後悔日誌
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2001年11月26日(月) チョコメロン


初めて見たけど茶色いメロンパンがここにある。
パッケージにはメロンと鶴の絵。
不思議な感じが素敵だ。

パッケージを開けるとメロンパンらしい匂いに包まれた。
安心して頬張る。ちょっとパサパサだけどそれなりに美味しい。
見た目はフランスパンに近いかもしれないな。
ところで、この割れ目なんだろう…。
焼きそばパンみたいに半分に割ってあるのが気になる。
これに、何が入ってるんだろう。

半分くらい食べたところで具に遭遇。
マーガリン?
なんだか油っこくて苦手だ。

あんまり好きじゃないなー、なんてパッケージを見てたら
賞味期限が過ぎていた…。



2001年11月23日(金) 泡盛大量発送


私は日本酒党である。
酒飲むときにはとにかく日本酒、なんて決めてるけれど意志は弱い。
九州に行けば芋焼酎。沖縄に行けば古酒。
やっぱり地のものにひかれるわけです。

で、酒屋に行くのが相当好きなんだけど那覇の酒屋は名残惜しかった。
何がって壺が欲しかったねー…。
泡盛(もちろん古酒)が5升とか10升分入ってるやつよ。
値段も飛びぬけてて5万とか10万とか…。
こりゃ買えん。なんて思いながらもだいぶ後ろ髪引かれた。
この壺、机の上において飲み会したら楽しいだろうな、なんてね。
とにかく忘れることにした。

一升瓶なら買えるかな、なんて考えたらあれもこれも欲しくなってきた。
古酒もあれば樽で寝かせたやつなんかもある。どれも捨てがたい。
よし、買占めだ。なんて意気込んで財布の中身をえいっと投入した。

それにしてもこんなにたくさん…。
飲めるかな?



2001年11月22日(木) 島ラッキョウ


沖縄といえば那覇。
那覇といえば国際通りが賑やかであるがその近所に公設市場ってのがある。
その市場には豚さんの顔とか、青とか赤の魚とか不思議なものがいっぱい置いてある。
食文化の違いからか、異国に来たような、不思議な感覚が味わえる。
見ているだけでも楽しい。(買ってってと声を掛けるおばちゃんはうるさいケド)

で、真っ先に飛びついたのが島ラッキョウ。
酒のつまみに最高。関東でいう”ノビロ”みたいなやつかな。
シャキシャキしていて歯ごたえ良し。
それからゴーヤのぬか漬けをゲット。
これまた苦味がたまらない。

よそ見すると一杯買っちゃいそうなのでこの位で引き上げて居酒屋へ。
これまたもちろん沖縄料理がずらり。
ビールはオリオン。酒は泡盛。
ゴーヤチャンプルだの、グルクンの唐揚げだのミミガーだの…。
次から次に食べて飲んで、ついつい無茶してしまうのだ。

でも、お手頃価格。
これだから、沖縄やめられないね。



2001年11月21日(水) 首里公園


沖縄に入港した。
ここは浦添(うらそえ)埠頭、那覇市の隣の港である。
まあ、とにかく広くてコンテナだらけで殺風景。
夜はドリフトをする車の悲しいタイヤを削る音が響き渡っている。

さて、さすがに南の島だけに毎日まだ暖かい。
Tシャツで外出しても問題なし。さすがにこれは嬉しい。
久し振りに走ってみるか、なんて首里城を目指した。

浦添から首里までは直線で5キロ位。
民家の屋根にちょこんと座るシーサーを見ながら走るのも乙なもんだ。
道端にはハイビスカスなんかも咲いている。
何年か前に来たときにはまだ空き地だったけどモノレールが建設されていたりして
ちょっとづつ変わる街並みに驚いたりもした。

それにしても坂道はきつい。
走っててもすぐ息が詰まる。
ペースを落とすのがいつも遅れて苦しいばかり。
あそこまで登れば…なんて気持ちで頑張っちゃうけど二重、三重の坂攻撃にさすがに参った。

で、ようやく首里公園に着くと道のど真ん中に警備員が立っていた。
やっぱり沖縄は危ないのか。観光客はほとんどいない。
いつもはごった返している首里城入り口の門も寂しげだった。

しばし散策してバスにて帰る。
そうそう、沖縄のバスは手を上げたり意思表示しないと止まってくれなかったりする。
しっかり一本、通過されちゃいました。



2001年11月15日(木) お隣さん


関門海峡をはさんで二つの町が張り合っている。

門司がちょこっと高い建物を建てたと思ったら
下関にもうちょっと高い海峡夢タワーってのが出来た。

で、下関に水族館が出来たんだけど。
そしたら門司が悔しがってるらしい。

門司も水族館作るつもりのようだ。

ちなみに門司は今、高層マンション作ろうとしてるみたい。
工事現場にゃ、ぶっとい鉄骨が建ち始めた。
どうする、下関!?



2001年11月13日(火) 吸盤


門司港の岸壁の下は蛸だらけ。
ちょこっと頑張ったら1kgのタコが3匹釣れた。

前の日にグリードっていう海洋映画(タコみたいな変てこ怪物が出てくるやつ)を見たのだが
なんだか似ていてグロテスクだ。
思わず悪戯したくなって右手にタコを絡ませ歩きまわった。

まずはご挨拶。
突然、人の顔の前にタコを出してみる。
びっくりする人は3m以上飛びのく。

…ふっ、面白い!

そこら中で楽しんじゃう私であった。(性格悪いねー)


で、そろそろやめよっかな。ご飯だし。
といってタコを外して仰天。









吸盤の跡が手にいっぱい。
ちょっと気持ち悪い。



…。
お願い、早く元に戻ってね。



2001年11月12日(月) 幹事さん


門司で宴会をした。
料理はふく会席、ちょっとゴージャスな宴会だ。

いつのまにか幹事になってしまった私はとりあえずテーマを探していた。
テーマってのは例えばアラ料理フルコースとか、中華であるとか、etc…。
とにかく心に残ってもらえれば良いのかな、なんて考えてた。
門司という土地柄、冬という季節柄、誰もがふくを想像しただろう。
でも、結構高いのだ。
ちょっとした小料理屋でも、ふくがちょこっと絡むと0がひとつ増える。
なんとか4桁の数字でやりくりしないといけない難しさを実感した。

ふくか、厳しいナァ。
最初は乗り気の私も気落ちする日が続いた。
ようやく見つかったのは温泉を併設している関門海峡門司側の宿泊施設だった。
めかり会館、潮の音まで聞こえてきそうな宿である。

この宿、普段からリーズナブルな料金であるが(なんと宿泊3800円!)
ふく料理についても立派の一言。
関門海峡を眺める一等地にあり、建物に古さは感じるがなんともいえない良さがある。

選んで良かったな、なんて一人でしみじみ。
コースの内容はふく刺身(てっさ)、ふく唐揚げ、ふくサラダ、茶碗蒸、吸い物、胡麻豆腐のウニ掛け
それからふく鍋(てっちり)、雑炊、漬物、果物というところ。
おなか一杯、値段も5000円台と手頃である。

自分が楽しめなきゃ他人だって楽しめないさ。
自己満足かもしれないけど、ふくについては評判上々だ。嬉しいね。

たった一瞬のひととき。
これを作る裏方さんに徹した自分に乾杯!



2001年11月11日(日) 北の家族


危ないのかどうなのかわからないが「北の家族」の株が暴落中だ。
この株は持ってるだけで年に1度、3万円分の飲食券が優待券として配られるので
なかなかおいしい銘柄であったのだ。飲むことが大好きな私にはなかなか気になる
株のひとつである。

しかし、なんだか子会社だかなんだかが経営を押しているそうだ。
おかげで値下がりが続き大底まできている。

怖いから買わない。
けど、なんか興味深く見守っている。


本当につぶれちゃうのかな、北の家族。
結構お世話になったんだけどな。



2001年11月09日(金) おうち


インターネットで住宅情報を見てたら駅から1分で平屋の一階建て2LDK
しかも36畳分の庭付きって物件が3000万しなかった。
東部伊勢崎線とはいえ浅草からいくらも離れてないのに驚いた。

難あり物件なのかな。
でもいいなぁ、家。
ほしいナァ。



2001年11月06日(火) 850円


六甲山を縦走してやる、なんて考えたけどまた企画倒れ。
なんだか最近そんな事が多くて反省だ。

さて、ふらりと散髪に行った。
850円という値につられてしまった。
さすがに仕上がりは丁寧とまではいかないがそれでもよくやってくれた。
この値段は賞賛もの。

ちなみにこの床屋は新開地の地下街にある。
新開地は不思議なところだ。色町のような感じもあるが労働者の町なんだろう。
昼から営業している串焼き屋とか、なかなかいい味出してます。

それにしてもオヤジだらけだ。
昼なのに皆、真っ赤だぞ!



2001年11月01日(木) 大悲閣


紅葉の名所、京都の嵐山へ旅に出た。
きっと山登りが出来るだろうなんてあまりに単純な考えだった。

京都駅についてから、さらに電車を乗り換えしばらく走り嵐山駅に到着した。
あまりに殺伐とした駅前に驚く。なんだ、ただの駅じゃないの。
変わっているのはトロッコ列車の駅がある事くらいかな。

地図で嵐山の位置を確認して歩き始めることにした。
途中でコロッケを買ったりしてちょっと満足。
気がつくと大きな寺が目の前に見えた。

世界文化遺産 天龍寺。
一度は通過したけど戻って見学することにした。

どこかみた事のある風景で懐かしい。
まるで一度来たことがあるような不思議な感覚。


…そうなんだよね、来たことあったんだ。数年前。
庭を見学しているところで思い出した。

そっか、あの時だ…。
同級生の京都の実家にお邪魔したとき案内してもらったんだっけ。
関西式のすき焼きに感動したのを今でも忘れていない。

ちなみにその同級生は私と同じ会社に就職したが肌に合わなかったようで既に退職した。
それ以来連絡はとっていないからどうなってるかも知らないが、沖縄のほうで船に
乗ってるとも聞いたことがある。元気な奴だったしきっとうまくやっているだろう。

そんなことを考えながらまた山へ向かった。

桂川にかかる渡月橋にさしかかるとそこはもう観光地。
勢いよく人力車が飛び出してきた。
ちょっと早い紅葉の嵐山をバックに桂川で舟遊びする人達も優雅でいい。

ところで、嵐山の登り口はどこかな、なんて探していたら突然名前を呼ばれた。
まさかと思って振り返ると2年前に同じ船に乗りあわせた奴だった。
元気か、なんて挨拶しながらその場で立ち話。
向こうも忙しいようでそのまま別れた。
名前も覚えていないし、これからも連絡も取ることはないだろうが偶然に感謝した。
聞けばこの先には山寺があるそうで、私も嵐山に登るのはあきらめて寺へ行く事にした。

山の麓、というか川沿いの道をしばらく歩き勾配のきつい坂道をぐんぐん登る。
登りきった所が小さなお寺だ。
ここは大悲閣(だいひかく)という。山の中腹ながら京都を一望できる景色が素晴らしい。
住職さんがひとり、修学旅行の学生さんに何かを説いていた。

のんびりとした時間が過ぎていく。
汗がひいて寒くなってもしばらく佇んでいた。
こんなところもあったんだ…。


ここで芭蕉はこんな詩を詠んだ
   花の山 二町のぼれば 大悲閣


疲れも取れ、足軽に山を下りた。
帰りは渡し舟で対岸へ。
名物料理の豆腐が食べたいな、なんて考えてたら財布に怒られた。
ちょっと高かったからね、またいつか。

ほんの数時間の出来事、小さな旅にも味がある。



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