2002年02月28日(木)



【―人生とニキビ―】


ニキビを潰しては後悔する
また顔に痕が残ってしまうわ
まるでアタシの全てを象徴するかのように
醜くなっていく ニキビ面

アタシの今の人生は
ニキビを潰したいのだけれど
潰してしまえば
酷い傷が残る事を知っているから
怖くて潰せないでいるだけ

潰してしまったニキビは消えずに
赤々と其処だけ色素沈着を起こして
アタシを責めるの

傷の痕が真っ赤になって叫んでる
醜く 醜く 醜く なぁれ

そんな激しい自己嫌悪の結果
ひとつまたアタシのニキビが増えた



□□□
本当はニキビじゃなくて
吹き出物だったりする
二十歳過ぎてるから(笑)





2002年02月27日(水)



【―なぁんにも―】


なぁんにも 浮かばない
なぁんにも したくない

なぁんにも
今は
出来そうに無い

だったらゆっくり休養しようや
何も考えずに寝るのは気持ちよいだろう?

うじうじ悩んで
思考が身動き取れなくなってるのなら

泥のように寝てゆっくり休ませようや
脳みそと心を

なぁんもせず
全てを放棄して
寝るのが

実は解決への一番の近道なのさ







2002年02月26日(火)



【―似たり寄ったり―】


似たり寄ったりな言葉ばかりで
それでも自分の言葉は個性だと思っている
愚かな 私

人の評価に惑わされないと信じていながら
気にしているのは、他人の存在そのもので
侵される恐怖がいつでも心を支配していた

本当はどうでもいいのよ、他人の言葉なんて

私はただ、好き勝手に言葉を書き殴るだけなのだから

自分が納得できればそれでいいのよ
他に何も求めてないの

だから、似たり寄ったりの言葉ばかりで
直ぐに誰かが飽きてしまっても
それは全然いいのよ

私自身が飽きさえしなければ

これからも
私は似たり寄ったりな言葉と想いを吐き出して行くのだろう
似たり寄ったりの中の微かな変化をこの手に欲しくて





2002年02月25日(月)



【―影―】


影になろう

誰にも咎められず
誰にも責められず
誰にも愛されない

そんな影になろう

大丈夫
今までもそうやって生きてきたんだもの
貴女の前でも立派に演じてみせるわ

私は決して傷つく事は無い
影になる







2002年02月23日(土)



【―月光の希望―】



   「希望なんて持てないよ、余りにくだらな過ぎて。」

   苦笑しながら、そう、君の問いに僕は答えた。
   君に出会った頃、僕は既に自分を取り巻く全てに対して
   斜に構えるのが当たり前になっていた。

   希望を持って望んだ社会は思っていたよりも泥沼だったんだ。
   そして。どんどん人を信じる事が馬鹿らしくなって行った。

   その頃は、関わる全てが、打算と、駆け引きと、裏切りで。
   そして、余りに当たり前に繰り返されていたから。
   僕には何が真実かも、解らなくなって行ったんだ。

   けれど。
   そんな風に周囲に流されるまま、黒い闇に融けこんだ僕に、
   忘れていたモノを思い出させてくれたのは、穢れを知りながら
   真っ白だった君。

   君自身が、優しい希望の光だった。
   太陽の様に激しいものではなくて、静かな、灯火のようなあたたかさが
   ゆっくりと、僕の心を癒していった。

   それはまるで、青い月光のような希望だった。
   そして君と生きる全てが、僕には希望だった。

   君が居なくなったなんて、いまだに信じられないで居るよ。
   ねぇ、嘘だと言ってくれ。
   この黒い墓標の下に、本当に君が眠っているの?
   僕の腕の中で眠る君の寝顔を、僕はまだ鮮明に覚えているのに?
   
   そう、だから、君が月光に融けてしまう前に僕は君に会いに行く。

   君よ。
   どうかまだ、融けないで居て・・・
   僕が行くのを待っていて・・・

   今晩君が待っていてくれるという希望を僕は抱いて眠りにつこう。
   青白い満月が、僕の勇気を後押しする。

   起きる事の無い明日。
   君に出会える夢を見ながら、僕はこの世に別れを告げた。





   ++++

   なんとなーく、書いた。でもまとまり無くなっちゃった、反省





2002年02月22日(金)



【―一瞬な今を―】


一瞬な今を生きたいんだ
望みはそれだけなんだ

けれど
気付けば後悔だらけの過去で
何を、何処で、如何
間違えたのかすら判断出来なくて

確実に過去へと遠ざかってしまった
「今」を懸命に生きてきたハズなのに

きっと、僕は、只
怒涛の川の流れのように
他人に、周囲に、現実に、世界に
流されてきただけだったんだ

其処に僕の意思なんて、存在なんて
本当は無いも同然だったんだ





2002年02月21日(木)



【―無―】


無になれれば良いのにね

何も感じる事も
みる事も
思う事すらも無くて

全てが無だったら良いのにね

そうしたら
こんな苦しみはなくなるのにね
こんな矛盾も消えるだろうにね

だけど
それじゃ
「人間」じゃないんだよ






2002年02月20日(水)



【―いのち―】


儚い 儚い 儚い
いのち

はらはら 舞って
はらはら 落ちて
はらはら 散るの

儚い
儚い
儚い




だから
人は「今」を生きるの





2002年02月19日(火)



【―味付け―】


ねぇ
味付けを施しましょう

無のままじゃつまらないでしょう?

甘くする?
辛くする?
どうする?

自分の人生に味付けをしましょうよ

でも折角なんだもの
楽しい味が良いね





2002年02月18日(月)



【―イメチェン―】


イメージチェンジ

この言葉はなんとなく
過去の自分を否定してるみたいで嫌

根っこは変わらずに
上辺だけ垢抜けてどうするの

本当に変えたいのは中身だけなのに





2002年02月17日(日)



【―暗闇―】


暗闇が襲ってくるんだ
あっという間に真っ当な意識を呑み込んで
たった一つだけの嘯いた真実だけが目に映ってる

暗闇は伺ってるんだ
光などものともせずに何時でも人の傍らで
フッと心が沈んだ瞬間を捕えて引きずり込むのさ


其処のあんた


暗闇に囚われないよう気をつけな
暗闇に呑まれないよう気をつけな





2002年02月16日(土)



【―越えられないモノ―】


越えられないモノがあるとします
高い高い壁です

私はその壁の前で
思わず高い壁を見上げて
呆けています

越えられるのかな
私に出来るのかな

不安が胸をいっぱいにして
そればかりに心が囚われていきます

でも下を向いて俯いてばかりじゃ
目の前の壁も己の弱い精神ですら
越えられないだろうから

たとえ越えられないモノを
本当に越える事が出来なかったとしても

越えようと思って進んだ 闘った事実が
己が心を育んでくれる筈だから


越えられないモノを
越える事が重要なんじゃなくて

越えようとする意思が一番大事なんだよ





2002年02月15日(金)



【―健康―】


健康体で居られる事が
何よりも幸せだなんて

健康体で居る時には
気付けないものなのです





2002年02月14日(木)



【―チョコ―】


黒くて甘い物体に
一体何を込めてあげるというの?

愛?
なんて馬鹿らしい事!

でもそうは思っていても
バレンタインコーナーでは
足が止まるのよね

結局甘くて淡い誘惑に勝てなくて
今年もまた行き先不明のチョコを買う



***
もう終わっちゃったよ〜
バレンタイン!チョコ食べたかった!





2002年02月13日(水)



【―破綻―】


想いが 願いが
破綻して行く

一本の路が 一瞬の間に
枝分かれして行く

綻びは元には戻らない

この手から滑り落ちた全ての物を
私はきっと取り返せない





2002年02月12日(火)



【―破れた誓い―】


粉々に砕けた夢は
今もこの胸の中に小さく残り

破れた誓いの欠片は
今もこの胸の中に燻っている

諦めろと言われて
諦められるものでは無い

目指す事を独りで決めたのは
何ものにも揺るがない誓いにしたかったから

けれど
砕けた夢と破れた誓い

でも

それでも


今もまだその破片が、欠片が
この胸の中熱く燻ったままで在る限り
不死鳥のように何度でも蘇るから

想いは何度でも蘇るから

負けないで、諦めないで、信じ続けて



どうか







2002年02月10日(日)



【―あと少しで―】


あと少し
あと少し

もう少しで一歩を踏み出せる

どうか
どうか

今一度、勇気を―
空高く在る月に誓いを―
また堕落する前に―

今一度、私に勇気を





2002年02月09日(土)



【―天使―】


   天使の仕事を知っていますか。
   
   僕は天使です。
   けれど神様に会った事も無い。
   僕が知っているのは、僕が天使で在ることだけなのです。
   
   僕は何で自分がココにいるのか知りません。
   僕は何故自分が天使なのかも解りません。
   気付いた時には天使だったのです。
   これっておかしいですかね。

   僕の毎日している事と言えばある人の傍にいる事だけです。
   この前僕は、僕の事がミエタある占い師と呼ばれる人に
   アンタハソノヒトノシュゴテンシダネと訳の解らない事を言われました。
   本当は良く解らなかったのだけれど、その占い師と呼ばれる人が
   とても優しく微笑んでいたので、僕もニッコリ頷きました。
   
   毎日毎日、僕はその人の傍にいます。
   哀しいときも、嬉しいときも。
   
   嬉しいときは僕の心も嬉しくなります。
   でも哀しいときは僕の心も哀しくなります。
   だって目の前で泣いているのに、僕は何も出来ないから。

   何も、してあげられないから・・・。
   僕に何か力が有れば良いのに・・・。
   

   でも最近思ったんです。
   ずっと傍で見て行こうって。
   この人を大事に、大事に見て行こうって。
   誰よりも傍で、誰よりも近くで。
   言葉は交わせなくとも、姿さえ見てもらえなくても。
   そうして、僕の存在に彼女が一生気付く事が無くても。

   きっと・・・。

   この人と一生を過ごす事が僕の仕事なんじゃないかなと思う。



   +++
   ・・・浮かんだままに書きとめました。
   私には居るのかな?シュゴテンシ(笑)





2002年02月08日(金)



【―生き方―】


今でもまだこれからを迷っている

己で定めた目標を
それなりに、適度にクリアする
それでも何処かに迷いが生じて

気付くと立ち止まり
生き方を迷っている

目標が出来た現在でもまだ
これからの生き方が解らない

解らない





2002年02月07日(木)



【―涙―】


涙は女の武器ですか

泣きたくも無いのに
流れてくる涙を美しいと思いますか
あなたは悔し涙を美しいと思いますか

そうですね
計算された涙よりかは
数段美しいものでしょう

けれど

けれど

本当に美しい涙は
きっと嬉し涙だけなのですよ



***
ふと小泉首相のあの言葉が
浮かんでしまったので、なんとなく(笑)






2002年02月06日(水)



【―言葉―】


   言葉は只の符号でしか無い。
   想いなんて言葉では決して届かない。
   届くのは言葉という記号、符号、単語の羅列。
   それだけなんだよ。

   私は悲しいことをいう人だなと思った。
   それがあの人の第一印象。

   次に私があの人に会ったのは、あの人が偶然牛丼を食べに来た日。
   たったそれだけの偶然なのに、それでも何処か私には必然的だった。
   
   声をかけた私を見て貴方は不思議そうに首を傾げた。
   貴方は覚えて無かったね。同じゼミの私の存在。
   それでも私はきっと・・・。
   あのゼミで貴方の言葉を聴いた時から惹かれていたんだわ。
   何故だか解らないけれど。
   だからね、嬉しかったのよ。
   貴方と話すきっかけが出来たから。
   
   そして貴方は私のバイト先だと知っても牛丼を食べに来た。
   自然と、貴方に心が傾いて行った。
   
   でも、いつでも胸に貴方の言葉が響いて・・・。
   話をしても、伝わらない気さえした。

   告白は、出来なかった。
   
   けれど、一緒に居てくれたよね。いつも、いつも。
   当たり前に自然とお互いの家を行き来した。
   当たり前のように、自然と身体も重ねた。
   それでも、「彼女」と「彼氏」の関係では無かった。
   「好き」も「愛してる」も言わなかったし、
   貴方も決して言おうとはしなかった。
   一緒に居られる事だけが真実だと私は思い込もうとしていた。

   ねえ。
   貴方は裏切られて、傷ついたのね。
   言葉が、信じられないのね。
   重なる事でしか、想いは伝わらないと想っているのね。

   今更、貴方に「愛してる」も「好き」も言えないの。

   一緒に居る事で、身体を重ねる事で、貴方が幸せならいいの。
   そうするだけで、私の想いが貴方に届くのならそれでいいの。

   だけど、届かないわ、届かないのよ、貴方に。
   その証拠に貴方は悲しそうに微笑んだまま、私を見つめているわ。
   そして目を覚ました私の頬を、愛の欠片が残った右手で撫でるのよ。
   お願いよ、貴方。
   哀しげな微笑のまま、どうか、頬を撫でないで。


   どうか頬を撫でないで。
   




   ++++
   すみません、今日も想いのままに綴ってみました。
   少しでも切なさが伝われば良いかなぁと、思います。
   私的には、想いを超えるのが言葉で在って欲しいです。







2002年02月05日(火)



【―雨―】



   最初からそんなモノは無かった。

   男は冷徹に吐き捨てる。
   けれど女は懇願する。

   愛しているのに、愛しているのに、愛しているのに。

   届かない言葉と想いをぶつけ続ける。
   それは只の徒労でしかないだろうに。
   降りしきる雨の中通行人達は、一瞬気にするような素振りをしても
   また直ぐそ知らぬふりをして通り過ぎる。
   
   雨が男と女を打ち続ける。



   最初から無かったんだよ。

   男は幾分言葉を和らげた。
   雨が更に悲壮感を増して行くからか。
   
   愛してるわ、愛してるわ、愛してるわ。

   言えば言うほど言葉は空回りする。
   おそらく頬を伝う涙は雨粒に隠れ、只の水に成り果てる。
   女は懇願を繰り返すが、決して男には届かない。

   そう言うものでは無いのだろう。
   次元が違う、始まりも違う。
   雨水と水道の水の様にまるできっと違うのだ。

   雨は男と女を打ち続ける。
   止む気配は無かった。

   男は サヨウナラ と言った。
   2度と会わないとも言った。
   女に聴こえていたかは解らない。
   雨音に消えたかも知れない。

   それでもその言葉が結果だった。

   去りながら男が想う。
   この雨がどうか女の心を癒せば良い、と。
   この雨がどうか女の想いを流せば良い、と。
   それだけが男の出来る唯一の優しさだった。

   男が空を仰ぐと、雨はほんの少しだけ勢いを増した。
   



   
   ***
   自分でも訳解りません(笑)
   なんとなく、雨な一日だったんで。こんな感じに。
   想いのままに綴った言葉達。物語・・・とは言えませんな(苦笑)





2002年02月04日(月)



【―感情―】


   その「感情」に名前は無かった。
   誰も無い、何も無い、まるで「無」に等しかった。

   それに名前を与えたのは人だった。

   誰かが「ムカツク」と一言言った。
   淀んだ感情へとそれは変化する。

   まるで黒い波のように、ムカツカれた誰かに飛んで行った。
   淀んだモノがその誰かの感情をとり込み、
   更に淀んだモノへと成長させた。

   けれど、それはそれ以上成長しなかった。
   別の誰かの感情がやわらかく淀んだモノを包み込み、緩和する。
   それは優しさと呼ばれた感情。

   誰かのイライラを誰かの優しさか和らげた。
   誰かの優しさは誰かの優しさへと繋がった。
   そしてまた誰かの淀んだモノを、緩和する。

   まるでそれはメビウスの輪、斬れない輪。

   感情は伝染する。
   感情は言葉を超えて伝わる。

   「そして感情は変わっていくモノ」

   淀んでしまった感情でもいつか別の感情へと変化するから。

   感情を無視しないで欲しい。
   けれど、感情にばかり囚われないで欲しい。
   
   どうか。

   


   ****
   なんだか自分に言いたい感じ・・・。





2002年02月03日(日)



【―なんでもないこと―】


なんでもないことが
こんなに幸せに思える

笑いあうだけで
楽しいと感じるだけで
こんなに幸せと思える

なんでもないことが
幸せなんだと

そしてこれからも
こんな幸せが続けばいいと

僕は空に祈ったよ



++葛葉++
元にもどしたよ。
もしかしてこれから極たまに
小説モドキになるかもです…(笑)





2002年02月02日(土)



【―死神―】



   空高く飛びたかった君は窓から飛び降りてしまった。

   小さな病室の隅で泣いてた君は
   僕を見つけて怖がる素振りもしなかった。
   それまで泣いていたのに、僕の真っ黒な姿を見て笑ったね。

   どうして。

   笑う事を止めた僕の鋼鉄の顔なのに
   それでも君は優しく微笑んでいた。

   僕は君の隣のベットの人の命を奪いに来たんだよ。

   怖がらせたくて、言ったんだ。

   けれど君は悲しそうに、そうなんだと一言だけ言った。
   そして小さなか細い声で、あたしじゃないのねと呟いた。

   止める間もなく君は窓から鳥のように飛び立った。
   羽音が聴こえるような気がしたけれど
   鈍いドスンとした音だけが僕の鼓膜に届く。

   空高く飛びたかった君は僕の前で屍になった。

   僕は君の隣の人の命を奪わずに
   君の命を奪ってしまったんだね。

   それは僕の責任。

   安心して良いよ。
   君を鳥にしてあげる。

   さあ、行こう。


   僕は君の命を持って空高く舞い上がった。





   ******

   ちょっと趣向を変えてなんちゃって短編小説風…?(笑)







2002年02月01日(金)



【―小さい命―】


小さい命が消えてしまったの

けれどアタシは
可哀想、可哀想と言うだけで
涙の一つも流す事が出来ない


心に線を引いてしまったのよ

命の重さと哀しさに耐えられなくて
悲しみだけに囚われてしまうから
泣かないように心を凍らせたの


だけれど
それはとても薄情な事ね
小さな命に対して薄情な事ね

アタシは
あなたが生きてた証を胸にちゃんと
受け止めてあげなきゃいけないね

あなたの死を
あなたの死を

見つめて涙する事が
アタシの今出来る全て


ああ、でも駄目ね
やっぱり悲しみに押し潰されそうよ
可愛い姿ばかりが目に焼き付いたままで

あなたは生き返らない






 


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///世界が僕を拒んでも///