気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2009年12月25日(金) 彩々の色の流れ

クリスマス前からのここんところ。


☆インフルエンザの嵐のなかから気合で現れてくれて私たちを明るく照らしてたひと。感動した。
家族を支えながら自分を見つめながら、そのどのステージでの自分の色も融合して幸せを産もうと
考えて考えて
一生懸命に生きている、おんなのひと、たち。
そういう人々にたくさんめぐり逢えて、もったいないくらい。
ママチャレ聴講がどんだけありがたかったのかを反芻する日々だった。
☆とりあえず、肩パットの入った服は、思いきってもう処分する。
☆最後のセンター模試のあとの夜はおうちでクリスマスらしいディナー。
シュガーレディとパルシステムがお役立ち。
マンハッタントランスファーのアカペラクリスマスソングCD&蝋燭の灯り。
健康でここに食卓を囲めたことに感謝しまくり。
☆そろそろ受験生らしくなってきた息子は、午前に学校の講習を、午後に駿台の講習を受けに行く日々。
合間に、学校の宿題レポートがてら、ともだちと東京散歩、
また撮った写真を眺めてはニヤけている様子。
☆小学校、娘のクラスのお楽しみ会は「踊るカラオケ」企画だったそうな。
好きなCDを持ち寄って、予め友達と練習した歌を披露したらしい。
ジブリの歌を選ぶあたりが元世田谷合唱団員な感じの娘。
☆実家の母の協力のお陰で私も自分の趣味を全うできた。
スカート穿いて渋谷を一人で歩いていると脳裏に様々な彩とりどりの「好きなこと」「好きなもの」が
浮かんではどっかに流れ、また浮かんでくる。
それは息子にも娘にも夫にも誰にも多分いまいち分からないであろう、私の趣味の世界。
※で、同じ地面を同時に歩いているほかの人々の脳裏にも流れてるであろうその沢山の人々の趣味の世界が
どっかの宙に投影されているような場所がもしあれば
それはもう万華鏡だー、と思いつつ、
そういえば「万華鏡」って言葉をどっかで見かけたなと思い出したのは
伊藤蘭さんがその出演した劇を評してそう言ったらしい。
劇は私のなかで完全には未消化だけど万華鏡は堪能した。





2009年12月21日(月) 中学受験出願予定、覚書・ウチの場合 その二

(前回の続き。すんごく細かく、また、長。)

☆そんなわけで、一見、「どーゆー選択基準?」と見える併願案も、統一ポリシーはないわけじゃない。
娘の、その今のところの志望校は、

《一》校:相当チャレンジ気味の第一志望。

通学時間30分以内。乗り換えなしで通いやすい。
都心には貴重な存在の新興中高一貫進学共学校。
ほどよい面倒見の良さ。かつ、自主性、国際性、自己表現、プレゼン能力を重視。
男女生徒&先生の仲が良さそうだった。で、生徒は意外に礼儀正しい。
おそらく、目をかけて手をかけない程度の、良い距離。
文化祭で手に入れた某同好会の部誌のセンスが面白い。親子して、そのファンに。
校舎は狭くプールもないが、それはウチには一向構わない。

お兄ちゃんの頃の第一志望(とうとう届かなかった)でもあり、
5年前よりも更に偏差値が上がってしまってるのが、ウチとしては辛い。
「第一志望の子以外は受験しないで頂戴よ」と叫びたいが
こればかりは、どうしょうもない。
過去問では合格最低点を取れたり取れなかったりしている現状。
ただでさえ苦手な算数の問題が、特に難しい。4割得点するのがやっとの時も。
社会は時事問題の比率も高く、乗るかそるか。理科も、面白い問題が、合えばよし。
とにかく、得意な国語で引っ張れるかどうかが決め手。記述多めで、しかもそこは配点が高い。

2月2日の合格確率は45〜50%位。=辛うじて五分五分。
日能研偏差値表で言えば、R3に届くのかな、どうかなー?ってところ。
願わくばベストコンディション&幸運期で、2月1日で合格を貰えたらいいが。2日以降の試験は1日より偏差値が上がってしまってキツイ。
塾では、この学校を志望する子を集めた特別対策講座を毎週日曜に受けるうちに
その仲間と盛り上がっていて、
もしその塾友達みんなで一緒に合格できたなら、どんなに嬉しがることだろう。
みんなが悔いなく励んで結果を出してほしい。

《二》校:実力適正?第二志望。

乗り換えなしで通いやすい無宗教の、歴史ある女子校。
校舎が綺麗で生徒さんの応対の雰囲気もよく好感。
バラエティに富んだ情操教育プログラムは、特に期待が持てる。
オープンキャンパスでのクラブ発表で、娘の目がハートに。
勉強だけじゃなくてクラブの出席率も先生が把握していることや、
説明会での先生のお話に、思春期の女子に対するキメ細かい面倒見の良さを感じた。
中学生は毎日日誌を書かせることから、記述力を磨けるかと。
ただ、宿題の多さや、通学経路が学年ごとに決められているなど、少し、目が届きすぎ?
過去問の社会が左翼的だとの評もどこかで見た。でも君が代を歌ってるならとりあえずそんなに心配しなくてもいいかも。
歴史教育は、個々人で研究して自衛すれば良いのだと思う。
落ち着いた冬のセーラー服も素敵。ストッキング穿きOKなのが健康面で安心。
スカート丈が膝下なのをきっちり守らせることについては、
娘は、別に構わない、むしろそれも良いと言う。
伝統女子校だけあって、礼法、浴衣制作&着付けが学べる。
ヴァイオリン必修というのも娘のお気に入り。
高2まで芸術科目が学べるポイントは高い。
デフォルトでは上品と明るさのバランスが取れた感じの生徒さんが多いと思われる、
その雰囲気は、居心地よさそう。

合格確率は、偏差値上は、今のところ80%以上で安定。
算数は点を取りやすいので、問題が娘に向いている。
社会は難しいー。かなりトリビアな知識を問う。
本人面接があるけれど、参考程度。
面接実施理由が「受験生に早く会いたいから」というのが好もしく。
5年前の校舎新装以来、じりじり人気が上がってるので、全く気を抜けない。

《三》校:最後の砦のはずの、限りなく第一志望に近い第三志望。
乗り換え一度だけで通いやすい、共学進学校で、学校改革に成功した好例として知られる。
既にお兄ちゃんが現在通い、特待生授業料免除の恩恵も、数年受けられた。
校風も解ってるし、どんな雰囲気の子が多いのかも肌で感じてるし、
まあ安心。
まるで友達みたいにフレンドリーな先生がたの、熱意や、授業の工夫が分かる。
ただ、中学のうちは、やたらに宿題が多いけど。
女の子の精神年齢が男の子のそれに比べて格段に上な感じのする学校。
実際、息子の話から窺い知る、我がクラスの女子の人間関係の上手さにも、いつも感心する。
これは推測するに、制服もフツーだし女子へのウリがあまりないから
ここを第一志望とする女子は、余っ程ここが好きな子または好きな家庭の子が多い、
ってことじゃーないかな。
進学実績が伸びていることばかり宣伝されるけれど、本当の良さは実はそこじゃなくて、
むしろ、私立中高生にしては公立的な、人の文化のバリエーションというかバランスというか。
カリキュラムやシステムも、新しいものを取り入れつつ、
やりすぎない、程良い「普通さ」にも恵まれていることである。
おそらくそれは、都立校との併願で受かってきた高入生が、ちょうど良い風を吹き入れてくれることにも因るかと。
ただし中学部の女子の人数が極端に少ないことと(高校ではそうでもない)、
高二からは芸術科目がないことから、
娘にとっては第三志望となった。
が、ある意味では第一志望に近い。
娘はここの文化祭に毎年行きたがり、お兄ちゃん以上に味わい尽くし、
今年の文化祭バザーで、スクールキャラストラップ(保護者手作り)が限定販売されたときは、すごく喜んでいた。
もし縁があれば、一年間だけ兄妹一緒に通うのもいいかもね。

偏差値表で見れば、合格確実圏にいるようだけれど、
午後の回の過去問を解くとボーダーで、ちょっと怖い。
各問の難易度に関わらず一律5点配点という算数、ケアレスミスが出ては油断できない。
国語の問題分量は多めで、選択肢に微妙な判断力を必要とする問題が多く。時間配分に要注意。
どうしても、絶対に、早めに、ここは合格を確保したい学校。できれば1日の夜には受からせたい。神様ー。

☆大まかに予測できてる受験スケジュール案は、

2月1日 午前 《一》校1 午後 《三》校午後1
2月2日 午前 《一》校2 午後 もしかしたら《三》校午後2
《三》校の結果はそれぞれ当日の夜にネットで発表。
そして《一》校の結果は翌日の午後に出るが、それがだめなら
2月3日 《二》校2 
その結果はこの夜にネットで発表。
ここまでに合格が出ていない場合、
2月4日 《二》校3 または、もしかしたら《三》校3 
この結果は午後に出る。
もしこの夜までに合格がない場合は、区立中学進学の見込み大。
2月5日 もしかしたら《一》校3
(1日の回よりも偏差値が4〜5は上になっちゃうけど、奇跡を信じて三度目の正直?) 
この結果は翌日6日に出る。

《二》校1・《三》校午前1は、いずれも2月1日午前のため、《一》校1と重なるので、受験しない。

☆ただ、もしものこと(体調アクシデントなど)で
2月4日夜まで撃沈していた場合とか、
2月5日に、万一、《一》校に三度目の跳躍をして挑むべき心身の余力がないかも?な場合。
もう少し背伸びで手が届きそうな範囲での、5日の次善校として、
検討中なのが

《四》校:通学時間40分、
なんとか実力適正校と言ってしまえなくもない
女子校が浮上している。
教育方針もしっかりしてるし、明るい雰囲気だし。
音楽教育にも力を入れてる学校。
無宗教だけどキリスト教テイストで、革新的な雰囲気は振興校に近い。
体験授業や模擬入試に参加した娘にも好感触だったし、
併設の音大(のだめカンタービレのロケにつかわれた学校)の学生さんが、
説明会オープニングで聴かせてくれたクラシックが素敵だったし。
校舎もなんだか夢のように広くて、キレイすぎる。
・・・まだ迷い中。も少し、考察しよう。
《二》や《三》が合格していれば考えなくてよさそうか。
彼女の気持ちとして、それは5日の《一》受験を諦めるほどなのか、どうか。それでも、受かる保証は、?

☆それから、これは、もしも一回で《一》に合格することができたらの、おまけの話。そしたら
2月3日に超チャレンジ校を記念受験してみるかも、という案(夢?)が浮上した。

《五》校:(2月3日)一時間以内で通えるっちゃ通えるけれど、話題にするのも我が家には恐れ多い難度の大学附属共学校。
合格確率僅かというかギャンブル。記念受験。《一》校の合格を貰えたら、初めてこの試験会場に足を踏み入れることを
許される、のか?
昔から私はここの創立者の思想には「いいなあ!」と感じてたのでお薦めしたいが
(私自身はここの系列校には全く届いたことがなかったけど、系列大学の人と踊ったことはある)
偏差値的には10ポイント以上で、明らかに無謀かと。
しかも、運良く一次を通過したとしても、
二次の実技と面接(本人&親)で更に半分以上篩われるのだし。
難関校の入試は、こんなに厳しいんだねという、経験。体験。
そこに宝くじがついてると考える。
(今のところ、ここの二次に行くシチュエーションは、殆ど現実味がない)
けど、そういうチャンスを僅かでも想定するからには、
年内に小学校に調査書も依頼して出願しておかなきゃならないということで
「チャレンジなので、せっかく書いて頂いても受けられるか分からないんですけど・・・」と前置きしながら、
依頼文書も添えて担任の先生にお願いした。
温かく引き受けて下さった。
先生が中受に否定的な人じゃなくって、良かった。

☆試験期間が長丁場になっても無事に乗り切れるように
心身両面を支えつつ、
志望校へのモチベーションを維持しつつ、でも
あれがだめならこれがあるさー、という柔軟さも
親子で身につけておきたいと思う。

☆いやー、それにしても5年前を思い出す。
この5年の間に、試験実施日や発表日などが微妙に変更されてたりはするけれど
2月1日の行動スケジュールなど、息子の時と全く同じになりそうだ。
違うのは、第一志望校の結果発表が、
その時は当日の夜で、今では翌日の午後になったということ。(ネット発表)

これってひどいわー。
1日目の結果がわからないままで、2日目を受けさせなきゃならないので。
複数回受験させようという学校側の策略か!
願書も有料1000円だし、どこまで強気なの、この学校は!
ツンデレ!?

とにかく、当時、あまり試験慣れしてなかった息子は、
いま思えば無茶苦茶チャレンジだった1日午前校はもちろん、
大丈夫だと思ってた1日午後校でも、合格がもらえなかったんだっけなあ。・・・あのときは家族して愕然としたっけ。
多分、もー何もかもが少しずつ、詰めが甘かったんだろう。
娘の番では、塾も違い、これまで毎週テストも受けて場慣れしているだろうし、
同じ状況にはならないと思うけれど
試験は水もの。教訓としたい。

http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=23448&pg=20050201

※あの頃は何せ、初めてのイベントだから、真面目に2月1日から5日まで日記つけてたんだなあ。
今度はそんなマメなことできないな。まとめ書きになりそう。

この全ての経験が、子どもの(&親の)糧になることを
超、祈りまくりつつ。

さて、今日は午後から埼玉県の1月校(力試し歓迎校。試験日は1月10日)に、郵送出願してくる予定。
(届日指定で簡易書留)

※2月校の試験日スケジュール&難易度イメージ(図)
水色の太いラインは娘の持ち偏差値。
(6年夏からのセンター模試平均偏差値)





2009年12月19日(土) 中学受験出願予定、覚書・ウチの場合 その一

最近、よく5年前の秋冬を思い出す。

準備期間が実質8か月という駆け込み受験だった、5年前の息子に比べて、
4年生から中受を目指していた娘の受験が、とても余裕かと言えば、ゼンゼンそうでもないなーこれが。

息子の時は、瀬戸際ダッシュといえど、受験するからには、受かりたい・受からせてやりたいと、それなりに必死だった。

親も、先が見えない不安で揺れ、それを息子にも伝えてしまい
波乱万丈な思いさせ過ぎ。
6年生になってから中受に参戦って、地アタマが余っ程良いんじゃなければ、基本は無茶なのだと思う。
で、ウチは無茶をした。その無茶は、今となっては、
あの苦労は無駄じゃなく、良かった。結果オーライ。
でも人様には駆け込みは薦められない。
遅くても4年生の2月から、それなりに準備、を推奨。

同じ轍を踏まないようにと、娘の段になると
比較的、親も子も穏やかに過ごせている。息子の苦労を無駄にはすまいと。
でも、長距離持久走も、結構、それなりの苦労と知った。
変動してゆく偏差値に基づいて計画を修正し続けなきゃなんない。
息切れしないようにペースを見てやりながら、伴走する。

マネージャーとして、親は、悔いのないような受験をさせてやりたいのは勿論のこと
もしも不合格だったときのことも考えて、心構えからサポートできたら。

ところで、学校は、容れものの一つだと思う。
頭や心が何かに出会う為に、手段として選ぶことのできる、主要な環境。ただその一つ、でしかない。
仲間に出会う、先生に出会う、学問や趣味に出会う、
その出会いのチャンスをどんな環境なら得やすいかの、
容れものの一つ、
それで人生が決まるわけじゃないし、本人次第だけれど。
白く快適な容れものが良い。

まだ詰めるべき余地があるけれど、出願を控え、入試スケジュールが決まってきた。
ここに覚書を、長くなるけどまとめておきましょう。

☆なぜ中学受験するのか、あくまでもウチの、場合:

公立中学には公立中学の良さがある。
地域に密着していること。友達の家を行き来するのも簡単。
親同士が知り合いになりやすく、友人関係も把握しやすい。
様々な家庭環境の様々な価値観の友人に接することのメリットもある。

私自身は高校までは公立だった。夫も、私学に通ったことはない。
だから、公立を否定することは、決してない。
特に、我が家の学区の公立中は、なかなか充実しているほうだ。

だから、遊びたい盛りの子どもが、何もここまで受験勉強しなくてもー。もっと子ども時代ならではの経験をさせる時間を優先した方が?と考えたこともあった。
ただ、そのゆとり時間を、
小学時代に味わわせるか中高一貫時代に味わわせるかの選択。
後者を選んだウチの場合は、

・ウチの子はそれほど内申点を稼げるタイプでもないから高校受験はヤヤしんどいかも。

・中高6年間の思春期に、得意なことを延ばしつつ、
勉強、部活、友情(、恋も?)、を満喫するにあたり
高校受験(並びにそれ用の通塾)に分断されないで大学受験を目指すのもいいかも。

・公立には良い先生もいるけれど、当たり外れの度合が大きいし、
また、今の時代のゆとり的日教組的な指導要領&カリキュラムの枠が気になる。
政局に左右されない教育を選べた方がいい。

・お兄ちゃんを中高一貫私立に通わせてみたらやっぱり良かった。先生も熱心で、トラブルにもきめ細かい対応だし、
生徒も成績の良い子の足を引っ張ったりする雰囲気からは無縁。
そうかと言って成績が悪い子を馬鹿にする雰囲気からも無縁。互いにフツーに応援している。
先輩と後輩の仲も良くて、12歳が18歳に良い刺激を受けている。

☆この全てを満たすところは少ないので、いくつか当てはまればいいという。

志望校選びのポイント、あくまでもウチの、場合:

・中高一貫の進学校or準進学校
進路の可能性を広げたい。
(もし早慶が狙えるんなら、附属でも。しかし、そこは高嶺の花だから)

・できれば、どっちかというと、共学校
6年間は長いので、多様な価値観に触れさせたい。
男性に対して、若いうちからある程度の諦念を持っててもらいたい。あー、こんなもんだな、と。
でも、女子校出身の知人は、みんな素敵だしなー(中身も)。
風通し良くさっぱりして居心地がよさそうな校風なら、女子校でも可。
その際はせっかくだからセーラー服がいいと娘は言う。)

・でもって、なるべく宗教色が薄いところ
(私の好み。一日の大半を過ごす学校では、宗教はできれば中立なほうが、という。)
娘は、そこにはあまりこだわらないけど。

・小学生らしい友達遊びとも両立しながら、でもある程度は合格に努力を伴う難易度の学校
(何がなんでも私立じゃなきゃイヤということではないので。)

・歴史の長さと知名度にかかわらず、
今日現在、学校側が、生徒一人一人を学業面や精神面できちんとフォローしようという「前向きで新鮮な情報収集と企業努力」をしているか、が重要。

・緩すぎず、キツすぎず。放任でもなく、過保護でもなく、程良い距離で見守る先生達が気さくで話しやすい学校

・都立上位校のような雰囲気もありつつ、進路指導も充実している学校
(精神年齢的にはある程度、生徒の粒が揃ってて、勉強する雰囲気もあり、でも色んな友達ができそう、な感じの)

・文化祭等で生徒が楽しく過ごせてそうな学校
(完成度や体裁よりも、とにかく息抜きや親睦であれば、ウチ的にはOK。娘の言う「わーわーした感じ」があれば尚良し)

・できれば式典に国旗を掲揚してると尚良し
(一事が万事だし)

・同じくらいの好きさ加減であれば、絶対、通学時間が短いほうに限る!
理想は40分以内。長くても一時間以内。90分を超えるようじゃ、私立のメリットは相殺されてしまうから、むしろ近所の公立のほうがいい。

※塾は、ともすると、
「塾の合格実績」を作りたくてor繋がりの深い私立を推したくて
受験生を誘導することもありそう。
でもこちらは、塾を上手に利用させて頂きつつ
あくまでも各人各家庭の計画努力が大事ということを
忘れないようにしたい。

・・・でも、学校って、
タイプじゃないなと最初は思っても、意外に良いところもあるし、
こうじゃなきゃ。とは案外括れないものだ。人を選ぶときと似てる。
結婚相手を選ぶ時だって、あの彼この彼、それぞれに良いところがあると思うものでは。
(いや、実際ウチはそんなヨリドリミドリできるほど余裕はないけども)

(続く)





2009年12月13日(日) 客あしらいの四者四様(この週末で母子一斉ケータイ買替え)

連絡用に使っている、
娘の携帯電話バッテリーが落ちて紛失し、結局出てこないので、
いまのうちの厄落としだと思おうと、慰め。
また、もう四年も使ってることだし、と
いっそ本体を買い替えることにした。

土曜日にキッズケータイに機種変。
ああ、今はデータの移行も結構速くて簡単。
キャンペーン中&たまっていたポイントで安く。
有害サイトアクセス制限のフィルタリングは、一番堅いのを継続。

そしたら息子もケータイが古いとイヤといい
いま欲しいものは新ケータイを置いてほかにないとまでいい、
じゃあクリスマスも近いからってことで
彼はどーーーしても写真画質にこだわっていたので
800万画素の限定五台が新規なら無料というので
番号が変わってもいいから、と
日曜の開店一番に行って獲得。
変更通知メールも窓口でやってもらえたし
ポイントで附属品もタダに。
フィルタリングは、ややゆるめのを選択。
帰宅してから、もうそのケータイに夢中。

そうなると
子どもらの、薄くて軽くてススンでる機種と
私自身の使ってる携帯番号の、ものすごくたまったポイントを鑑みるに
これもタダ同然で買い替えられるんじゃないかと急遽
夕方、駆け込んで機種変。四年ぶり。
ワンセグなどには一生縁がないかと思っていたら、意外とあった。どう使っていいやら。

☆面白いと思ったのは
それぞれ担当してくれたショップ店員の、それぞれ性格や応対。

娘のケータイの受付のとき(私が代理で買いに行った)
男性店員。愛想がないわけじゃないけどそっけなく、やや小馬鹿にされたような印象が残った。
なんだか、質問するたび私の無知を責められてるような気さえした。
何、悪いのは、イマドキのケータイに疎い私なの?
機種変手続きに慣れていない客であるオバサンである、この私なの?
お手数かけてすみませんね。面倒な客で申し訳ないですね。
そう言いたくなる感じ。
もしも、私が若くて綺麗な女子でも、ああなのだろうか?
次回、このヒトにはあまり頼みたくないな。

その、データ移行後の受取のとき
女性店員。純朴で誠実な感じ。
さっきの男性店員には聞きそびれたことを、安心して尋ねられる雰囲気。
おまけに、こちらの望みに合わせて、プラスαの情報まで添えてくれる。
このヒトがいるならこのお店も捨てたもんじゃないと見直した。

翌日、息子のとき
フレンドリー且つ親切且つテキパキとした女性店員。
こちらの気持ちを汲んで
素朴な質問にも丁寧に答えてくれる。
そして手続きも確実でしっかりした印象。
ときたま若い男性社員がこのお姉さんになにか聞きにくるが
彼に指示している様子も感じが良い。
おそらくこのショップはこのヒトで持っているのだろう。
また買いに来たいと思わされた。

私のとき(また違う近隣の店)
元気よく、チャキチャキしてて、でもこちらの知りたいことには的確に答える男性店員。
愛想も良くて、
長崎社宅時代によく買い物に行くと「そこのおじょーさん」なんてお世辞を言ってお魚をまけてくれた、あの
商店街のお兄ちゃんと雰囲気が似ていた。

人によって随分、違うもんだなー、と、つくづく。

(翌日記す)



2009年12月09日(水) ゆくゆくの再就職を思う(重心を自分内に保つという、人助け)

収録に出くわした身からすると、期待を胸に先ほど観た
主婦の再就職特集(NHKほっとモーニング)。


番組前半は子育てが一段落してから企業に就職を果たして活躍する女性たちの姿。

どちらのかたがたも
主婦の時代に身につけた感覚、経験、それが仕事の大事なツールになっている、素敵なお手本だった。


後半で登場なさった上田晶美先生。
先日、ママチャレに取材が入った日の様子なども。

(私もチラっと映り込んでしまっていた。恥ずかしい。一瞬で良かった。)

接する人々を安心させるような、適度な元気の良さを醸し出せる先生だなあーと、つくづく。
それも
元気すぎて「ああ、私には届かないひとだわ」という垣根を作るんじゃなく、届きそうな、いい感じのセンパイっぽいところが。


そういえば番組中で、
おもに40代の主婦たちへのアンケート結果。
自分の人生の満足度推移を、年齢を横軸に描いてみるとどんなグラフか。
すると、結婚前よりも、結婚後〜子育て中の時代を、満足度低く自己評価してる人が多かった。(という紹介のされかただった)

私はそこには少ーし違和感を覚えた。
(番組の作りとしては、さもありなんと納得しているけど)

いやー・・・。
家族の中での自分の役割・職業社会の中での自分の役割、
そのどちらにも、別の性質の満足を大いに得ている、
そういう人ってのも、きっと、たくさんいるはずだろうと。
というか、少なくとも、ママチャレで出会った親しい人々は、
子育て時代を「失われた時代」みたいには捉えてないだろうと思う。

ところで私が自分の人生グラフを描くとしたら
出産前は、むしろ少々ショボくって
(ここが、テレビで紹介された人々と決定的に違う箇所)
子育て中は、
自分も精神年齢がコドモだったころの、試行錯誤のどん底ラインから始まって、
その後は、
男の子のわけわかんなさにタマシイの修業を積まされるに従い、徐々に右肩上がり。(これもクレッシェンド計画なのか?)
その満足度は、高まる一方のような気がする。
で、これから下がる気は、あんまりしない。(予測不能)

「主婦時代に培ったもの」なんて、特技もなくて、大して自覚できないし
(特に家事なんてイイカゲンだし、埃じゃ死なないし)
子育てすることそのものに今は不満はないし
(いやむしろ、相手あっての有意義さと波乱万丈が、めちゃ楽しみだし)

主婦はどうしても家族中心の生活になるから、
「自分」はどういう人間で、「自分」はどう生きたいのか
それを置いてきがちだ。
という。それはそうだろう。
ある意味、「自分」を後回しにすることで成り立つワークだろうと思う。
でも
その「ライフワーク」としての親業のほうを、実は既に結構気に入ってて、
家族サポートしごとは、生きがいのメインディッシュとなっていて
それ以外の世界のことは、
もうお腹いっぱいかも!別に、なくてもいいや!
って気もしてしまう。

そんな私からすると
人生の満足度って、言ってしまえば「気の持ちよう」かもしれないって。
どんな役にも満足しようと思えばできるっていうね・・・。
そのコツとしては
「自分」のことを後回しにするというよりも
「自分」の生きがいと主婦業親業が融合化しちゃえばいいんだろうなと思う。
一歩間違えば家族に振り回されて何かを見失いそうだけど
そこはほら、慣れれば、
自分を殺さず活かしつつ家族を活かす道が、何かあるはずだ。

コツは、こうも言えるかも。
子どもにとっては、親が親業オンリーで満足してくれてると、「重い」と感じるのかもしれない。
親じゃない顔をも持ってて欲しいと願われる。
そう、
そのほうが、かえってサポート業務はうまく行きそう。
だって個人同士を認め合うことがベースになければサポートになんないから。

依存じゃなく、認めて受容。その位置を保つのに
重心は自分の足元に収めていないと、相手に倒れかかりそうだ。
だから、あえてその、家族に寄りかかってしまいそうな一種の「重さ」を
ちょっと薄めておきたい、とも。


だから、
「再就職してこそ本来の自分を感じられるはず」とは、
やっぱり強くは願えなく
真剣に再就職を目指す切実な気持ちの人に寄り添う資格などは
私には、ないかもしれない。
が、
就活は、それ自体がすごく世界を拡げる勉強になるだろうな、と思った。
自己分析も企業研究も、やってみて絶対損はなさそうなことだと。

家庭人のものの見方感じ方に、ビジネスっていう視点を加えて進化できるとしたら、それって、

相手の立場を良く知って、自分が相手に何が求められているのかきちんと分かっている
&その上でそれに合うように自分も出せる、

ってことが目標で且つ始まりなんじゃないかな?
これって、家族サポートやPTAや地域のボランティアにも必要なマインドだろうけど、さらに
お金に換算できる、ギブ&テイクの対価を意識することで、
より責任をシビアに自覚するってところがパワーアップ要素かなあ。

そういう人に、いつか、なってはみたい。就職してもしなくても。


大卒の頃はモノゴコロつかないうちに就職してしまったのだから、来春以降は
精神修養としても、一度はまともに就活するのも、
良いかなー。





2009年12月07日(月) 貰った目も舌も脳も筋肉も

・・・、せっかくの身体は、
万遍なく程良く偏りなく有難く使い尽くしたいわけだけど
どうしてもバランス崩れがちなこの頃。子どもも私も。

お天道様の照ったり隠れたりするリズムに合わせて起きて寝て
よく動いて筋肉鍛えて
温める力を持った自然の恵みを食すことで、

高体温→血が巡り→免疫力も上がり→心身健康に、

っていう趣旨の本を、薦められて、手放せなくなり。

「図解 自分ですぐできる免疫革命」

「体温を上げると健康になる」


こういうのを読むと
いま我々家族(特に娘。)の睡眠と運動は本当に足りていないと痛感するけど
ちょっとでも不自然状態のバランスを戻そうと、せめて
なるべく階段を使うとか、たまには踊るとか。
そして、塾から帰ると10時近いわけだけど、せめて
11時には布団にはいるとか、寝るときは暗くするとか、
懸命に、やってみてる。

勝手に踊るのは好きな娘。
MJのムーンウォークをゆっくりならマネできるようになった息子も巻き込んで、跳ねて踊るのを日課にしたい。

小学校の広報委員で発行した「子どもの生活アンケート」集計結果で
一日に11時間以上の睡眠が確保できてる子がいた。
つまり半分近くは寝てる時間ってことだよね。
偶然、そのお母さんの話を聞けた。
低学年とはいえ、8時には寝かせられるように段取っていることに、ただただ感心した。

日曜の、娘の模試の帰りに、また渋谷のcocotiで、
今度は家族全員でお昼&散歩。

有機野菜が売りのランチでは洋風の田楽大根のようなのがメインディッシュだし
スイートポテトみたいな味のポタージュにもホッとした。
身体があったまる生姜ソースの豆乳プリンは好きだった。

同じビル内の雑貨屋さんでは、遊びの精神てんこもりなデザインをお腹一杯観るだけ観て楽しんできた。
イヤホンの形を拡大したようなヘッドホン(どんな巨人の耳にはめるんだろう)、
メジャーのように目盛を印刷してあるトイレットペーパー(一回に何センチって決められてそう)、
真っ赤なハート型のナイフスタンド(怖かった)、
扇風機のリモコンがピストル型(息子が気に入ってた)、
長い指の形のバターナイフ(ひと掬いして舐めたくなる)、
そのほか洒落の効いたものがいっぱいあって。そういうの観てると
普段、あんまり回してなくて堅くなってた脳のあの部分とかあの部分とかをも回せた気がする。

ヒトで良かった。つくづくそう思う。勿体無いほど無意識に恩恵を受けてる毎日。



2009年12月03日(木) カラダから色々と出て来る

さっき朝一で、娘の学年が音楽集会で発表するというので、体育館で合唱を聴いてきた。
すごい。何がすごいって、もちろん娘も頑張っていたが、
娘から聞かされてた日頃の男子達の(音楽を真面目にやらない子がいて困るーって)
あれだけアレだったのが、まあすごい、成長ぶり。
ハーモニーも結構キレイだったし、なんだか、目にこみあげてきた。
挨拶に立った男の子の口上の爽やかさ、よくぞここまで大きくなったこと!
「中学生になっても・・・」のくだりを聞いてまた思わず涙涙。ミニタオルでぬぐう。
(今からこんなじゃ、卒業式には、ティッシュ箱ごと持参か?)

帰宅して更にハナが出て来る。
しかも咳も。(ちょっと血の味つき)
ああ、そろそろ流石に限界なのかー、と
忘れていた掃除機を、四角い部屋にマルくかける。
かけつつ、モノをどかすとき、一度でうまくいかないと
「えーいっ」とか「はあっ。」とか「ああ、もうっ。」とか
無闇に声が出てしまう。誰も聞いてない部屋で。
そこで声を出したからって何かがスムーズに行ったのだろうか。

最近なんだかトイレも近いし(朝、行きたくて目が醒める)
歳とると、カラダの中から出て来るものが、すぐすんなりと出て来やすいのだなあ、と思った。




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