気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2002年09月19日(木) 隣の国を信じられない

北朝鮮に拉致された方がたのうち、8人がすでに亡くなっていたという発表、本当にほんとうなのか?信じたくないけれどやはりそうなのか。
そんな悲しすぎる。
つい最近まで「拉致なんて事実はあり得ない」「不審船も日本のでっちあげだ」とか言ってたでしょ?北朝鮮のトップ。
それがいよいよお金に困ると急に、実は拉致は有りました、特殊機関の一部がね、妄動主義に走ってね、私は知らなかったんだけどね、悪かったよ謝ります、工作船のことも知らなかったんだよ、これからはこんなことの無いように気をつけるからさ、
・・・って?
信用できない金正日って。
北朝鮮の一般庶民には拉致の事実は隠されたままになっている。北朝鮮のどこのマスコミも拉致のことに触れてないらしい。
誰が事実を教えてあげられるの。本当のことを知らされないまま支配されている人たちに。
人が騙されて搾取されるカルト教団みたいな政治がまかり通っていくなら、そんな国にお金あげても何に使われるかわかんない。貧しい人にちゃんと還元される保証はない。
だけど、このまま国交のない状態を続けていても何も変わらないんだったら・・・。むしろもっと情報をやりとりして北朝鮮に変化を促す足がかりにしたほうがいいのかもしれない?
んー、難しすぎて。
それにしても、もっと以前から私たちは「拉致問題どうなった!早く真相を究明して!」と叫んでいれば・・・。外務省や歴代首相を動かしていればね・・・。
確かに昔日本は朝鮮を植民地にして苦しめたんだけど、それは勿論忘れちゃいけないけど、でも。
とにかく、帰るべき人々が無事に帰れるようになってほしい。
そして、北朝鮮には、せめてもっと信用できる国になってほしい。




2002年09月12日(木) 憎しみ自体が消せなけりゃ

この夏休みに観たパワーパフガールズの映画を時々振り返るんだけど、日が経つにつれて「やっぱりあれは子供には勧められないな」の感が強くなる。
あの国のTVアニメにしてはずいぶん思い切って暴力的なシーンが使われているなあー、とは以前から思っていたんだけど、それが映画となると、
なんか笑って見過ごせない気がして、手放しでは楽しめないような。
マンガだから、いくら悪者を凄惨に攻撃したって、そうそう死んだりしないし、街中のビルやら道路やらがオモチャみたいに壊したり落としたりされて、そこにいた人達もびゅんびゅん飛んでるのに、次の日には大体治ってるし。だけど悪者退治のときに、無関係な人的被害・物的被害が、あまりに大きすぎる。しかもそれも「ま、しょうがないか。お約束なんだ」と視聴者にすんなり思わせる仕組みが、なんか恐くなる時がある。
宿敵であるモジョ・ジョジョは、もとは可愛いお猿さんだったんだけど、ユートニウム博士がスーパーガールズを発明したばかりにモジョは顧みられなくなって、愛を失ったために人間を恨み、世を恨むようになったわけで。もともとの悪者と断じてしまうわけにはいかない。
おおもとの精神的な原因を取り除かないで、ただパワーでやっつけて抑えつけていたって、ガールズや博士への逆恨みは増すばかりだし、対立は永久になくならないでしょう。
もっとも、「悪者は悪者」「強いヒーロー・ヒロインがやっつける」という大前提がなければ、こういった勧善懲悪アニメは最初から成り立たない。そういうもんだと思って楽しむジャンルのものなんだ。大人はそれを解って観ている。
だけど子供には、・・・いいのかなあ。世の中ってこういうものだと間に受けてしまわないか、ちょっと心配。

ところでアメリカがイラクを先制攻撃するって話がある。
アメリカや資本主義や民主主義を憎んでる人・国の存在を無くしたい時、人・国じゃなくて、憎しみそのものを無くすことを考えられないのか。
新たな憎しみの原因を増やしてどうするのか?
アメリカの大義名分なんてあちらにはきっと理解されてないし信用されてない。
あのあたりの地域の庶民にとって、わけもわからないうちに愛する家族の命を奪うアメリカは、テロリスト以外の何者でもなくないか?



2002年09月06日(金) 高校生の頃とかわんない自分

やっと子供の夏休みが終わり、母親業をしてない時間が、夜中以外にもまた復活。
子供のことは、大切だけど、「私には子供が大切なんだ」と強いて頑張っているというわけじゃなく、なんかもう、普通すぎて。自分を構うように子供を構っている、大脳じゃなくて反射の作用で、構っている感じ。まだまだ、蒸し暑い日が続いていたからね。でも今日は久しぶりの雨、大雨。
涼しい。

友達が電話をくれた。ひさしぶりに、子育てじゃないテーマで、電話のおしゃべり。
夫や子供は大事なんだけど、そのことはおいといて、ドラマや映画にでてくる人に、恋をする、私たち主婦。

その俳優のどんなところに惹かれるかについて、彼女は「低い声、長い指がポイント」だと言う。そして男の顔は、「しゅっ」とした細い鼻が重要だって。
私は、男性はやはり、大きい口・・・と言いたいが、今は、それにはこだわらない。(好きになった人が、今の好みを左右する)
それよりも、睫毛が、刺すような睫毛であること。切れ長の目尻に、下向きに、さりげなく、真っ直ぐな睫毛があるのがいい。

こんなことをしゃべり合ってわくわくして、アルファ波を出している私の頭は17歳のころから進歩していない。子供を産もうが、結婚しようが。
高校のころ、クラスに好きな男子がいたけど、そういう気持ちを、私は友達の誰にでも言わずにはいられない体質。ただし彼には告白しなかった。
彼以外の誰にでもしゃべれるのに、彼には卒業まで絶対に言えなかった。
今も結局、私は誰々が好きだよと、しゃべらずにはいられない。しゃべらないと苦しくて酸欠になりそう。
でも憧れの本人には言えない。そんなところが、当時と同じ。違うのは、あと一人言っちゃいけない人がいること。それは、夫。言えば夫は馬鹿にするか不機嫌になるかのどちらかだ。
ドラマのDVD注文したのも、極秘の買い物なのだ。クサナギ君の椿姫CDブック買っちゃったのも、夫にはひた隠し。だって汗水流して稼いだお金を、妻にそんなことに使われたら、夫、悲しーっしょ?
こうして秘密が増えた私のことを友達は曰く「秘密の花園」だって。
オカシー。妙に受けたので、ここに記しましょう。

(月が替わっても、またもやクサナギ君の話かい・・・。もう、恥ずかしいという言葉は私には無い模様)


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