ピカリ隊の日帰り山歩き日記
ピカリ隊の日帰り山歩き日記
ピカリ♪



 地蔵岳

今回は結構悩んで考えて行く山を決めた。
決定したのは前日の夜。行き先は鳳凰三山周回日帰り〜〜!!
色々な方のレポを読み・・以前ネット仲間のkuroさん、siroさんが悪天候の中鳳凰三山日帰りをされている事に着目。
日が短い分不利だけど・・好天だとの予報に励まされチャレンジしようと決めた。
いつもはコンビニで買うおにぎりも自分で作り飲み物も用意し・・・
いつもは使用しない山の服も出し〜気合充分で準備した。
私は車の中で寝ていけばいいねと思っていたので・・寝ていない。
☆は運転もあるので仮眠。真夜中の1時過ぎに出発して。
今回は近いので有料は全く使わずに現地まで・・・・コンビニで少し足りないものを購入して青木鉱泉までのガタガタ道を走った。
夜明け少し前に起きればいいねと車の中で仮眠。

まっここまで書くといつものような山歩きの始まりなんだけど・・・

実は此処までの間に問題がもう二つ起こっていた。

その1・・・自宅前での出来事。。車にザックやらを積み込み、靴もいれ・・
忘れ物のないように準備する私。
ここまでは順調。久々の山のズボン。。キチンとアイロンまでかけちゃって・・ん〜〜完璧!
着替えも済ませ・・・「あっそうだ、ヒロちゃんの飲んでたこれも持って行こう!!」
これがいけなかった。ヤクルトみたいな飲み物で少し大きめな容器に入ってたそれをなんと〜〜私は自分自身にぶちまけてしまったのだ。
せっかく着替えたのに〜〜またいつもの格好に逆戻り。
なんか〜〜嫌〜〜な予感がする。。。かも・・・

その2・・・現地に到着後・・いつもなら仮眠は座席に座ったままの私なのだが・・今回は閃いた。
後ろの荷物が一杯積んであるスペース(うちの車はハイラックスサーフ)にクリーニングから戻った毛布がある。
ちょうど私が寝るのにいいスペースが出来そう!!
この快適なスペースが仮眠のはずの私に深い眠りを誘う。
走行中はずっと眠っていた私だったので・・続きの眠りにすぐ落ちた。
携帯のアラームを変えるのをしっかり忘れて・・・

目が覚めた時・・・・それはご想像を裏切らないはず。。 

なんと〜〜時間が特別に重要な意味を持つ今回の山歩きなのに・・
寝過ごしてしまったーーー!!!バカバカバカ〜〜〜〜!!

そして、次なる誤算はピカリ♪「蟻に噛まれる事件簿」だった。

蟻さん〜〜貴方は何故この日に限って私のことを噛んだのか・・・
本当に酷い目にあったよーーー(^^ゞ
歩き始めて・・しばらくしてチクンッ!って痛みがあった。
場所はお尻のあたり。なんだ〜〜って思ったけど・・かまわず歩いてた。
なんか痛くなってきて・・立ち止まる。
でも〜痛みが少し無くなってきて・・ま〜いいやとまた歩き始めた。
しばらく身体が馴染まずに辛い。
滝が出てくるはずだからと楽しみに歩いていたら、またチクッ!
今度は違う場所に痛み。そして痛みは最初よりも強いような感じでお腹までチクチク痛いような気がするほどになっている。
これは大変かも〜〜と思い、☆を先に行かせて私は原因究明する事にした。
幸い人もいないみたいだし・・・ザックを置き衣類の中を確認。
誰かに見られたら(^^ゞ
で〜〜〜発見!!蟻が一匹。。犯人はお前だったのかーーー!
蟻は自分で歩かず標高を随分稼いだもんだ。
とにかく犯人いや痛みの原因が分かって良かった〜〜♪
でも〜〜この場所で私はナント15分くらい時間を無駄にしてしまった。
歩くペースもつかめず、グチャグチャだ。
今日は何かが行く手を阻んでるとしか思えない事が起こる。

それに頑張るけどピッチが上がらない。

結局・・オベリスクに着いた時は気力・体力がまるで無い状態だった。
時間もギリギリくらい。稜線で時間稼いで下り頑張れば何とかなるギリギリ。
青空が待っててくれたら無理してでも歩ききったかもしれないけど・・
気持ちが付いていかない。
「オベリスク登ってこのまま戻る?登ってる写真撮ってあげるよ」
「いやだーー!行く!」とは言ったものの、心の中では帰ろうって答えは出てたような気がする。
オベリスク登りたくない〜見るだけでいいは相当心身共に疲れてる証拠かも。
また来ようと誓って今登って来た道を引き返すこととした。
ああ〜〜〜残念だが仕方ない。「未練たらたら撤退だ。。」

鳳凰小屋までの下りは一番充実した下りだった。
たった13分の下りだったけど・・面白かった。

最後に私を撮った写真・・なんとも不満気な態度がありありと感じられる。
疲れたーーー山歩きの一日でした。

                おバカな日記読んでくれてありがとう♪

追記>今回の山歩きで出会った人は今までの山歩きよりもかなり多かった。

オベリスクで出会った御夫婦が面白かった。
私より上らしき年齢の奥さんがオベリスクを見ながらスケッチをしている。
で〜大声で「もうそれ以上登れないの〜〜〜!?」と叫んでいる。
「ここは、どの辺りだ〜〜!?」とお返事。
声の方を見れば・・・オベリスクに登ってる途中の御主人がいるのが見える。
「ガスってて見えなくなったわ〜〜〜!」
要するに御主人に登らせてスケッチしたいらしいのだが・・・
写真ならばね〜〜理解出来るけど。。。
後で描き足してもいいんじゃないかな〜〜は私の意見だけど・・
御主人かなりビビってる様子なんだもん。危険だから止めたほうがいいよねって思った。で〜〜やはり諦めてた。
奥さん強そうだったな〜〜(笑)夫婦円満の秘訣かな。。。



2003年09月29日(月)



 乾徳山

去年扇平まで行って戻った乾徳山。。
本当は日曜日にネットのお友達二人を加えた4人で行く予定だったんだけど。
生憎の天候で中止となってしまった。
二日連休が雨でつぶれるのかと思うと残念だけど・・・

とまあこんな経緯があり・・・・

あと一つあった事は・・私の足の状態。。
何日か前から左の足全体に違和感があって痛いようなだるいような、そんな状態が続いていたんだけど・・・
日曜日の夜寝る前に左のふくらはぎが攣ってしまった。
一応すぐ治ったけど・・・
明け方・・足が攣って痛みで目が覚めた。
何となく〜外を見たら、雨が上がってる。
慌てて〜〜飛び起き(足が攣ったまま)リビングへ行きパソコンで天気を調べてみた。
なんと〜〜〜変わってた!!
山梨・・雨からいきなり晴れマーク。
正午は晴れマークだ。
長野は9時には晴れのマーク。。
でも〜〜時間が・・・・とにかくヒロちゃんに声をかける。
「ね〜〜〜午後から晴れだってよーーー!どうする??行く?行くなら起きて〜〜〜!!すぐ出るよ〜〜〜!!」慌てて支度。。といってもザックはいつも出かけられるようにしてるし、後することはガクトの留守番のための準備。
娘に「今日は山へ行くから一人で起きなさい。車はないからそのつもりで」
娘は一言「遭難しないでよ・・」

で。。。山へ向かうこととなったのでした。

走りながら「乾徳山」へ行く事が決まった。
ところで足がどうなったのか。。それは今回の山歩きでどんな支障をわたしにもたらすのか、まだ私は知らない。    

雨・・・登り始めはやはり雨。
でも小雨程度の雨だったので、止むという予報を信じ晴れるという予報を信じ・・・
久しぶりの歩きだったので、ゆっくりと歩く。
高原ヒュッテに着く頃になってもまだ雨は止まない。
小屋で少し待つことにしたんだけど、じっとしていると身体が冷えてくる。
あれれ少し足の先が変。まっいいかーー!
扇平まで○○分でその先○○・・・・地図を眺めながらコースを確認してっと。
雨は止んでないけど出発。段々と調子が戻ってきた。
れれちゃんから頼まれた写真を撮ってた時のこと。。
そこは狭くて人が一人入れるかどうかって隙間。
私はザックを背負ったままで入っていった。行ける行けるな〜〜んて調子に乗っていたら足が攣った。「ヤバイ!」それ以上進むのを止めて戻る。
ああぁ〜〜危なかった。完璧に攣ったら最悪〜〜だもんね。
また進む。そんな危険な箇所はないけれど・・狭い場所を通る時は要注意だ。
余計な力がかかると危ない。足が攣ったままで下った木曽駒の事が蘇る。
今日は雨なので二人共デジカメ撮影。
撮影で遅れ始めた☆を置いて私はどんどん進み始めた。
最初の鎖の場所は登ってお終いにした。
山頂からの下りは別ルートでと言われていた私には計画があった。
はやいとこ山頂直下の鎖場まで行かなくては・・・

ちょっと急いで先に鎖場に到着。。
ザックを置き、ちょっと水分補給して半袖姿になり軍手をはめ・・・

私の鎖場での遊びが始まった。
登って下って・・・岩は乾いてた。雨が降った形跡はあったけど・・
乾いてて良かった〜〜〜なんて思いながら登って下って・・
何回か遊んで上にいたら☆の気配がしてきた。大きな声で呼んだら返事が返ってきた。
遊びもこれまでか・・・・

姿が見えた。「今ね〜〜登ってみたの。下りるから写真撮ってね」
な〜〜んて言ったりの私。
降り始めて真ん中くらいの時に左足が・・・・攣った。
「ちょっと待ってて!」心の中で「ザック下だしなあ〜〜」なんて考えてた。 何とか下まで行って、少し休んだ。
で・・今度はザックを背負っての登り。
「写真撮ってね♪」まだ言ってる私(笑)
でも〜〜なんとか無事に山頂に着けた。足は大丈夫そう。

でも〜〜〜まだ先はあったんだよね。。

今までガスで何も見えなかったのに〜〜急に雲が取れ始めた。
「おお〜〜少し見えてきたね!!」ほらね♪
私はシジュウカラさんの真似をして大声で叫びながら歩いていたのだ。
「雲よ〜〜去れ〜〜〜〜!!」ってね(笑) 
人がいない山だし、全然問題ないもん。。私の願いが聞き届けられたんだと思った。
ま〜〜それでも360度のパノラマというには程遠いけど・・・
とりあえず青い空〜〜白い雲〜〜も見れたことだし下山しようかな♪

山頂に別れを告げてからの私はすぐに下山モードに・・・
快調に飛ばす。しばらく下りてから、少し待つことにした。
後ろからくる☆。。。
「あ〜〜あ!呼んで、間に合わなかったよ・・・」
「せっかく雲がとれていい感じだったのに・・・」

そんな事を言われても〜〜〜私には声が届かなかったんだから仕方ない。
デジカメ見せられたら成る程私の見てない景色がそこにあった。
先を急ぎすぎて損した気分の私。
もう写真を撮影する感じでもなくなってきた。珍しく☆が先頭を歩く。
かなりのスピード。何なんだ〜〜〜一体!いつもの歩きじゃないぞーーー!と心の中はかなりの動揺。。私もスピードをあげるんだけど、追いつけない(^^ゞ
いつもは花の撮影で後ろばかりを歩いている☆。。
私は忘れてしまっていたらしい。☆は歩くの早かったということ。
追いつけなくて悔しいが、遅れるのはもっと悔しくて少し頑張ってしまった。
あらら〜〜〜足が攣っちゃったわ!今度は右が攣っている。
でも・・止まったらもっと痛くなるので・・無視して歩いた。
今日は厄日かな〜〜なんて思いながら痛みに耐えて歩くこと数十分。

何か見つけて写真を撮り始めた☆に追いついた。
ストック持っててって言うのでそのまま手に持ち先に歩き始め・・・
ドンドン歩いていたら・・・

転んでしまった。。。

絶対転ばないような場所で始めて転んだ。
ショック〜〜〜!!ザックがクッションになり大丈夫だったんだけど右の肘をぶつけちゃった。
「ストック持ってたからだーーー!」なんて言い訳しながら、すぐに起き上がって後ろを見る。
見られたら何を言われるかわかんないから。。
そんな私だけの攻防を繰り返しながら車に戻った。下山の時間は2時間。
そんなもんかな。。転んだ事は内緒にしておこう・・・・・・・ (;^^) コッソリ

最後に・・・・
帰りに寄って塩ラーメン食べよ♪・・・
なのに〜〜〜「蛍の光」が流れてた。。( ̄□ ̄;)がーん

読んでくれてありがと〜〜〜(‘ー‘)/~~ まったね   ピカリ♪

   


2003年09月22日(月)
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