5行日記
バックナンバー一覧前の日次の日


2004年08月26日(木) 雑誌「Cookie」

ってことで、買っちゃいましたよ・・・。ある意味、漫画絶ちに成功していたのに・・。

前にも書いたけど、「Cookie」は、集英社発行の女の子向け漫画雑誌。対象年齢は、高校生前後!?「ぶ〜け」が廃刊(休刊?)になった後、比較的若者向けのタッチの作家と、「りぼん」で小学生向けの漫画がつらくなってきた作家で構成されていた。(過去形。準備号2号ってのを買った覚えが・・)

で、久々に読んだ「Cookie」。なんだこりゃ〜〜〜。もう、ひどすぎ。絵も話も????なの多し。というかまともに読めるのが、「NANA」の矢沢あいさんといくえみ綾さん(でも、微妙)ぐらい。あ、加藤友緒さんは、まだ面白かった。(「ぶ〜け」で読んでいた覚えが・・)他は謎。こりゃ、雑誌売れないハズ。

前に惰性で買っていた「YOUNG YOU」と「コーラス」(あらどちらも集英社)も、相当ひどかったけど、でも今って漫画雑誌、面白いのが載っているのって全体の4割もあった方がいいのかもしれない・・・つーか、それだと売れないって状態。

結局、若い作家が育ってないんだろうな〜。あと、ターゲットを絞り切れてないのがつらそう・・。先月号の水沢めぐみさんの漫画なんて、モロ「りぼん」だったし・・。(でもってお泊まりネタもでてくる、微妙な展開)

というか、私もいいかげん漫画読むだけならまだしも、分析するな!?

で、肝心の「NANA」は、予想外の展開。話が、おそらく7年後にとんでいた。今までのモノローグを言っていた時間?で、その後、11巻の続きになったけど、は〜〜〜〜またしても続きが気になる。

続きが気になる漫画はすごい久しぶり。発売日が楽しみなんてのも、久しぶり。子どもの頃は、地方だったので、漫画雑誌は、発売日の3日ぐらい前に本屋に入荷していて、それを一刻も早く手に入れることに命かけていた。(ちなみに、「なかよし」(講談社)でした。)ページをめくるのもドキドキしながら、ほんと一気に息もつかず(ついていたけど)読んでいた。

漫画ッコだったな〜。





2004年08月25日(水) 映画「華氏911」

ドキュメンタリー映画。マイケル・ムーア監督の考え方が入った偏った編集ではあった。

私は、元々アンチブッシュなので(京都議定書からアメリカが離脱したから)、ブッシュのまぬけなアホ面&失言を、いやという程つなげる編集は、別の意味でアメリカが心配になったけど(あんな人が大統領でいいのか?)、この映画の根底にあるのは、やっぱり、NO WAR!だと思う。

日本もそうだけど、アメリカも、いやどの国も、メディアは偏った放送をする。イラク空爆の映像は、音声がない。死体もない。負傷者の死にそうな様子も、死んでいくアメリカ兵も映さない。

何故か?戦意喪失するからだそうだ。誰の?

残酷だからと放映を控えたという、アメリカ民間人がイラクの反米グループに焼き殺されて、その死体を広場に吊されるという映像もこの映画では使っていた。アメリカ上層部(あえて、もうブッシュさんと言わない)は、この映像見たでしょう。それでも、撤退しない。

その点、クリントン大統領は、1993年のブラックホーク・ダウン事件をきっかけに、ソマリアから撤退した。それだけでも偉い。(と思ってしまう)

イラクにテロリストはいるのか?9.11の事件を起こしたのは、イラク人ではないのは確か。

でも、確実に、今、復讐心を持ったテロリストの芽を育てているような気がする。

そして、アメリカ兵もいろいろ。お気に入りの曲をかけて、ノリノリで攻撃すると興奮気味に話す人。魂を殺さないと人は殺せないと言う人。なんで戦争しているのか解らないという人。彼らの大半は、貧しい階層、地域の若者で、アッパークラスの息子はいない。

ムーアが、議員達に突撃インタビューをして、自分の息子を軍隊に入れてはどうか?という質問に誰もまともに答えなかったのが印象的だった。

でも、実際、純ちゃん(小泉首相)が見ても困る映画だとは思った。(見ないそうですが)





2004年08月23日(月) 漫画「NANA-ナナ-」7〜11巻まで

ってことで、家に帰ってきてから、一気読み。ふ〜〜〜〜〜。これで当分読めないのか・・・。

私は、タクミ派だわ・・・。

前回の感想で、ナナが生きてなさそうと書いたけど、どちらも生きてそう。でも、レンとナナはすごい破滅型のカップルなので、実際はどうなるんだかわからん〜。

まー二度と会うことないって感じなのか。男と女じゃなくて、女同士なのに、ここまで想い合うのってある意味すごい。

で、作者は終わりを考えて描いているだろうとも書いたけど、どうも違う模様。謎の7.8巻の作者インタビューを読んでると、大きな流れは考えているけど、キャラクターが勝手に動くそうで、それで話の流れが変わっているとかなんとか。

なので、思わせぶり過ぎる7巻までのハチのモノローグとつじつまをあわせるために、二度と二人を会わせないのかなと考えたり・・・。

って、いかんいかん。漫画の世界は漫画、漫画。

とかいいつつ、ネット周遊、なんと、この11巻の続きがそのまま、間を空けることなく、雑誌で読める模様。やるな集英社。つーか、それが大人の世界ですね。こんだけ単行本が売れてるから、上手く利用しない手はないよね。うんうん。(買っちゃいそう〜〜〜〜〜〜)





2004年08月20日(金) 漫画「NANA-ナナ-」5〜8巻まで

で、今日は8巻まで借りた。もう読んじゃった。ダメ人間。

展開がすごすぎて、もう現実にはありえない状況なんだけど、こりゃ女子高生がはまるのも改めてわかる。トリップしちゃうかも・・。(ネタばれにならない程度に書くと、自分の憧れだったミュージシャンと知り合えて、関係をもてるわけですね。)

途中、少女漫画というより、可愛い絵をしたレディコミになっていくのが気になるが、でも、話の展開が上手いので気にならない。むしろ女子高生は、よりのめりこむでしょうってそればっか。

4巻までは、切なさが良かったけど、5巻以降は、刹那すぎですな。ってダジャレにしてる場合か。

この漫画のすごいところは、なんとまー1回だけじゃなくて、2回以上読み返したくなるところ。って私が現実逃避してるだけかもしれないけど・・。

ただ、毎回ついてるモノローグ、7巻まではハチの、8巻からはナナのになっている。それ読んでると、なんかもう、現在のナナは生きてないか、死んだ同然って気もするのが気になる・・・というか、作者は終わりは考えて描いているんだろうけど。

・・・・はまりすぎ?気になる人は、明日、満喫にGO!(っていないか)





2004年08月19日(木) 漫画「NANA-ナナ-」1〜4巻まで

漫画、しかも少女漫画読むの久しぶり。会社の人に借りました。大人買いしたそうです。

去年、イタリア行く前以来だから、約一年ぶりって、それでも、この年にしたら読んでた方な生来漫画ッコな私。

でも、なんとなく、もう暇つぶしにでも漫画を読むことがなくなっていたので、余計新鮮だった。

雑誌Cookie(集英社)に連載されいてる矢沢あいさんの作品。このCookieという雑誌は、当初りぼんには描けなくなったタッチの作家(矢沢さんはこっち)と休刊になったぶ〜けから若者向けの作品を描ける作家を集めて構成されていた。(あ、しまった。オタクな血が・・)

いくえみ綾さん(あ、この人は別マだった)が載ってた号だけ、買った覚えがある。そん時に、この「NANA-ナナ-」の2回目が載っていたのだけど、そんときは、ただ線の細い絵の人だな〜と思ったぐらい。

それもそのはず、この漫画が俄然面白くなるのは、3回目が始まる2巻から。明るく素直で自己中女の子で、頭のことは恋愛のことばかりという奈々(のちにハチが呼び名に・・)と男と幸せになるよりも、歌で食べていくことを選んだクールで熱いナナが、ひょんなことから出会って(さすが漫画)、一緒に暮らすというストーリー。

まだ、4巻までしか読んでないけど、2巻で笑って、4巻で泣いたよ、私は。やっぱ、あほでしょうか・・?

とにかく続きが楽しみ。女子高生を中心に人気があるってわかるような気がする。(帯には累計1500万部突破の文字よ)

かといって、自分が高校時代に読んでも、多分好きにならなかったかな〜?って微妙なところだけど。

でも、今読んで、面白い。この週末は、ひきこもります。





2004年08月18日(水) 打ち水大作戦

真夏の正午にいっせいに打ち水をして、気温を2度下げて、ヒートアイランドを防ごう!というコンセプトのこの活動

真夏のイメージが8月だからなのか、今日から25日まで、全国各地で行われる模様。各メディアにも取り上げられている。

でも、私は、田舎育ち(といっても、そんな田舎ではないんだが)なせいか、正午に打ち水という行為に、どうしても賛同できない。

朝、玄関先に水を撒いて、掃き掃除をするというのならわかる。
夕方、庭木に水をやりつつ、コンクリート部分にも水をかけて、涼を取るためにするのならわかる。

何故!?正午!?

なんでも100万人がいっせいに打ち水をすることによって、2度下がるそうだが、でもすぐ元に、そして湿気を含んで戻るような気がするのは、私だけ!?(紹介サイトみたら、昼休みに参加しやすいようにだそう・・・それだけ?)

今日の報道を見ていても、浴衣姿の若者とひしゃくというなんかファッション的な部分しか取り上げられてないような気がする。

ヒートアイランドを考えるのはいいことだけど、なんか、どこかが違う気がしてならない〜〜〜〜〜。イベントだけが一人歩き感。

それより、エアコンの設定温度下げよう。


打ち水大作戦2004
http://www.uchimizu.jp/





2004年08月15日(日) 電車男と2ちゃんねる

会社を辞めた人が、「感動した、焦燥感を感じた」とまで言わしてめたのが「電車男」のお話。

その時、初耳。なんも知らない。
検索したら、2ちゃんねる発生の純愛物語らしい。

会社の人に聞いてみたら、ネットのアングラ情報に詳しそうな人(女)と、普通に2ちゃんねる知っている女の子は知っていた。

でも、二人とも、リアルにではなく、ネット上で話題になってからだそう。リクルートの発行しているフリーマガジン「R25」でも取り上げられたらしい。

知らなかった自分にショックを受けつつ、一話目を読了。

お話は、電車の中で、乗客にからむタチの悪そうなおじさんに、勇敢に注意した秋葉系男子と、助けられてお礼にとエルメスのティーカップセットを送ってきた年上の女とのお話。というか、女の子とつきあったことのない秋葉系な電車男が、どうしようどうしようと2ちゃんねるのスレッドの住人(常に掲示板に貼り付いている人ですね)にアドバイスを求めつつ、行動を報告するという掲示板のログ。(ちなみに独身男性板だそうです。)

その時点での感想は、ありえない。ほんとうにむささ100%の秋葉系ではなかったのではないか?経済格差がありすぎるので、結局は上手くいかないのでは、ないか?とかとか・・・。

でも、全部読み終わって、泣いてる私がいた。あほ?。何がいいかって、電車男のキャラクターもいいけど、その2ちゃんねるの住人の暖かいこと。(でも、おそらく汚いヤジや誹謗中傷系は削除してあるまとめサイトのログを読んだからかも)

一連のストーリーがまとめられたサイト
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html

2ちゃんねる独特の言い回しや顔文字、アスキーアートに慣れてない人にはつらいかも・・・・でも、ある意味、最後のアスキーアートには感動できる。





2004年08月14日(土) 少年の心と鉄ちゃん

鉄ちゃんとは、鉄道オタクのこと。

何年か前、ニュースステーションが9時54分から放映開始と聞いて、「え!?じゃあ「世界の車窓から」はどうなっちゃうの?」と心配することによって隠れ鉄ちゃん多数判明というエピソードが、ビックコミックスピリッツのホイチョイプロのマンガにあった。私もそんなひとり。(って隠れなんか?)

そして、一度はレイルスターに乗ってみたい。700系には乗ったことあるよ。

そんな会話を、先々週遊びに行った友達の子ども4歳男児としてきた。

男の子ってほんとうに乗り物好きだな〜。車の車種や電車、ほんと詳しい。おもちゃの電車もいっぱい持っていたし、ビデオ「ヒカリアン」も見せてもらった。何がいいのか解らなかったけど。

帰り、親子でホームまで送ってくれた時に、貨物列車が通過した。貨物列車を生で見るのは初めてのようで、大興奮。(もちろん、子どもが)

最終車両に乗っていた運転士さん(?違うか)に、むかって思い切り手を振ったら、ちゃんと笑顔で振り替えしてくれた上、警笛を鳴らしてくれた。なんか感動。彼も電車大好き少年だったんだろう。

そして、今日の昼、地下鉄のホームで、走る車両に伴奏している小学生低学年ぐらいのがいて、危ないな〜と思っていたら、やはり最後の車掌くんに向かって、手を振っていた。車掌くんも小さくだけど、振り返していた。







2004年08月07日(土) コケた

今日はケガ日記。

金曜日、半分仕事、いやほとんど遊びでお台場に行った。冒険王をかるく見学した後、あいのりブースでハカセの写真展を見るぜ!と思って、普通に階段のぼっていてコケた。

もう年だ。もうろく度100%・・・と思いたくないので、その日はいていたパンツのせいにしたい。前も同じパンツで、駅のホームであわや大転倒になりそうなところを、ギリギリのところで、持ち直したことがある。

ちょっと太めのパンツで、足先が時々からまるという自覚はあったので、気を付けていたつもりだったのに。

一緒に行っていた会社の女の子の腕を掴むが、耐えきれずバッタリ。でも、巻き添えにしなくて良かった。

軒並み左足の指がすりむいていた。特に親指は、もう爪の下からじんわり血がにじんでる〜〜〜。見てるだけで痛みが増しそうだったので、見ないようにしてバンドエイド貼っておく。

家に帰ってから、ペディキュアもとってみたら、なんか白くなった爪の下全体が内出血。指の先もすごい色〜〜〜。

痛みは夜にはなくなっていたけど、今日、病院に行くことにした。比較的近所の総合病院。(腸閉塞で入院したところ〜)でも、土曜日は一般外来は、休診だった。前やっていたような気もしたんだけど。

なら、近くの薬局でガーゼとカバーになるなにかを買おうとしたら、薬剤師の人に、やっぱり季節も季節だし、診てもらった方がいいと言われ、再び病院へ。

でも、とにかく捕まえられるような人がいない。たまたまお会計係の人がカウンターの外にいたので、今日診てもらえるかどうか聞いたら、時間はかかるけど、大丈夫そう。まー爪の間から、血ではない何かがにじみでていたし、素人目にも追い返せない状態?(ちなみに救急指定病院)

でも、他にも、外来でやってくる人が何人か。症状も聞かないで追い返しちゃう人と担当医がいないからって他の病院紹介する人と対応に差があった。怪我の類は診てもらえる模様。(同じように転んだという人がいた)

レントゲンも撮って、かなりおっちょこちょい気味の女医さんに診てもらった結果、骨折もしてないし、特に爪をはがす必要もないってことで、ガーゼと包帯でぐるぐる巻きに。

しかし、牛乳と小魚嫌いだけど、骨が丈夫なようで良かった〜〜〜。





2004年08月06日(金) 分厚い文庫本「姑獲鳥(うぶめ)の夏」

京極夏彦の近代ミステリーシリーズ。作者と似た名前(屋号だけど)を持つ、京極堂シリーズらしい。

この京極堂の描写が、芥川に似てるだの、黒の着流し姿の陰陽師だったり、もう絶対ナルシストに違いない。

でも、ストーリーは、友人のどんくさそうな関口くんが語り口。なので、もうだいたいの予想はついているのに、回り道するので、なかなか肝心のことがわからないという、むずむずした展開もある。

関口くんの描写は、サルだったり鬱病だったりひどいもんで、でも、まーこれも一種の作者の分身?まー一般読者が一番共感しやすいといえばしやすいけど。

そして、京極堂の長い長いうんちくも満載で、途中、気が遠くなったけど、面白かった。

元々、男の人が書く文章は苦手なんだけど、この人のは比較的読みやすい。情景描写よりも人物描写と会話が中心なせいかしら?

ところで、来夏公開で映画化が決まっているらしい

キャストは
京極堂こと中禅寺秋彦を堤真一(39)
関口巽に永瀬正敏(37)
榎木津礼二郎に阿部寛(40)
刑事・木場に宮迫博之(34)
2役のヒロイン(涼子と梗子)に原田知世(36)

えらい年齢層上なんですが・・・(本だと30代前半)

京極堂は堤さんじゃないわ〜〜〜〜やっぱり、芥川風でいえば、豊川さんとか若いけど吾郎ちゃん。いっそ野村萬斎・・。
人物描写でひいきが感じられた榎木津も阿部ちゃんよりは、もっと線の細い人のイメージ。そしてもっとおしょうゆ顔。
知世ちゃんつーのも、どうか?

というか、この小説の読者層がこんなぐらいなんだろうか・・?





2004年08月04日(水) ドラマ「さとうきび畑の唄〜完全版」

って、どこが違うのだ?ただの再放送ではなかったらしいが。ちなみに、前回は、イタリア行っていたのでお正月にビデオで見た。その時も号泣。今日も号泣。

沖縄の綺麗すぎる景色が、爆撃で壊され、焼かれていく様は、たとえ合成がヘンでも、むごい。

さんちゃんの役は、「ライフイズビューティフル」のベニーニのもしかせんでもぱくりかと思ったけど、へんに沖縄弁しゃべるよりは良かった。

今の学校って、ちゃんと戦争のこと教えてるのかな?でも、私もどちらかというと兄の小学校の時の担任の先生が熱心で、「はだしのゲン」やら読んだくち。

でも、今は遠い昔の戦争のことより、なんかもっと人間的なこと教えておかないとダメダメかも。(あ、戦争がダメという流れでもいいのだが・・)





nirarinko |HOME

My追加

エンピツから来た方はこちらへどうぞ