隠喩と暗喩の対話

日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。

目次前日翌日

2005年08月31日(水) :シャドウ・メンに火のカクテルを

左側に例のものが出た。これは幸せなのか悲しさなのか怒なのか恐れなのか驚きなのかまさか嫌悪だとは思いたくないとかなんとか何も分かりもしないくせに。だいたい、そんなことはしていないしそんなのしていない断じてしていない。節度と礼節が公というもの。マナの樹は花じゃない。具体的にいうなら、ニキータの存在を知らずにドラゴンウォームと激闘を演じたあのスリリングさ。だからきっと食欲は回復する。

2005年08月30日(火) :ホッピー神山VSなにがし

間が悪いといえば間が悪く間がとてもいいといえば間がとてもよく全て代弁してくれたといえば感謝でありその鎌の切れ味を試そうとされるのならばそうはイカンザキでもあり絞首刑に課金されるとすれば硬貨一枚分くらいはまけてくれてもよいのではないかと冗談の一つでも叩いて笑顔で死地に向かおう。

2005年08月29日(月) :線香花火、普通に見るか、下から覗き込むか。(3)

これは俺を共犯者に仕立て上げるための実に巧妙かつ無垢な罠。どうしてせっかくの夏の終わりの独り帰路だというのに、どうして脳はせっかくの夏の終わりらしくセンチメントな季節にさせてくれないんだろう。雪見大福の皮のような甘さを期待していたが肩透かしを喰らう。邪念君以外ネズミ一匹通さなかったはずなのに。怒り、というと一番近いかもしれぬが近いだけで前々言い当ててはいない。冷静に考えればネズミより小さなドウブツは素通りだったんだね。

2005年08月28日(日) :線香花火、普通に見るか、下から覗き込むか。(2)

放置自動車を飲み込まんとする森、根元から捻じ曲がりながらたくましく生きる大樹、七色に光る蜥蜴、石に生えたコケの模様、農耕具、雲、現時の恋人たち、雪国の直立した信号、秋田美人、キャンプファイヤーの跡、峰尾根クリオネ、中尊寺金色豚ちゃん。そんなこと。そんなことばかり。もしここで君が底なし沼に足を取られたら、漂流教室の彼のように手首まで沈むのを待って写真を撮ってあげたい。ほんとそう思っているよ。

2005年08月27日(土) :線香花火、普通に見るか、下から覗き込むか。(1)

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?3つ目の答えを僕は口にしない・・・。そんなことよりきいてくれよ。また始めてしまったのだよ激しく緊縛され逃れえぬ愚かなるWIREDの鎖、縄、各種拘束具を。第2番の創作花火が毒針のように急所にずばりだったのだよ。あとの28番+各種仕掛や企画がすべてぶっ飛ぶほど。ただ、空を眺めてきれいだね、耳を澄まして音が気持ちいいね、のお話しじゃあないのだ。この心の揺れマグネチュード17。それがどんな具合だったは教えてやんない。じゃあ、お前の肉はどうだい?がっはっは。線香花火、親指に、ぽとり。たぶん再掲。

2005年08月26日(金) :魔法の残滓はおこげのように美味い

こねぎ兄弟の家出はこれで2度目。ふたりを探しに田舎の田舎へ。家に居たら孤独で死んでしまいそうな日だったからちょうどよい。何の変哲もない田舎。なんでもない田舎の商店がありなんでもない田舎のコンビニがありなんでもない田舎の部活帰りの男が群れなんでもない田舎の女子高生の脚をチラ見して。ノートPCから出るイヤフオンを耳に突っ込んだまま彼女の電源を落とすと聞こえる断末魔、それが時々聞きたくなって。だからもう決して逃がさない。サボテンマスターはきょとんとして首をかしげた「何を?」

2005年08月25日(木) :酒、袈裟、羅漢、錬成、流浪。

喜怒哀楽がスパイラルげにやって来た。小野田少尉の姿に喜び、ねじれまがる反省に怒り、酒の対角線を哀しみ、ケツに食い込む陽炎を喜ぶ。その他、その他、その他。雨雲の向こうに浮かんでいるはずの月は雲海の水面を優しく照らす、そう考えればこんな天気も悪くはあるまい。

2005年08月24日(水) :三次元ポケット

人の振り見て我が尻隠さず。罪を償おうとも事実が消えるわけではない。いつも夏休み最後の夕暮れのような日々が続く。それは楽しかった夏を振り返ってまた来年の出会いを願うような夕暮れではなく、体育祭の組体操の練習が始まってしまう憂鬱なのだ。あのアルバムを手に入れた帰り道やあのゲームの発売日前や青島ビールに向かう中央線の中のリズムは耳鳴りの彼方。辛い帰り道を救ったリアルな「楽しいこと」さえ霧の中へ消えてしまった。手出しは無用だが手助けは求む。

2005年08月23日(火) :動悸輝度浮き

ぎふん、じゃない、ぎゃふん、だ。これがおとなしくしていられようか。ここから先は劇場型だぜベイベー。あと、まあ、あれだ。めんどいから書かない。寝る。

2005年08月22日(月) :ナナミツ亜熱帯

おとなしくしていようと思う。この世の不条理に義憤を感じてもなななNANANANAななしのつぶて怪物リヴァイアサンの前にひれ伏せ屈服せよ(;´3`)くっぷくぷー。[防御効率7]セーフケージを手に入れても遊ぶ時間が足りないからかわりに豆腐の角に頭から突っ込んでわははと笑おう。たとえ誰かの前で泣いたとしても、一線を引いて、二線を引いて、そして三線目を乗り越えればいい。

2005年08月21日(日) :第三番(ホ長調)

問題のセリフに栞を挟んで、さあ、いまだ、いまゆうぞ、いえ、いうんだ。・・・無理。ライフカードを100回引いても全て。思わず「orz」と口に出してしまうほど。この言葉で人を殺しかねないと本気でそんなことが脳裏をよぎったりしちゃったりして傷つけるとかそういう甘い話じゃすまないかもってそんなことを口実に内実はいつまでもあやふや。

こんな「ねがい」をかけた覚えはない。・・・いやあるとしたら偉く昔のえらくささいな瞬間を取り出してきやがったな少年の奇跡め。もう「奇跡」枠はこれでおしまいなのですか。では、人に3回訪れるという「チャンス」の枠はまだ残っていますか。残っていませんか。ああそうですか。

あーこんな話はやめ。やめやめ。

こぼれ話を話すように音楽の言語をしゃべれたら、と思う折り合い一人プレイの5分間。脳内でぼそっと呟きながら鍵盤に向かっても、ぽろんと実音が出た瞬間にそんな言葉はすべてかき消されてしまう。

想いとかそういう意気込みだけじゃぜんぜん文字通りお話にならないわけで、思ったとおり音楽の言語でお話しするためにはアカデミックなお勉強が必要なのかな。高校の図書館、「和声法」と「対位法」の図書カードに当時唯一名前を刻んだ。が、何も身につかなかったのだ。

ほろろん。

2005年08月20日(土) :バタフライキス

見慣れぬ世界の言葉でその単語の意味は辞書によると「音符」だけど「Note」ではなかったのですどなどな。ささやかなハチを手に入れたお祝いにささやかな和菓子を食べよう。お前らが誰の腕に抱かれようとも助っ人外国人はやってくる普通は1年に1度今年は早くも2度目かもしれぬが。真山君口調の台詞をガツンといってやりたいことがあるが無難にやり過ごしてしまってもいいかなあ、なんて。開け放たれた窓からはすすり泣きのようなぬるい風が入り込む存在の意味への問いかけの言葉を乗せて。そんな窓は×ボタンを押して全部閉じてしまえ。世界は最適化されていない。ゆえに非常にたちが悪いただの感情論以上のものではありません。

2005年08月19日(金) :女は○○よ、ぴゅあぴゅあ。

これは日記。何度もゆうよ残さずゆうよ。日記は「今日何が起こったのか」ではなく「今日何を思ったのか」を記録する場。そして「思ったこと」の背景にある事実は決して「今日」に限らない。言葉の源泉はせいぜい2,3しかなく、それをその日その日の味付けにしたに過ぎない。そんな「思ったこと」はこねり変換され紙縒り変換され断片化され混ぜ合わされポアレされグリエされグラティネグラッセコンフィールされロシアの大地はアンダンテ・カンタービレ。つまり何が言いたいカというと、お前はああしてお前はああしろということだ。3度同じことを言わせたら命はないと思え。と虚勢を張っても毎度毎度さっくり抜け出した呑み会の帰り道のなんと辛いことよ。

2005年08月18日(木) :モカデミー自作自演賞

食欲はあるが昼食が喉を通らない、そんな「自称」ナツバテ状態もここ数日のリハビリによってだいぶ快復してきた。と同時に頭痛の種は鉢植えですくすくと育っている。白紙の日記帳に成長記録をつけるのだろうか。王者が陥落して世代が交代するってことはネタの軽快さからは想像できないほど大事なのだよ。それでいいかな。

2005年08月17日(水) :宮崎あおいはぶちかましてくれますか

答えはおーきちゃんでも助教授でもなく、魔法遣いのユメは今は空だって飛べている。ポーターに誘われた密室でも堂々と仁王立ち。ここからは開かれた社会でも何が行われているか知ることができない。これを逆密室という。正直、しんどい理由はそれじゃない。いや、ただそれだけじゃない。馬鹿なお前はいい加減に気づけ。そしてお前は気づくな、馬鹿。

2005年08月16日(火) :小悪魔∞増殖中

あのことこのことあのこととこのこととことここにいたったということ?再びミノキケンヲカンジルと振り返ったとしても、真夏の商戦はまだまだ続く。部屋を埋め尽くし部屋の鍵を飾りつくし部屋の外の彼らを病みつきにさせてもなお続く。最後の言葉を待たずに不意に塞ぐこともなく、それでも人生は続くんだ。そんな日がくるような、こないような。

2005年08月15日(月) :四ツ倉海岸から内陸へ一時間

「スプリングラクーンなんて置いて居ないファンシー雑貨ストゥリーム」と「税理士なんて就いて居ない 後楽園」の語呂で言え今すぐ言え。はぐりはぐらかせは対岸の火事か単なる誤報か。それが正しい判断だとしても、密室での謀議に翻弄されるのはとてもカチンとくるオデのマラはクレイジーにカティンコティンだぜズババババーン。WIRED WORLDのWIREに緊縛されても尊崇の念を忘れずに。ネタでもありタネでもあるのだから。神様の撒いた種は花を咲かせるのか大樹に育つのか枯れて朽ち果てるのかそもそも芽を吹くこともありえないのか。ときめく魔法遣いの、あるいはレジギワの魔術師のそこはかとない息吹を感じてドギー&マギー&ジミー&ジャキ様。また一年後。どうかお体を大切に。

2005年08月14日(日) :暇な奴ほどよく眠る

なーんにも予定のない土日の長い長い時間は人を蝕む。時間は人を侵食し病巣はますます広がり腐敗し壊死した空間に魔物が棲みつく。魔物の名前は「×××」。2番目の支障が取り憑かれたアイツだ。風呂上りの耳の中でごそごそと動きまわるアイツだよ。

某君 (21:37:42): ひまだよう
frac_tured (21:38:00): だねえ
某君 (21:38:08): ふらくさんもひま?
frac_tured (21:38:21): 激
某君 (21:38:39): なんでかねぇ
某君 (21:38:46): そうゆう日なのかねぇ
frac_tured (21:39:03): そういう日なんだろうねえ
某君 (21:39:09): なにしてんの?
frac_tured (21:39:21): 音楽垂れ流しながら
frac_tured (21:39:26): まんが眺めてる。
某君 (21:39:39): たぶんほんとに眺めてるんだろうねぇ
某君 (21:40:03): 俺もがらすのかめんみてみたけどどうもねぇ
frac_tured (21:40:40): ガラスの仮面いいなあ!
某君 (21:40:45): でがしょ
某君 (21:40:48): 全館もってるよ
frac_tured (21:40:54): こっちはハチミツとクローバー
frac_tured (21:40:56): おお
某君 (21:41:00): なんじゃそりゃ
某君 (21:41:11): ZIPでだったら10巻ぐらいまでもってるよ
某君 (21:41:13): たしか
某君 (21:41:21): あげよか
frac_tured (21:41:28): http://www13.plala.or.jp/umino/
frac_tured (21:41:30): ZIPかあ。
frac_tured (21:41:43): とりあえずいただき。
某君 (21:41:53): まってちょ

数年前にあれだけすったもんだした奴とは思えないくらいのんびりと気の抜けた会話にほんのちょっと和む。

むしろ僕には人を見る目があると思っていたのに。そして約束どおり夢は見なかったさ。だから少しだけ願いをかなえて欲しいんだ。そして君のピンクスパイダーとご対面させてくれ。きっとチープでグレイとなエスプリミュージックを聞かせてあげられるよ。

2005年08月13日(土) :神は見えざる調律師

何度も何度も多分、十のオーダーで同じ夢を見る。眠りに落ちてから寝床を這い出すまで全て同じ夢をみる。女帝よ女神よこの夢全てを捧げよう、この先もこの夢を見られない呪いも受け入れよう、だからどうか、リズムやベルトを奪わないでほしい。

2005年08月12日(金) :女帝の秘密の花園

五臓六腑が溶解しコーナーの隅で真っ白になり朽ち果てるような瞬間。何か・・・ヘンなモン食ったっけ?この世に伏線というものがあるのなら、今ここにすべて結実した。これが真実の全てだとは思わない。うごめく闇、かすけき光。3次元は2次元に投影できる。4次元は3次元に投影できる。11次元だって2次元に投影できるのだ。光さえあれば。

2005年08月11日(木) :完熟トマート

絶妙な距離を測り、きわどい間を楽しみ、正確無比な記録を発掘し、そして空気の行間を読む。三部作は知りつぼみ。四部作は何のつぼみ。

2005年08月10日(水) :野原の花は薔薇

三国干渉ゲーム!いえーい!フランス!ドイツ!ロシア!ヽ(`Д´)人(`Д´)人(`Д´)ノ フランス!ドイツ!ロシア!ヽ(`Д´)人(`Д´)人(`Д´)ノ 鏡の中に男がいることに今気づく。あたし、ふらく。

2005年08月09日(火) :丸みを帯びた助教授へ

セキュリティポリシーは西高東低南船北馬。ミノキケンヲカンジル!などと思わずエスウォーエスやサジを投げかけた悶着も一件落着か。一見落着にみせかけて波乱なきことを。角質レンジでぷっちんぷりん。ムーンリバーを初めて歌った夜は遠い記憶。事実、中学校前のマンホールでネズミが一匹死んでいたのだから。

2005年08月08日(月) :僕は瞳で嘘を見破られる

本当は弱くて強がってたっていいから何とか色のとんがりブーツを高らかに鳴らして口笛吹こうじゃないか(´3`)ぷっぷく ぷっぷっぷー!!伝えたいことって言語でしょ。思考って言語でしょ。言語って文字でしょ。人が難しい暗算をするときって、頭に筆算を浮かべたりソロバンを浮かべたり、視覚で思考してるでしょ。視覚の抽象化であるパケット断片でもバイト列でもきっと伝わるんだよ。言を及ぼして公開することは大切なんだよ。もう悲しいことも素晴らしいことも無理やり。「だからたぶん、僕の書くラブレターは名文に違いない。」とアフロ君は言った。でもね、アフロ君、文字を持たなかった人たちは思考していなかったのかい?

2005年08月07日(日) :エデンの東

最近、何であなたがそんなこと知っているの?という場面が多い。ああ、それもこれも、WWW世界のいろんなところでおしゃべりおしゃべり書いていたことだなあと思い起こす。思いもかけない人が見ていて思いもかけないことを知っているかもしれない、だけどね、本当に見て欲しい人には往々にして見向きもしていないってのがこの世の法則なんだよ。伝えようとしたいことは伝えなくちゃいけない。ただ言及して公開するだけじゃ伝わらない。ある作家やある役者がゆっていたよね、本当に大切なものは目には見えないって。本当に伝えたいこともきっと目には見えないんだよ。目に見えるパケットの断片やバイト配列じゃあだめだってこと、わかるね?と、サボテンマスターはいった。

2005年08月06日(土) :たくさんの灯に懐かしさを

しまった。なつまつりだ。

朝から気分がとても悪い。なんかもう生きていたくないという倦怠感。これは2001年12月9日のアレなのか?いいや、それとこれとは違うはず。違うはず。実際問題前々違うし。最近の「こぼ」のトレンヅは、某風の語り口調で心象を綴ること。日記とは、その日の出来事を記録するためのものではなく、その日おもったことを書き溜めるものなのだ。事実ではなく心象。もう何年も前から何度も何度も繰り返しここでそうゆってたよね?夜分、目的もなくチャリン車をこぐ。

本日の来客は邪悪な音楽を数点持ち帰っていった。

2005年08月05日(金) :あいだゆあ

大説教大会を繰り広げてしまいひたすらヘコ反省会。終電の池袋駅で来客者と合流する。路線。これは路線。これはYahoo!路線。2駅だろうが4駅だろうが16駅だろうが途中で下車しようが隣に誰も座っていなかろうがカンパネルラが乗っていようが線路はは続くよ、終着駅までは。来客は明け方また都心へ戻ってゆく。その間何が行われたのかあまり覚えていない。若干の脱糞感を覚えながらすぐさま布団に潜り込む。それはさておき相武紗季はかわいいなあ。

2005年08月04日(木) :治験

白紙のカードを3枚取り出してそれを切るとみせかけてすかさずしまいこむ。そういったちょっとした工夫で取り戻せるものがあるのならお安いごようなのだ。アドリブ?なんだっけそれ。まるで教室ごと漂流しだしたライジンヲー。

2005年08月02日(火) :立方体の持ち札

架線の痕跡は斥候。これがドーナッツ。あるいはドーナット。The 2nd donut。バイオ&リズムの長期凋落傾向。癒し系なファンシーに喉から手が出る5秒前。しかし時は動かない。

2005年08月01日(月) :山あれば谷あり

ぱうわーとぱうだーがぱわぱわとぱわおりる。これは漫画でしょう。恵比寿だって山田だって漫画でしょう。ぱうわー。


目次前日翌日諸悪の根源

下駄不落斎(ふらくやん) |メイル諸悪の根源自己嫌悪(復刻版) profile


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