おもうこと
日常のいろいろなこと

2003年09月30日(火) ■なかなか落ち着かない。

最初に大きな地震があったのは、先週の金曜日。夜が明ける直前、5時少し前のことだった。それからまだ5日しか経ってないなんてうそみたい。万年寝坊の私が、毎朝5時に必ず目が覚める。ほんのちょっとの揺れでも、すぐに感じる。全身が、地震計にでもなったかのごとく、どんな小さな揺れも逃さない。そんな風なのは、私だけではない。夫の同僚も、毎朝5時頃になると必ず目が覚め、30分から1時間の間、眠れないらしい。夜も、ぐっすり眠れることが減り、数時間おきに目が覚めるという。私は夜中に目が何度も目が覚めることはない。・・・が、以前なら、踏まれても起きないくらいに熟睡していたのに、ほんのちょっとの物音で目が覚めるようになった。起きて階段を下りるときには、いつもあの最初の日の感覚にとらわれる。地震ではないならば、テレビが床に落ちているはずはないのに、テレビ台に乗ってるテレビを確認すると、ほっとする。なんとなく、絶叫マシンから降りてすぐのあの感じ。フワフワと体が浮いている感じ。いつもゆらゆらと揺れている感じ。こんな感覚は、いつまで続くんだろう。体の不安定とともに、精神も多少不安定。ほんの少しのことが、ものすごく気になったり、疑心暗鬼にかかっているような気がする。最近、ネットで知り合った方々が、バタバタッとサイトを閉鎖した。いろんな理由で閉鎖したのだろうけど、まとまってその様子を目にした時には、なぜか、ものすごく不安になった。その気持ちの理由は何も思い当たらないし、根拠もない。ただ、直感的にそう思っただけ。すごく不安な、嫌な気持ちになった。地震の後、ずっとテニスをする気がしなかった。あんなに好きだったテニスなのに、なんだか、ものすごくくだらないことに思えた。なぜ、そう思ったかはわからない。このままずっとテニスをしないなんてことはないと思うけれど。何も考えずに、ビーズでマスコットを作る。驚くほど時間が早く過ぎる。どんどん時間が過ぎることに、すごく安心感をおぼえる。どんどん、どんどん時間が過ぎたら、もう地震のことも忘れてしまえるかもしれないな〜。



2003年09月26日(金) ■地震。

昨晩は、娘の小学校ママたちと初めての飲み会だった。クラスの委員さんたちと、先日の学校行事の反省会と、学級レクレーションの計画の話し合いもかねて。
6名の委員さんの中の1名が、近所の居酒屋の事務をしているので、そのお店に予約してもらった。7時から開始で、最初は、ミスタードーナツでいつも集まっているせいか、”飲み会モード”になかなか入れず(笑)。しかし、時間がたつにつれ、お酒や飲み物もどんどん増えて、うちとけてきた。楽しい時間はあっという間で、気がつくと12時過ぎていた。最初、2次会も〜って話だったけれど、平日で翌日お勤めの方もいたので、とりあえず今回は1次会で終わりにした。
またこうやって集まりたいですね〜と、笑顔で別れ、お酒を飲まなかった方が、私を車で送ってくれた。帰宅して、お風呂に入った後、楽しかった飲み会のことを考えながら、30分ほどビーズ作って遊んだ(笑)。眠ったのが、1時半頃。

そして、起きたのは、4時50分過ぎ。生まれて初めて、眠っている状態から飛び起きた。最初に、ぐらぐらっときた時は、すぐそれで終わると思った。しかし、その直後、思いっきり横揺れが!今まで経験したことのない、ものすごい横揺れ。地震には、慣れている方だと思う。それほど大騒ぎするタイプでもない。でも、今回はびっくりした。あわてて、となりの部屋でひとりで眠る娘のもとに向うが、うまく歩けなかった。ようやくたどり着いたが、娘のベッドはまさにエクソシスト状態!フローリングの床は滑りやすく、前へ後ろへとベッドが動いている。寝ぼけた様子で、目覚めた娘は、覗き込む私をみて、「ママ、やめて!何するの!」と言った。違う、違うよ〜〜、私がベッドを揺らしてるんじゃないんだってば!「地震だよ、地震。おいで。」と話したら、ようやく事態が飲み込めた様子だった(笑)。家族3人で、電気をつけようとすると、停電していた。奥の部屋にランタンと懐中電灯をとりに向うと、下から、バタ〜ン!という大きな音が。これは大きなものが倒れたな・・・と思った。しかし、夜明け前の我が家は真っ暗で、そのまま階段を下りるのは危険なので、まず明りを確保。そして、恐る恐る3人で下へ。カーテンをあけ、うすぐらい中あたりを見回すと、大型テレビが、うつぶせの状態でテレビ台から落ちていた。そして、コッピーの水槽の水が、ほぼ半分に減っていた。じゅうたんは水浸しで、水とともに床に落ちたコッピーが2匹。娘があわてて捕まえて水槽に戻す。戻したコッピーも含め、5匹とも無事。ハムスターの籠は、可動式の棚に置いていたせいか、棚ごと少し動いていたが、転落することもなく無事。しかし、懐中電灯で中を確認したら、ハムスターは、ぶるぶる震えた状態で、固まったいた。そりゃ、いきなりこの揺れじゃ無理もない。冷蔵庫は、30cmほど前にでて、食器棚はつっぱり器具のおかげで無事。しかし、開き戸に向って食器が倒れかかっていた。クッションを構えてそ〜っとあけたが、数個割れてしまった。流しの中に入っていた、使用後のグラスも、お互いにぶつかって割れていた。本棚の本は落ち、チェストの中のビデオも飛び出していた。トイレに行くと、断水していた。落ちていた大型テレビを元の位置に戻したあと、夫が「停電で、断水だし、起きていても仕方ないから、寝よう。」と言った。まだ余震が続いている中、我が家の3人はそのまま眠りについた。7時頃、小学校の連絡網電話が来て、最初は2時間遅れでの登校とのこと。なかなか連絡網の電話がまわらない。電話がかなりつながりにくい。携帯も、メール、通話ともに、使えない。夫は、いつもどおり7時45分に家をでて会社に向った。しばらくして、また連絡網がまわってきて、臨時休校になった。いつの間にか、停電と断水が解除されていたので、状況を把握しようとテレビをつけたが、キュイ〜ンと音がするだけで、画面には何も映らず。テレビをゆすると、ガシャガシャと音がする。どうやらブラウン管が割れた様子。11時頃まで、家の中の散乱しているものを片付けていた。同じフロアの友達が尋ねてきてくれて、お互いの無事を確認。でも、友人たちは、食器棚が倒れてしまい、半分くらい食器が割れてしまったらしい。つっぱり器具はつけていなかったそうだ。マンションの6、7階部分のせいか、揺れはかなりひどかった気がする。彼女たちの家では、地震後、すぐに着替えて、水や食べ物を買いにご主人がコンビニに車で向ったらしい。マンションのすぐ裏の友人宅は、1階にある食器棚はつっぱり器具なしでも倒れなかったらしい。2階の寝室で眠っていたらしく、たんすの上に置いていたもの等が少し落ちたらしい。いずれにしても、被害はかなり少なかったそうだ。彼女のうちも、すぐに衣服を着替えて、必要な物(通帳とか、印鑑とか健康保険証)を、バッグに入れて、いつでも家を出られるように準備していたらしい。地震後、停電して断水したのでそのまま寝てた・・・と話したら、爆笑されてしまった。彼女の家から、マンションの駐車場がよく見えるらしく、たくさんの車が地震後、でかけたらしい。きっと、断水したので、水等を買いにいったのではないかなと思う。我が家は、たまたま、飲み物の買い置きが多く、すぐに水を買いに行く必要はなかったけれど、あのままパジャマのまま眠ったのは、いささか迂闊だったように思う。帰宅した夫と、反省をこめて話し合った。こんな経験はできればしたくないが、せめて教訓にしたいと思う。まだ余震が続くので、なんとなく不安な気持ちが続いている。



2003年09月19日(金) ■夫の両親。

結婚して、もう16年目に入ったけれど、夫の両親が我が家に泊まったことは、1度しかない。それも、私が出産の時で、入院して不在だった。一緒に旅行したことは、何度もあるし、もちろん、夫の実家に泊まったことは、数え切れない。・・・が、しかし、私が居る(笑)我が家に泊まるのは、これが初めてなのである。夫の両親は、はっきり言うと、すごくいい感じの舅と姑だと思う。いわゆる意地悪とかされたことはないし、どちらかというと可愛がってくれる。大阪の人の中でも、たぶん、かなりテンポが速いタイプで、物事全てにはっきりしているようだ。そんなふたりからは、私は、”ぼ〜っとした嫁”にしか見えないみたいで。その印象は、100%あたってるというわけではないが(私だって、ぼ〜っとしてないこともあるし、怒ることもあるので。)、どちらかと言えば、プラスに作用している気がする。ふたりが泊まりに来るのは、娘のピアノの発表会を見るため。要するに、娘(孫)に会うため。そして、夫(息子)に会うため。私は、添え物なのだ(笑)。ふたりが来ることで、一番頭が痛いのは、食事のこと。私の両親に比べて、食べ物にはかなりうるさい。手作りできるものは、ほとんど作るし、野菜は自分たちで畑を借りて作っている。そう、素材にうるさいのだ。食べ物に関しては、とにかくこだわるタイプ。だから、こちらから泊まりに行くのも、旅行もなんともないけれど、うちで食事するのは、ちょっとした恐怖。私は、こだわらないタイプなので(笑)。凝った料理ではなく、いい素材で、シンプルな料理。これが、一番、料理の腕が露呈しそうだしなぁ。とほほ。とりあえず、我が家で食べる夕食は、一回、後は、発表会の後のご褒美のお食事会と、日帰り旅行帰りで外食・・・になると思う。問題は、朝食!早起きが、何よりも苦手な私が、6時前に起きて毎日支度ができるのか?!大好きな夜更かしも、テニスもお休みして、今日から4日間は、お嫁さんしま〜〜〜す!



2003年09月12日(金) ■人付き合いって不思議だ。

小学校のPTAの件で、失敗した。委員に選ばれたので、ちゃんとやらなくちゃ〜って思う気持ちで、何でもひとりでやろうとしていた。その結果、他の委員さんから、注意された。「ひとりでやるにせよ、経過報告くらいしてくれないと困る。」やんわり口調だったけど、ちょっと怒ってる?って雰囲気は充分感じた。私は、元々、あまり繊細な神経を持ち合わせていないらしく、場の雰囲気や、ムードを読むのが苦手だ。そんな私だけど、ここ1年くらいの間に、かなり!読めるようになってきたように思う。逆を言えば、それほど、感情を表にはっきりと出す相手が、まわりに多いのかしら?(笑)。最初、注意されてすぐは、ひたすら謝った。「やり方が悪かった。」「ちゃんとこれからは連絡します。」云々。でも、電話を切ったら、なんだか、ちょっと腹が立ってきた。向こうからだって、連絡をとることは可能だったわけでしょう。でも、あの雰囲気からして、こちらが折れた方がきっと良い結果を生むだろうと、他の委員さんたちにも、自分の不手際(経過報告をしなかったとか)を反省して電話をかけた。さっきの怒りは消えてなかったけれど、ここは、ちゃんと謝らなくちゃ・・・と努力した。・・・結果は、他の委員さんは全員が、全く逆のリアクションだった。「任せっきりでごめんなさいね〜。」とか、「これからでも、何かお手伝いすることない?」とか。反省モードで電話したのが、よかったのか?全員と電話を終えた時の印象は、とてもよかった。不思議なものだと思った。最初に、あの委員さんから、厳しく注意されなかったら、他の委員さんにわざわざ電話することもしなかっただろう。結果、かなり丸く収まったことは確かだった。さっきまでの怒りはどこへやら・・・注意してもらってよかったわ〜と、最初に電話した委員さんにもう一度電話した。そして、他の委員さんに電話したことを伝えた。ほんの30分前の電話のやりとりとは、あきらかに違っていた。相手の声色は優しくなっていたし、全く違う空気を感じた。最後には、この行事が終わったら、打ち上げしたいですね〜とか、飲みに行くってどうでしょうね〜みたいな話までしていた。人付き合いって、本当に、不思議だ。場の空気を読むのが、本当に苦手な私だけど、こんな風に自制心を持って、反省の心があれば、いい関係が築けるのかもしれない。感情を表にだす人がまわりに多い環境って、もしかして、とてもいい環境なのかもしれないなぁ。今まで、私が、鈍感だったり、無神経だったのを、まわりが見逃していてくれたのかもしれない。悪いところは、悪いと、きちんと指摘してくれる人が、身近にいるのは、とても幸せなことなんだなぁ。委員さんで、飲みに行くのが楽しみ、楽しみ!



2003年09月06日(土) ■明日は最終戦。

今シーズンのテニスの大会は、明日でおわり。平日の昼間に、女性だけの大会がひとつあるが、その大会はお楽しみ大会なので〜。今週は、本当によくテニスをした。月曜日、水曜日、木曜日、金曜日・・・火曜日以外、毎日。それも、数時間。さすがに金曜日の午後には、腕が痛くなり湿布した(泣)。はずれないように包帯でまいた状態で、娘のスイミングやら買い物やら出かけたので、会う人、会う人に「ど、どうしたの??」とすごいリアクションされてしまった(恥)。包帯まくほどのことはないんだけど、でも、わたし的には、包帯まきたくなるほど、腕をいじめたから〜。今シーズン、高校時代に部活でテニスしていた頃をのぞけば、人生で一番たくさんテニスをしたと思う。試合にも、人生で一番たくさんでた。怒涛のごとく過ごした今シーズンも、明日の大会でほぼ終わり。A級昇格をかけてのぞんだ第1戦で、ぽろっと優勝してしまい(笑)、途中は燃え尽き症候群か?と思うほど、気が抜けた。良い人をペアに推薦してもらい、お互い手探りで開始したわけだったけれど、本当にペアには恵まれたと思う。私の下がりっぱなしのテンションを、時には太いロープを結び付けてひっぱりあげてくれた。去年に引き続き、今年も数名とペアを組んでいろんな大会に出たけれど、皆、素晴らしいパートナーだった。いろんな人と出会って知り合い、振り返れば、最高のシーズンだったと思う。これで私の釧路におけるテニスシーズンが全て終わるわけではないけれど、明日は頑張って思い出に残る試合にしたいなぁと思う。体はまだ疲れてるし、気持ち的にもちょっと乗り切れない部分はあるけれど、なんとかテンションあげて行こう!下がりっぱなしのテンションを上げるために(?)、今日はテニスの買い物をした。ひとりで「クレヨンしんちゃん」を観てるから・・・と娘がお留守番してる間に、夫とふたりでスポーツ店めぐり。明日は包帯・・・ってわけにはいかない(笑)ので、肘と腕にまくサポーターを買って、テニス用のリュックを買った。前に買ったバケツ型のワンショルダーのバッグがいまひとつ使いにくかったので、「欲しいなぁ。」って言ったら、夫が「買えば?」と即答だったので。「また試合なの?」といつも、不満そうにしていた夫だけど、これが今シーズン最後の大会だと思えば、仏心もでるのかしら?(笑)いくら夢中になってるからって、テニスにやきもち焼かれても困るしね〜。ははは。


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