2007年11月27日(火) |
PTAのオシゴトのポイント制導入(まだだけど今、使いたい) |
ウチの娘の小学校での、次年度PTA(本部)役員&校外委員長、の選考の時期でして、 投票用紙に一票でも名前を書かれたら選考委員さんに呼ばれ、互選会へ。 私も、現職としての説明という役回りと、推薦された候補者という役回りで、複雑な心境で出席した。 なかなか、後継者が名乗り出ない、よねー。それでなくても、このご時勢、主婦だってみんな忙しい。
しっかり引継ぎ書類作ってあるから、ずっとフォローするから、向こう一年間無償サポートサービスつけるから、お茶おごるから、 どうぞ、誰か、代わって欲しい。私ですらできる役だから、誰でも大丈夫よ。
今年はそれと並行して、PTA活動の「ポイント制」というものを来年から実施すべく、「ポイント制実行委員会」で検討中。
※ポイント制とは。・・・いつも一部の人に役員や委員の仕事の負担がかかるのを避け、多くの人に関わりを持ってもらう(少なくとも意識を持ってもらう)ための、 それほど強制力やペナルティとかはないけど単なる目安として。 委員や係やお手伝いなどの役を、仕事内容や拘束時間などでポイント点数に換算し、在学中の子供一人あたり何点までは達成しましょうという。 また、本部役員などを決めるとき、なるべくポイントがまだ足りない人に引き受けてもらうようにする目安。 例えば、学校公開週間の受付をやったら1ポイント(仮)。ベルマーク係は2ポイント(仮)。からはじまり、 各種運営委員の委員長は8ポイント(仮)、本部の副会長だと15ポイント(仮)、会長をやったら20ポイント(仮)、 子供一人当たりにつき、卒業までに15は貯めよう(仮)。というように。 在学中の子供の入学時まで履歴をさかのぼって加算される。(卒業しちゃった上の子のはチャラ)
けど、役員推薦に投票される人は、実際PTAに関わりを持っていた度合いが強く、意識もあり、大抵の人は既にポイントを稼いでいる。 (というか、多分そういう人だから名前を覚えられ、推薦用紙に書かれる) 今までに何度も委員をやってきた人が多い。だから「もう次は休みたいです!」って言う。その気持ちは分かる。 ポイントを稼いで来られなかった人は、やはり物理的に時間的に難しそうな人が多い。小さい子がいて預けられなかったり、要介護者がいたり、仕事が詰まっていたり。 そこそこまだポイントをためてなくて且つ時間のある人っていうと、まだ子供が低学年だったりして「あんまり学校のことをよく知らないのに役員や委員長は敷居が高い、私などとてもとても」と言う。 「丁度良い人」が毎年ギリギリまで出なくて苦労する。で、今の役員は、会長はじめ多くの方々が、職を持ち多忙だけどPTA活動は実は初めてという、でも引き受けたからにはキチンとやってくれているという、方々ばかり。 会長さんだって、初めてのお子さんがまだ二年生だ。 副会長のお一人は任期中に出産も経て、赤ちゃん抱っこして運営委員会の司会をやってくださってる。
そういう方々を前に本音を出し難いのだけど、私はもう来年は、本部役員ならびに長とつく役を引き受けたくはないと心から思う。 確かに校外委員長の役はある意味すっごく勉強になってるし、我が子育て・我が将来の身の振り方まで影響を受けた。 全ての子供のためにしていることは我が子のためにもなっているのだし。 だからって3年間も校外委員会に身を置くつもりない。他のことやりたい。今まで使ってなかった所に、時間と労力と心力と無い知恵を絞り使いたい。 同じメンバーがいつもそういう立場を独占しちゃだめだ、みんな順番にこれを体験すべきだ。体験させてあげるべきだ。 かつて引き受けた、学級、推薦、文化、会計役員、どの役でも大した働きぶりでもなかったし、何もわからずセンパイについていっただけだけど、この9年間、PTAに対して何らかの役割は果たしてきたつもりになっている。 卒業した息子の時代の履歴をチャラにしたとしても、多分、今この学校内で相当ポイントを貯めてるほうだと思う。 そのポイントを来年からと言わず、今こそ使いたい。キャッシュバック?してほしい、割引券にしてほしい、お役御免にしてほしい、引退したと思われたい。 貯めたポイントのことを今からもう言い出すのは、ヤラシイかもしれない。でもそういう例がないと、ポイント貯めたくないじゃんみんな。
そろそろ、「嫁」という立場も満足させたい。こないだ急に義母が「電気が点かない」というので夫の実家に駆けつけたことがあった。 病院に行った義母に代わり電気点検を受けたら何のことは無かったんだけど、ついでにお掃除をしといてあげようとか思い、 しばらくご無沙汰していたおうちを眺め。やはりどんどん積もっているものが積もっている。 手を付け始めたら台所のシンク周りだけでも2時間かかった、お風呂は心残りだがまた次回の宿題ということで、可燃不燃ゴミひとかかえ持ち帰りたかったけどバスに乗るから少しだけ持ち帰った。 自分ンちは散らかし放題にしていても義母の家のことは気になるという自分に改めて驚いたのは、 つまり歳をとるとそれだけ体力も落ち、目線も低くなり、思うように掃除できなくなる、そして掃除の達成度に対する許容範囲もどんどん広くなる、 その過渡期に自分は居て、ゴールはここなのかもしれないと、何かしら不安を感じつつ、今、しっかりしなければならない、でも休みたい、
何よりまた昼間にユースケのドラマの録画とかもっと観てのんびりしたい!とか、 それに、同じ拘束時間なら、その分、外に働きに出て収入を得たい!とか、 「役員・委員名簿に名前の載らない日」を夢見て夢はふくらむ。9年ぶりにそんな夢見たってバチ当たらないと思う。という全くの自己都合を、 来週の第二次互選会に心を鬼にして訴えようかどうしようか、迷っているのだった。
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