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2006年02月28日(火) がんばれ!民主党!――自滅目指して

メールも情報源も未確認 永田氏、疑惑調査は継続
 民主党の永田寿康衆院議員は28日、ライブドアの送金指示メール問題に関する記者会見で、自らの質問で国会を混乱させたことを謝罪、メールの記録や情報提供者を確認できなかったため信ぴょう性の立証を断念した経緯を説明した。しかし、最終的にメールを偽物とは断定しておらず、疑惑調査を継続すると強調。与党が衆院に提出した懲罰動議には「国会の論議、審議の結果に従う」と述べた。
 永田氏はメールが真実だと確信した理由として(1)仲介者の「元記者(フリー記者)」とは親しく情報交換しており、全幅の信頼を置いていた(2)情報提供者はライブドア関係者で送金にかかわっていると聞いた(3)銀行口座の情報を提供された−ことなどを挙げた。
 永田氏がメールのコピーを受け取ったのは2月6日。送信者はライブドア前社長の堀江貴文容疑者、受信者は情報提供者と説明を受けた。
(共同通信) - 2月28日20時57分更新

何のための謝罪か分からない=永田氏会見に小泉首相
 小泉純一郎首相は28日夜、送金メール問題を国会で取り上げた民主党の永田寿康衆院議員の謝罪会見について「おわびしますと言いながら、メールが偽物かは分からないと言っていたようだ。何のためにおわび、謝罪するのか分からない」と述べ、厳しく批判した。
 さらに、同党執行部の対応についても「民主党や前原誠司代表にはもっとしっかりしてほしい」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。 
(時事通信) - 2月28日21時1分更新

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「永田謝罪会見」なるものを見たが、感想はこの小泉首相の批判に尽きる。
その後の前原の会見でも、メールは「本物ではない」と言いながら、中身、
つまり堀江から武部幹事長(またはその二男)への送金については否定も肯定もせず、
また、両院議員総会で原口は
「永田議員はみんながしたくない質問をした」
「危険なところまで行って調査した」
「みんなで戦っていこう」
などと、相変わらず例の「巨大な闇」の陰謀説は取り下げていないらしく、
開き直った気勢を上げていた。
結局のところ、いったい何をどう反省し、誰に対して謝ったのかさっぱりわからないのである。
(ちなみに堀江に対する謝罪は一言もない。容疑者・被告だったら謝らなくてもいいのか?)
この党はどうやら、自滅したいらしい。
ならばぜひ今後とも、ガセでも捏造でもデッチあげて
国民の非難も無視して与党といわず私人といわず誹謗中傷し続けて、
その結果支持率を下げまくり、次の選挙では消えてなくなって欲しいものだ。
先日も書いたが、民主党というのは、政権が取れない上に野党としても全く役立たずで、
まさに無用の長物、「税金ドロボー」という言葉がこれほど相応しい存在はない。
別に「政権交代可能な野党」が現在の民主党である必要は全くないわけで、
むしろ現実には、民主党のようなダメな政党がいつまでも野党第一党であることこそ日本の政治をダメにしている。
さっさと消滅した方がはるかに日本の政治の前進に寄与するのである。


2006年02月26日(日) 「陰謀論」を唱える民主党、ついにカルト教団の仲間入り

民主党の原口一博議員の「日記」より

>ライブドア問題の背景には、大きな闇が広がっている。
>まさにその闇との戦いだ。
>その覚悟がなければこちらが粉砕される。
>まさにその粉砕の時間が刻一刻と近づいている。


さらに原口議員は、今日放映された『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)という関西の番組においても、


「永田議員の質問の前日に同盟国(アメリカ)も知っていた」
「(原口自身の)質問内容もハッキングされてファイルが消えた」
「自殺した野口氏の件で警察が証拠隠滅」
「巨大な勢力がフタをしようとしている」
「日本政府もグル」

などと発言した。
(ちなみに原口は民主党の「ライブドア問題調査追及チーム」のリーダーである)

民主党・・・完全に狂っている。
オウム真理教を思い起こして欲しい。
「闇の組織」だの「陰謀」だの「自分たちは攻撃されている」だの、
さらに「それと戦っているのは自分たちだけだ」という妄想を言い出したらもうおしまいである。
冗談抜きに、前原、野田、原口、そして河村あたりを精神鑑定させたほうがいい。
日本の最大野党がここまでカルト教団化しているのは、笑い事ではすまない。


2006年02月24日(金) 結局、日本には自民党と共産党さえあればいいという話

堀江メール:民主党 永田議員「休養」、辞意は先送り

民主党・・・ひどすぎる。
ガセメール自体もひどいが、その後がさらにひどい。
永田個人は勿論、党としての責任も取らず、
あくまで自分たちには間違いがなかったかのように押し切ろうとするこの態度は、
よくもまあこれが民主主義国家の最大野党かと呆れたものだ。
はからずも昨年の総選挙での国民の選択が正しかったことが証明されてしまった。
やれ自民党を勝たせすぎただの、
その結果、杉村泰蔵のような未熟な議員まで生んでしまっただのと言われたが、
民主党は党全体のレベルがタイゾー以下。
政権を任せられないのは勿論だが、野党としても全く役立たずで、
いっそのこと民主党の議席を削って「確かな野党」共産党に50議席ぐらい与えた方がましである。
結局、マスコミが煽り立てた「日本の政治も二大政党制へ移行」
(私自身も初めは期待していたのだが)などというのは虚妄の幻想であり、
2大政党下で自民党か民主党かという選択しかなければ、現状では自民党の方がましと言わざるを得ないし、
また、政権を取らない野党だったら共産党があれば十分なのである。
そして55年体制時代のように、自民党の反主流派が与党内野党の役割を果たし、
党内で擬似政権交代をやっているのがベターだったということになる。
しかし本来はそれでいいわけはやはりないわけで、
できれば二大政党政治が根付くまで間の過渡期の問題だと思いたいところだが・・・
しかし今の民主党には何かのかけらも期待できない。
日本の民主主義を発展させるには、まずもって民主党が解党した方がいい。


2006年02月20日(月) 菅直人流に言えば、偽造が本当なら民主党は「解散すべきだ」

その昔「国会の爆弾男」の異名を持つ社民連の楢崎弥之助議員が「自衛隊にクーデター計画がある」と暴露し大騒ぎになったことがある。
しかしこれ、実はガセネタを掴まされたもので、楢崎議員の信頼は失墜し、次の選挙では落選の憂き目を見た。
その楢崎と当時社民連の同僚だったのが菅直人民主党元代表である。
彼は今回の「永田怪メール騒動」を見て、当然かつての楢崎ガセネタ事件を想起したであろう。
どう思っていることか・・・と気になって、ホームページを覗いてみたが、毎日更新している「菅直人の今日の一言」があるにもかかわらず、奇妙なほどこの件については全く触れていない。
そればかりか、これほどの大問題を差し置いて、「団塊党」旗揚げとやらで大変ご機嫌の様子である。
菅のこの沈黙、そして機嫌の良さは何を物語るのだろうか。
2月15日付の読売新聞政治面によれば、

>小沢、横路、鳩山、管の各グループとリベラルの会の中堅議員は9日、都内にひそかに集まり
>連携のあり方を探った。出席者の1人は、「前原を強引に引きずり降ろせば、批判を浴びる。
>辞任に追い込む高等戦術を練らねばならない」と語った。

とか。果たしてこの「高等戦術」とは・・・?
ちなみにメール問題について前原代表は、「すべての責任、自分に」と言明している。
>民主党の前原誠司代表は20日午後、津市内で記者会見し、ライブドア前社長の
>堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長の二男に資金提供するようメールで指示したと
>民主党が指摘している問題に関連、「党のすべての事柄について最終的な責任は
>代表にある」と述べ、仮に指摘に誤りがあれば、自らの責任は免れないとの認識を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000091-jij-pol

ところで、菅の日誌を見ていたら、15日、つまりメール問題の起きる前日にこんな記事があったので吹き出した。

>■偽造選挙
> Date: 2006-02-15 (Wed)

>耐震強度も、ライブドアの黒字も、BSEの安全性も全て偽造。
>昨年の総選挙は国民に偽情報に基づく「改革」イメージのもとで行われた偽造選挙だったことは明らか。
>総選挙のやり直しのために、解散すべきだ。

そう言う自分の党が「偽造メール」で国民を瞞着していたらどう落とし前をつけるのか?
勿論、党首の挿げ替えだけでは済まされない、
こういう「偽造政党」は「解散すべきだ」ろう。


2006年02月19日(日) ガセネタ事件でわかった民主党の正体

民主党が持ち出した、
ライブドアの堀江前社長が武部自民党幹事長の二男に3000万円の送金を指示したと称するメール騒動。
これを見ていて連想したのは、ガセネタをもとに、
”アメリカ政府はUFOと宇宙人の死体を隠している、もしそうでないのだったら証拠を出せ”、
という、矢追純一とかが昔よくやってたUFO関連のヨタ番組である。
民主党のやっていることって、殆どこれと変わらない。
こんなのが野党第一党、つまり次に政権をとるかもしれない政党なのかと思ったら情けなくなってくるが・・・、
しかし話はそれだけで済まない。
というのは、民主党は武部二男への国政調査権発動を要求している。
つまり出所も根拠も怪しげな文書をネタに国家権力を行使し民間人の個人情報(銀行口座)を調査せよというのだから、
これは恐怖政治と言っていい。
もし民主党が政権をとったら、こういうことが日常茶飯事に行われるのだろうか。
しかも、堀江が武部二男へ送金したというが、そもそもそれが何の犯罪になるのかもわからない。
選挙費用を会社のカネから出させたのなら特別背任だろうが、
しかしそれは堀江側の問題であって、武部二男、まして武部本人の問題ではない。
また、金銭授受に収賄があったとするなら、いったい何の利益供与があったというのか、
それすらもわからない。
にもかかわらずガセネタをもとに政敵をあたかも犯罪者であるがごとく葬り去ろうとするのはまるでファシストのやり口である。
この党が憲政史上最低であることがはっきりした。


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