新1号 2007年09月13日(木)

4月に犬1号が急死してから、1号は欠番となっておりましたが、得るものの少なかった勤め先で唯一の成果というべきは、同僚経由で新しい犬を得たことで、1号と同じ犬種だったことから、その子犬を新1号とすることに決めたものの、まだまだ1号の器には遠く、現在は0.4号くらいなのですが、9匹兄弟(うち2匹圧死)の中で一番みそっかすだったという飼い主さんの話しからして成長が遅れたのか、とても小柄で細い彼女は、我が家へ来て、争う相手がいなくとも食い意地だけは異様にはっていて、庭で無花果などを収穫し、屋内に戻ろうものならよだれを垂らしながら死にものぐるいの形相で追ってき、飛びかかり、背中にタックルしてくるその様は、まさにケルベロスのようで、これが果たして成長した際、この犬種の特徴である穏和でおっとり、のんびりしていた1号のようになるのだろうかと思えてくるのでした。

カメラの飛び出たレンズ部分にかぶりつこうとする犬0.2号(当時)

ドライビングテクニック 2007年09月11日(火)

我が家の犬2号は小さな時から父の車に乗り、仕事についてまわっていたせいか、今も車に乗るのが大好きなのですが、膝などに乗せていると、カーブの時やブレーキがかかったときに、抱いて押さえてやっていても車の動きに合わせて無意識に脚の筋肉を緊張させているのが感じられ、なるほど犬でもドライビングテクニックは経験によって習得するものなのだなあと、先日滅多に車に乗せたことのない犬4号を助手席に乗せてドライブに行った際、ちょっとしたブレーキでも助手席から転がり落ちるのを見、しみじみ思った次第です。

愛される理由 2007年09月10日(月)

秋の虫と言えば、わびさび系の生き物ですが、「耳を澄ませば秋の声、風流ですこと」というには実際のところ、近くで鳴かれると蝉ぐらい騒々しいその秋の虫の一種コオロギが先日から母を悩ませており、母が言うには丁度寝室の開け放した窓の下あたりに陣取っているコオロギの鳴き声が夜な夜なうるさくてかなわないとのことでしたので、噴射式殺虫剤を持ち出し、その付近を一吹き、二吹きしてみたところ、びょんびょんと跳ねながら出てきたコオロギにさらに数吹きし、意外にもゴキブリ以上の生命力であがいてみせたものの、ホースで散水するに至るとさすがにどこかへ流れていってしまい、ようやく母の安眠を取り戻せたわけですが、ゴキブリと違い、相手がコオロギですと何となく胸が痛むような気がするのは、同じ虫で見た目や色合いは大して違わないような気がするのに理不尽なことよと思えなくもないのですが、ふとゴキブリが鳴く虫であったなら、1匹見かければ三十匹というからには、家内がたいそう騒々しいことになるわけで、それともその声が美しければゴキブリも人に愛でられる対象になり得たのだろうかなどと考えているうちに秋の夜は更けていくわけです。

退職後のわたくし 2007年09月09日(日)

退職してから一週間、すっかりさぼり癖がついたわたくしです。

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