喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2004年03月14日(日) 芸術カラメル It's really a kind of Art



しばらく前のお話。


芸術としか言えないソースに会いました。
デザートにかかったカラメル。



うまい苦味ばしり具合で、
そのほろ苦さは心地良くもある程に
甘さと絶妙のバランスで、
何でか爽やかな後味になる。

その後味を形成する一因として
重大な要素であると思われる
粘度がこれまた絶妙。

実際ウットリして、
皿を舐めたい程の勢いで気にいった。

とはいえ口の中は幸せで
「パラダイスかえ?」
と、尋ねたくなる程の味わいに満たされているため、
その余韻は余韻で楽しみたく、
余韻がまだ途中経過の内に一口、
またさらに一口と食し、経過を中断して、
一からその味わいを始めるには勿体無く、
パタパタとは食べ進められない。


この味わいを知った事は
人生の記念日にしても良いとさえ感じる程で、
ふと視覚にポイントが移ると、
その絶妙カラメルが
チョコレートケーキの上に乗っかった様が気にかかる。



チョコレートケーキは、言ってみれば、
ブラウニーのようなスタイルのケーキで、
全体にココアパウダーがまぶされて、
仕上げられている。

そのケーキ周辺とトップのカラメルは、
無造作で武骨に掛けられたかのような印象を受けるが、
実はさり気ない印象を受けるよう、
わざわざ仕向けられているかのよう。

トップにかかったカラメルは、
ココアパウダーがまとわりつき、
コロコロとした球状に。
その様のなんとも言えず可愛らしい事。

ケーキ周辺のカラメルはカラメルで、
使われているのが真白な皿なため、
その上出来な色がそのまんま楽しめる。

今までも「美味しー」と思ったカラメルには出会ったけど、
「げ、げ、芸術……」と思ったカラメルは始めて。



おかげで、お替わりしてもたよ、
違うデザート。


そっちはそっちでまた別の超感動があったけど、
それはまた今度ね。


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更新がままならず、ご挨拶が遅くなりました。
2月の登戸アリエルダイナーでのイラスト展覧会
「Acoustica Vol 1 - Hot Apple -」も、
えっちらおっちら、なんとか無事終了。
最終日にはライブパフォーマンス、
AcousCiCi(哲+伸)+1(ユンタ)
をお願いしたので、ゲストの方々にも、
偶然居合わせたカフェのお客様にも、
楽しんでいただけたかと存じます。

お子様づれだったり、お子様づれでなくても、
最終日にも、最終日でなくても、
会場に足を運んでくださった方々、
本当にありがとうございました。

AcousCiCi(哲+伸)+1(ユンタ)
お疲れ様でした。

お店のスタッフの皆さん、
本当に毎度ありがとうございます。
お疲れ様です。

まともにお礼も申し上げず、
失礼してまするが、心より感謝申し上げるです。


今回のみに関わらず、
「昨年度の展覧会も行けんかったぞー」とか、
「案内状、こなかったぞー」とか、
「来たけど遅すぎ、きづいたの最終日翌日やったぞー」とか、
(ごめんなさい、案内状の郵送代が捻出できませんでした)
色々あったりもしますが、
懲りずにまだまだ企画します。


誰に何を言われても、依頼が来なくても、
勝手に企画して展示して、作品を作ります。
仕事として依頼があっても、なくても、
展示の形式やら、作品の表現形式の中、
そこかしこに私がおります。

そこに私がおる以上、
それには私の価値観が含まれております。
言葉で具体的に伝えなくても、
その表現作品や展示形式を通して、
誰かが何かを疑問に感じたり、
また何も感じてもらえなくても、
そうあって欲しい、望むところの結果です。
………「つもり」を解っていただけるかなぁ。

どうやらこれが私の仕事のようです。


次回、登戸アリエルダイナーでの
イラストレーション個展
「Acoustica Vol 2」は
10月を予定してます。

次回は食品を含むグッズ関係のイラスト。
リラックスモードで頑張りまする。
またイベントも企画するので、
よろしければCheckお願いしますです。

では。

Love & Peace & Hug
to You



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