今年も、既に単行本を買っているのにそのまま積んでいたためすっかり忘れて文庫版を買ってしまったりだとか、既に単行本を買っているのにそのまま積んでいたためすっかり忘れて文庫版が出たのを期に単行本の中古値段が下がったので喜び勇んで古本を買ってしまったりだとか、既に単行本を買って読んでいるのに文庫版をみつけて、そうそうこれ読みたかったんだなどと喜び勇んで買ったりだとかしています。
我が家では家の中に犬２号、３号、４号がいるのですが、人の目の無い時を狙って、クッション、座布団、マット、膝掛けなどに黄色い跡を残す自己主張の激しい奴がいて、容疑者２号、３号、４号共に怪しく、決め手にかけていたのですが、このほど犬４号が膀胱炎を患い血尿を出すようになったことで、犯人が確定したのです。
20分ほど前にヨーグルトを食べ終わってから、なんだか酸っぱいなと思い、賞味期限を確認したところ、20.12.31との表示があり、「賞味期限って、美味しく食べられる期限であって、食べられなくなる期限じゃなったよね」などと思いながら、この先数時間内に腹の異変が起きるかどうかを待っているわけです。
記憶は繰り返しによって定着度が増すそうであるが、日常に関係ない情報などは普段の反復がないためどんどん忘れていく中、日常生活にも人生にも全く役に立たないのに自分の意志に関係なく反復が起こるため忘れることがないという言葉もあり、大抵の人は通り過ぎていくサイレンを聴くたび「ドップラー効果」などと心の中で呟いているこれなどはその一例だと思ったりするのでした。
我が家の新犬１号は、CPUはインテルCore2Quadで、メモリは3G、ハードディスクは300GBほどあるパソコンなのに、入っているアプリケーションは「メモ帳」くらいの犬のため、全てがスピーディに空回りし、犬２号はWindowsXPでCPUはPentium4ぐらいであるが、メモリとハードディスクが弱いのに、大容量のアプリケーションが沢山入っており、複雑な作業が出来るもののスタミナとパワーが足りず、犬３号はスペックに対し、適正なアプリケーションが入っていて、作業もそれほど複雑ではないにしろ堅実に動作する筈であるのに、何故かセキュリティソフトが複数入っているために内部でエラーが多発し、殆ど動作しないという状態で、犬４号も入っているアプリケーションは「メモ帳」だけでであるが、OSがWindows95の上、超低スペックな犬のため、一日のうち23時間は眠り、起きているのは散歩の時と飯の時の合わせて１時間ぐらいであるが、睡眠時間が足りていない時などは、起動はするものの動作が不安定で、日中、目を開けたまま動かなくなるということが度々あります。
年賀状を書かないでいると、年々歳々自分宛に来る年賀状も減ってき、近年では元日に届くのはポイントカードなどを作った店からの営業を兼ねた年賀状の方が多いような状態で、お年玉付き年賀葉書であることのみが救いの味も素っ気もない商業的なデザインの年賀状を見るにつけ、少し苦々しいような、家族に顔向けが出来ないような複雑な心境になるわけですが、そのような年賀状事情の中、一枚どうしても思い出せない名前の夫婦連名の送り主の葉書があり、ファミリー写真を使い、オール手書きという素朴な味わいの年賀状にしばし首を捻ったものの、結局それは去年通販で服を購入したネットショップの女主人とその夫であることが判明し、それはそれでいかにも家庭が家庭に宛てたようなフレンドリーかつアットホームな雰囲気は営業用の年賀状としてどうなのかという気持ちにさせられ、人は年賀状にさえ、関係に合わせた距離感を求めてしまうものである、などと思った2009年の始まりでした。
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