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日曜日。すずしいので。 2003年08月24日(日)

今から走っていったら
君に会えるのかもしれない

そうしたら
君は
いつもどーりの調子で
あいさつとか
すんのかな

この風に乗って
飛んでいけねえのかな

そういえば今日は
誰かと出かける
とか言ってたっけ
その誰か

僕は
知っているけどもさあ

それでも
会いに行きたいんだなあ

そんで
結局
だっしゅで帰ってきたく
なるとしてもさ

あーあ

どうせ
僕は
このまま
昼寝でもするんだけどね

あしたになって
きもちが
かわってしまえばいいのに

そう思う
君に思う

すげえ
思う




風邪をひいた日 2003年08月15日(金)

雨の日にも
鳥は鳴くものなのか
私はひどく咳きこんで
じっと外を見た
窓枠は冷たくて
私の体をもっと冷やす
鳥は見えない
こんな私に誰か気付けば
と少し思うけど
やっぱり
誰も気付かなければいい
と思い直す
あの人のこと
すごく好きなのに
あの人はきっと
こんな私を好きでないから
あの人は
表面の私しか
好きでないだろうから
額を窓に当てたら
とても気持ちよかった
どうやら熱も出たみたいだ

あー痛い

ティッシュはどこいった
薬はどこだ




シャベル 2003年08月14日(木)

たぶん
外が曇りでも
世界はそんな変わんなくて

変わるのは
僕で
変えるのが
僕だ

急ぎ足のちーちゃんは
足も速かった
なんてことを
思い出す

ザクザク
ザクザク
ザクザク

穴を掘るにも
このへんには
土がないや

ザクザク
ザクザク
ザクザク

雲を掘れたら
どんなにいいだろうね

急ぎ足のちーちゃんは
生きるのも急ぎ足だった
なんてことも
考えてみる

僕はよく
のろまだ
って怒られたっけ

僕はここに
ちーちゃんが走ってくると
信じてたんだけどな

カツカツ
カツカツ
カツカツ

100円のシャベルで
コンクリートを掘ろうとしたって
何も出てきやしない




歌えない鳥の終末の歌 2003年08月09日(土)

言葉を束ねてみたって
もしかしたら
ウタには
ならないのかもしれない

ふと気付くのは
台風のせいかもしれない

冷たい空気が
半袖の隙間から
寒い

本当は
もう
歌えてないのかもしれない

むしろ

もう
歌おうとしていないのかもしれない

髪を結んで
少しだけ顔を
上げてしまったからかもしれない

切れない雲は
体を包み込んで
消してくれるだろうか

もう
この声は
ウタを

奏でないだろうか





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熊野ポーラ
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