徒然花茶
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2005年02月24日(木) ほれたはれたの黄八丈

とーっても魅力的なチラシを見ちゃって、気になる、気になる。
気になってぐるぐるしているのもアホらしいし、一度行けば気がすむし…たぶん。

で、昨日は暖かかったので、えいやっと横浜まで買物に出てみた。
目指すは閉店セール中の某大手百貨店の呉服売場。

混んでいることを覚悟していたのだけど思ったほどじゃなくて、
さらに呉服売場はスカスカだったのでゆっくり見られたのが嬉しい←店の人の意見は違うだろうけど。

女性は買い物が大好きだけど、こと着物となると値は張るし、実は結構嵩もある。
だからセールとはいえ、本当に長くつきあいたいものだけを吟味して(嘘、ほとんどが雷に打たれたような判断力で)買うようになってくる。
どこまでが値段の折り合いをつけるべきものか、だいたいわかるようになってくる。
もちろん、それまでにお金も遣うし、勉強もするのだけど。

一目ぼれしたのがチョコレート色にふくら雀模様の小紋。
でも私が欲しいのは普段着というか、ちょい着。

むーん…。

ふと、隣の陳列棚をみると気張らないで着られそうなチェックの反物が…。
甘いモカ茶地にからし色とくすんだ臙脂色と黒っぽい緑のチェック。
もう一本は阪神ファンなら喜びそうな、ほとんど黒に見える濃い茶に黄色のほそーいチェック。
広げてみると、なんと両方とも草木染黄八丈の文字がある。
前者は柔らかい雰囲気で、阪神ファン風は(?)きりっとした印象。
同じチェックでも印象はまるで違う。

さらに値札を見てびっくりした。
「かっ、買いますっ、これ買いますっ!」と即決したくなるお値段。

ピキーン! こ・れ・だっ。

残念ながら、きりっとした方は似合わないので、モカ茶色の方に決定。
現在お仕立て中です。


さて、とかげ体質は改善しつつあるけど、
いろいろなことが、なんだか、なんとなく、すっきりしないのである。
濃い霧の中にいるような……。
少し湿っている小麦粉の中に落ちたような……。

湿った小麦粉?
あー、ホワイトソース系のやさしい味が食べたい。
そだっ!
今夜は、昨夜『Matthew Catering』で見た「えびシチュー」にしよう。
玉ねぎと小麦粉でとろみのついた自家製クリームにエビの風味が溶け込んだシチューで、仕上げに焼いたお餅が入る…あ、よだれがっ。


■更新情報
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「凍える島」「ねむりねずみ」「散りしかたみに」近藤史恵
「警視庁草子」山田風太郎
一言覚書>「蒼き影のリリス-ブルー・ソルジャー」菊地秀行


2005年02月15日(火) 唐突ですが…トカゲだったのか?

バレンタインデーに焼いた、(なぜか)林檎と胡桃のケーキを、
「美味〜♪」
自画自賛して食べ過ぎたのは昨日の話。

今朝目が覚めたら11時近かった。

「目が溶ける!」とは、寝すぎたときに母に言われた言葉だけど、ほんとに溶けてしまうっと慌てて跳ね起きたら――身体が動かない。
なんとか起きたものの、もしや、鉛性のリュックでも背負っているのかもしれないと錯覚したいほど、とにかく身体が重い。おまけに寒い。

もしや熱があるんでは?

熱を測ったら


34.6度まで下がってた。


私の身体になにが起こったんだろう。
もしや、私は恒温動物だったのか?!


ちなみに林檎か胡桃のアレルギーってわけじゃないのは、今日残っていたケーキを食べて確認←美味であった。


2005年02月04日(金) ブラックホールから着物発掘

あっちこち小さな穴があいているんだけど、家にいるんだからいいや――気づかぬふりして着ていた普段着の着物を、あらためて陽にかざしてみたら、あっちにもこっちにも気がつかなかった穴ボコが…。

うーむ……。
臙脂色に薔薇の織り柄という珍しい柄なのでお気に入りなのだけど、祖母の若かりし頃の持ち物だけあって、さすがに寿命かもしれない。

でも、台所やったり、洗濯したり、仕事(図面描き)したり、裾を端折って風呂掃除までするための日常着はあまり持っていない。

そこでブラックホールを開いてみた。
このブラックホールの名は、専門用語で茶箱ともいう。
母や祖母や、ひょっとしたらもっと昔のものも混じっているかもしれない、つまり、なにが出てくるか分からないという禁断の玉手箱だ。

確か、もう自分の好みに合うものは引っぱり出して、残っているのは「あと20年もしたら着られるかもしれない」という地味目なものだけのはずだけど、ひょっとしたら……の皮算用。

妥協しつつ、発掘しましたとも!

深い緑の紬…。おまけに、ほとんど着ていないみたい。
やっぱりかなり地味目なので、半襟にちょっと明るめの色柄を持ってくればカナシクならない、かもしれない。
考えているのは明るめの臙脂色とか、金茶色。
さっそく半襟屋さんにネットで注文しちゃったけど……合うかなぁ。

基本的に半襟は白系のちりめんかふくれ織りを愛用しているので、色柄ものはちょっと楽しみ♪


穴ボコ着物は今度写真に撮っておこう。んでもって、たぶんもう少し着るな……。

だって、お気に入りなんだもん。


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「ニッポン泥棒」大沢在昌
「贋作天保六花撰(うそばっかり えどのはなし)」北原亞以子
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「ヤング・ヴァン・ヘルシング 1-2」井上雅彦

今月も吸血鬼月間継続中…になりそうな予感。


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