ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2008年09月30日(火) アジア工賃

人生を通じて
およそ縁のなかった
ウエディングドレスというものが
今やオーダーでも
スーツ並みの価格で
注文できる所があると知った

たまたま
オーダーする人がいて
一緒に採寸などし
実に沢山ある画像を眺めた
縫製は海外に出す
と言う記述を読んで
当たり前だろうなと思ったが
まったく恐るべしである

生地が化繊か絹かどうかなんて
見かけが良ければいいし
どうせ誰も
そんなコト気にしちゃいない
だからなるべく安く上げて
その分他にお金を掛けられれば
いいに決まっている

はー
別にわをんで
競合しようとは思っちゃいないが
この価格崩壊の仕組みに
あらゆる産業がヤラれていて
結局そういうものを選択する消費者は
自分で自分の首を
廻り回って絞めている
ことにはならないのだろうか

まあいいや
ボヤくより
自分がまず
アジア工賃よりも
価値のあるシゴト
できるようにならなきゃだしね



2008年09月28日(日) トルソーペア

昨日
メンズの販売を待っている
というメールをもらった

実は
先日縫ったシャツで
かなりいい感触を得て
それで初めて
オーダーも受けられる
と思ったワケなのだけど
サイトで販売するにしても
パンフレットを作るにしても
ひとつ問題があった

それは
画像をどう撮るかということ

吊り画像だけでなく
着た雰囲気が判るように
となると
一番現実的なのは
息子にモデルを頼み
顔出しなしってことでアップ
なのだが
快くOKしてくれるとも思えず

かといって
女性用も吊り画像だけにして
イメージを合わせる
というワケには
今更行かないし
どうしたもんだろう
というのが
今後の懸案事項ではあった

でもどっちにしろ
まだまだ先のこと
と思っていた今日
偶然行ったリサイクルショップに
男性用のボディが
どうだ
と言わんばかりに
直立しているでわないか

見つけた友人が
その時何と言ったか
はっきりとは覚えていない位
ちょっと高い場所にあるそれに
眼が吸い寄せられて
一瞬思考が停止した

実は先週も同じ店に来ているのだが
それが置いてあった二階には
上がらずに帰ったので
その時から居たのかどうかは知らない
どっちにしろ
今日でなければ
着目しなかったのは確かだ

んで結局それは
神様に動かされて
わたしをそこに連れて行った友人に
お願いして買ってもらい
無事に今ようやく出逢った
ふたつのトルソーは
仲良く玄関の上がりかまちに
寄り添って並んでいるのだった



2008年09月27日(土) わをんの宣伝企画

昨日の作業で
企画書もそうだが
チラシなどのように
手にとって見て
きちんと内容の判るものがある
って大事だなと思った

翻ってリメイクは
チラシを作ろうと考えていたけど
ただ文字よりも
現物画像があった方が
もっとリアルに伝わるはずだ

これまで
オーダーをいただいた客層は
ネットなんて見ないのは明らかで
少し年輩で生活に余裕があって
既にいろいろなファッションを変遷し
だからこそ
着物で服をと思える人たち

印刷はお金が掛かるので
せめてカラーでプリントして
こういうのができます的な
オーダーの参考になる
パンフレットがあったらいいな

ちょっと
簡単にはできないが
どうせチラシを作るなら
二本立てで
そういう事も視野に入れて
使い分けするってのはどうだろう

まあ
個人事業のわをん的には
企画書なんていらなくて
考えていいと思えたら
実行するだけなので
あとは腰を据えて
やるしかないのだ

よおし
頭を切り替えて縫おう



2008年09月26日(金) 企画書

ばかだな
これだけはしない
と思っていたのに
シゴトを家に持って帰った
何かと言えば
プレゼンのための企画書

別にこれまでも
会議の場を通さずに
勝手に決まったことなんて
山程あるけれど
一応前例のない試みなので
きちんと必然性を納得させられる
企画でなければならない

本当はやりかけて
やっぱり時間中に
何とかできないかな
とも考えたけれど
文章を打ってみて初めて
これはそんな片手間じゃ
到底終わらないと気づいた

ひとしきり
論文形式で打った後
それではややこし過ぎて
会社のメンバーが
まともに読んでくれるとは思えず
箇条書きに変更してまとめ直し

具体的な内容のとこは特に
チラシにそのまま載せられるように
若い人にもアピールするように
かなり遊んで弾けた
突っ込みどころは沢山あるが
細かいところは
相談して修正することに

んでようやく夜中になってひと段落
今日はリメイクのリの字もなく
あーわたしったらいったい
何をやっているんだろう
でも楽しいからまあいいか



2008年09月25日(木) 新たな企み

リメイクで
一皮剥けた
と思ったら
なんか知らないけど
バイト先でも展開が

いろいろあって
先行きの不透明さが
さらに怪しく揺らぐこの頃
社内でも
諦めムードがひたひた
だったはずなのだが

きっかけは
以前からあった
お客さんのニーズ
社内に受け皿がないので
他所を紹介する
という
悔しいコトを繰り返していた

みすみす逃すのじゃなく
なんとかできないか
という声は上げていたが
なかなか形にはならずにいた

んで
その形とは
ステレオタイプな
よくあるものだったのだが
昨日連続してやってきた
お客さんとの話しでふと思った
もっと敷居の低いのは
できないのだろうかと

んで今朝
若いコと3人で
その話しをしたら
だったら適任がいる
となり
具体的な細部のイメージが
とんとんと湧いてきて
いきなりエイエイオーッ

創造的にシゴトしなくて
なんの人生か
いつまでも同じことを
繰り返しているワケに行かないのだ
ここでしかできないことをやろうと
怒涛の勢い

小さな一歩だけど
その先には
楽しい企画がいっぱい待っている
ただそれだけじゃ終わらせたくない
この片隅の田舎を
もう少し面白くしたい



2008年09月23日(火) 想いを縫う

リメイクを始めて
売ることを前提にするからこそ
縫い続けて来られたけれど
いつも
本当は売らずに済んだら
どんなにいいだろう
という気持ちがあった

沢山の着物を知るにつれ
他人がつけた価値や
名の通った生地に関わらず
得がたいひとつひとつが
手元から離れることを
心からはよしとしていない自分がいた

縫ってしまえばそれは尚更
どんな値段をつけても
お金とは換えられないものになり
売れた傍から
嬉しい気持ちと
大切なものを失った気持ちが
いつも相反していたのだ

眠っている着物を使う
という当初の目的も
縫うために着物を選ぶようになり
本末転倒になっていく
もっと数を縫うということは
鶴が自分の羽を抜いて機を織るごとく
身を切るような行為なのだ

けれど
ようやく
そんな矛盾がクリアになる

夕べ早速
春のコートの型紙を作りながら
あの濃紺の色の素敵さと
鎖骨が覗く襟元のラインを
まざまざと思い出していた
同じ生地では二度と作れないけれど
同じことは二度と繰り返さない

縫うことで
自分が豊かになり
他人をも豊かにする
これから縫うものは
自分への投資であり蓄積であり
失われることのない
大切な想いの表現なのだ



2008年09月22日(月) オシゴト的ビジョン

シャツは昨日縫い上がった

進むべきところに向かって
きちんと過程を踏んで
ただ手を動かすことを考えた
余計なことは
頭から追い出して
オモシロさなんて求めずに

なのに
縫い上がった後の
ふつふつと湧き上がる
このヨロコビと充実感はどうだ
自由に縫って
いつが終わりとも知れない
ぐるぐるなやり方を
ひょっとしたら上回っている

あれれ
いったい
何がどうしたと言うんだろう
同じように型紙を作って
縫ったことだって
これまで何度もあったのに
おかしいぞ

たぶんこれって
仕事の悦びだ
好きとか嫌いとか
その他に
自分を甘やかすいい訳が
一切通用しない所で頑張った
あの感覚と一緒だ

ようやく
わたしもオトナに
なれたかもしれない
いや
このカンジで
きちんとやっていけるなら
それがきっと
大人ってもんだろう

今なら
やった方がいい
と思いながら
できなかったことを
やれるかもしれないぞ
ふとそんな気がした

まずは
これまでに作ったものを
型紙化する
そして
一生手元から離したくない
貴重な大好きな布たちで
サンプル兼自分用を作る

お客さんにはそれを見ていただいて
その上で手持ちの着物で
リメイク服を製作させてもらう
以前はまだ
そんな準備ができていなくて
次が繋がらずにいたのだ

あー
少しずつ種類を増やして
メンズも増やして
そうして
小さなチラシを作って配る
きちんと顔を合わせて
誤解のないように
コミュニケーションを取りながら
最後に着てもらった姿も見たい

この地域の
埋もれた着物に
陽の光を当てたい
お店じゃお眼に掛かれない
普段に着られていた
素敵な着物と
もっともっと出合いたい



2008年09月21日(日) 終わらない勉強

初めてのメンズシャツには
初めての試みがある

袖口がボタン留め
になるのだけれど
その開き部分は
袖本体にも繋がって切れ込んで
切れ込みはパイピングで蔽う

ほんの小さなテクなのだけど
知っているのは
パイピングではなく
縫い代がそのまま折り込まれるか
さらに上に共布を乗せて
そこにもボタンがついている形

んで
その切れ込みの少し脇に
タック取りが入る
縫い代を利用して入れるなら
タックの位置は
もう少しズレるか
袖の接ぎ位置の方を
ずらす必要がある

そういう小さな違いが
着心地に反映するのかは
出来上がって着てみないと
何とも言えないのだが
知っていて変更するのと
知らずに縫いやすい
簡単な方法で済ませる
のとは雲泥の差がある

思えば
どんな過程も結局
そういうことの繰り返しで
縫い方にしても
いくつかの方法を比べながら
ある時は正統派で
ある時は超邪道でやってきた

けれどそれでもまだまだ
初めてのことが満載で
経験した試みだったとしても
生地感が変わるだけで
またいちからの出直し
になったりする

これって
なんだか子育てにも似て
永久に終わらない勉強
のようにも思える



2008年09月20日(土) 荒ぶる馬

縫いが止まる時の
原因はなにか
縫いながら
考えていたこの頃

扱いづらい布や
イメージどおりに行かなかった箇所
そういう時に湧き上がる
マイナスの感情
結構それに引っ張られて
グダグダと失速する

反対に
サクサク縫えているとき
プラスの感情で
イケイケになっているのは
一見いいのかもしれないが
それに依っている限りは
同じレベルのマイナスにも
影響されてしまうってことだ

感じながらも乱されまい
そう意識し始めたとたん
外的な要素が
何で今起きるか
という
見事なタイミングで襲い
また翻弄される自分がいる

んで夕べの夢

沢山の奔馬に
何人もの男達が飛び乗って
制御しながらどこかへ
連れて行こうという場面
木のゲートの上で
一頭の馬を見定めて
さあという意気込みのわたし

スコンと逃して
見事においてきぼり
自由に跳ねる馬に乗るのは
そうたやすいことではなかった
けれどもその後で
ひとりがその馬の名前を
教えてくれた
そして
あれはいい馬だよと

わたしが乗りこなすべき荒馬は
きちんと馴らせば
最高の相棒になるのだ
しかも既に名前がついている
そう
現の世界では
感情と呼ぶ
このややこしく荒ぶるものと
それはきっと同義語なのだ



2008年09月17日(水) 初めてのメンズ

久々新作アップのあとは
画像を撮っていて
気になったところを縫い直し
それから
市販のズボンが裂けたと言うので
友人から預かってそれもお直し

んで
それらを終えたら
なんかトントンと
いいカンジで
縫い意欲が盛り上がり
アップ前から予定していた
次作に取り掛かる

とは言っても
まだ売り物ではないのだが
初めてのメンズにトライ

男物はたぶん
肩がきちんと決まっていないと
フェミニンになってしまうと思い
まずは型紙作りから
参考にする実物のサイズを測って
一部に変更を加えた

生地は男物の羽織
この家で見つけた時から
ずうっとイメージにあったシャツを
すぐにでも出来そうな気がしていたのに
7年も経ってようやく
取り掛かることになる

本藍染めの濃さが違う糸で
細い縞柄が織り出された
少し薄手の絹
ほとんど無地のような印象で
節が所々にあって
上品すぎないのがいい

第一印象の素敵さは
少しも減じていない
ばかりか
それが藍染かどうかが
今ならきちんと解り
沢山の絹を見てきた後は
殊更他にはない生地だと思える

今でよかった
数作ることができなかった分
違うことの蓄積は
しっかりと
わたしの中にあるのだろう



2008年09月15日(月) 集積への希求

久々の連休

春に更新したとき
今年は
コンスタントに縫って
サクサク更新だー
とか思っていたのに
随分時間が掛かってしまった

以前より
もっと
時間が自由にならなくなって
掛ける負荷はマックスで
でも
この状況で製作できなければ
たぶんわたしは
自分のコトを好きでいられない

目の前のひとつを仕上げる
そのことの繰り返しでしか
数は上がって行かない
もう
周辺の物語を探ったり
起きたことに対して
何か意味を付加したり
そういうことで
時間を浪費していては進めない

一歩一歩の先に
いつか
パイプハンガーにずらっと並び
遠くから見れば
なんだか布のカタマリがあるような
そういう風景が待っている

ひとつの服の過程や格闘を
忘れてしまう位たくさんの
ただ成したことの集積を
まとめてこの目で
見てみたいと思うのだ



2008年09月09日(火) 好きな人の隣

例えば
密かに想うひとがいて
何人ものグループで
食事とかに行く時
座る場所を選べるとしたら
どこに座るだろうか

なんか話の流れで
そんなことを
ある人に聞いてみた
勿論
少し離れた場所なんて論外で
向かい側か隣か
という二者択一

彼女は迷わず

と答えた
曰く
向かい側は恥ずかしすぎる
というのだった

確かに
自分だけが意識していて
相手は全く気づいていない時
正面からその人と眼を合わせ
会話を交わすというのは
かなりハードルが高いかもしれない

けれども

隣っていうのも
それはそれですごい
だってたぶん
オーラレベルでは
ふたりはクロスしていて
話そうと思ったら
テーブルの反対側にいるより
遥かに間近なのだ

しかも
すいっと隣に座るのは
その瞬間
かなりの勇気が必要と思われ
恥ずかしいというコトバは
そういう行為の方に
当てはまるのでは
とか
言わなかったけど本人には

まあ要するに
真正面から向き合って
値踏みされるのじゃなく
まだひとりで大切に温めていたい
恋の初めのオトメ心
ってワケなのかもしれないが

ふたりが作る
関係性の段階としては
隣はもっと先に
とっておくってのも
大切な温め方なのだろうし
さて
あなたはどちらを選ぶ?



2008年09月08日(月) 爽やかな動き

今日から
バイト先では
外側に足場を組んでの
補修作業が始まった

んでいつも
建物の脇に置いている自転車を
細い路地の反対側に寄せておいて
それで大丈夫かな
と思ったら
帰ろうとした時には
材料で道が塞がっていた

作業のお兄さん達に
取らせてくださいね
と声を掛けると
そういうつもりではなかったのに
出しましょうと
ふたりがひょいっと
持ち上げてくれた

それはあまりに瞬時のことで
こういう時はこうすべき
とかの判断じゃなく
なんつーか
日頃染み付いている
って感じの動きで
すごく爽やかだった

おばさんは
いたく感激したワケなのだが
思い返してみると
彼らはあの時
自転車の脇の壁に貼ってあった
ポスターを見ていた気がする

これはひょっとしたら
新しいお客さん開拓かもしれないぞ
作業はしばらく続くらしいので
ちょっとそんな絡みも
心しておこうかなっと



2008年09月07日(日) 小さな幸運

一見すると
よくないことのようで
ただオタオタするばかりで
手を拱いている自分
が嫌だった

けれども
そのお陰で
もっと大変な
難を逃れたことが判り
クロスしなかった
ふたつの時系列に
後からホッと
胸を撫で下ろした

いやまったく
最初からそれが判っていたら
もっと気楽に
どんと構えていられたのに
もがいた自分が
哀しいやら可笑しいやら

きっと
似たようなことは
人生で山ほどあって
自分の想像する断崖とは
別のところにそれはあって
気づかないうちに
回避していたりするのかも

だからって
ワケもなく楽観はできないから
ただ目の前のことに
格闘するしかないのだけれど
ややこしい形で訪れた
その小さな幸運に
ふっと力が抜けたのだった



2008年09月03日(水) 審美眼の価値

残念
お気に入りだった
ネットショップが
突然の休業宣言

画像のセンスといい
ページの作りといい
誠実さと
扱っているモノへの
丁寧さが伝わってきて
いろんな刺激をもらっていた

そこから購入した
古物たちは
今では
縫い部屋には欠かせない
大切な什器となって
わたしの服づくりを
支えてくれている

そこを見つけてからは
少しでも安くと
オークションを覗くことはなくなり
少々高くても
それをチョイスした審美眼に
お金を払おうと思うようになった

ただ古いもの
がいいのではなく
その古さに埋もれてしまわずに
引きだされた清潔感に
わたしは魅力を感じていた

それはけっして
骨董的価値とイコールではなく
提案する人の
浄化の力量に掛かっていて
作り変えるワケではないから
リメイクなんかより
遥かに大変かもしれないのだ

自分で掘り出すのもいいが
そうやって
誰かが力を尽くしたものを買う
それはなかなか有難く
お金を払うことの意味を
殊更に感じさせてくれたのだったが



2008年09月02日(火) 古いギター

うちには今
ギターに夢中なヤツがいて
他のことはともかく
それだけは毎日
真面目に練習している

元はといえば
この家にあった
古いアコギを直してくれ
と言うところから始まった

それはハミングバードモデルで
勿論オリジナルのギブソン
ではないのだが
残念ながら絵の描かれた
ピックガードは
剥がれてはいないものの
中央に向かって膨らんでいた

リペアに出したが
結局それは元には戻らず
別のガードに変えようかと
結論を保留したままなのだが
それを待つ間に
友人からミニギターと
古いモーリスを借り
ネットで安いエレキセットまで購入

んで
錆びたまま使っていた
モーリスの弦を
ずうっと言われていたので
今日ようやく張り替えたワケなのだが
いやーもうその音ったら
驚くほど全然違う
まるで突然上達したみたいに
美しくよく響くのだ

傷だらけにはなっていたが
もともとのギターだって
けっして悪くはない音だったのだけど
弾いた本人もビックリ
これでますます
熱中ぶりに拍車が掛かることだろう

こうなったら
預けてあるのは
黒のピックガードに替えてもらって
リスの絵でも描くってのはどうだろう
それはそれで
リメイクの新分野開拓
ってことでひとつ



2008年09月01日(月) いちじくの味

冷蔵庫に
高そうないちじくがあった
スーパーで見かけて
もう出ているじゃん
と喜んで
ムスコが買ったらしい

次の日には
バイト先で使っているという
カスタードクリームの素
牛乳を入れるだけで簡単に出来る
業務用の1キロがどーんと

なので
いちじくをキャラメリーゼし
バニラアイスと
そのクリームを添えて
デザートの宴を催した

それぞれがそれぞれの食材を
勝手にスプーンで盛り合わせ
口ぐちに感想を言いながら
いちじくの種のぷちぷちと
仄かなシナモンみたいな香りを堪能

やっぱりいちじくは
火を通すと
まるで別物みたいに美味しくなるので
今度はクランブルかタルトかと
食いしん坊ワールド全開で
またのお楽しみを想像したのだった


 < 過去  目次  未来 >


ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

My追加