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2004年09月30日(木) 追悼 あとり硅子さん

さる7月6日に漫画家のあとり硅子さんがお亡くなりになられたと知り、驚きました。

久しぶりにコミックスのコーナーを覗いたら、あとりさんのコーナーが出来ていて、喜び勇んで見ていたら、
「あとり硅子のラスト・コミックス」 と帯の文字……。

えっ?

ラスト・コミックス??

なぜ???

家に戻って出版社のHPにいって、初めて訃報を知ったしだいです。
雑誌はほとんど読まないので、まるで知らなかったので、今になってショックを受けています。
そういえば、8月に『四ツ谷渋谷入谷雑司ケ谷!! 2』を買ってきたときもコーナーが出来ていたのだけど、最近ますます人気が出たんだなーと、大ボケこいていたのでした。


あとりさんの作品はデビューのころから読んでいるので、もう10年くらいになるでしょうか。
短編だけを描かれる漫画家さんですが、それだけに作品は秀逸で、人間に対する視線の優しさを感じさせる作家さんでした。
繊細でほんわり暖かい絵柄、まったりとしたユーモア、飄々とした雰囲気が大好きで、心が萎えていたるとき、気分がささくれているいるときなど、何度となく読み返しています。
私にとって元気づけてくれるビタミンのような存在でした。

確か、まだ30代のはず…、あまりにも早すぎる……。

あとりさんの心温まる作品と出会えたことを感謝し、心よりご冥福をお祈りいたします。


2004年09月29日(水) パーマンセットの思い出は…

今さらだけど、未成年者の凶悪事件が増えてます。
この頃じゃ中学生くらいじゃ驚かなくなってしまって(これもどうかと思うが)小学生までやり放題で、どうなっているんでしょう。
コワイなあ。

事件の度に矢面になるのがメディアのこと。
暴力的なものを小さい頃から見ていると、知らないうちに刷り込まれてしまうとか。
自分で経験していないから他人の痛みが分からないのだとか、人が死ぬことの意味が分からないのだろうとか、ゲームと勘違いしてしまうんだろうとか……。確かにゲームなら何度でもリセットできるけど。
でもさ、普通の神経だったらそんなこと絶対ねぇよ…って思うけどなあ?

確かに家族全員で楽しめる、のほほん系の番組は少なくなっているのだけど。
ハイジとか、藤子不二雄ものとか、タイムボカンシリーズとかとか……7時代はお子様タイムの番組が必ずあったのに、いつ頃からかバライティが多いし、芸人いじめも多いし、ドラマじゃ平気で血飛沫飛んでるし。

なんだか、いろんなことが、殺伐としすぎ。

まあ、そーゆー殺伐なものを見せる親も、なんだかなあ、だけど。


そういえば、私が小学生の頃、弟がちょっとした事件を起こしたんですわ。
藤子不二雄番組の全盛期で、男の子たちの間では「パーマン」が大流行で、近所の子が「パ−マンセット」なるものを買ってもらったんだな。
ウチはビンボーだったから買ってもらえなかったけど。
…いや、私が欲しいのではなくて、弟だ。

私とその子の姉ちゃんが友達だったので、姉同士の権限で(?)その「パ−マンセット」とやらをちょっと借してもらうよう交渉したりして。
喜んでそれを装着した弟は、何を血迷ったか、2階から飛び下りおったのだ!
冗談だと思って見ていた私はびっくりー。
何が起こったのか分からなかったというのが正直なところ。

幸運にも足を骨折したくらいですんだけど…
ヤツはマジで思い込んでいたね。飛べると。

今の時代から考えると、ほのぼのした事件ではあったけど(本人は大変だったし、私も親にすごく怒られた…)、
そうか。
それを考えると、刷り込みってあるのかな、やっぱし。

あー、話が一周して元に戻っちゃった。

ついでだけど、私は「怪物くん」が好きだったな。

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更新情報

快楽読書倶楽部>JUNE発掘隊>>
「今、風が梢を渡る時」かわい有美子
「月の砂漠殺人事件(上・下)」久能千明

オフが忙しくて久しぶりになってしまった…。
書評作品は2作だけど、一言覚書にもいくつかUPしました。


2004年09月14日(火) 秋風が吹いて女を再認識

夏の間は日焼け止めクリームに白粉(おしろい/ファンデーションじゃなくて、ただの粉…笑)、ちょっと眉を整え、蜜蝋入りのリップ…とまあ、ほとんどスッピンに近い顔をさらしている。
だって、どうせすぐ汗かくし、中途半端に化粧がはげているのは不気味だし、かといってマメに化粧直しする根性はなし……紫外線過敏症のくせに不精モンの苦肉の策である。

でも朝晩の風に秋を感じるようになって、そろそろ秋らしいルージュの一本でも欲しくなった。今日は時間があったので、思い立ったが吉日ってことで久しぶりに化粧品コーナーへ。

アプリコットっぽいピンクベージュのルージュ――あ、きれい。
決め!
ま、基本的にはいつものライン(笑)。

ふと鏡と目が合った。
誰とは言わねど、誰、あなた……。
むー…ん、目の下にクマさんが。

そういえば、このところナポレオン睡眠が続いている。
いかーん!!
睡眠不足はお肌の大敵だというのに(泣)。

客の動向をよむプロのおねーさんが、すかさず言った。
「シミやクマを自然に目立たなくするベースがありますよ」

それ、いいかも…。

優柔不断の客におねーさんの駄目押し。
「目のまわりだけ、ちょっとやってみましょうか」

やっていただいた。

その、なんとやらというベース、眉下にベージュのハイライト、フィニッシュは目の下に薄ーいラベンダー色っぽい粉を一刷毛。

おおっ目元が明るい。
クマさんが目だたなーい。
この三点セット、欲しい……。

買った。


さて。

今日は結構蒸し暑かった。
汗もかいた。お昼を過ぎていたからお腹もすいた。
家に帰って、昼食を取って、一息ついてから、おもむろに手鏡を覗いてみる。

うん、いい感じ……目の回りだけは(笑)。

キレイどころに行くんだからと、軽く塗ったファンデーションはほとんど落ちてるしっ。
うーむ、汗かくとこーなるのか……。

で、

もっと涼しくなるまで「封印」決定。

新しいルージュが嬉しい。
かろうじて、まだ女だということを再認識した残暑厳しき秋空の下。

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■遅ればせながらの更新情報

9月10日 
快楽読書倶楽部>
「精霊の守り人」「闇の守り人」上橋菜穂子
「カラシニコフ」 松本 仁一
書評UPしました。


2004年09月04日(土) 『藍宇』補足

えーと、快楽読書倶楽部の『藍宇』書評について、Amazonのカスタマーレビューと同じ(パクリ)というメールがありました。
Amazonのレビュアー(名前)のSumikaは、CAFE☆唯我独尊:管理人(すみか)本人です。野次馬なもので(笑)。
それもこれも『藍宇』布教のためですが、紛らわしかったかな。
ちなみに、当HP快楽読書倶楽部の方に先にレビューUPしました。
メールの前にそういうところも確認してくださいね。


2004年09月03日(金) 愛犬の災難

一枚買ったら一枚タダ、というDVD。
欲しいのは三枚。
さあ、どうしよう…というわけで、つい買ってしまった(貰ってしまった?)
『遊星からの物体X』

エグイのーっ。
怖いのーっ。


これって、こんなんだっけ?
むかーし、TVで見たのと何かイメージが違う…。

改めてケースを確認――ジョン・カーペンター監督?!

わーん、怖くて当然じゃないか。

さらにまじまじと確認――名作SF『遊星よりの物体X』のリメイク映画化…だった。いや、いいんだけど。

でもっ、怖いよー、えぐえぐ(泣)。

真夜中。
プスプス眠っているところを、いきなり絶叫とともに抱き締められた愛犬YUIが迷惑そうにもがいていた……。

ぎゃおん!


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