ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2009年11月06日(金) 純情を返せ

小ネタです。


前回のナナワタで、「今おさんどんしてるんだよ」と、
人間としてあたりまえのことを鬼の首でも取ったかのようにナナに自慢したじょりぃだったわけですが。
ちょっと褒めて終わりにしてくれればいいものを、ナナはおもしろがりやがりまして、
ワタシの料理についてねちねちとツッコンでくるんでございますよ。

「(おさんどん係になってから)初めてつくったおかずって何?」とナナ。

「いいよーぅ」<こればっかり

「いいじゃん。教えて?」

「簡単なものだよ」

「大根おろしとか?」

「そう! すごいなキミ」


前回の野菜炒めに続き、こいつエスパーか!Σ (゚Д゚;) (まあ、誰でもそう思うか)


「あれなら大根おろすだけだもんね(笑)」とナナ。

「そうなんだよー」

「しらすとか入れればよかったのに」

「あ、入れた入れた! しらす入れた!」


たかがしらすを入れただけで、鬼の首を取ったかのような勢いふたたびのじょりぃ。


「入れたんだ(笑)」

「それでさ、自分でもびっくりしちゃったんだけどさ」

「うん」

「しらすのパック開けたはいいんだけどさ、しらすって洗って食べるのかそのまま食べるのかわからなくてさ」


このときのことは日記にも書きましたが。


「ありえねーーー(笑)」

「ワタシも『まさかここでつまずくとは!』って、焦った」

「で、どしたの?」

「お母さんに聞くとなんか長くなりそうだしさー。
 むか・・・やさしい友だちに聞いた」


むか・・・  は「昔つきあってたやさしい女性に聞いた」と言いそうになって、なんとなくとりあえずやめておいたという証です。


「教えてもらえたの?」

「うん。 ちょっと呆れてたみたいだけど。『そのまま食しましょう』って、やさしく教えてくれたよ」

「なんだー。  あたしに聞いてくれればよかったのにー。つまんないの」


え!



なにそのやさしいことば(*・∀・*)+*+* 愛?




「えー。 聞けば教えてくれたの?」 もじもじ

「うん。

 目玉全部取るんだよ って教えてあげた(・∀・)」



( ゚ Д ゚ )   



「そのあとじょりぃがしらすの目玉をいっこいっこちまちま取ってるかと思うと笑えるーーーあはははははは。しかもその姿がすげー似合う

「さすがにウソだってわかるよそれは!ヽ(`Д´)ノタチわりーな!」




(*・∀・*)+*+* 愛?  って思ったワタシの純情を返せ。






2009年11月04日(水) それはいやだ

やっっっっっとナナに会えたんですから。
しばらくはこのデエトネタを引っ張ろうと思います。

前回のナナワタで、ナナがメニュー選びに時間をかけやがった話を書きましたが。
その間もただ黙ーーーって時間を過ごしていたわけでは、当然なく。
ちょこちょこと会話をしていたのですが。
でも基本的にはワタシ、放っておかれていた気がしますが。
でもまあ、その、たまに交わされる会話の中で、食事についての話題が出ましてね。

食事といえば。
ワタシは今、おさんどんブームのまっただ中ですよ。
「不可能であろう」と言われていた、予算内でのやりくりも、残高残してクリア、という快挙も成し遂げましたし!
我が家の生活費って、「これでやりくりするのは無理だろうね」という設定になっているんですよ。何か間違えてる。
でも結局やりくりできたので、節約すれば何とかなるということですよね。
しかしこれが毎月というのは、なんだかビンボくさいなぁ。

話がずれました。

ナナの将来の夢物語は「女だけで気楽に過ごせるホームを作る」ということでありましてですね。
生活費分だけ徴収して、あとはみんな、家事を分担して暮らすんだそうですよ。
その話をしているときに「じょりぃは家事ができるようにならなきゃ入れてあげないよ」とか言われていたわけですよ。
「お料理までは言わないけどー。お風呂掃除とトイレ掃除ができるようになれば、まあいいだろう」なんて具合に。
なもんですからね。せっかく食事の話が出たことですし。
「ワタシ今、おさんどんしてるよ!」ってことをアピールして、ナナの妄想する老女ホームへですね、入居する資格を得たことを知らせるチャンスなわけですよ。

でもですね。
料理するようになったといったって、たいしたことができるわけでは、当然、ない。
ほんっっっとにつまんないもんしか作れない。
きょんに「また野菜炒めでしょ?」って言われるくらい、野菜炒めばっかり作ってますし。
ですから、まあ、ちょっと小さい声になっちゃったわけですよ。「今ワタシ、毎日ごはん作ってるんだよ(*・∀・)」っていうのが。
そうしましたらですね、聞こえているのか聞こえていなかったのかわからないんですが

無視されました。

もうワタシ、こんな→(´・ω・`)

こんな(´・ω・`)心持ちなんですが、しかし「聞いてた?今のー」とか言う思い切りの良さがないわけですよ。

で、「今ワタシ、毎日ごはん作ってるんだよ(*・∀・)」という言葉が、居心地悪そうにふわふわぶらぶら浮かんだまま、もじもじもごもごしながら、その言葉が霧散してくれるのを待っていたんですよ。

そんなこんなでナナのメニューも決まり、注文を済ませ、近況なんかを話してましたら

「そういえば、ごはん作ってるって言った?」とナナ。


聞こえてるんじゃねえか!ヽ(`Д´)ノ


というささやかな怒りとは裏腹に

「あー、・・・うん。えへへ(*・∀・)モジモジ」 気持ち悪い返答に。たかがごはん作ってるだけでこのもじもじ具合。
「えらいじゃん。どしたの? 何か異変?」 異変て。
「あいや。 きょんが転職したばっかりで、大変かなとか思って」
「えらいじゃーん」
「えへへ(*´∀`*)」
「で?」
「へ?」
「今日は何作ってきたの?」

こ、これは恥ずかしい!

「あー・・・いいよぅ。それは」 もごもご
「なんで」
「たいしたもん作れないし」 <だんだん声が小さくなります
「(笑)」


また他の話になり。
あはははは、と笑ったあとで

「で、今日は何作ってきたの?(・∀・)」 なぜ聞くのだ。

そりゃ、今までナナには「料理を自分の皿に取ることもできないじょりぃ」と思われてましたからね。
ていうか、その通りでしたからね。
興味があるのでございましょう。

「その話はいいよぅ」
「何恥ずかしがってるんだよ(笑)」
「恥ずかしいんだよぅ」
「教えてよ」
「いいよーぅ」

ナナ、きゃはははと笑ったあと、

「野菜炒めとか?」
「なぜわかる Σ(゚Д゚;)」
「(笑)いいじゃん、野菜炒め」
「うん」 もじもじ
「具は何? キャベツだけとか?(笑)」
「あー、今日はキャベツとピーマンとにんじんときのこ」
「立派じゃん」
「(*´∀`*)いいよーぅ」 <気持ち悪い

「買い物とかもじょりぃがしてるの?」
「うん」
「えらいじゃーーん」
「うん」
「買い物嫌いって言ってたよね?」
「うん」
「あれとこれ作るから、これとこれ買ってー、とかしてるわけ?(・∀・)」 ナナ、すごく楽しそうなのはなぜなのだ
「うーーん・・・賞味期限のあるものは3〜4日分くらいのスパンで考えて、あとは野菜を適当に」
「毎日献立悩まない?」
「それはけっこう楽しいんだ。冷蔵庫見て、今日はこれがあるから、あれとこれとこれ作るかな、みたいな。適当なのだ」
「あるもので作る、ってやつ?」
「うん」
「すごいじゃん。 たいしたもんだ」
「そうかなぁ(*´∀`*)」<褒めてもらえてうれしくてうれしくてしかたないじょりぃ

「でもさ、きょんさんは何でも文句言わずに食べてくれそうだからいいよね」とナナ。
「うん。それはすごくある」
「納豆とごはんだけ、とかでもいい人なんでしょ?」
「うん。でもそれはワタシがイヤなので、最低でもおかず3品は作ってるよ」
「マジ?! それってえらいよじょりぃ」
「えへへ。ふふふ」 <褒めてもらえて本当にうれしくてしかたないじょりぃ

「へーえ。大人になったじゃん(笑)」とナナ。
「うん」
「今度あたしにも何か作ってよ」
「それは、ない」

きっぱり。

「なんでーーー?」
「それはいやだ」
「だからなんでだよ」
「とにかくいやだ」


今までさんざん、ナナの手料理をごちそうになっておきながらのこの態度。
我ながらあんまりです。
でもだって
ナナに料理作ってさしあげるのなんて、恥ずかしすぎてワタシ死ねます。
しかもあの人、絶対うるさいもーーーーん・゜・(ノД`)・゜・。


でもナナ。
ありあわせ適当メニューだけでなく、
なんかこう、舌を噛みそうな立派な名前のついた料理がおいしくできるようになったら、
そのときは


「こんなの作れたんだよ!(・∀・)」

って



自慢だけすることに、やっぱりなりそうで、スマン。



いや、いつかはごちそうしたいです。
でもなんだかお互いとてつもなく恥ずかしそうなんだよなー。
って、ナナは気にせず、ふっつーに食べるのかなぁ。
それならいいんだけどなぁ。


まあしかし、先の長い話なので。
今はありあわせ適当料理づくりを精進したいと思います。





2009年11月02日(月) ワタシもそんなに悩んでみたい

きょんがナナに借りていた看護学の本を返すという目的ができたため、急遽、ナナと会ってきたじょりぃであります。
最後に会ったの、7月ですよ!
もうお互いに顔を忘れてしまっていると思うので、うまく待ち合わせができるかどうか心配でした。(ワタシは誰に対してイヤミを言っているのか)

急に会うことになった上に、最初に約束していた時間の2時間前になって

「30分早くしてもらえない?」

というメールがナナから入ったもんですから、「いいよー」と返事しつつ、これから夕ご飯のしたくをするワタシは遅れる気満々でした。
とはいえ、時間を早めたということは、ナナが忙しいっつーことでしょうから、会ってもろくに話ができないのかなー、と思い、だとしたら少しでも早く現場に到着したいものだと、遅れる気満々でありつつ急いでおりました。

待ち合わせのいつものファミレス(待ち合わせ場所が相変わらずだせー)に到着したのが、約束の時間より10分オーバー。
まあ、たまには遅刻もいいだろう。
いつもいつも待ちぼうけじょりぃなんですから。
たまには待ってるナナに微笑みながら、モデル歩きで近寄っていくとかやってみるのも良さそうですよ。くねくね。くねくね。

店に入ってくねくねとナナを探しましたら


いない・・・・・・orz


前回会ったとき「あたしタバコやめたんだ」と言っていたナナのために、禁煙席に座りまして。(ええ、ワタシ、やめられてませんが)
手持ちぶさたに待ってましたら。

結局約束より15分遅れでやってきたナナ。
待ち合わせを急遽30分早くする意味はあったのか。

「ごめんごめん」とナナ。
「ワタシも遅れてしまったから、ちょうどよかった」 ちょうどよかった、とか言ってるよワタシ。
「・・・なんかこの席、落ち着かないね」
「あー。でも禁煙席のほうがいいでしょ?」
「?????」 <きょとんとしてるナナ

「? あなたタバコやめたって言ったから、わざわざ禁煙席に座ったんだけども」
「あははははは。ごめん。タバコやめるのやめた」


あんだけ(°▽°)えらそうに(°▽°)してたくせに(°▽°)


「じゃ、吸うの?」
「吸ってやってもいいよ」 別に吸わなくてもいいんですが
「・・・んじゃ、移動しようか」
「あたしタバコ忘れちゃった。じょりぃ持ってきた?」
「持ってるけど、あんまり本数ない。
 あなたタバコやめたって言ったから、一緒にいるときは吸えないと思って買い足してこなかったよ」
「ふうん。  てか、あなたもやめるって言ってませんでしたか?」

おまえに言われたくないっつーの。

で、席を移動しまして。

「なんでタバコやめるのやめたの?」とワタシ。興味あるじゃないですか。
「いやー。やっぱ口寂しいらしくてさ。気づけば食べてたわけよ

うん。また太ってるよあなた。
と思ったけど、ワタシのチェックがキビシイだけかな? 変わってないのかな?

ナナ、もともとが細い人なので、ワタシの頭の中では、ナナっていえばそのイメージなわけですよ。
だから会うたびに「太った?!」ってビックリしてるのかなワタシ、とかも思うわけですよ。

「でね。食べたから、太ったわけだ」とナナ。

やっぱり太ったのか。
という言葉はごっくんと飲み込んで、「へーー」とお返事。

「でさー、最近はどっちにしても一日3〜4本しか吸ってなかったわけだし。
 3〜4本我慢して、お菓子食べて太ってコレステロールためるくらいなら、喫煙の方が健康的かなとか思って」
「言い訳っぽい」
「あなたに言われたくないんですけど」

お互いの喫煙を責め合う喫煙者同士。


で、ナナが「何かデザート系食べたい」と言って、メニュー見始めたんですよ。

「じょりぃは食べないの?」
「ワタシはコーヒーだけでいい」
「ふうん」

でー。
ワタシ、びっくりしちゃったんですけどね。
普通、メニュー選びってこれくらい悩むものなんですか?
ナナはもともとじっくり選ぶんですが。
この日は、「5分より長く10分はかかってない」、すなわちたぶん、7分くらいメニュー選んでましてね。


「まだ?」


って言葉を何度か飲み込みました。
だってワタシ、そんな悩まないんですものーーー。
で、「まだ?」を飲み込みすぎてそろそろげっぷが出ちゃいそうだなーとなってきた頃に

「よし。決めたー(・∀・)」とナナ。
「どれ?」
「これ か これ」


決まってねえじゃねえか!!!


「・・・決まってないじゃん」
「ほぼ決まったじゃん」

さらに3分ほど経過。


「うん。決まった」 とナナ。
「どっち?」
「これ」


さっきの候補と違うモンになってるし!


「さっきの『ほぼ決まった』はいったいなんだったのだ」
「じゃ、店の人呼ぶね」 <じょりぃの問いは無視

すぐに店員さんが来てくれまして。

ナナ「これお願いします」


最終的に頼んだものは、今までの候補のどれでもないものになってました。



げっぷ。<「まだ?」を飲み込みすぎたために出ました。失礼。


みなさん、メニューってどれくらい悩むのでしょうか。
平均値を知りたくなりました。


てか、こんな時間にデザート食べるとまた太るぞー。

という言葉はもちろん飲み込みました。 げっぷ。 失礼。





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