2008年04月27日(日) |
すこしだけ学生生活&ごくわずかに就職準備&ないものねだりの自己分析 |
子育てなどで仕事をやめた女性の再就職を支援するため国が助成する、近所の某女子大にて開講された、社会人学びなおしの講座。 登録料やテキスト代以外は、授業料など無料。 友人の勧めで申し込んでみたら抽選に当たり、今月から週に二日だけ・それも2コマずつだけ、「大学に通って」いる。
受講ガイダンス、教科書購買、出席を取られて返事する、学食にお昼を買いに行く、女子大生に混じって歩く、すべてがなんだか、懐かしさを通り越して記憶のかなたに置いてきたものを一つ一つ思い出している。 (女子大生に混じって校門をくぐるときに、受講証を首から提げるのをウッカリ忘れていると、守衛さんが遠くからでもすーっと来てしまうのが、悔しいほど、女子大生には絶対に見えない)
キャリア入門講座は必修でもれなくついてくるが、私の目的は本当は選択科目のスキルアップ講座の中のPCスキルだ。 けどその必修科目で就職について考えるのも悪くない。 今はお金足りなくてもじっと我慢で、再来年、末子が中学に上がったら、仕事したい(ような気がする)。 けど何の為に働くのか、今の私には、ぼーっとしてる時間とか、子供の話を聞いてる時間とかのほうが、もっと欲しい(ような気がする)。
☆必修第一回授業「女性の再就職動向」講師はハナマルキャリアコンサルタント代表として学生の就職支援をしている上田晶美さん、ご自身も主婦だしお子さんもいるし48歳だし。 第二回授業「自己をみつめる〜職務経歴書の書き方」講師は専業主婦からハローワークへ再就職してその定年後に有限会社モアフレンズを設立した小澤佳代子さん。 私は自分の中の違和感に気づく。
確かに人生80年とすると40過ぎの今は折り返し地点だ。子育て一段落、社会活動に復帰することを考えたほうがいいんだと思うんだけど、 職業興味調査などの自己分析をやってみて改めて感じたのは、「関心・興味」と「仕事としてやれること・やりたいこと」とが全く噛み合ってない。 能力を全く度外視したうえで私の興味はといえば、音楽、芸術、芸能、ある種の文芸、安全な食とコスメ、環境、フェアトレード、精神世界など、かな。 でも仕事となると、これなら安心してできるし一生懸命やりたいと思うのは、創作活動でもなく対人営業でもなくて、 ルーティンワークや単純事務作業だ。もっといえば、封筒貼り。 もしも自給1000円の封筒貼りの仕事があったら、今すぐそれを天職とし、いかに早く正確に製品を仕上げるかに毎日喜んで精進することだろう。
目的というより手段。自己実現したいというよりも、自己実現の為の資金が欲しいということが私にはまず何より第一。 欲しいもの(=必要なもの)を買いたいから。そして自分&家族に、いざ何か欲しい(=必要)物事があったとき、お金の心配をしないでいられるようになりたいから。 そうすれば、 夫から渡された今月の生活費を千円単位で封筒に仕分けて見て美容院を諦めて自分で髪切って左右不対称になったり、 生協や学費の口座引き落としに残高が足りなくなりそうだと言ってあっちの通帳からこっちの通帳に百円単位で動きまわったり、 もらいもののチケットやカード類を金券買取ショップに持ってって3000円ゲットしたり、 今日のお昼は200円以内と決めて心頭滅却したり、 一回3円のアンケートに小マメに答えて半年で500円貯めることに懸命になったり、 一回5000円のグループインタビューの抽選に外れてがっかりしたり、 今、予想外の出来事(出費)が起こったらどうしようと不安になったり、 ・・・とか、しなくて済む。 自分のメインのお皿は、仕事そのものにはしたくない。 でも仕事するからには責任も生じ、社会的には表向き、仕事最優先にしなければならなくなる。そのジレンマに悩みそうな予感。
で、お金さえ手に入れば仕事はホントに何でもいいのかって言うとやはり違う。 言うだけ言ってみる、虫のよい理想の仕事とは 「ばっちり化粧しなくてよい(肌がひ弱だから&いまさらやっても隠し様もない程だから)」 「通勤時間30分以内、15時には帰宅していられる(子供が玄関の鍵を開けてるところを他人に見られなくて済む)」 「子供の病気や学校行事ですぐ休める(ゆるゆるでノルマもなし)」 「接客営業しなくてよい(絶対負けるから)」 「誰かに指示しなくてよい(空気読めないから)」 「でも、ちょっとだけクリエイティブ(笑)」 そんな、そんな都合のいい仕事など、あるわけない。 しかも外に働きに出るとなると毎回きちんとブラ着けるんだよ。 ブラ着けると胃が痛くなるんだよ。どうする。 最近、おなか周りがサイズアップしている。去年までは、子供服売り場を探し回りながら「どーしてもっと色んなサイズ置いてないのっ」と怒っていたが、もうそんな苦労しなくて済むから良かったーという、負け惜しみ。(←どうでもいいですよ)
☆パソコンルームでの、選択授業、PCスキル DTP講座第一回授業は「数学探偵セイヤ」の根上生也横浜国立大学教授が面白いが、どんどん先にいっちゃうのでウカウカしてると置いてかれる。 DTP(デスクトップパブリッシング=机上での出版作業)のイロハのイの字から触りだけ体験させてもらえる。 photoshopで写真加工、この日はデジタル写真の対象物だけ残して背景を透過色に消していく、地道で職人っぽい作業に徹した。妙に楽しかった。 Word&Exell2007の講座第一回授業は女の先生で、噛んで含めるようにわっかりやすい。嬉しい。マニュアル本を自分でイチイチ見ながら使い方を覚えるんじゃなくって、こうやってセンセイに(タダで)教えて欲しかったので嬉しい。あたしはここでワードとエクセルを学ぶぞ!ものにしてやるぞ。絶対! と思いながらテキスト買って来たのに、ウチではやる気がそがれる。なぜだろう。
ウチのPC環境のせいにしてみる。 文字を打ち込んでから十数秒後に表示されるような遅さ。 ウンともスンとも動かないときは、パソコンを持ち上げて「おーい!」と叫びながら上下左右に揺すってみると、砂時計マークが出て眠りから覚め始める。 ちょっと絵とか写真とかを、たて続けに動かしてるとすぐ、プツンと切れてダウンする。 おまけにヤフーBBの無線LANのモデムが、しょっちゅう繋がらない。 一昨日も、一日中ネットに繋がらないから、(かといって、押入れからケーブルを出してきて有線にしてみる気力もなく)ヤフーのサポートに電話しようとして、子機の受話器を充電器から外したら、 その途端に、モデムのランプがパチパチ点灯し始め、ネットが繋がった、 そして昨日も、繋がらないから「もしや」と思ってまた電話の子機をちょっと外してみた。ら、また魔法のように開通した。 何なんだろうこれは。誰かが私を空から見張っていて、ヤフーサポートデスクに電話をかけさせないようにしているのかまたは、 子機の充電を一旦やめることで、そこに流れていた電気がモデムにちゃんと供給されたのか、なんだか。 いつまでこの、まどろっこしいPCと、金属ADSLに付き合うことができるのか。買い換えたい。やっぱりお金ってあればあるほどいいよなー。 でもその前に、調子悪いビデオデッキだ。その前に、壊れてる洗濯乾燥機だ。その前に壊れてるウォシュレットだ。その前に微妙にちぎれかけてるお風呂のシャワーホースだ。その前に(キリがない)。
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