Memorandum


Memorandum
− メモランダム −
目次過去未来

2002年05月31日(金) 巨人、ユニホームのロゴを「YOMIURI」へ

巨人、ユニホームのロゴを「YOMIURI」へ(朝日新聞 5/28)

プロ野球の巨人が「株式会社よみうり 東京読売巨人軍」から独立し、
「株式会社 読売巨人軍」となることに伴い、ビジターのユニホームの胸のロゴを
「TOKYO」から「YOMIURI」に変更することが決まった。
新ユニホームは7月9日から早くもお目見えするという。
29日の朝日新聞朝刊のスポーツ欄のコラムはこれを
「地域密着の道に逆行」と批判している。
まあ、朝日としては、当然そう言うだろう。
第一、朝日新聞に「読売」とネームの入ったユニフォームの写真が載るのは
甚だまずい。
それともビジター試合の巨人の写真は載せないのかな。
朝日に「YOMIURI」が写るか否か、今後の扱いに注目である。

それはともかく、”良識派”は朝日同様、建て前論を持ち出して
今回の読売の決定には批判的だろうが、私は結構な事だと思う。
理念に逆行しているか何かは知らないが、企業スポーツという
日本のプロ野球の実態はより露わになったからだ。
むしろ今まで東京を僭称していた事の方が、「読売新聞野球部」の現実を覆い隠し、
逆行していた。
「東京」を捨てて「読売」に変えた理由を、読売本社専務上がりの新球団社長は
「巨人は東京だけじゃなく、全国にファンがいる」と説明している。
成程、読売新聞=全国紙だし、そして巨人が読売新聞の販売拡張の尖兵である事は
誰もが知るところ。
「YOMIURI」のユニフォームを身につける事で、
松井も上原も自分が読売新聞販売拡張員である事を、改めて自覚するだろう。
原監督も「GIANTS愛」なんてキャッチフレーズはやめて、
「YOMIURI愛」に変えるべき。
その結果松井が今シーズンオフ、「YOMIURIが嫌なのでメジャーに行きます」
なんて事になったら面白い。

ちなみに「軍」を名乗るのは現代日本においては巨人軍ぐらいだが
(あとは救世軍か)、英語でgoonとは、「ならず者、阿呆」の意味である(笑)


2002年05月30日(木) あまり興味ないけど…ワールドカップネタ

Wカップ開幕を直前に控え、新聞もテレビも連日、サッカー一色の今日この頃である。
野球ファンには肩身の狭い時節になったものだ。
いい加減にして欲しい・・・と言っても、まだ大会も始まっていないわけで、
とりあえず1ヶ月は小さくなっているしかあるまい。
と言いながら、実際に大会が始まり、
殊に日本戦の中継でもあればテレビを見るに決まっており、
志操堅固な野球ファンでもないのがいい加減なところである。

4年前のフランス大会に日本が初出場した際、あるドイツ人の知り合いの人に、
日本人はいつから国を挙げてサッカー好きになったのかと問われた事があった。
長く滞日している人だったが、当時の熱狂振りは余程異様に映ったようだ。
Jリーグ発足以来のサッカー人気があるとは言え、
日頃サッカーのサの字も口にしないような連中まで挨拶代りにWカップと
日本戦の話題を取り上げるのだから、確かに不思議な気がしたかもしれない。
私は返事に窮した余り、日本人はスノビズムだから、と自分でもわけのわからない
答えをしたものだが、今度は日本が日韓共催とはいえ開催国だから、
多少の事は大目に見てもらえるかもしれない。

日韓共催と言えば、先日の朝日新聞の世論調査では
Wカップ共催を機に日韓友好促進を望む人、韓国に関心を持った人の
パーセンテージが、いずれも、そうでない人を10%程上回っていた。
でも韓国ヨイショの朝日の事だから、幾分割り引いて考えて
実態は半々というところか。
不自然かつ不規則な共催という形自体が政治的な押しつけにほかならず、
友好は結構だが、でも反日歴史認識の押しつけは勘弁してもらいたい。

ところで先日、サッカー関係のニュースを見ていたら、
何ゆえにかプロレスのアントニオ猪木が出てきたので驚いた。
何でも、日本の1次リーグ3戦のライブ中継を国立で観戦するという
イベントのキャラクターに任命された、とかで、
「負けたらテメーら死ね!」と相変わらずの意味不明の発言の後、
最後は例によって「3連勝するぞ。1、2、3、ダー!」と絶叫していた。
全く、脈絡なく何処にでも出てくるお調子者のオッサンだなあ…(笑)
多分この人は、目立ては何でもいいんだろう。
この人を見ている限り「日本人はスノビスト」というのも
あながち間違ってはいないかもしれない(笑)


2002年05月29日(水) 1周年


エンピツに書き出して1年経つ。
過去ログ上は昨年4月末から始まっているが、エンピツに登録したのは
5月末だったと思う。
だから今が丸1年というわけだ。
もっとも書いたのは2ヶ月分足らずしかないから、1年間続けたと言える
実質はない。

元々は内輪向けに作ったHP内での雑談のつもりだった。
最初の1ヵ月分がそれに相当する。
だからエンピツでも当初はノンジャンルに登録していた。
しかし間もなくHPはやめてしまったので、時事ジャンルに移転した。
その途端に書く事がなくなってしまい、10月から休眠状態。
今年3月に5ヵ月振りに再開して、改めて今度は時事ネタ日記を書くつもりだった。
でも関心が持続せず、また最近は途切れがちである。
どうも私は、ニュース読みには向かないようである。

と言う事で、1周年を機にジャンル登録を変えてみた。
ジャンル不定のコラムというつもりである。
毎日更新!…はどうせ無理だから、思いついた事を気が向いた時に書いていこう。


2002年05月18日(土) 「外務省批判は自虐主義」by小泉首相

小泉純一郎首相が、中国・瀋陽の日本総領事館事件直後に副領事が中国側に
電話をかけていた事を明かにした民主党の現地調査団の発表を激しく批判した。
いわく、
「日本側の非をあげつらって『日本がダメだダメだ』というのは、
あまりにも自虐主義じゃないか。中国といま大事な交渉をしている。
そういう立場も考えてもらわないと。中国がそんなにいいんですかね。
日本は中国に抗議してるんですよ。よく考えていただきたい」。

小泉の言う事にも一理ある。
外務省の問題点は勿論だが、しかしこれは国内問題で官僚をやり玉にあげるのとは
わけが違う。事は、国益の掛かった外交問題である。
この手の交渉事は、それぞれお互いに、「自分にも至らぬ点がありました」と
非をさらけ出して認め合って、なあなあに解決するという問題ではない。
最初は全面的に自説の正さをぶつけ合い、しかしその間には妥協点を探って、
やがてある時点においてお互いに譲歩し合いそれぞれに面子の立つ解決策を立てる、
というのが外交交渉の要諦ではないのか。
まして相手方の中国は全体主義的な国家だ。国論を統一して専ら押してくる。
それに対して最初からこちらの手の内を見せて、
一方的に自国の非をあげつらっていては、話にならない。

民主党は野党とは言え、あくまで日本の国家国民を代表する政党の一つであって、
中国共産党の日本支部ではあるまい。
外務省の責任問題や体質の改革問題は国内問題であり、
現在の外交問題の解決後にはっきりつければよい事。
事局の収拾論と、その後の責任論は分けて扱う必要があるのではないか?


2002年05月09日(木) 問われる日本の人権・外交感覚

中国の日本領事館への北朝鮮人亡命を武装警察官が阻止し拘束した事件は、
国際的に日本の人権感覚・外交姿勢が問われる重大事です。
まず領事館内にまで入りこんで亡命希望者を拘束する事を黙視していた事、
しかもすぐに処置せず中国政府への抗議が4時間も遅れた事、
これは信じ難い暴挙であり、日本の人権感覚が欧米諸国から疑われる、深刻な材料です。

また、この問題をウィーン条約違反・治外法権侵害として日本政府が中国に
抗議したのは当然の事ですが、今後も、更に傲慢かつ不誠実な中国の対応に屈したり
穏便な解決の名の元にうやむやに事を収める事なく、厳しい姿勢で臨むべきです。
日本の弱腰外交は例によって中国から侮られ、そして国際的にも誹りを受け
国益を損なうばかりでなく、結局日中の真の友好樹立にもなりません。
更に強い決意と姿勢を日本政府には望んでやみません。


2002年05月03日(金) ダブル・スタンダード(二重基準)

「パレスチナ難民キャンプの国連調査団を拒否するイスラエルの強気を支える
米国の『二重基準』にも新たないらだちが強まりそうだ」(朝日新聞)

今朝の朝日新聞の国際面で、アラブ諸国がアメリカのダブル・スタンダードな
立場に対して反発する「であろう」事が報じられています。
つまり、アメリカが、イスラエルの調査団受け入れ拒否を支持する一方で、
同じように国連の大量破壊兵器査察受け入れを渋るイラクに対しては
軍事行使も辞さぬ事を「公然と論じている」のは、ダブスタで怪しからんと、
アラブ諸国と共に、暗に朝日もアメリカを非難しているわけです。

勿論、朝日新聞ならずともこのようなダブ・スタが容認し難い事なのは言うまでもありません。
この記事の読者も朝日共々、それを感じた事でしょう。

さて、話は変わって、今朝のその朝日新聞1面。
そのパレスチナ情勢も「井上参議院前議長が議員辞職」のニュースも押しのけて
「阪神支局襲撃 時効」の記事がトップです。
言うまでもなく、15年前、朝日の阪神支局が襲撃され記者二人が死傷したテロ事件が
時効を迎えた事が報じられているのです。
そして1面のみならず社会面、更には中面でも特集を組んで大々的にこの問題を取り上げています。

テロを断じて許さず、言論の自由を守りぬく報道機関としての朝日の立場・使命・決意が
ひしひし伝わってきます。

・・・ん?・・・あれれ??

何か妙な気分になり、もう一度国際面を開いてみました。
先程の「アメリカの二重基準」への批判がましい記事の横に朝日のエルサレム支局長の署名記事があり、
その中に次ぎのような一文があった事を思い出したからです。

「(パレスチナのイスラエルへの)民間人を無差別に殺戮する自爆テロは決して正当化できない」
と前置きした上で、
「しかし、救いのない手段に訴えねばならないほどパレスチナ人を追い詰めている
イスラエル軍による占領の過酷さや悲惨さを無視することはできない」

うーむ・・・?
この論法を阪神支局襲撃事件に関しても適用すれば、朝日は、
「テロに走らなければならないほど犯人を朝日新聞の姿勢が追い詰めた」事を直視し反省し、
かつテロにも一定の理解をもっていなければならないような気がするのですが?

・・・いや、そんなはずはないので、やはり朝日は自らへの阪神支局襲撃事件に鑑みて、
「たとえいかなる理由があろうとイスラエルの無辜の民間人を殺戮する」パレスチナのテロは、
断じて許し難く、従ってイスラエル支持の立場、なんでしょうか...。

朝日がダブル・スタンダードではないのだとすると・・・
さて、どっちなのでしょう?


who |MAIL


My追加