Espressoを飲みながら

2008年10月13日(月) 生成と消滅あるいは還元

そこから全ては生じ、全てはそこに還って行く。

神々も如来も菩薩も、例外ではないのだ。

体も心も言葉も、やはり同じなのだ。

また、悪霊や悪人も、このことに関する限りちがいはないのだ。

宇宙の全てが0から始まり、

宇宙の全てが0へと還っていく。


君や僕の番が来るのも、そんなに遠い話とはいえないかもね。



2008年10月07日(火) バッグ

 特にバッグにこだわりがあるわけじゃないけど、
良いバッグが店頭にあったりすると気になってしまう。
バッグとは、ただ物を入れて運ぶためだけにあるのではない、
ような気がする。ハンズに行ってもバッグから見てしまう。

バッグというのはバッグの中身以上に持ち主を語ることすら
あるのではないか。そう言う私は鞄メーカーに勤務するサラリーマン、
ではない。もちろん鞄職人でもないし、個人商店でバッグを扱ってる
というわけでもない。

あくまで、一人のユーザーとして、バッグが気になるのだ。
機能性も気になるけど、デザインのバランスとか、
その背景にある思想とか、一目みた時のインパクトとか。

当たり前だけど、他にはない魅力を持ってるバッグは魅力的だ。
フライターグとか、カルトバッグとか、Timbuk2のブロガーとか。
ブログのためにノートPCのみならずメッセンジャーバッグまで買うような、
そんな人のためだけに作られたかのような、不思議な商品名。

もしかしたら、バッグは中身を限定しないからこそ、そこに未知の可能性を
見て、魅力を持つのかもしれない。当たり前だけど中に何を入れても自由。
だってただのいれものだから。バッグを手に入れる。
後は何が入るかわからない。何が起こるかわからない。
そのようにして未来に開かれていることにより、限定することのできない広がり、
それがこれからバッグを買おうとする人に示されるのである。

中身も、シチュエーションも、意志次第。全てのカバンは、
アレイスター・クローリーのように語りだすのだ。

「汝の欲することをなせ!それが法のすべてとならん!」

そう思うと、バッグとは極めて魔術的な何かである。

そんなことを、さっきからヤフオクでバッグを見てることの言い訳にしてみる(笑)


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空遊 [MAIL]

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