気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2010年01月30日(土) すっきり大きな、きれいな、 念。

子どもの中身の成長を促す経験は、何も受験勉強だけではない、
けれど
こんな分かりやすい目標と道筋なんだから、
心を磨き拡げることにつかわない手はないし。

※こちらマネージャーとしても、
食べものからサプリから寝かせ方から換気から雰囲気から
スケジュール管理から、もー何から何まで
最後まで最大限のフォロー努力を惜しまない気ではいる。
気力体力って大事だわ。アラフォーからアラフィーに徐々に移行中の身ですが。

で、まだまだアラフォーの妹からは
子どもも飲めるお洒落なワインボトル入りの葡萄果汁が贈られた幸せ。

もう、倍率だとか過去問の出来だとか気にしてる場合じゃなくて。

志望校の試験日本番目前となった娘が
いま努めるのは
知識の抜け漏れをチェックすることと
コンディション調整と
「やれるだけのことはやり切った」と、来しかたを振り返って自信を保ちながら
念、を満たすことで、運、を味方につけさせて貰うということ。
それって
人事を尽くしてから持てる
謙虚、且つ、前向きで、
すっきり大きな、きれいな、念。

他の受験生も一緒に頑張ってきたし頑張っている。
辛いこともシンドイこともそれぞれみんな折り合いつけながら走ってきた。
そのヒトのいとおしさってものを、いまこそ
シミジミと感じてほしい。


彼女に掛けた言葉:

入りたい学校を懸命に目指した、これまでの過程で、これまでのドラマで、もう既に、
過去の自分より大きな知力と精神力という、
経験値の宝は頂いたのだから
ある意味、もうこの受験は「成功した」と言って過言じゃないから。
その上で、
どの学校(友達、先生、ほか諸々の環境)に縁が貰えるのかは、
ゆくゆくは幸せにするために神様がそこでどんな色のプログラムを用意してくれてるのかによる、
お楽しみオプション、みたいなものだから。
何が当たっても文句なし!ありがとう、って!

(これって5年前の息子の中受のときにも思ったんだ・・・。
彼は妹の頑張りに刺激を受けつつ大学受験準備へスタートを切って
センター試験同日同問題模試では日本史がスゴく良かったけど
朝、起きるべき時間に起きるという基本がまだ課題。
まだ自分にヨワイところが多々あり、それをどう克服するのかお手並み拝見。)

毎朝の食卓には兄妹それぞれの五角形の赤いマグカップが並ぶ。
お兄ちゃんのは、あの冬の日に私が買ってきたもので
娘のは、先日おばあちゃんから贈られたもの。
ロゴに「きっと勝つ」の意が込められた、ごーかくカップに
あったかいミルクティーにシナモンシュガーを
添える幸せ。




2010年01月28日(木) ドアの横で離れて待つ

別に悪意じゃない秘密ってあってしかるべきと思う。
善意っていうか、必要な秘密。親子でも。

そっかわかった。やっぱり。
上から全てを見通して彼を知り尽くすことなど必要とされてない。
同じ高さで、横で、見えない面もあるけどその
知らない部分もひっくるめて側面から、信じて支えて添ってることが
いいんだろうね。

特に我が子が高校生男子ならなおのことね。
トイレに並んでるときみたいに。

上から覗いてせかすんじゃなくって
傍の少し離れた横に居て、もうすぐドアが開いて出てくるのを
信じて待ち続けるし
お腹が痛いらしいんだったら、ドアのこっちで
大丈夫?何が要る?って声掛けるし
トイレットペーパーがないよ、って聞こえたら
それを投げ入れればいいんだから。




2010年01月21日(木) 想いを思い出したいとき

人を育てたりお世話したり見守ったりする人に頭が下がる。
特に
赤ちゃんを育てている人と、お年寄りを支えている人に頭が下がる。

それってやっぱり、人・・・っていうものの源泉の全部に対して好きって言えた上でのことだと思うから。

こどもわらうな来た道だから。としよりわらうな行く道だから。っていう言葉があったように記憶している。
でもこれがなかなか難しい。

母と話していて、そういえば、と
幼かった子どもの頃のあれこれを思い出すと
ああ、どうして忘れてたんだろ、と。

あのときそのときのできごと達と、そのときの想いを
いま見つめると、
あのときの私とは違う想いもまた生まれてくる。

だからこんな日記にでもなんにでもその想いの覚えを
書きつけておいたり折々に誰かに話しておくと、
なにか思い出し
それは来た道でもあり行く道でもあって
それなりに使えることもあるかも。
やだわあ、と思ったことも、かわいい、ってことに
変わる日があるかも。



2010年01月14日(木) 「セロシアキャンドルケーキ」

っていう名前の、バースデーケーキみたいな、お花を頂いた。
13年来のともだちから。
小さい、ケイトウの一種が寄せ植えしてあって、それが苺みたい。
一足早いけどBDプレゼントと。






職場で忙しい時期の貴重な休日を私に使ってくれる。
彼女は。
子育てにも、仕事にも、人付き合いも人生観も、その姿勢、
何においてもバランスが良い人。
謙虚で優しく面白く
そして、
いくつになっても可愛い。



2010年01月12日(火) 中受初戦の振り返り

☆まあ、ホント、中学受験生って妙な立場だ。
確かに、高校受験や大学受験に匹敵する真剣さは必要だけれど
こんなダブルスクール状態は中受ならではのことだと思う。
一般的に、昼間通っている公立小での生活では
「私は受験生ですっ」という顔をあまりしちゃいけないもののようだ。
公立中に進む友達とも仲良くしながらも、ペースを崩さないように水面下での努力。
学校からは、出願書類作成のとき以外は、特にサポートもないし。
ウチの小学校の先生は中受に理解があるほうだけれど
世の中には、受験生に冷たい教師も存在するらしい。
塾の帰宅が夜9時10時になるのも、中学生や高校生なら素直に「大変ねー頑張ってね」と思ってもらえるだろうに
小学生だから「可哀そうにー」と見る向きもあるわけだ。
中学校では人生は決まらないとはいえ、学歴に関しては、もしかしたらそこで粗方決まる人だっているかもしれないのに。
(小受のことは私にはわからない。未知の世界だ)

せめて、
受験生である前に小学生だということを忘れず、
日付が変わらないうちに、なんとか寝かせる毎日。

☆中受の塾は、何の営業だか、
2月の本命に備えた練習の意味で
1月入試校(寮がある地方の学校や、埼玉、千葉、茨城など)を受験することをしきりに勧めるものだ。
緊張感と安心感のためにレベルを違えて2〜3校は出願しなさい。とか言うけど
じょーだんじゃない。
子どもが体調崩したら、元も子もないわけだし。
小学校だって極力欠席したくないし、させたくない。
出願すればお金もかかるし、ねえ。
私立校は、後で抜ける試し受験生を見込んで大量に合格者を出すのだし
受験料で儲かるのだから、遠慮は要らないと言うけど。
なんだか変な仕組みだなあ。

☆と思いつつも、先日10日、日曜。あえて合判五分五分のところを1校だけ受験。
12月中旬で中学入試センター模試が終わってしまってからの
実力を測る機会として。
本番当日の家族行動シミュレーションとして。
実際の緊張状況の中でベスト答案を作る練習として。

あれは、遠かったー。
何がイヤって、寒いのに朝4時台に起きての弁当詰めが。
(作り、じゃなくて、詰め だけど。)
娘は、これまでのテストで、なぜかパパに送ってもらった回の成績の方が良いので
(パパの算数神からの影響なのか)
今回も夫に送ってもらい
私は息子(家で宿題&勉強&ヒミツ?の活動)のための
食事を置いて追っかけ、
所要時間90分強、
昼前に現地に着いて
それから控え室で、試験終了まで二人でじっと待つ間、
およそ4時間近く・・・。
途中、お弁当を食べてても
夫とお喋りするネタが尽きちゃう!ってどういう夫婦なの!

何か、別に何でもかんでも話しゃあいいんだけど
彼があんまり真っ当で正しくて努力家で
その価値観は私の興味とは相容れないものだから
ヘタなこと言うとすぐ、私に都合の悪い話題に言及されるんじゃないかって思うと
当たり障りない受験の話題で済ます。
もらった学校パンフの記事なんかが肴。

歳とって子どもたちが巣立ってったらこの夫と、何の話に花を咲かすんだろう。
そんときはもう私は、どうでも言いたいことを言い放題になってるんだろうか?

2月の入試の付添の際は、何か本でも持ち込もう(笑)。

終わって出てきた娘は案外に元気で
休み時間に同じ教室にいた他の子の会話の可笑しさを
報告する余裕はあった。
でもさすがに帰りのバスを待つ間はしんどそうで
電車では、寝てた。

帰宅途中の渋谷で喫茶店に入ってケーキセットで一息ついて
帰ったらもう5時過ぎ、
娘と夫は12時間近く外出してたことになる。

☆翌日、答え合わせのために、塾のサイトから解答をダウンロードして思った。
なんだ、
塾がこうやって1月校の問題と答えを公表してくれるんなら
いろんな学校をタダでお試し受験できるんじゃん。
だから、そんなに何度も遠い所に行くことないだろーって。
このサービスを、出願前には告知してないところが、なかなか巧いよね、日能研。

☆試験結果発表日。
帰宅して自分でログインして合格を確認した娘。
画面を見つめて結果を受けとめる彼女の胸には、
家で過去問集を解いたのとは違うある種の大きな振幅があったに違いない。
これはこれで良い経験と自信になったと思う。

よく頑張ったよ、娘。本当によくここまで。
あー、ひと山越えた・・・。
この成果、この経験値。ある意味、もう2月はご縁任せでもいいってば。






2010年01月06日(水) 年末年始家族の近況

《あけましておめでとうございます》


☆夫

年末は、喉の痛みだけの風邪を、自宅でネギ味噌汁&マスク&寝る&飴だけで、治していた。
基本的に免疫が強い人だと思う。
そして、ちょっとの隙に電器店へ行って、サクッと加湿器を買ってきてしまった夫。
確かに、それ、いいけど、実はウチの物置に在庫があったんだけどね。(出してなかっただけ。だってどうせ洗濯物を室内干しすれば湿気ると思って)

彼の、娘への算数の教え方の丁寧さと分かりやすさには敬服する。
図形(平面&立体)問題のイメージ作りに、色画用紙で模型まで作ってやっていた。
娘の苦手な単元がこれで少しでも引き上げられるといいが・・・。
そんな夫は会社の取引先からもらった動物カレンダーがお気に入り。
同じく動物萌えの娘と盛り上がる。
息子とも、もっとお喋りしたらいいのに。
尤も、息子のほうも、最近は一層、寡黙。(機嫌はいいけど)


☆息子

寡黙な年頃。親とはあまり喋らなくなった。
何か聞いても、面倒そうに単語で返してくる。
でも、お兄ちゃん大好きな娘が背中や頬っぺたを撫でても、なされるがままに笑ってるし、
友達からのメール見ても、笑ってるし、気が向いたら宿題もやってるし、まあ大丈夫だろう。

年内に受けていた冬期講習、予備校のが延べ12日(3教科)と、学校のが5日(日本史のみ)。
その講習の帰りに必ずどこかに寄り道してくるのが楽しいらしい。
元旦はパパと夫の方の親戚の集まりに行き、伯父さんから、
大学受験の厳しさを聞き、
2日は私の実家に私と共に行き、叔父さんから、
就職活動に繋がる学生生活の大切さと歴史蘊蓄を語らい、
何かしら彼の心にも種が蒔かれたのでは。
あの子の歴史好きは分かっていたけれど、
実家の祖母、父、妹の旦那さん、たちとここまで
平家だの源氏だのの系図話で盛り上がるとは思ってなかった。
もはや私にはわからないマニアックな世界。
ところがNHK大河ドラマには興味がないらしい彼。
ウチに帰るとPC遊びばっかり。大丈夫なんだろうか。


☆娘

元旦に近所の神社で合格祈願。おみくじも中吉。
ついでに、生協で買ったおみくじチョコレートでは大吉。
おじいちゃんおばあちゃん達には、今回は会わなかったけれど、電話で年賀状の図柄を褒められご機嫌。
お年玉もたくさん集まり。
塾の休みは元旦と2日のみ、自宅での受験勉強の合間に学校の宿題。書き初めも絶好調。
今度の10日に迫った埼玉の中学の過去問を解きまくる。
問題傾向は分かったけど、なかなか合格最低点を超えきれず。
算数で、いちいち「式・考え方」を書く欄が多くて、時間がキツキツなんだね。
それにこの学校、社会科で必ず「地図の見方」が出題される。等高線だらけの図を見てるとクラクラしてる様子。
でも、あぶり出される記憶の抜けやケアレスミスの傾向を、2月に活かすためだと思って、
あくまでもポジティブに取り組めているようだ。

ここの受験は、いわゆる「お試し」というよりも、娘にとっては、
2月1日の第一志望より少し難し目のレベルの学校で練習という意味合い。(場所が遠いので、たとえ受かっても、通えない。)
特に、算数が足を引っ張る・・・。
そんなわけで親としては、過去問集の解答用紙のコピーを取って準備してやる手間と用紙が膨大。
実物とほぼ同じ拡大率にコピーしてやる。165%だとかメンドクサイ。
それを
年度ごとにセット、実際と同じような科目順で時間割を作ってタイマーかけて実施させる。
一年分をやると4科&見なおしで4時間はかかる。
途中、50分あるいは40分置きに採点したり解説したりと、忙しい。

息抜きに描いて遊ぶイラストがなかなか可愛い。
気分の切り替えが11歳にして結構上手になった。
公立進学組の子より3年ほど早く試練を受けているけど、それなりに成長してくれてるっぽい。


☆私

そういう家族の状況を見守る中。
所属するコーラスクラブの解散会で、
歳を感じさせない活きいきした、
先生(昭和17年生まれの白髪の紳士)やメンバー(ほとんど子どもが高校生以上。介護や仕事忙しいなか集まる主婦)の
お喋りから何かを摂取。
長年歌ってるひとは、とにかく見た目も中味も若い!
音楽に限らず、脳にいくつか別のカテゴリのチャンネルを持って多面的に回すことが
生きやすくするコツにつながるかもしれないと想い。

実家の年始の集まりでは、
妹夫婦の、其処はかとなく感じられる仲睦まじさや、
忘れっぽくて何度も同じことを訊いたりするけど再開を喜んでくれる祖母や、
いつまでも居心地の良い実家の親で居てくれる両親に、
癒され、
お年玉まで貰い、
「娘」でいられることの有難味をつくづく感じた。

子どもたちが大人になって、私たち夫婦のところに帰省するというとき、
こんな風に、心身ともに、安心して会いに来て貰えるようにできるかなー。
その鍵は、まさに今、子どもとの程良い距離感というか信頼にかかってる。
「自分が好きだから自分一人でも立てるし歩ける。自分が好きだから家族も人々も好き。でも、風邪ひいたりへこんだりしたら家族に頼って甘えてもゼンゼン平気。」
って子どもが思ってくれるべく蔭ながら見守りたいと思ってるんだけども。

ところで、歳を重ねるというのはこういうことも、か。と思わされたのは
トイレが近い。
多少、腎臓が若いときよりは衰え始めてるかもしれない。
で、年末からお小水の回数を記録してみた。
当初、昼間9回って多いよね。
でも膀胱炎のおそれもあるかと、プロポリス、アサイーベリージュース、チャイティー、生姜、使い捨てカイロ、
&あえて水分をお湯でよく摂ってみた。
すると7回に減り、6回に減り、5回に減り。
なんだか面白くなってきた。これからも記録してみよう。
クランベリーサプリも取り寄せてみた。

身体はいずれ衰えるし、いつか、
いままでできてたことができなく、なるだろうけど
代わりに、若いときにはトンとわかんなかったことが、別のアンテナでわかるようになるのかもしれない。
それを楽しみにしつつ
今年も今年ならではの経験値を増やしながら今年の風景を焼き付けたい。(←年初の目標?)


※妹の旦那さんが絵と文を手がけている、大学の就活サイト↓
日大iクラブ「企業採用担当者の生の声」人事部直撃インタビュー

http://www.nihon-u.ne.jp/square/tokushu/index_shukatsu.php






 < 過去  INDEX  未来 >


n-k [MAIL]