愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2007年03月30日(金) 何も選べない

 目の前にチョコレートケーキとチーズケーキがあって「どっちか食べていいよ」って言われたら、私には「チョコレート」か「チーズ」という選択は困難で、「どちらも食べる」か「どちらも食べない」しかないんです。そのケーキが2個から5個、10個になっても、全部食べるか全く食べないしかない。食べ物に限らず、そういう感じですね。優柔不断だから選べないっていうのもあるんですが、選んだあとのことを考えすぎるから選べない。損したくない、後悔したくない、責任をおいたくない。だから何も選ばないように選ばなくてすむように暮らしているつもりなんですけど、そんな自分は損をしてる、後悔している、逃げれば逃げるほど責任は重くなってくように感じます。でもやっぱり選べないし選ばないし、つまりそういう生き方を選んでいるんだなあ。とまあ相変わらず陰鬱なことを考えていますが、部屋が片付いてるのでそこまで落ち込まないですんでま〜す。やっぱし家ん中がすっきりしてるのはいいよ。だから、暗い人には掃除をおすすめしますヨ。気持ちが塞ぎすぎて掃除なんかできねーよー(怒)(痔)って人もおろうが、私もまさにそんなかんじだったけどそこをなんとか無理矢理始めて見たらこれがけっこう楽しい。物を捨てるのが愉快になってきましたよ。でも捨てるのって選択じゃないですか。いるもの・いらないものって分けなければならない。私にはそれがとてつもなく困難(というか無理)に感じられるし、苦しいけど、困難だから、苦痛だから、だからもうあんまし考えず、とりあえず捨てる! 迷ったら捨てる。深く考えず捨てる。思い出の品とかも捨てる。特に捨てる。使ってないものは捨てる。そいだら、棚も机も押入れもすっきり。前は本棚なんか大変なことになっていて、ダメもう本棚潰れる、地震もないのに倒れてきそー的な状態だったのに、今はガラガラですもん。気持ちが混沌としてきたとき、ガラガラな本棚見ると落ち着きます。過食もやっとこ治まってきたよ。ていうか過食気味ではあるんですけど、食欲はあっても以前みたいな切迫感や焦燥感はないんです。吐くことを前提で食べたりもなくなりました。なくなってるというか、ここんとこはおさまってるってだけですけど。とか言ってたら何か食べたくなってきた(笑)目の前にチョコレートケーキとチーズケーキがあって「どっちか食べていいよ」って言われたとき、誰かが一緒にいてくれて、その人が好きなほうを選んでくれたらいいのになあ。そしたらもう一方を私が選んで、めでたしめでたし。「どっちがいい?」って聞かれて「どっちでもいいよ」と他人に選択を委ねるばかりです。ずーっと昔は、周りに遠慮してたのかもしれないし、心からどっちでもよかったのかもしれない。でも今は、本当に選べんの。どっちがいいか、分からなくなってしまいました。


2007年03月25日(日)

 いやーびっくりした。空恐ろしくてずっと避けていた体重計に乗ってみたんですよ、さっき。そしたら去年の健康診断時(8月)より10キロ近く増えてましたよ。まあ正確には9.4kgですから小数点以下を四捨五入すれば9キロ増ですけど、もうあれだろ、10キロでいいだろ。いいだろってそんな。いいわけないだろ(怒)と怒ってみたところでなー、完全に自業自得(過食)だからなー。でもまあ8月頃といえば、健康おたくが高じて逆に病的というか、特に食べることに関してストイックになり過ぎてちょっと体重が落ちてた時期だったので、まあ…、でもそれにしても増えすぎですね。半年ちょっとのあいだでそんだけ増えるのは不健康だよ。どーりで会社の制服がとてもきつくなるわけだ。というかきつくなる程度ですんでるのが不思議なくらいですよ。よく着れるよな(素)それにしても、あんだけ健康に気遣ってたのに、いったいいつのまにどうでもよくなったんでしょうか。反動なんだろうなあ。あーほんと極端だなあ。反動だから仕方ないか。抑圧・反動・脱力・抑圧・反動・脱力って繰り返している気がしますね。抑圧期には「自分を抑圧してる」なんて全然思ってなくて、「私はうまくやってる」という充足感すら感じてるんですよ。反動と思われる波がきて初めて「あー自分は無理してたんだなー」と気付いて自己嫌悪に陥って「よし、これからは楽に生きよう!」と前向きになったり「あーやっぱ無理。無理すぎる」と後ろ向きになったりを繰り返し繰り返し繰り返すことに疲れて脱力放心。でもいつまでもぼんにゃりしてたらいかんという焦燥感がじりじりと押し寄せてきて、ちゃんとしようと思って抑圧期に突入、的な。もうほんとうに己のバランスの悪さには、嫌気が差したり気味が悪かったりを通り越していっそ他人事のように感心したりなどもしてたんですが普通に不安になってきました。バスタブに浸かってボーっとしてたらいきなり不安になってきた。あまりの不安に、もう寝る時間なのにたまらず日記を書いてしまいましたよ。…ってしょーもな〜! もういい。もういいよこんな内省は。お腹いっぱいです。とまあ文章にしてるうちに我に返れるから日記っていいネ! ネッ! でもほんと、こうやってパソコンに向かえるようになってよかったと思います。


2007年03月21日(水) ソウジ、俺、ずっと、おまえのこと、(かまめしどんに似てると思っていたんだ)

 いや、ほんとどうもすんません。そんでありがとうございます。あたたかいお言葉、うれしゅうございます。週一ペースでやっていきとうございます。または月一…、か隔月か…。ああっ、志が低い! そんなわけで、今はそんなかんじですが、最終的には「基本毎日」みたいなペースにしたいね。日記だしね。基本は毎日でしょ☆彡とかぬかしてたらエンマさまに舌を抜かれたりキーを打つ指をちぎりとられたり上履きを隠されたり机の中に(こぼれた牛乳を拭いたために)濡れた雑巾を入れられたあげく「お前、雑巾くさいんだよ! こぼれた牛乳を拭いたために濡れた雑巾くさいんだよ! つまりお前の血はこぼれた牛乳を拭いたために濡れた雑巾のしぼり汁なのだということになると思うんですよ」などと罵られ、カッとなって我を失ったボクは君の白く細い首を…ということにもなりかねないのでまあその月二くらいでという意気込み加減です♪でもまあ日記は日記として…、こ・更新を…って…更新!? あ、あまりに久しい響きすぎて恐ろしさを超えていっそ普通に新鮮ですよ。超新鮮。フレッシュ! まあそんなわけで、4月から新生活とかに入る人はがんばってください!
 小学校時代から見てて今は高校生です、というメッセージをお二人からいただいたんですけど、お…おおおお、ま、まじですかー! いやーなんというかどうもどうも、ありがとうございます、そして長い間見守ってくださってるにも関わらずアレですんません! いつのまにやらけっこーな年月が経過していたのだな…。そういや最初のサイト開いた頃(げんすい2の赤青サイトだったヨ〜ン^▼^)は私も小学生だったなー。19でしたけどね。19歳の小学生だったんですよ、うん。…あれ? 20か? 20だったかもしれん。ハタチの小学生だったのかもしれん。まあそんなことはどうでも…どうでもよくない…! いやーほんと長い間サイトやってる(やってはいないですな。止まってるから持ってるだけ、だ…)なー。いいかげんもうちょっとまともに…。うん、来年から! (出たーー)
 ところでちょっとあなた、聞いてくださいよ、私の部屋、ここ5年ほどのあいだで今一番片付いてるんですよ。クローゼットの中以外。ほんと整頓されてるんですよ。クローゼットの中以外はネ。いやーすっきり! あんまり無駄がない! おっとクローゼットは開けないで! 開けたが最後、あなたのドッペルゲンガーとご対面するはめになりますよ。まあそんなわけで、まだまだ掃除の余地ありまくりな状態ですが、一ヶ月前と比較したらほんとすっきりしたの。もう全然違う。以前の状態が魔窟だとしたら、今はただの窟くらい違う。ヤッター、悪魔退散したよー、おらたちの村に平和が訪れたよー。まあ退散したと見せかけてクローゼットの中に潜んでるんですけどね。そんで人が弱ってるとこを見計らって飛び出てきて息の根止めようとするんですけどね(ぜんぜん平和じゃない)でもいいですよー、掃除ー、いい、すごくいい、ソウジ、おまえサイコーだよ…。掃除してると、ちょっとへこんだり色々へこんだり相当へこんだりもう自分が情けなさ過ぎて泣きそうになったりとかしますけど(どんだけへこむんだ)、こうやって自分と向かい合うのはいいです。なんといっても、いい結果が出る(最終的には以前よりは部屋がすっきりする)のがうれしいです。励みになります。って、うーん、そうじ力の本に書いてたとおりです。のせられてよかったー。ていうかボンニャリとした不安定な気持ちのときに読んだのがその本でよかったです。そうじでよかったよ。何かまがまがしいかんじのものに感化されなくてよかった(素)


2007年03月17日(土) ナンもいいけどライスもね!!

 よし、もう、あれだ、毎日日記を書こう! い、いや毎日は無理だな、うん、じゃー、そう、いちんちおきくらいで、ね、…いや、それも無理だよね、いや物理的には全然無理じゃないんですけど心理的にね。そんなわけで週一くらいで日記書いちゃうゾー(^象^)丿って割と心に決めてたんですけど気付けば三月です。そんなわけで闇の国からコンニチワン! モグモグで〜す! ああっ、目の前が暗い! あなたの目の前も暗くなったらいいのになあ…^^と呪いをかけてみる。でももーほとんど見てる人もいないだろーからこれはワイの一人芝居や。ていうかずっと前からっていうか最初っからていうかそもそも生まれたときから一人芝居なんですよ全体的に全面的に。ワイだけやない…みんなそうなんやで…(はいはい)それにしても暗いです。そうじ力の本読んで、ヨッシャ〜☆彡てな具合に始めたのはいいものの、問答無用で舞い散る埃、開かずの扉からは「おぬし、よくも開けおったな…!」と呪わんばかりの毒オーラが放たれ、片付けようとすればするほど散らかるのはなんで。なんでなんですか。なんなんですか。ナンなんですか? ナンおいしい。ここは地獄か。私の部屋は魔の巣窟か。なんとおそろしい。このような部屋に住まっておったのでは心身が蝕まれて当然と言えよう。ナンはおいしいけど。まあ食べたことないんですけど。
(中略)
 色々あったけど、そこそこ片付きましたよ。相当すっきりしましたよ。心が。でも埃のせいなのかかぶれが出てきたよ。あほですね。そしてナンを食べたことがないというのは嘘だよ。このようにたまに心底どうでもいい嘘を吐く人いませんか。何故そこでそのような虚偽を盛り込むのか全然分からんよという。そういう虚偽に出会うと「なんのつもりなんだろう」と普通に思うんですが、きっとなんのつもりもないのだろうと思います。実際に「なんでそんなどうでもいい嘘を吐くのですか(素)」と本人に聞いたことがあり、「えっ。こういうのは嘘とは言わないでしょう」と返されましたが、嘘じゃないなら冗談なのか。冗談にしては面白味がないというか「面白くしよう」という意思が全く感じられないではないか。と言ったところで、例(ナン)が悪いからいまいち伝わらないと思いますv
 全然話変わりますけど、さくらん観ました。ああいう花魁ネタ映画を観ても好きキャラに置き換える欲求が起こらない己のなんという空虚さよ。つらいときもうれしいときも、いつもアナタと共にあり、アナタのことを考えない日はなかった。眠りにつく前、布団の中でアナタへと思い馳せ思い巡らす時間は幸せだったが、あまりにも当たり前のことでそれが幸せだという認識はなかった。通販サイトを夜通し血眼で「なんかいいのないか」と探し回ってるとき、たんまり夕飯食べてもう満腹なのに「なんか食べ物ないんか」と冷蔵庫を覗き込むとき、あとまあいろんなとき、カフェ巡りに熱心になったりミステリ読み漁ったりしてるときふと我に返って、今自分はほんとにこれがしたくてこれをしてんのかと不安になる…アナタを失ったさみしさを、他の何かでまぎらわせているのではないかという不安…(アナタ=ホモパロ)ってアーひま人! なんかもーつくづくひまだな私って…と日記を書きつつ思ったけどまあそれは置いといて、あれだ、服飾とかスイーツとかいらんから。いや、いるけど、いるけどほんのちょっとでいいから。私はもっと素晴らしいものを知っている。私は私をもっと幸福にしてくれるものを知っている。ホモパロ…萌え…それがないと現実感が希薄になる。非現実がないと現実感が得られないんだよー。繋がってる感じが曖昧になるよー。足と地面が、心と体が、世界と己がー。とか言ってますけど元気です。

※さんざん弱音とか吐いたあとでも「とか言ってますけど元気です」ってまとめておけばとりあえず大丈夫です。自分的には大丈夫です。大丈夫的です。「とか言ってますけど元気です。…多分」と「多分」をプラスすると一気に元気感が薄れますので、言い訳しつつも構ってオーラを出したいという欲張りな方は「多分」をつけるがいいです。


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