日常喜劇

2002年02月26日(火) 昼●き日本列島


と言ってH●KのTV番組名だとピンと来る人が
いったい何人いるだろう。しかし私ははっきり言って
これだけが唯一まともに見てるTVだ。
だってお昼休みにやってるんだもん!
昨日までずっとソルトレイク5輪中継やってて
見れなかったから、今日の再開を楽しみにしてたのv
そして待ちに待った12時20分。
いつものあやしげな歌↓
「ひみこれこ〜じつ〜♪」
(と聞こえる)とともに開始。
いっしょにごはん食べてる同僚と
「やった、今日から復帰ね!」と喜び合う。
「わ〜、田中ひ●こさんだ〜!」と
もうすっかりリポーターの顔と名前もチェック。
今日から一週間は房総半島の農家を取材。
去年はふいうちでつい近所も出てたからあなどれないこの番組。
食堂の至る場所から「うお、あれ隣ん家だ!」とか歓声が
上がった時はこの番組の素晴らしさを実感しました。
毎週全国各地行ってくれて見ごたえがあるvv

(新聞の投稿覧みたいなコメントだ)



2002年02月23日(土) 芝居見物


高校時代の友達が芝居に出るというので、当時
つるんでいたメンツと観に行ってきた。
劇場が、東京タワーのすぐ近くでびっくり、
ライトアップされた大きな塔が下から見れてキレイだったv
さて芝居。
開演7時にちょっと遅れてしまったので、
芝居の始まってしまった会場にこそっと入る。
呼吸を整えて、さて見るかと居住まいを正したところから
物語スタート。

喫茶店に、何か任務を遂行しようとしている
うさんくさい黒服の男女二人が入ってくる。
マスター、うさんくさいと思いつつお水を出す。
すると女の方がちょっとためらってから
一週間前に死んだ男のことを知らないかと聞いて来る。
マスターはその男がよく知る友人だったので、
「先週亡くなったんですよ」というと彼女は
「それは知っている、我々が探しているのは彼の魂だ」
と言う。
マスターとその妹さん、さらに彼らをうさんくさいと思って
「あなた方は誰なんですか?」と聞くと彼女は平然と
「我々は死神だ」

「…は?」
私の声は図らずも劇中のマスターと妹さんの声と
かぶってしまいました。
「…なんだこの劇?こんな話なのか?」
心の中で激しく自問。
しかしこの瞬間、いきなり自分は死神だといわれたら
パンピーがどう反応するかがよっくわかりました。
なるほどうさんくさい。
都筑さん達も自分を名乗る状況と相手の理解度は
きっちり図って欲しいものです。

(え?もう終り??)



2002年02月21日(木) こんなところに旅日記・7


ついに旅行最終日、今日こそ念願の伊勢参りです!
朝は昨日と同じ7時半に起きたけど、ゆうべは温泉入ったし
マッサージしてもらったし早寝したからけっこう元気。
やっぱ明日から会社だし疲れは残さないようにしないとね〜。

荷造りしてチェックアウトし、荷物を持って宇治山田駅へ。
コインロッカーに荷物を預けて身軽になると、なんとまだ9時すぎ。
今日の天候は曇り。今日もとっても寒いんだけど、
昨日に比べればマシかなぁ…。
やって来たバスに揺られ、一路伊勢神宮へ。

朝がまだ早かったので、おかげ横丁にもそれほど人はなく、
食べ物やお土産の誘惑に負けそうになりながら一直線に宇治橋へ。
そしたら橋の前の看板に「午前11時から建国記念祭」とある。
あーじゃあまだ早いなーということで、橋を渡る前におかげ横丁に
戻って、ガラガラのお店入って念願の手こね寿司を食べ、
もっと戻っておかげ座という博物館に入る。しかしこれが誤算だった。
まぁ30分もあれば見れるだろうと思って入ったらココ、マイク持った
おじいちゃんが懇切丁寧に説明して回ってくれる!11時からのお祭りも
見たいけど私達たった2人を案内してくれてるこのおじいちゃんをむげに
できない!ってことで、本来ならもっと落ち着いて見たかったのに
妙にソワソワしながら見てしまいました。もったいない(><)
しかし「昔はお伊勢参りはこんなに大変だった」みたいなことを繰り返し
見せつけられたおかげで否が応にもテンションが上がる。楽しみだわ内宮♪
よく見れば素晴らしい施設だったのに、じっくり見れずにおかげ座を辞し、
急いで内宮へ。うわ〜混んできた。しかも雪がちらついてるよ〜!

昨日、外宮を案内してくれたおじちゃんの話では宇治橋の3枚目の板を
踏むとお金持ちになれるらしく、張り切って踏もうとしたら見事に2枚目を
踏んでしまいました。…金とは縁が遠いな。(−−)
さて伊勢神宮、内宮!
すごーいひろーい素朴ーーー!
なんつーか、もっと人のいない時にブラブラしたらまた印象違うんだろうけど
この素朴な清らかさはなんつーか、うーん、言葉にできない。(悩)
あまり時間がなかったのでさらりと一周して、ところどころで
祭…だろう祈祷している禰宜さん達を見て帰ってきました。
お参りも人がいっぱいだったのでサラっと。
まぁいっか、私もあと50年もしたら来るだろう、うち神道だし(笑)
てことで、お守りをいくつか買ってお茶もらって
伊勢神宮を後にしました。
うー、も一回来たいーーー!

1時30分には宇治山田駅に戻らなきゃということで、慌ててバスで
帰ってきてお土産を買う。そして電車に乗る。
後は帰るまで寝てた…ような気がする。記憶ないから(笑)

てことで、今回も楽しい旅でしたv
やっぱ旅行はいいなぁv
…あ、写真現像出さなきゃ(汗)



2002年02月20日(水) こんなところに旅日記・6


ところでイガちゃんと私は驚くほど似ている部分がある。
チョコバナナがあまり好きじゃないとか
カメが好きだとか一日に採る水分量が異常に少ないとか、
実は…っていうヘンなところばかり。
そして幸いにも寒いこと、即ち生き地獄という感性も似ていたので、
夫婦岩はサラリと流して暖かいお土産センターに逃げ込んだ。
水族館が隣接してあったんだけど「ここまで来てこんな所(失礼)入ったって
しょうがないよね〜」と二人してお土産見てブラブラ。
明日はお土産ラッシュなので、今のうちにめぼしいものピックアップ
しとかなきゃー。でも次のバスまで時間が有り余ってるのは確か。
暇なので、水族館の近くへ歩いていったらトドのショーをやってる!
うわ〜すご〜いトドおっきい〜〜〜!
と、すっかりトドに感激。寒い中、頑張ってお子様といっしょに
並んでトドと記念撮影をしてもらったのでした。わ〜いv

そしてバス停で待つこと20分以上。
気の遠くなるような寒さの中でぼーっと待ち続け、ようやく
来たバスに乗ってホテルに帰る。ちょっと早いけど、寒いから
もういいや、つーかちょうどいいや。
これから私達は志摩スペイン村の隣にあるホテルのおフロに
入りに行くんだもーーんvv
今泊まってるホテルで半額券をくれるというので、ウハウハで
バスに乗ってホテル志摩ス●イン村へ。閉館間近のスペイン村は、けっこう
人がいっぱいでした、まぁ、どんな僻地でもアミューズメントだしね…。
そして本命のホテルのおフロ!
つーかホテル自体にも興味があったのでちょこっと
入ってみる。うわ〜お高そうなホテルー。
入ってすぐ噴水があって中庭が広くてロビーがキレイで装飾も凝ってる。
しかしなんかスペイン各地がまざっててヘン。
スペイン好きの私の目はごかまされない!
パティオとメスキータとアルハンブラが混在して
カスティリャとミハスとバルセロナが折衷してるということは!
ここが日本なら
金のシャチホコと富士山と法隆寺とナマハゲと屋久杉がいっしょに
置かれた江戸の下町、ちょっと歩くと京都へ着きます
みたいな世界を
違和感無く調和させたカンジ?
つーかネイティブが見たら絶対変だからここ(汗)
でもまぁいっか、キレイだから。
とりあえずホテルは見たので肝心のおフロへゴーv
やっぱり今日は寒かったし連休中なので、けっこう混雑してたけど
露天風呂から夕焼け見ながら入るおフロは絶品でした。
あーでも隣のスペイン村から聞こえてくる●●レンジャーショーみたいな
音響がいかんともしがたかった…。

ところで私はパソコン使う仕事をしているので、日中はずっとパソコンに
触っている。そして旅行中は当然チラリとも触らない。旅行に来て今日で3日目、
パソコンしてないのに肩がメキョメキョに凝っているのはなぜ…?!
おフロから出てくると、視界にマッサージの文字が。
あぁあ…とミツに引かれるハチのごとくボキボキの肩を抱えてマッサージへ。

そして20分後、幸せ心地でホテルを後にして、今度は夕ご飯!
今日こそちゃんと食べるぞ!つーことで帰りのタクシーでおじちゃんに
「ここらへんで食べられそうな所連れてって下さい」と頼む。
そしたら昨日ためらった「レスト●川」が良いとのこと。
えーーーー?!
そこは昨日「そんな思いっきりファミレスみたいなチンケな名前のレストラン、
あんまおいしそうじゃないーー」と不平をこぼして行かなかった場所。
しかも9時がラストオーダーとか言いやがるし。
でもそこしかないと言われるともう行くしかない。
ちょっと気落ちして行ったら、レストランとはおこがましい喫茶店の
ようなたたずまい。しかし人と店は外見で判断してはいけなかった。
ウマイんだこれが!レスト●川万歳!(笑)
すげー魚介がウマイ!はっきり言って東京でこの店構えだったら
かなりマズイけど、ここは違う。ウマイよスゴイ!
やっぱ海近いからかな〜うちの近所でこれだけの刺身食べたかったら
料亭行かなきゃ駄目だよーーー。
すっかり感動してゆっくりしてたら9時半に追い出されてしまいました。
でもおばちゃん「ホテルまで送ろうか?」とか親切でしたv
満足のため息をついてホテルへ帰る。
さ、明日はいよいよ伊勢神宮・内宮よ…!



2002年02月19日(火) こんなところに旅日記・5


今日の目覚ましは7時だったにも関わらず
やはり40分ほど寝過ごして起床。オフくらい忘れてたいのに会社の夢なんか
見ちゃって、夢見悪くて朝からブルーになる。
気を取り直して軽い朝ご飯を食べて伊勢市駅へ。
やっと念願のお伊勢参りだわ!
朝の伊勢市駅は連休中とは思えないほどひっそりしていて
なんだか休日の商店街みたいだ。伊勢神社外宮は駅から近いので、
歩いていくと観光案内所を発見。今日のこれからの行動を決めるためにも
まずそこに入る。そしたらおじちゃんが案内してくれるとのこと。
わ〜いありがとうございます♪
バスで来た団体旅行客に交じり、ついに伊勢神社へ入る。
手水場も立派だなぁ、と最初から感動しっぱなし。
鳥居もよくある朱塗りじゃなくて素朴な木のまま。
鳥居のそばに見返り石というのがあって、これに触って悪い部分に
触ると病気や怪我が治るそうな。残念ながらどこかのアホタリンが
持ってちゃったらしいのだが、元あった場所の窪地に手を当ててみる。
「悪いところ…えーと、顔?」とかつい正直に石触った手で頬を触る私。
おじちゃんとイガちゃんに笑われたけど、本気だったんですけど−−。
それにしても今日は寒い!
日が上がれば暖かくなるかと思ったらまだ寒い!!!
おじちゃんのありがたい説明と素晴らしい社殿を見て感動するのはいいんだけど
とにかく寒い。皇族も徒歩で参拝しなければならないらしいけど、
手袋ははめてていいですかーー?(;><;)

おじちゃんに一通り説明してもらって外宮を一回りして、さて次は
内宮へ行こうかとも思ってんだけど、夫婦岩も見たいよね!って
ことでバスで二見へ移動。…しようと思ったら内宮行きのバスが来たので
とりあえず内宮へ向かう。
うーん、やっぱ連休中だから道路込んでるなー。
歩いた方が早いんじゃないかという時間をかけて内宮へ着く。
本殿は明日の楽しみにとっておくとして、今日はおかげ横丁
散策することに。やった名物いせうどんだーーーーー!
江戸時代の屋台みたいな所で、実演を始めた太鼓を聞きながら
うどんを食べる。う〜んいいカンジv
その後、あっちこっちでおいしそうなモノを見つけて
おでん食べたり揚げ物食べたり、参拝する前から欲の追求ばかりだ(汗)

さて程よくおなかもふくれたところで、今度こそ夫婦岩を見るために
二見方面のバスへ乗る。う〜〜〜〜〜まだ寒い〜〜〜〜(;><;)
途中の伊勢戦国時代村で、夫婦岩の誘惑を振り切って
にゃんまげに飛びつきに行こうとしたけど、寒さに負けて
バスに留まる。だって外寒い〜〜〜〜っ!
そして着いた二見浦はやっぱり寒い
暖かい部屋でこれ読んでる人は、この文寒い寒い書いてて
読んでてウザいだろうけどほんっとーーに寒かったんだってば!
こんな寒い思いしたの初めて、思わず海の彼方に網走刑務所の蜃気楼を
垣間見た気分でした。
そして夫婦岩と伊勢湾。
すっごい海がキレイ!!!!
こっちから向こうにかけてきれいな碧のグラデーションがかかってる!
すご〜いきれ〜い波たか〜い!
…と、感動したのもつかの間、潮風が肌に痛くて室内に逃げ込んでしまう。
写真も撮ってきたけど、髪は真横になびいてるし笑顔はひきつってるはず。
あ〜もっと気持ちに余裕を持って景色を見たい〜…。
寒さがこんなに人の行動を制限するとは…!



2002年02月18日(月)


(今日は「こん旅」はお休みです)←略すな

ゆうべ特命リサー●で「見たい夢を見る方法」をやってて、
真に受けたつもりはないけど、昼間ハリポタの映画を観たり
指輪物語のCMを観たりして「ファンタジックな夢見たいなぁ」と
思っていたらスゴイ夢を見てしまった。なんと

とんね●ずのタカさんと恋人のフリをして肩を組んであいあい傘。
しかも二人の手に大事そうに乗せられているのは妖怪フィギュア(確か狂骨)

…なにこれ。
荒唐無稽にもホドがある。
ファンタジックな夢が見たいと思って一体どこをどうすればこんな夢が
なるんだ?! 別にタカさんのファンとかじゃないしさいきんTVでも
見てないしだいいちなぜ持ってもいない狂骨のフィギュア
手の中にっ!?!?! はっきり言って欲しくないぞ!
誰か夢判断してくれ〜〜〜〜〜(><)



2002年02月17日(日) こんなところに旅日記・4


速玉神社から新宮駅へ帰って来る途中でアジアンテイストな
お店を発見。看板にカタカナでアクシュミと書いてあって
「?!」とむちゃくちゃビビったら、よく見たらラクシュミでした。
アクシュミだったら入ったのにー(笑)
しかしその後10歩と歩かないうちに本物のアクシュミな人家発見!
だって普通の家なのにヘンな石膏がいっぱい立ってるんだよ?!
質の悪いダヴィデ像みたいな裸体が車庫にもみっしり、玄関前も悩ましい指先がお出迎え!
なんだこの家は?!と焦って思わずシャッターを切ってしまいました。

さて本物のアクシュミを見た後、駅前の徐福公園でローカルTVの
撮影の邪魔をしながら個人の写真撮影をし、おなかもすいたけど食べる所が
なくって駅の立ち食いそばと名物の押し寿司を食べる。しかしこれがうまい!
後で見たらこの駅立ち食い処はる●ぶに載ってる有名所でした、らっきー。
一人で熊野市まで行くというおばあちゃんと和気あいあいになって、
コーヒーまでおごってもらいながら電車で一路、熊野へ。

電車の中でちょっと寝こけて、駅でおばあちゃんと別れて今度は
岩と神社を見に。ここでは1時間弱の散策です。
とりあえず海が見たい!ってことで、一直線に海岸へ出る。
スゴーイ海だーーーー!!!
山に住んでるので海見ただけで有頂天。しかも人もいないし
船もいないし見渡す限りの海、砂じゃなくて大きめの綺麗な砂利、ステキーー!
しばらくイガちゃんと浜辺に座ってぼんやりしてました。
ハッ、こんなところで浜辺で都密思い出さなくてよかった!(汗)
しばらくのんびり海岸線を歩き、第一の目的地獅子岩に到着。

これのどこが獅子なんだ。
どっから見ても類人猿だぞ!ちょっと哺乳類進化しすぎてるぞ!
納得できなくて、今度は歩いてって反対側から見てみる。
…これはハゲタカですか。
どっちにしろ獅子に見えないけど、説明文を読むと
国指定とか日本の景勝100選とかまたえらそうな肩書きが。
そして極めつけがこの岩、日本のスフィン●スだそうな。
…また、日本にあと5体はありそうな安直で苦しいネーミングを…。
やはり納得いかないけど、とりあえず写真を撮って、次は
花の窟神社へ。ちょっと時間がなかったので、岩の近くのドライブインで
神社まで歩いてどのくらいかかるか聞きに立ち寄って聞いた。そしたら
ドライブインは無人で「すみませ〜ん」と奥へ声かけたら脇から
「にゃ〜ん」と返事が!君、店番してんのか!(笑)

思わぬ場所で愛くるしいにゃんこに会い、時間もないので
急いで日本最古の神社、花の窟神社へ。なんか社殿がなくて御神体が大きい
岩壁というのが最古っぽくてステキ…vv
できることならもちょっとゆっくり見たかったんだけど、予定の
電車逃がすと次3時間後(泣)なので急いで駅へ戻る。
すんごいギリギリで電車に飛び乗り、息を整えてさっき勝ったみかんを食べる。

ここからがまた長かった。今日のお宿、志摩磯部駅に到着するまで
4時間以上、乗り換えはしたけどずっと電車にゆられてたもんな〜。
こんなことなら単行本持ってくればよかった〜。お勉強用に持ってきた
伊勢神宮って本は薄すぎて初日の行きの電車の中で読破しちゃったんだよ〜(泣)
寝ても起きてもまだつかず、ようやく9時過ぎにホテルへ到着。
駅前ホテルで良かった〜(−▽−)
しかし我々は甘かった。
ここにはレストランがない…!
だって駅前だというのにこの暗さはどうよ?!
うちと同じくらい星がよく見えるぞ?!(笑…えない状況でした)
駅前だから何かしらあると思ってた私らが甘かったのか?!
おなかすいたよひもじいよ〜(泣)
しょうがないのでコンビニでご飯買ってきて食べました。
…ちょっと寂しい(泣)



2002年02月16日(土) こんなところに旅日記・3


12時前に床に入ったわりに、6時の目覚ましにめげることなく
40分ほど追加して寝こける。
しまった朝風呂するんだったーーー!
慌てて起きて、ゆうべ真っ暗だった岩窟風呂へ行く。
やった今度はちゃんと海が見える!
つーか100m先くらいの岩の上に釣りしてるおじちゃんが!
コラそこどけ!手すりから海覗きたいのにそんなところに
居られたら私が見られちゃうじゃないか!(怒)
心からの開放感を得られず、ややふてくされ気味に朝風呂を終え、
朝ご飯を食べ、チェックアウトしてホテルの上にある高台へ散策に行く。
このホテル、広いと言ったのは本当で、半島まるまるホテルの敷地になっている。
エレベーターで33階、地上約80mを登るとそこはまたホテルの別館と
露天風呂と見晴台と神社が(笑)
稲荷様にお参りし、〇曜サスペンスでよく突き落とされてそうな
崖ップチで海を見下ろしたり写真を撮ったりする。
あ、向こうの半島にあるホテル、日当たり悪くて雰囲気不倫旅行にぴったりだ。

さてホテルを出たら、次は伊勢へ向かいつつ今日の観光を楽しむ。
しかし紀伊本線、極端に電車が少なくて普通は3時間に1本とのこと。
わずか20分乗るのに特急料金680円を支払い、途中の新宮で下車。
まず天然記念物、浮島へ行くと管理人のおじちゃんに好意的に迎えられる。
次に熊野速玉神社摂社の神倉神社。ここがスゴかった。
昨日の那智の滝への石段もスゴかったけど、ここはもっと急勾配!
ロッククライミング一歩手前っぽいんだホントに!
なんか脚だけじゃなく手も必要だよこの上り階段。
昨日心から欲した杖が、今日もご丁寧に鳥居のそばに置いてあったので
拝借する。…午前中からしんどいよぅ。
這うように石段を登りきったところに大きな岩の御神体が。
手を合わせて、さぁ帰るのがまた大変だぞ!
と思ったら木陰に楽歩道の文字が。
あぁ…こっちにしよう(笑)
しかしこれが楽じゃなかった。つーか道がない!
道なき山道を滑るように下っていく年頃の女二人…これは果たして
OLの旅なんだろうか…。こなくそ、田舎モンの足をなめんじゃないぞ!
そしてここで杖の本領発揮。やった役に立ってる!
「…もしかして石段の方が楽だった…?」とか自問自答しながら
ヒールで山を滑り下り、ようやく地上へ。
最後にもう一度手を合わせて、ここの参拝完了!
さ、次は熊野速玉大社よ!

てくてくてくてく、人家の間を通り抜けて速玉大社へ。
けっこう歩いて、ようやく着いた大社は、でも普通の神社が
大きくなっただけでさっきのインパクトには敵わなかったので
さらっと参拝を済ませる。帰りに参道わきに地場産売ってる店があって
「しまった和歌山来てまだみかん食べてない!」という重大な問題に気付けて
慌ててみかんを買う。というか、みかんもポンカンも食べたくて
二つを合いの子ってのを買う。わ〜い、後で電車の中で食べよ〜〜v



2002年02月15日(金) こんなところに旅日記・2


大門坂を登りきって山頂へ到着。
土産物屋でジュースを一杯飲んで、今度は石段を
登って神社へ向かう。途中に会った郵便局が開いて
いるのを見て感激する。そりゃーそうだ、今日は平日。
山の上の郵便局で現金封筒と熊野限定切手を買う。
そしてようやく大きな鳥居をくぐる。
やっぱ鳥居をぐぐらないと神社ってカンジしないよな〜。
指宿から来たおじさん旅行客交じりの写真を撮り、参拝し、
マニア垂涎やたがらすで文字の書かれた護符(笑)を買い、
また山道を歩いて那智の滝へ向かう。
けっこうな山道、段差が高くて石段でごつごつしてて
脚の裏が痛い。こりゃー明日は筋肉痛だなー(−−;)
やっとの思いで那智の滝へきてみたら、看板に
「日本音のある風景100選」と書かれているじゃないか。
音のある風景ってなんだ?! 滝の他には波の音くらいしか
思いつかんぞ?! …日本にはヘンな100選があるなぁ。
さて日本で一番高い滝、那智の滝に着いた時には夕闇せまり、
運動不足の脚はガタが来てガタガタ。一番最初に鳥居を
くぐった時、山門の隣に山伏用っぽい杖が置いてあって
「こんなん使うくらいなら歩くの止めるよね〜」などと言っていたけど
今まさにアレが欲しい!…つーくらいよろよろしてしまう。
滝を見て、バスに乗って駅へ帰ってホテルへ到着するまで
ずっとよろよろしっぱなしでした。
さてホテル、港からフェリーで送ってもらって正面玄関へ。
つーかホテルデカイ!!!!
ここのホテルの売りは「6つの温泉が楽しめる」だけど、
6つがあちこち別の建物に収まってるから広いのなんの。
風呂入るだけで一日使いたいくらいだ。
6時過ぎにホテル着いたんだけど、まず食事前に2つ入り、
ご飯食べて2つ入った。そのうちの一つがこのホテルの名物で
岩窟から海が見えるってやつなんだけど、海は真っ暗でただの黒い壁でしか
なかった…(泣)くそう、明日早起きしてやるーーっ



2002年02月14日(木) こんなところに旅日記1


旅日記、書こうと思いつつ1p使うのは無駄な
気がしてこんなところにちょこっと書く。
先週の3連休+金曜に有給を取って3泊4日で南紀へ
旅行に行ってきました!
もうずっと行きたかったの伊勢神宮&熊野那智大社〜!
が、しかし。
実は関東圏では南紀あまりメジャーではないらしい。
「南紀行って来る」と言って約半数に不審な顔されました。

さて当日、前日まで残業でキリキリ働いてたの+
伽羅&ともサイトへの寄贈小説叩きつけでへろへろに
なりながら朝4時半に起きて出発。
旅行へ行くと途端に心配性になるので早めに
東京駅に到着。30分以上早い。早すぎ。
そしたら連れのイガちゃんも同じくらいに到着。
いっしょに新幹線の中で朝ご飯を食べる。

名古屋で紀伊本線の特急に乗り換える。
今度は旅行客の多くなった車内で、パンフを見ながら
テンションを高める、高める、高める…まだつかない。
遠い!遠すぎる!新幹線だったら福岡まで行っちゃうよコレ。
うわ〜勝浦ってこんな遠かったのかー。
かれこれ2時間ほどは大人しくしてたけど、結局飽きて
ガラガラの車内で席を代えたりしながら、ようやく1時過ぎに
目的地、那智勝浦駅へ到着。
ホテルに行くにはまだ時間があったので、駅前の
手荷物預かりしてる売店に荷物を預けてバスで熊野那智大社へ。

古い参道を通ろう!すっげー登りたい!ということになって
バスを途中下車。最初は人家の間を通っていくと、
なんと平安巡礼衣装レンタルサービスの文字が。
旅の恥はかき捨てを旅の信条にしている私にとって
避けては通れない道、旅先のコスプレ率高し!
ということでさっそくウキウキと衣装変えして(というか
おばちゃんに着付けてもらって)写真取ったりちょっと参道
歩いたりして楽しむ。あの、都落ちした武将の奥方とかが旅する格好。
三渡笠に長いシースルーがついてるの可愛いけどめちゃくちゃ視界悪いや。
そもそも看板に「平安」て書いてあるけど、平安女性は山道歩けたんか?
しかし足袋は脚が痛い!

10分で足袋と草履にギブアップして、元の服に着替えて
急な参道を登っていく。木々の間からちょろっと落ちる木漏れ日が
元々暗い参道を照らしていいカンジ…vv
私のケータイのメール着信音が「幽霊」なので、それが鳴るたびに
薄暗い山道に…ひょろろ〜〜と辛気臭い音が響いて
イガちゃんに大不評。午前中に、暇で電車の中からしたメールが
まとめて帰ってきたらしい。
息が切れてきた頃、ちょうど頂上へ到着。
ふー疲れたー(−▽−;)
さて続く。

(こんなペースでいつまで書き続けるつもりだろう…)



2002年02月12日(火) 手袋


今日、電車の中に愛用の手袋を忘れてしまった。
電車出てすぐ気付いたんだけど、なぜか急いでて
帰りに駅員さんに聞けばいいやと思ってたら後で
どんどん気になって仕事中も気もそぞろに。
帰りに駅行って聞いてみたら「届け出はない」とのこと。
後悔絶頂で俯き加減に帰って来る。
「なんであの時ちゃんとチェックしとかなかったんだろう?!」
みたいに、密とケンカした後の都筑のごとく勢いよく落ち込む。
たかが手袋と理性では分かってるのに
本能が納得しないのだ。
「なんであんなダメ男好きなんだろう?!
もっとイイヤツいっぱいいるのに!

と苦悩する密といっしょ。(↑ムリヤリこじつけてないか?)
心のBGMはユーミンの「リフレイン〜」がリフレイン(笑)

ともかく、心の中に後悔タイフーンを吹き荒したまま
帰ってきて母親に「私の手袋知らない?」と聞いたら
「朝、駅に落ちてたわよ」と一言。
「なんでその時言ってくれなかったの?!」と
怒鳴りつつ行ってしまいました駅まで!
よくよく考えれば、朝落としたものが外にそのまま
落ちてるわけないのに、一縷の望みにかけて車ぶっとばして
探しに行っちゃったよオイ。
ここらへんケンカして家出した密を探しに行く都筑の心境。
車走らせながら「この私を突き動かす衝動はいったい何?!」と
自問自答してました。普通はだけど手袋相手じゃ
せいぜい執着だよなぁ…。
そしたらなんと、駅に手袋があった。
さすがイナカの駅、朝落とした物が夜まで無くならない。
つーか階段の手すりにちょこんと置いてありました。
親切な人、ありがとう〜〜〜(;><;)
思わず手袋を抱きしめてキスしたい衝動にかられました。
ここらへん密を見つけた都筑といっしょ。(笑)

しかしこの手袋も、まだ付き合い浅いけど
初雪舞う小樽とか吹雪舞う湯布院とか冬の潮風が痛い伊勢湾とか
歴戦の寒い地域を共に渡ってきたから、そろそろなんか憑いてそうだ。



2002年02月11日(月) チチ論


久々の日記内容がコレかい、と
自分が一番ツッコみたい心境。
でもさ、旅行行って温泉入っていろんな
チチ見てちょっと考えたことを言いたいのよ!

さいきんの女の子は
チチはデカければデカいほどいい

みたいな風潮にあると思う。
今までも「それはどうよ?」と思ってたけど
いろいろなチチを見てハッキリわかりました。
チチ、デカければいいってもんじゃない。
どうもチチ小さい女の子はコンプレックス持ってるみたいだけど、
そんなん身長と同じで悩むだけ損じゃない?
かくいう私も大小で言ったら小の部類だけど気にして
ないよ??私のチチ論は
傍目、女とわかる程度にあればいい
だから、気にしようがない。
そもそも全体的に見て、標準体型の人だったら
Dもあれば十分じゃない?!
それ以上あったらおかしいよバランス的に!
それに、大きさよりカタチの方が気になるし。
(↑それは裸の時だろう)
大きすぎると持病に肩コリが出たり
腕を組むのに邪魔だったり腕立て伏せするのに
余計な重りがついたり急に心臓発作起こっても
正確に心臓押さえられなかったりして苦しいじゃん!

(あ、国王の御前で騎士の誓いとかする時も心臓に
手を当てられなくて不便だな)←もっと汎用的な例をあげろ
だいたいチチ大きすぎると

うつぶせに寝られない!

これは大問題だ!うん。
だから小さい人、私といっしょに気にするの止めましょう♪



2002年02月04日(月) 腕時計


母が椿山荘で腕時計を買ってきてくれた。
こんな気前のいいプレゼントもらったことがない。
少々驚いて、高価な包みを開けてみると、そこには
ちょっとおばちゃん向きなキラキラした腕時計が。
「…ありがとうお母さん」
笑って受け取ったが、これを使うには他にも問題があった。
私には、愛用している腕時計がひとつある。
これがもう、バンドを変え体内時計を代えて
かれこれ8年近く持っている、私の最も身近なもの。
しかしこの腕時計にはいわくがあった。

絶対に無くならない

のだ。
とにかくもう、どこへ連れていってもちゃんといっしょに
帰って来る。ホントに世界各地で実証済み。
どんなにぞんざいに扱っても、いつの間にか目の届くとこに置かれている。
何より不思議なのは、他に腕時計を買ってもそれらが3ヶ月と
保たずどこかへ行ってしまうのに対し、こいつだけ8年もいっしょ。
8年の間に、確実に同業者(笑)5個は紛失しているのになぜ君だけ残る。
絶対なんか憑いてるコレ。
だからこのちんじゃんしょーのお土産も、いちおう母のプレゼントだし
大事にしたいんだけどいつまで保つのかとっても不安。

(でもとりあえず日記に書いたから無くなったらいつまで保ったか
確認できる。)



2002年02月03日(日) 人生いろいろ


注:ノンフィクションです。


幼い頃に両親を事故で無くし、以後叔父にひきとられて
過ごしたが中学時代に叔母の家に預けられ、いとこを
姉妹と偽って登校し、再び叔父の家にひきとられる。
バイトしながら定時制の高校へ入るが、
そこの体育教師と恋仲になってしまい中退。
技術職に就くため職業訓練を重ねるが、
自動車事故に会いその職を手放すはめに。
(しかも加害者は慰謝料未払いで現在裁判中)
現在、その元高校教師と同棲しつつ会社を
共同経営しているが家計は火の車。サラ金に
借金しているので辞めたくても辞められない。
長年精神病の引け目と闘ってきたが、実は誤診だった
ことが発覚。現在は違う精神病と戦いつつ、その
精神病患者は就業率2割を切るというのにそんな
会社でモラルの足りない同僚に苦労しながら仕事をしている。

…という友達がいる。
いやホント。
同い年とは思えない。
今日電話があって、そのモラルの足りない仕事仲間の相談を
受けたんだけど…いやーなんつーか
私の人生って平凡で安泰
だとつくづく思う。
なんで彼女だけそんああれこれ苦労しなきゃなんないのか
不思議でならない。本人とっても真面目でいい子なのに
かなり理不尽だと思う。
私がもうちょっとオカルトかぶれだったら本気で
「いい霊能者紹介するよ」と言うところだ。
しかし、こんな人の相談なんておこがましい。
せいぜい話を聞いて楽しい気持ちになれるように
楽しい話するので精一杯。
きっとお気楽極楽なヤツだと思ってるだろうな〜…
事実そうだけど。



2002年02月02日(土) 下着対決


来週、イガちゃんと旅行へ行くに際し、二人で
下着対決しようということになった。
つまり、どっちが可愛い下着をしてるかを、当日泊まる
ホテル●島の脱衣所で決着をつけようというのだ。
ヘンなイベントである。
そもそも私、下着にはとんと無関心で白かベージュしか
持ってない。デザインもシンプル、機能性第一。
だから勝負できるような可愛いのは一着も持ってないのだ。
普通の女の子はもっと色とりどり可愛いの持ってるのかね?
しょうがないので今日買ってきた。
つーかあちこち探し回ったよ。
なんでこんないろいろデザインあるのー。
蝶が舞ってたり花いっぱいだったり紐2本ついてたり!
可愛いけど、自分がつけるかと思うと気分的にはそれほど
乗ってこなくて、疲れ気味で見て回る。
…なんか戦闘コスチューム探しっぽい気がしてきた。
戦いに行く衣装選んでる気分だわ。
そしてやっとの思いでありがちなピンクの誘惑を退け、
△△で××っぽいの(←具体的に書くと読んでる人が
気分悪くしそうなので伏字)を購入。
正直あまり物干し竿にぶら下がって欲しくないデザインだ。
さ〜〜〜……(ちょっと虚ろ)
気をしっかりもってこれで勝負するぞ〜……(ガンバレ私!)

(…この日記書いたのが男だったら読んでて気分悪いだろうなぁ)


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