今年は
金木犀が咲かない
と思っていたら
ようやく香って来て
その遅さにビックリ
そんで
まだ生活のリズムも
製作への転換も
出来ていないんだけど
このタイミングで
漏水量が増えてて
なかなかに
無視できない感じで
うーん
こりゃあ
引っ越しが決まる前に
一旦見てもらう必要が
あるのかもしれない
と覚悟しつつも
長時間使わない間は
元栓を閉めることに
いちいちその度に
外に出るのも
面倒なんだけど
もうこうなったら
ゲーム感覚だ
ひょっとしたら
これがダメ押しで
特定が出来ない
ってなるかもだし
これをきっかけに
現状を大家さんに
話すタイミングが
来るのかもだし
タラレバは
とりあえず考えて
その上で
どうなっても対応出来る
振り幅を自分の中に
作っておけば
ワケわかんない不安に
怯えることもない
まだまだ
何が来てもダイジョウブ
って程じゃないけど
少しは
ビビらなくなったかもね
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帰省中に
別れたダンナさんと
子ども達含め
家族四人で
会う機会を作りたかった
三人ずつで
顔を合わせる機会は
何年も前にあったんだけど
その後下のコが
みんなで会えたら良かった
って言ってたのが
ずっと心に残っていた
２０年以上前に
子ども達をも巻き込んで
動いたそのコトの
本当の意味や目的が
浅はかな感情の檻を越えて
ようやく
理解出来るようになり
それと共に
わたしの人生にとって
最も大切な要素となった
子ども達との出会いを
果たすためには
彼であることが必要だった
それが
どんなに奇跡なのか
今なら
安易な言葉以上に
深く感じることが出来るし
その有り難さは
畏れ多い位の感覚で
それらをもって
向き合う時
かつての
若い感情は無いけれど
肉親に対して以上の
しみじみとして
おおきな愛を感じる
まさか
自分がこうなるなんて
今年になってからでさえ
想像もしていなかった
いったい
どうしちゃったのか
戸惑う位に変化し続けて
わたしは何処へ行くんだろう
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出発の時間
ぎりぎりまで
実家で話しをした
なんていうか
あるあるの
ボタンの掛け違い
飛び飛びに耳に入る
言葉から想像し
疑心暗鬼になること
自分の中の
そんなのを
クリアにする作業を
特に今年になって
繰り返ししたお陰か
誰かのそんな部分に
やらた敏感になった
それぞれの思考の癖や
何を体験したくて
選び取っているのかを
受け容れつつ尊重する
それは或いは
対誰かとの溝を
深めるかもしれないけれど
誰もが善意だし
どんなに意見が違っても
自分が意識しなくても
よりよい方向を目指している
ただそれだけは
真実だと思っていたい
いつかひょっとしたら
離れていた
円グラフ同士が
少しずつ近づき
小さな重なりの部分が出来
やがてもっと
大きくなる時が
来るかもしれない
明解な答えは
常にないけれど
それだって
わたしたちひとりひとりが
違っているからこその
複雑さ面白さなんだ
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はい
帰って来ました
甥っ子の結婚式絡みで
暫く帰省してたのん
なんかー
ミラクル過ぎるコトとか
母のボケっぷりに
驚き過ぎたりとか
過去から引き摺る
家族の暗黒面に
またぞろ向き合ったり
とか
その間
モノに溢れた
母の居室で
いつもの瞑想も
タロットも
自分自身を感じる為の
ツールは何もなく
ダイジョブなのか
と思ったけども
今日実家を出る直前まで
直感を信じて
大事なことは取り零さずに
自分の役割を果たせた
気がする
正直言って
帰りの新幹線では
かつて何度も味わった
でもその役割は
しんど過ぎないかい
って感じの
自己憐憫を
感じたりしたんだけど
向き合う全ての人へ
その時々
最上級のその人自身を
見つけたいし
焦点を当てて居たいと
常に渾身なのは
考えるまでもなく
わたしの在り方の
デフォルトになっていて
いちいち意識しなくても
何か過去に学んだ
人間あれこれの知識を
引っ張り出さなくても
自然に
全てに
委ねるように
まず最初に
ただわたしが
わたしであればいい
その確信が
さらに増した
よおしっ
この感じを
もっともっと
揺るぎないものにして
この先に待っているだろう
大波を乗り越えよう
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昨日電話で
あるコトが知らされた
詳しい事情は
判らないし
繊細な話しなので
詳らかには出来ないが
それを聞いたとたん
引越し先を
待たされている理由は
これだと思った
直接は
全く関係のない
ふたつのことなので
この家を動く気持ちは
変わらないんだけど
そこへ別のプロットが
同時進行になった
こんな展開
物語としては
最高に練られていて
結末まで
目が離せないヤツ
って
不謹慎だけど
ホント
よりによってどうして
このタイミングなのか
の出来事は
実はもうひとつあって
それだって一見
スムーズに行かない
障害に見えるんだけど
逆にこのタイミングでこそ
起こるべきだった
と視点を変えれば
世界は全く違って見えて来る
なんでなんで
と歯噛みして
じたばたする自分は
もうすっかり過去のひとで
なんだか急激に
訪れる全てに対して
信頼する態度になっている
これまで
感情を揺らすような
あらゆることがひとつずつ
今の自分を
確かめるようにやってきて
それを真正面から
受け止めてきた
お陰かもしれない
さあて
これがいったい
どういう知らせなのか
愛を持って
直感を信じて
向き合ってみようじゃない
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数日前に
アマゾンプライムで
発見した連ドラ
タイトル覚えてないけど
道路の真ん中に
大きなバッグが置かれ
もしや不審物かと
警官が近づくと
ファスナーが開き
中から全身タトゥーの
女性が現れる
そのタトゥーの柄には
暗号とか何かを指す数字とか
建物のかたちだとか
隠喩的な要素が
複雑に入り混じり
解決すべき事件の
手掛かりだったりする
まずは
あまりにも謎過ぎる
入りにヤラれ
タトゥーの文様の
古代をおもわせるような
独特の雰囲気が
これまためちゃ好み
当の女性は
記憶を失っており
回を追う毎に
その謎が
少しずつ判って来る
引っ張り方も
絶妙だったりして
最初のシーズンだけで
２０話以上あるので
こりゃ当分楽しめるぞと
実は縫いながら
流してんだけど
そんなでも集中出来るのが
とっても不思議
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最近
出来れば
いちにち中
ひたすら縫ってたい
とか思う
例えば
浮かんだアイデアを
具現化するには
自分の中に
ぐっと入り込んで
深いところから
取り出す感じだけど
その作業は
ある意味
精神的な修養にも似て
これは
向き合う対象が
創造的であればある程
深まるような気がする
んで
楽しい
って感覚は
その没入度と
すごく連動していて
だからこそ
表れた結果としての
モノにはもうない
過去にだって
楽しさは
何度も感じたけど
もっと限定的だし
不安定だった
今はきっと
自分の技術が
ある程度蓄積されて
未経験のことにも
振り回されずに
纏め上げることが
可能になったからこそ
味わえるのかもしれず
かつての
楽しさとは
また違っていて
何よりもこの感覚は
その時の自分の状態や
気分や感情の波に
全く左右されることなく
そこにある
あっ
楽しさとかじゃなくて
これを
三昧
って言うのかも
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一旦は
完成したつもりが
なあんか
襟が立ちすぎなので
落としミシンの替わりに
星留めを施して終了
けれども
待っていたはずの
その瞬間は
達成感どころか
次はもう少し
袖のギャザーを
控えめにしたのを見てみたい
とか思ってしまい
それはそれとして
同じ生地で
スカートを作れるように
残していた分を
早速並べて裁って
ヒップサイズを考えつつ
タックを畳んで
完成のシュミレーション
前回縫った
タックスカートの
フェイクのボタン仕様から
本当に留められるように
開けたスリットからは
二種類の別布が覗くように
進化させたデザインを目指す
不思議と
達成感よりは
手掛けているその瞬間の
途中経過こそが
楽しいんだって気がして
変わらず突っ走る
感じになっちゃってるわ
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新作は
タックとフリルのあと
考えていた襟の感じが
ちょっと違った
念の為
しつけで様子を見たので
変更は問題なかったけど
襟の生地で
身頃を挟んで
きれいに仕上げるハズが
バイアス処理になった
本当なら
見返し処理がセオリー
なんだけど
既に前合わせ部分は
芯地を貼って
三つ折り縫いしてたので
それしかなくて
襟は
ミシンステッチなしで
仕上げてしまったので
バイアスも
ステッチが表に出ないよう
手まつりにして
同じく袖のカフスも
折り込んだ最後は
手で縫い留めた
まあ
時間掛かったけど
どうしてもそこまでを
早く見たくて
朝から深夜まで
久しくない位に
熱中してしまった
んで
ほとんど形は出来たけど
最初から懸念した通り
やっぱ裾周りが
もう少し欲しいので
脇縫いを一旦解いて
生地を足す予定
さあて
今日中に
完成が見られるかっ
どきどきするー
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営業のひとから
現状についての
電話説明があった
それによると
抹消登記は済んだものの
今度は
売り主さん側の
相続の問題で
了解を得るのに
時間が掛かっている
らしいのだ
どうして今になって
なのか解らないんだけど
売り主さんの
亡くなったお母さんだかが
再婚されており
その先の縁者にも
相続権がある家土地を
名義をそのままにして
売ろうとしている
ってコトみたいで
要は
亡くなった時に
きちんと相続の話が
されてなかったようで
んで
売買のハナシは
伏せておいて
あくまでも
相続の件に限って
進めていて
ゴネられるような
展開にはならない見込み
って言うんだけど
うーん
先日実家のことで
父亡きあと
どうなってるのかを
母に聞いたんだけど
よく判っておらず
たぶん似たような
感じと思われ
抹消登記と同じく
このパターンも
あるあるだろう
んで
さらなるこの展開に
拍子抜けして
なんか笑けて来て
これが物語なら
メデタシに至るまでの
理想的なエピソードじゃん
とか思えたんですけど
予断は許さないぞ
さあどうなる
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商品を
受け取った
お客様からメッセージ
ラッピングが素敵で
ドキドキしながら
開けられたそうで
しかも
リメイク服も大島紬も
人生初だったらしく
とても
気に入っていただけて
大満足とのお言葉
いやー
良かった良かった
そのコメントに
返事をして
さあ寝よう
と思ったら
メールで
ご購入の連絡がっ
それは
龍郷柄のヘアターバン
だったんだけど
タイプ違いのが
先日売れたばかりで
さすがに大島の最高峰
人気あるのかもだ
嬉しいなっ
きっと
もっと同じ生地で
在庫あった方が
いいんだろうけど
一旦離れると
なかなかそのモードに
戻るのは難しい
モリスのバッグも同じく
さてなー
また縫うことあるかな
あっ
久々に
ブレードとかリボンとか
いろいろ買ったので
それをアレンジすると
楽しいかもしれない
どっちにしろ
ワクワク出来ないと
ダメだなあ
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片方の身頃に
アイロンで
タックを畳んでみて
シュミレーション
なあんか
イメージより太い
と思って
世の中の正しい
タックのたたみ方は
いったいどんなもんか
一旦調べてみた
すると
これまでわたしが
何着かに施した
片倒しして
下の生地も一緒に縫う
ではなく
つまんだその先部分
だけを縫うと判った
勿論
その方が簡単だし
ミリ単位で縫うのだって
ミシンの方の目安になるので
細いタックも
ノープロブレム
さらには専用の
押え金まであるのを知った
ふむふむと
先をつまんでミシンを
二本してみたところで
うーん
例えば
爪アイロンとかが
効きやすい
麻や木綿なら
片倒しでもいいだろう
けれども
腐っても絹地である
ただ
折り筋を付けただけのが
時間とともに
ふんわりと復元するのが
絹の素晴らしさであって
張りのある大島でも
その力は発揮される
なので結局
以前からのやり方に戻り
最初の二本は
後から手縫いで
起き上がらないように
綴じ付けた
それで
思っていたより
太いタックになって
肩幅との関係で
数本しか施せないので
それを補うべく
共布でフリルを作成
その作業だけで
昨日いちにち掛かった
ワケなんだけど
タックだけよりも
イメージに
より近くなったので
嬉しくて
完成までが
楽しみ過ぎて
過去イチ位
わっくわくだ
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昨日は
オサケが残っていて
ほとんどを
だらだらと過ごし
午後も遅くなって
何となく静かに
やる気が湧いて
裁ち方を考えていた
布に向かって
少し進め始めた
いつもは
布幅いっぱい使っての
オフショルダーが
多いんだけど
先日のオーダーで
かなり細身のを
経験したせいもあってか
ピンタックを畳んで
肩幅を少し狭めて
羽織りにもなる
前開きのワンピースは
どうじゃろかい
と浮かんでいた
採用の生地が
もうど真ん中の好みの
泥大島なんだけど
その柄と色の取り合わせが
西洋っぽい
クラシックな雰囲気で
袖にはギャザーを寄せて
カフスでボタン留め
って言う
過去にやったことのない
ややこしい技が
ぴったりする感じなので
そのイメージに従って
進んでみようと思うんだけど
この技量を無視した
イタコ的な降り方に
引っ張られるパターン
たぶんそれが
ブレイクスルーとなって
かたちにすることで
限界を超えられるんだろう
頭で考えると
出来るかなー
ってなっちゃうんだけど
なんだか今は
あまりにも心が穏やか過ぎ
出来る出来ないとかとは
全く違う所に居るようで
ただ
手の赴くままに
この平和を確かめつつ
進んでみよう
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全員揃ったのは
今年初めてかも
って誰かが言ってたけど
確かに
直近の五月だったかは
緊急事態宣言の直前に
滑り込み予約して
人数制限があったので
一部しか集まれず
そこから
ひたすら待って待って
ワクチンが済めば
どうにかなるの希望も
全くどうにもならず
いやー長かった
会話は怒涛のように
次から次へと溢れ
食べて飲んで
溜まっていたことを
ハナシてハナシて
もう後半の記憶が
飛び飛びなんだけど
あげく
三時まで
台所の床に転がり
のそのそと寝直して
朝方足攣って
すっかり今日は
月曜日の気分で起きた
ら
夜中のうちに
注文入ってたー
この流れ最高だわ
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宣言解除となって
さあ
待ちに待っていた
月例の飲み会だ
となって
営業時間とか
条件もろもろは
コロナ対策認証店か
そうでないかによって
違うっぽいので
直接お店をあたり
結局どの店も
グループは四人まで
の制限は同じようで
他に策もなく
避けていた最終手段
前の職場をお借りする
ってコトに
まあ
一番の難点は
飲んだ後の片付け
なワケだけど
なるべく
洗い物やゴミを出さない
方向で考えて
メインは
オードブルを注文
となったんだけど
それがどこぞかの
カフェのテイクアウトで
家庭的な料理っぽい
チキン南蛮
オクラのかき揚げ
キャロットラペ
小松菜のナムル
アボガドと卵のポテサラ
豆腐入り煮込みハンバーグ
以上が昨夜知らされた
メニュー詳細なんだけど
如何にも冷凍とか
業務用の感じなく
字面見ただけで
既に美味しそうだ
そんで
もし作れたら
何か数品持って行きたい
頑張れたら
デザートも欲しいし
ああ
楽しみすぎるっ
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オーダー品を
送ろうと
メールの返事を
待っていたら
その間に小物が売れた
おお
どうせなら
郵便局行きを
一度に済ませたいと
両方の梱包を
同時に進めた
レターパックが
今日の扱いになるか
近所の郵便局なので
時間が読めないけど
通常の本局での
扱い時間にはまだ
余裕があった
そんで
メールの返事が来たので
急ぎ駆けつけ
今日の便に乗るか
と聞くと
乗るけど体制が変わり
土日の配達がなくなったので
月曜日の到着になる
って
ううん？
そんなに遅くなるなら
折角便利なこのシステムの
利用価値なくなるじゃん
と思い
釈然としないまま帰り
念の為ネットで調べたら
レターパックは変わらず
だったす
まあこんなもんだよねえ
窓口で待ったことない位
いっつもお暇そうで
緩み過ぎてんのかな
頭に入らなきゃ
どっかに書いとけって
きっぱり口調が
マジ恥ずかしいわ
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パート中に
とある工程で
苦闘してそうな先輩に
ちょっと労いを言ったら
溜まっていたあれこれが
堰を切ったように
溢れ出した
それは
場面や内容は違っても
わたしや他の人も
経験していて
要するに
効率とか数字とか重視で
人間性が置いて行かれている
印象から起因している
企業だから
利潤を追求するのは当然
だろうけれど
同じ内容を伝えるのに
まず労いや
立場や状況への理解を
貰えるかどうかで
受け止め方は全く違う
そもそも
コミュニケーションが
一方向からなのが
決定的な問題なんだけど
なんだかそれさえ
無駄な時間を
排除したいように見える
以前なら
やっぱりな
と勢いを得て
殉教の乙女よろしく
突っ込んで行く所だけど
水筒割れ事件で
余計なことはするなと
思い知ったので
まずは
自分自身が
知性と情熱と愛に
溢れていて
そのどれもを
必要な時に自在に
表現出来るように
精進して行くんだ
そう
きっと
必要なものは
そのバランスの上に
もたらされるはずだから
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オーダーに掛かる前に
かなり緊張して
このところ
解きまくっている
着物の続きをして
気持ちを整えた
日頃は
各部サイズの
細かいところとかを
そこまで気にしてないので
確認しては測り
うっかり間違いがないよう
念には念を入れて
それでも
裁つ時は緊張したし
ロックミシンで
身頃を巻き込まないようにも
いつに増して注意して
かなり集中したお陰で
全貌が見えて来た
良かったよお
うーんでも
この感じが続いたら
また絶対ご褒美的なナニカが
いちいち必要になるので
もう少し慣れたいかも
新鮮さを楽しみつつ
程よいプレッシャーで
って微妙な塩梅がいいよね
それにはもっと
経験値が必要だなあ
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オーダーの件で
送った荷物が返って来た
すると中に
スカートが同梱されており
広げてみると
古色ゆかしいリメイク品で
透ける絽と赤系の薄絹との
重なりが美しかった
これは
相当な手練れに依る仕事と
ひと目で思ったのは
ウエストベルトから開いた
スリットを少しだけ下の所で
かんぬき留めを施し
広がりを抑えてあったから
きっと
ウエストゴム入れ部分の
布と縫い合わせてから
それに気付いて
後から手を入れたんだろう
そのさりげない仕業に
とても好感が持てた
スカートは
リメイクの展示会で
お母様が購入されたそうで
晩年はパンツ姿が多かったが
この同型のスカート二着は
ずっと愛用されていた
とのこと
もう一着は
破れてしまったらしいのだが
どうしても見てもらいたかった
そうで
お母様の着物で
同じデザインのを作れないか
とのご相談がお手紙に
わたしも
スリットのスカートや
ワンピースなど
下の別生地が覗くような
デザインを作って来たけれど
そこまでは考えつかなかった
アイデアが秀逸で
チャレンジ出来るなら
ぜひ
の気分になり
さらには
今回採用にならなかった
生地での製作と
もっと先の製作依頼まで
したためてあり
もう
有り難い
って言葉では
表現し尽くせないほどで
ふんわりと
暖かく包み込まれるような
とてつもない安心感を
いただけた気がしたのだった
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オーダーの件は
方向性がかたまり
次の展開は
送ったあれこれが
返送されてから
となり
今のうちに
ゆっくりしとこ
と昨日は温泉へ
ずっと休館してた施設が
きっと開くだろうと
昼前に着いて
独り酒宴の構え
気温は高かったけど
風が気持ちよく
抜けるような青空に
花の綿毛と
トンボが飛んで
音楽を流しながら
すると
もうとてつもなく
心が開放され
ひらひらとくるくると
自分も舞うような
軽やかな気分で
勿論
温泉も良くて
雰囲気では
滝の温泉が優るんだけど
湯温が高すぎるので
そういう意味では
気が済むまで
たっぷり浸かれた
さあて
すっかり
リフレッシュ出来たし
これからまた
やるぞー
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突然出てきた
複雑性ＰＴＳＤ
って言葉を
知らなかったので
ちょっと調べてみた
逃れることが
困難な状況で
長期間・反復的に
著しい脅威や恐怖を
もたらす出来事に
晒された後に出現する
らしいわ
どんな出来事が
その症状を
もたらす原因になったか
ってーと
大方の記事が
あの借金問題絡みの
誹謗中傷のせいにしてる
でもさ
一般人みたいに
ＳＮＳで直接揶揄される
ワケではないだろうし
エゴサとか
自分から積極的に
世間の反応を収集すんのかな
勿論
スマホ位持ってるだろうから
拾おうと思えば
出来るかもしれないけど
あの長々とした
借金弁明論文に協力し
希望を託してたとすれば
そりゃやっぱり
親の存在が
大きいと思うわ
世間の声を聞くまでもなく
普通の親の感覚なら
母親だけじゃなく
婿になるオトコの人間性を
疑いたくなるもん
だからこそ
時間を掛けて
ジワジワとコンコンと
気持ちを変えて貰おうと
娘と対話を重ねたに違いない
そしてそれは娘にとって
真綿で首を絞められるような
苦しい時間でしかなかった
そうして
希望を通してあげること
が対処法の症状を得て
晴れて王子様の元へ
と
ここまで考えると
コトは単純に
子離れ親離れ物語の様相を
呈してるんだけど
これからの姫が
その秘めたポテンシャルを
ポジティブな方向に発揮して
自立されることを
心から応援しています
+++++++++++++++++++++++++
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オーダーの件で
メールのやり取りが
続いていた
サイズの細かいとことか
いろいろと詰めて
確認し直し
をやっていたんだけど
直接お会い出来れば
簡単な内容も
文章ではややこしく
とうとう
電話しちゃった
そんで
ダダーっと
確認ポイントを話し
肝心の予定日も尋ねたら
ちょっと余裕があるので
かなりホッとして
聞かれるままに
パートの内容とか
引っ越しするかもしれない
ってコトまで
まんま女子トーク
みたいな感じで
お陰で
完成への図が
一気に見えた気がしたし
何よりも
楽しかったよお
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