は出演拒否したいもの(><)
いろんな人が些細なことで言い合いをして
ごちゃごちゃして収集つかなくなって、
見てる方までイライラが募ってきたところで
主人公の男の人が精神薄弱者役?をグサッと刺して
終わってしまう、という、なんともはや…。
別に愛と感動の一大スペクタクルとか
期待してないから、もっとほわ〜っと幸せになれる
内容が良かったよぅ(><;)

で、帰りに気分転換に本屋で「西洋神名辞典」
買って、ちょっと元気になって帰って来たのでした。



2002年11月17日(日) 再会


今日は高校時代の仲良しグループ7人で
会ってきた。7人全員揃うなんて卒業以来だ。
内2人は結婚していて、さらに一人は妊婦さん。
時の経つのは早いなぁ…。
私が言うのもなんだが、この7人は変わっていた。
そもそも高校の時のクラスからして特別クラスで
曲者揃いだった。よく覚えてないけど(オイ)
一味違った奴ばっかだったよな。
クラス変えがなかったので3年間ずっといっしょ。
しかも女子が多かったので、女子高にありがちな、
女子の間の派閥ができる。私達7人は、なんか
余り者の集合のような団体だった。
てゆーか高校時代から既に頭が独り立ちしていたので、
敢えて友達とつるもうとしなかった人たちが
体育の時「二人ずつ別れて」とか言われた時困らない
ようにしょーがなくくっついてたカンジ?
ランチはいっしょに食べるけど、食べ終わったらさっさと
自分の席に戻ったり、移動教室は友達を待つことなく
一人でさっさと移動してしまったり。しかもわるびれない。
もちろんトイレは一人で行く(むしろ連れは拒む)
高校生やってきた諸君ならわかると思うが、
かなり異常な集団だった。
文化祭などの団体行動からは逃げ回り、ともかく
万事消極的。だって3年間いっしょに居たのに
クラスメイトの名前全員言える?って聞くと
4人は首横に振るし!(私はなんとか3人側)
で、そんな万事消極的組で高校時代の話に花が
咲くこともなく、現在のことなどつらつら
語れて楽しかった。
やっぱり消極的とはいえ仲良しやってただけあって
皆どっか似てるんだよね。皆それぞれ仕事を持ってて、
結婚しててもダンナと共働きしてて個人が独立してる。
ふらっと海外へ旅行へ行ってしまうことも珍しくない。
時々誰もしたことないようなとっぴな体験をしてくる、等。
今度は正月に皆で温泉行くことになってるんだけど、
また皆で行けるといいなぁvv



2002年11月15日(金) 部長の仕事


会社の、部署の部長はちょっと変わっている。
いつも仕事してなさそうにぶらぶらしていて独り言が
多くてあまり皆にかまってもらえなくて
一人で空回りしているカンジ。でもエラそう。
こないだ私が8/100の確率でケーキを当てた時だって、
午後からずっと100人アミダを作って人に回して
当てさせて配布して…と半日ずっとそんなことをしていた。
彼の仕事ってそんなことばっかりにような気がする。
一日中慣れないパソで翌日の出張先の路線図調べてたり、
忙しい時に限って、近くに寄ってきては己のかつての
栄光について語り出したりする(しかも聞いたことあるし)
いや別にいいんだけどさ周囲に実害なければ。
そして今日の彼のスゴイ仕事。
どうやら取引先とトラブルがあったらしく、そこを
担当してる編集者達と連絡を密にしたいと思ったらしい。
大学ノートで交換日記を作り始めた。
連絡用のノートに茶目っ気で「交換日記」と書くのは
まぁいいよ、しかし。
ノートの表紙に紙をいびつなハート型にちぎって

 青春    青空

愛の交換日記

とか書くのはヤメテ下さい!
特に青空が意味不明です部長!
しかもどこから出てきたんですかその発想は!
青空にはなんか閃くものがあってちょっと
感心しちゃったけど、おおむねヒドイですこのセンス。
…こんなのがデザイナーのトップに君臨する部長か…と
ちょっと彼方を見つめてしまう心地なのでした…。
いやでも青空ってオカシイなぁ。
何かに使えないだろうか…(笑)



2002年11月12日(火) あ、あれ…?


先週、結婚するけどカレシのご両親と派手に
喧嘩してしまった友達がいる話をした。
やっぱり私もその後のことが気になっていたのだが、
今日、奇跡的に早く仕事が上がれたので彼女と
晩御飯を食べに行った。なんだか元気そう。
聞いちゃっていいかな〜?と思いつつ思い切って聞いてみた。
そしたらスゴイ展開になっていた。
こちらの誠意を尽くした対応に対して逃げ回る
あちらのご両親にゴウを煮やした彼女の父親が
出て行って直接語り合ってきたそうな。
「娘のためですから」と会社を休んで話し合いに
望む彼女の父、立派です。人前では途端に口下手になる
うちの父とは大違い、私も結婚でモメたら彼女の
お父様に相談したいくらいだ(笑)
しかしここまではよくある話として、
ここからがスゴかった。
とりあえず話し合いの結果、やっぱり
結婚することになったらしいのだが、
カレシさんはどうやらマザコンだったらしい。
マザーもだけど、ファザーもうるさい。
女に嫌われる男の条件No.1じゃないか。サイアクやな。
しかし彼女は結婚を決意した。なぜなら
自分から婚約を破棄したくないから。
(=こんな男のために慰謝料出したくない)
…おーい。
開きなおってるよー(泣)
しかも、ここが私が彼女のお父様に教えを
請いたいと願う一番の理由なのだが、父から
いろいろと知恵を授けられたらしい。いわく
自分から「別れたい」と言うと慰謝料払わなきゃ
ならないから、いっそ相手が「別れてくれ」と
言うまで利用し尽くしてやれ
だ、そうな。
どうやらお父様、法律関係に詳しくて、そっち方面で
自分がつつかれないようにうまくやりつつ
亭主に愛想尽かさせる方法まで熟知している…スゴイぜ。
いつか困ったら知恵を授けてもらいたい切実に(笑)
でもそれで彼女が元気に復活したなら何も言うまい…。

そしてさらにスゴイのは彼女の母だった。
結婚を悩む娘に、母は笑顔でこう言ったらしい。

「人生最大のボランティアだと思いなさい」

スゲェ!
すげぇぜお母様!
実際彼女、このお母様の一言であらゆる執着から
開放されたらしい。…見事だ。
うちの両親に勝るとも劣らない(いや勝ってる)豪快な
ご両親!マザコンな彼氏との結婚に悩む娘に一方では
「イヤになっても法律で勝ってもらうもんもらって来い」と教え
諭す父と、「ボランティアだと思ってうまく付き合いなさい」と
処世術をほどこす母。両方なだめすかしが見事。
やっぱりなーこんな両親の子供だから娘もナイスな
性格なんだよー友達でよかったー(笑)
しかも、彼女のえらいところは「もうこれっきり父親には
頼らないようにする」とか「離婚しても家には戻らないで
自活する」とかちゃんと考えが独立している時点で立派に
オトナ。あんなマザコン30男にくれたくないです私が。

話の急展開ぶりに驚いたけど、やっぱり彼女は
ステキな女性でした。そして心配する私に
「彼のことは好きだから心配してないで」と言って
くれたし。うん、モチロン信じてるよ(笑)



2002年11月11日(月) …イケるかも。


昨日の話の続きを少し。
オンリーで会ったメンツの中の某未成年が
どうしても怪しい飲み屋に行きたいと言うので(笑)
5時過ぎてから4人でそこへ入った。
精神病院を模して造ったうさんくさい飲み屋。
まず入り口に血液型に分かれた4つのボタンがあって、
「ボタンを押してください」と書かれている。
「どれを押す?」と誰かが質問して
「皆、血液型は?」と誰かが質問しかえしたら
「A型」「B」「O」「…AB」「おぉおお〜」
「…じゃあ密は?」「AB」と、いうことでABの
ボタンを押してめでたく入院しました。
ま、どれ押しても同じだったみたいだけど。
中入って牢屋のような部屋に隔離されたと思ったら
ナース服のテンション高いおねえさんが診察にやってきた。
「今日はどんな症状でやってらしたんですか?」
「…さいきん(特に)妄想ぎみで //」
「どちらからやって来たんですか?」
「…埼玉」「東京」「千葉」「…神奈川」
またバラバラかい!
ちなみに年も全員違ってました。ある意味スゴイメンツだ。

で、中での会話、最初は将来の暗い話題で始まったんだけど、
酒が入ってハイになるうちに話題もハイになってきた。
「密の瞳をロウカンって言うじゃん?あれ
パソコンで漢字出ないよね〜」という話題になった時、一人が
「…私、ロウカンって牢屋で強〇のことかと思った」
から始まってバカ話開始。
「じゃあ台所で強〇は台姦でしょ」
「玄関で強〇は玄姦?」
「ベランダで強〇はベラ姦?」
「床の間で強〇はトッ姦?」
「じゃあ押し入れで強〇は押しか…いやお姦だ!」
…等々続く下らない話。
なぜ人は酒が入るとシモネタに拍車がかかるんだ。

ちなみに食事は、メニュウの名前が変わってて面白かったけど
味はイマイチだった。味は要改良だな。
あと、精神病院にしてはナースも医者も元気良くて
テンション高いのがナニかと思うのですが…。

そして宴もタケナワな頃70年代風「ベタな都密ストーリ」を
考えた。その名も「愛の終着駅」
以下、私の補足思考も含めた概要。


都筑と密は身寄りのない孤児同士、いつしか惹かれあうようになる。
都筑はある時、殺人の濡れ衣を着せられ、警察に追われる身に
なってしまった。密もそれに寄り添うようにいっしょに逃亡。
二人は雪深い北国へ逃げてきた。しかしそこで警察に捕まり、
都筑は一人、寒さの厳しい北の鑑別所に送られることになった。
細々と内職仕事をしながら都筑の出所を待つ密。
面会に行くたびやつれていく都筑に心を痛めても、
務めて明るく振舞おうとする。二人は、面会室の
ガラス越しにそっと互いの唇の熱を分かち合うのだった。
そのうち密は、鑑別所内の医者に、その美貌から目をつけられる。
「愛するだんなさんを早く外に出したかったら一晩
私の言いなりになりなさい」鑑別所の医者、邑輝の悪魔の
誘いに密は煩悶しつつも応じるのだった。
数年後。都筑は鑑別所を出ることが出来た。
しかし出迎えてくれるはずの褄の姿はない。
代わりに出口には、今置かれたばかりであろう
二人の思い出の品が。それは密からの別離の証。
「…密!」
雪の中、愛する妻の名を叫びながら密を探し回る都筑。
その頃密は、黙って別れたことに涙しつつも、駅の
プラットホームで電車を待つのだった…。


とかとか。
クライマックスまで考えたんだけど、
まぁ先も見えてるでしょうから割愛。
もちろんラストは Fin. で決まりだ。
とにかくこのアホ話で盛りあがること盛り上がること。
ハタで聞いてても何がおかしいのかサッパリ分からなかっただろう。
でも語ってる私達はとても楽しかった。
で、飲み屋。最後に10円で食べたられるという
黒蜜のブラマンジェ?をいただき、さらに席を立とうと
したらライチをもらって、パパへの手土産にもらって
帰ってきた。しかし出口は入り口とは違い、
「ここから出てください」と言われた場所ははっきり
言って裏口の非常階段だった…。
ま、いいけど。
ともかく、店はまぁ楽しいけど味が問題よね〜!
あと「愛の終着駅」真面目に書いたら真面目な
都密至上主義者の一人くらい泣かせられるだろう。
ちょっと、イケるかも、とほくそ笑んでしまった。



2002年11月10日(日) 24禁の定義


今日は渋谷でぶちおふ会があった。
おなじみ和泉ちゃんと鳩野んと伊吹ちゃんと伽羅。
このメンツは密つながりはもちろんだが、先日言った
津守時生の三千世界〜の話題でも繋がっている。
カラオケに入って様々な物々交換(笑)をした。
私は心のオアシスだった例の小説を和泉ちゃんに返し、
代わりにまたステキな小説達を借りてきた。
よし、人生しんどくなったら読ませてもらおうっと!
一方、伽羅と鳩野んは、先日のオンリーの時約束した
倶生神's×密の24禁の打ち合わせを始める。
伽羅がその場で可愛い12〜3歳の倶生神人間バージョンを
描いてくれて、周囲の者が設定を固めていく。
…しかし兄が鬼畜で弟がクール??
顔は可愛くても口は嘴で下は筒状なのに??
…完成が楽しみだ(笑)

そこでそれとは別に、18禁と24禁の定義を皆で話し合った。
いろいろ意見が出たのだが、18禁はまぁ簡単に言うと
・(男同士の)性描写がある
・描写が激しい(絵だとモザイクがかかる)
・変わった場所(ex.野外、風呂場、玄関、床、ベランダ etc..)
・恥かしい単語を使用(ex.××自身、白濁、双丘、紅、頤 etc..)
・自分の中の何かが変わる
4番目の「恥かしい単語」はもっといっぱいあったがキリが
ないので割愛した。…なんで普段使わない言葉が多いんだろう(笑)
「羽根をもがれた天使」とか、そもそも羽根生えてないし!…って
ツッコんじゃいけないんだろうか。

そして24禁の定義
・異常な性交シーン(ex.見せる、3人以上、無理な体勢etc..)
・常軌を逸した犯行(←もはや犯行だし)理由
・全体の95%が性描写に占められる
・意外な道具を使用(ex.霊力、超能力、宝物 etc..)
・屈辱的な行為の数々(むしろ死んだ方がマシな程)
・言葉による圧迫(ex.メス呼ばわり、逃げないよう脅迫etc..)
・喘ぎというよりもはや嬌声、もしくは悲鳴
・正常な精神状況で読むと読者が苦痛
・人間として大事な何かを喪失

…等、やっぱり成人して少し経たないと読んじゃいけない心の
暗部に訴えかける何かがあるんだろうなぁ、としみじみ感じたのでした。



2002年11月09日(土) 意外な一面


今月末、結婚する友達がいる。
中学の時すっごい仲がよくて、というか
ウマがあってずっといっしょだったのだが、
中学卒業してからはぷっつりと縁が切れ、去年たまたま
電車で居合わせてから友好が復活した、という間柄。
彼女は行動にしろ思考にしろふら〜っとしていてなんか
芯みたいなものを感じない。会うたびに言うことが変わってて
驚くのが当たり前。前のカレシと長いこと付き合っていたのに、
二股かけたあげく羽振りのいい新しい男に乗り換えて
しまったこともなり、悪く言えば浮ついたカンジがあった。
別に私は彼女が嫌いではなかった。
でも逆に、どこが好きなのかもよく解らなかった。
けっこうよく遊ぶくせに、それ自体意識したこともなかった。

その彼女から今日、昼間に泣きながら電話があった。
ゆうべのうちにメールをもらっていて、その返事を
今日の昼間に返したら直接電話があったのだ。
夫となる彼の家のご両親とモメたらしい。
新居となる彼と彼女のマンションの下見に彼が
ウソとついてまで連れてってくれなかったうえ、彼の
両親と下見して勝手に決めてきてしまったらしい。
彼女は、そのことに傷つきつつも敢えて何も言わなかったらしい。
でも彼のお父様に「どうして下見に連れていってくれなかったん
ですか?」と冗談半分に聞いたら逆ギレされたらしい。
「家は男が決めるものだ」の理不尽な発言に始まり、
「言い方がなってない」とか関係ないことまでネホリハホリ
文句を言われたらしい。それだけでけっこうハラ立つのに、
「言いたいことがあるなら手紙でも書け」と言われて
わざわざ手紙を書いて片道一時間もかかる彼の家に行ったら
居留守と使われたらしい。彼もなんだか両親向きな発言を
するらしい。彼女はもう疲れきっていて
「結婚するのやめようかな」と言い出した。
確かにそうだろう。ここで「そうだよ、止めなよ」と
言うのは簡単なのだが、もう式場も予約してあるし招待状の
返事をも受け取っている今、当事者にそれを簡単に言って
いいものか解らず言いためらった。そうしたら彼女が言った。

「式場キャンセルするのが恐くて
結婚する決心なんかしてない」

…すごい。
目の前にいたら抱きついてたかもしれない。
この一言に、私は深く感動した。断然カッコいい。
今まで私、彼女の何を見てたんだろう。
こんなしっかりした、潔い考え方してる素敵な
女性だったのになんで気付かなかったんだろう。
「もう時間がないのにほっとけない」と何度電話しても出て
もらえなくて、彼も「仕事」と言い逃れされて、疲れきってるのに
「こういう問題は早めに、直接会ってちゃんと話したい」と
言い切る彼女の凛々しさに感動した。私も、喧嘩するなら
直接言い合うのが好きだけど、こうも逃げ回られたら
引き腰になる気がする。…舅と姑だし。
そもそも「彼の両親と仲たがい」した経験なんか
ないので、アドバイスなんかできないけどサ…。

でもとにかく彼女に対しての考えが改まったのは確かで、
もし彼女が結婚止めたとしても(むしろ彼にはもったいない
くらいの女性なのでそれがいいと思うのだが)、私は
彼女の味方で居ようと決心したのでした。
もーホント、大反省(><)



2002年11月08日(金) こういうカン


オカシな話だが、私のカンは当たったためしがない。
「なんか勝てるような気がする」と思って
ギャンブルでもうけたことはないし、
「なんか当たる気がする」と思って
クジとか当たったためしもない。
逆にそれを意識しない、というか忘れてた
ものに限って思いかけないラッキーが訪れたりする。
駄目元で出した懸賞ハガキが忘れた頃に
賞品が来たり(滅多にないけど)、
自分でよく書けたなーと思ってた小説に
誰も何の反応もなくて、切なくなってる頃には
絶対誰も何も言わないのに、そんなことスッカリ
忘れて半年くらい経ってから「アレ良かったです」とか
褒められて逆にとまどってしまったりすることが
(滅多にないけど)多い。←内容オカシイぞ。
とにかく絶対、カンもウンもいいほうでない。

それはおいといて。
今日、会社で●ーカドーから8個クリスマスケーキを
もらったから、クジで当たった人にくれる、というイベントを
していた。100人から居るフロアの中で8人しか当たらない
クジに私が当たる可能性は果てしなく低い。
てゆーか私のクジ運では有り得ない。
諦め半分で適当に名前を書き、しばらく仕事をしていた。
私はわりと最初の方に名前を書いたので、クジに全員の
名前を書ききるまでに時間がかかる。
最初は忘れていたのだが、一時間も経ったころ、
またクジが気になり出した。
気になる。
すっごい気になる。
なんか当たりそうな気がする。
でも、こういう時は絶対当たらない。
気にしている間は、それが私のものになった
ことがないので、これは当たらないと思った。
てゆーか別に丸いケーキ一個もらってもそんな
嬉しくないし。でも気になる。気になる。

そしたらなんと
当たってしまった。
うえぇえー、これ私的クジ運の量じゃない!オカシイ!
…で、当たったことより
「なんか当たる気がする」と思ったのに
当たってしまったこと
にかなり衝撃を受けたのでした。

…しかし当たったあとの、皆の「いいな〜」とか
「欲しいな〜」とかいう言葉にすっごいいたたまれなさを
カンジたのは宝くじで大金当ててしまった時の心境に
似て(当てたことないけど)、すっごい居心地が悪かった。
こういう時、いたたまれなさを感じて、悪いことをしたみたいに
萎縮してしまうのは日本人的感覚なんだろうか??



2002年11月06日(水) スゴイ発見


きっと誰も気付いてないだろうから、
私が今見つけたものスゴイ発見を教えよう。
(何をエラソーに)

顔パックしてたこ焼き食べようとすると、
口が開かなくて一口で食べられない。

言われてみればその通りだけど、
やってみるまで案外気付かないんだなこれが!
今一口で食べようとしてパックに
阻まれてすんごいショック受けちゃったよ。
しかも、口に入りきらなかったたこ焼きで
口の端汚れちゃうし。この衝撃を味わいたい方は
ぜひトライしてみて下さい。あんまり、
次にまたやりたいとは思わないけど…。



2002年11月05日(火) 収穫の秋


今日、会社に行ったら食堂に
「食べてください」と書かれた
ビニール袋いっぱいの柿が置いてあった。
誰ん家だっていっぱいいっぱいだ。

夕方、休憩時間に営業のおじさんに
「土曜日にうちでみかんとりんご狩り
やるんだ。良かったら来ないかい?」
と、誘われた。
お誘いは嬉しいが、りんごとみかんが
なってる家、当たり前か??

今は収穫の秋、どこのご家庭も
いろいろ実ってるようだ。
つーかやっぱりうち、田舎だし。



2002年11月01日(金) 爆笑パロ


さいきん、というかちょっと前からお気に入りの小説に
津守時生の「三千世界の鴉を殺し」と一連のシリーズがある。
鳩野んと和泉ちゃんの熱心な布教の結果、かなり
毒されてしまった。幸い■をかなぐり捨ててこっちに
猛ダッシュするほどの情熱はないが、一時期、これに出て
くるかなり完全無欠な超絶美形の欠点を探すのに四苦八苦して
夜も眠れなくなった時があったほど。
で、ちょっと前にぷちオフで会った和泉ちゃんにこれの
パロ小説を借りた。それがもう
爆笑の嵐だった。

簡単に説明するとこの話に出てくるキャラで
私のお気に入りは以下の三人。

・実力があって勲功も多いがガキっぽい20代後半の黒髪
 超絶美形主人公、シンパの数多し(と書くと都筑のようだが
 似て非なる者・名付けて仮都筑)
・15歳前後で成長の止まった自分の体にコンプレックスを
 持つ高飛車な美少年。主人公にほのかにフォーリンラブだが
 ひた隠し。微弱なエムパスもある(と書くと密のようだが
 似て非なる者・名付けて仮密)
・泣く子も黙る美貌の天才外科医。天涯孤独で自分の出生を
 明かせない秘密がある。人間嫌いでいじめ上手。主人公を
 自分の魅力で篭絡しようと画策中(と書くと邑輝のようだが
 似て非なる者・名付けて仮邑輝)

私はこの三人のヤオイを挟まないギャグ関係が大好きなのだが、
和泉ちゃんにはこの三人をからめたヤオイ小説を借りた。
実はちょっとどんなもんなのか読んでみたかったのよねー!
内容は仮都筑×仮密、仮邑輝×仮密、仮都筑×仮邑輝(この話では
この展開が一般的)が一連の話として繋がっているという異色作。
つなげるなよ。
つなげちゃったばっかりに、途中で話が繋がってない。
それはまぁ、それとしてしょうがない。そういう書き方も
面白いから話のズレには目をつぶる。しかし。
結局最後に仮都筑は仮邑輝とくっついちゃうのだが、
その前に仮都筑は仮密をムリヤリ抱いているのだ。
それに関して「仮密にはすまないことをした。
俺から直接話す」って言ってるのは当たり前としても
潔い態度でけっこうなのだが、それに加えて
「俺が本当に好きなのはあんた(=仮邑輝)だ、
「俺は(仮密が好きだと)勘違いしていたらしい
って、オイ!
なんてヒドイ男なんだ!!!!!!
強〇しといてサラっと「勘違い」かよ!
でも仮都筑ならなんだかありえる気がして私大爆笑。
しかもその強〇シーンも、キャラをだいぶ
逸脱した仮都筑のあまりな攻様ぶりに私大興奮。
ベッドサイドの花瓶からバラを抜き取って傷を
つけてみるなんてヘンタイ行為は絶対しないと
解るだけに大爆笑(このへんは本家都筑と似てる)
極めつけ、彼の
「…ここがいいのか?ん?」
は、私と鳩野んを思い出し笑いで5日間不審人物にさせた
不滅の名セリフとして私達の脳にインプットされたし、
もうとにかく爆笑の嵐!パロがこんなに面白いモノだった
なんて知らなかった…!という感動も味わえた。

で、最近風邪と残業のダブルパンチで心身共にかなりな
ダメージ食らってる私が、何度読み返しても爆笑できる
心のオアシスとして、このパロ小説を活用させてもらってる
のでした。和泉ちゃんホントありがと〜〜〜vv


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