バビロンまで何マイル?
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2005年12月24日(土) seven days war (ちょっと汚いので注意)

【一日目】
 朝起きると胸焼けがする。しかも強烈に腹を下しているらしい。我慢しつつバスに乗ったら猛烈に吐き気が。駅から会社までいつも相方と電話しながら行くのだが、話すのもかったるいので途中で切る。
 会社にはいつも30分くらい早く出勤するのだが、今日は行った途端喫煙室でぶっ倒れる。しばらく寝ていたらかかりちょ出勤。打ち上げられたトド(←おいら)をみて驚くかかりちょ。
 「ど、どうしたんですか??」
 「ちょっと調子が…でも寝てたら戻るかも」
 ところがいっこうに吐き気がおさまらない。腹の調子も悪いようで一瞬たりとも気が抜けず、とうとう始業前にかちょーにギブアップ報告。鼻先で笑われる。(もともとこーいう人なので腹も立たない。というか自分がもういっぱいいっぱい)
 医務室行ったらまだ開いてない。ロッカーでだらけつつ医務室が空くのを待ち、開いた途端に雪崩れ込んで2時間ばかり寝かせてもらう。
 うとうとしたら少しだけ楽になったので、帰ることにする。オフィスに戻ろうとしたらちょうどかちょーが来たので「帰ります」と報告。そのままロッカーに戻って着替え、トイレに入ったら自分は赤痢にでもなったかと思うようなひどい下痢。
 駅まで戻るのが辛い。タクシーを拾おうと思ったがこう言うときに限って通らないので根性で歩く。
 バスで自宅近くまで戻って(15分くらいなんだけど、こんなに長く感じたことはなかった)病院に直行。そこでもトイレで吐きまくりの下痢しまくり。
 医者の診断は「ウイルス性腸炎」…うーん、かもされてしまったか。
 肉、乳製品、炭酸、柑橘系の飲み物禁止、薬出すけど下痢がおさまるまで飲まなくても良い(どうせ吸収されないから)とのこと。頼み込んで吐き気止めと下痢止めの点滴を打ってもらう。看護婦(おばさんばっか)すげー怖いし寒いし。吐きそうだと言ったら枕元に「マクドナルドの紙袋+コンビニ袋」を置かれた。ここは本当に病院か?(家帰って同じもの用意したけど)
 1時間ほど寝ている間に、おいらと同じことを言う人が何人もやってきた。「今日は8割の人がコレで来てるんですよ」と医者。そうか、流行ってるのか。
 薬をもらって、近くの自販機でスポーツドリンクを買い、ふらふらと家に帰って倒れ込む。スポーツドリンクをお湯で薄めて飲み、30分おきにトイレに行きながらあとはひたすら寝る。

【2日目】
 吐き気はとりあえず軽くなった。しかしまだ30分おきにトイレに行くし、ちょっと咳をすると「うげっ」となる。やっぱ無理だと思って休みの連絡。
 かちょー「なーんでそんなウイルスもらっちゃったのよー(・∀・)」
 おいら「好きでもらったんじゃないですよぉ(泣」
 寝る。とにかく寝る。夕方暑いなぁと思って体温を測ってみたら39度あった。驚いた。
 水分以外口に出来ず。

【3日目〜5日目】
 とうとう欠勤ついちまった。悔しいが仕方ない、この状態では行ってもまた帰ってくることになっちまう。週末なのでこのまま5連休に突入。
 体中ががかゆいわくさいわなので、休みの連絡入れてすぐにシャワーを浴びた。ちょっとすっきりして着ていたものも全部着替える。食事できるかなぁと思って、冷凍してあったご飯でお粥を作ったけど3口くらいしか食べられない。お椀1杯のおかゆを2食で食べた。
 ふと思いついて体重を計ったら4.5キロ落ちていた。嬉しいがこーいう減り方してもなぁ。
 4日目の土曜日、どうしても頭のメンテナンスには行かないといけない、年末だし。…いつもは駅までバスに40分揺られていくのだが、まだ下痢がおさまっていなくて、そんなに乗っているのは怖いので電車を乗り継いで行く。そうまでして行ったのに主治医ってば、おいらが「ウイルス性腸炎」と言った途端に診察を終わりにしようとしやがった。ちくしょう・゚・(ノД`)・゚・
 とはいえ少々食欲も出てきたらしい。駅の立ち食いソバを半分ほど食べる。
 日曜日になると吐き気はすっかり止まり、下痢も軽くなってきた(けどまだ固形物は出ない)。ちょっとずつ食事を戻し(普通のご飯を少しずつ)、腸内フローラ改善のためヤクルト大量購入。洗濯などしつつ部屋で過ごす。

【6日目〜現在】
 月曜日から出社。寝倒していたので頭はスキーリ。下痢は相変わらずだが昼食は普通のを食べられるようになった。今年中に片づけておきたい仕事はあったんだけど、どうしても気力が涌かないのと、先に新しい機器の据え付けチェックをしなければならず、しかもそれでハマってしまったために一週間つぶれ、今週は仕事をしたという実感のないまま連休に突入してしまった次第。
 …さっきやっと、ちょっと固めのうんちが出ました。


 いやあひさしぶりにつらかったです。予定では来週は実験しないつもりだったんだけど、コレのおかげで遅れてしまったのでぎりぎりまで仕事しないとです。いやはや。


<<今日のひとこと>>
 でも、正社員試験には通ってました(*´∀`)  ○10点


2005年12月13日(火) 誤変換の世界

 というサイトが1997年頃にあったんだが、なくなったみたいだなぁ。

 とにかくこの会社、誤変換が多い。
 ゴミ箱とかゴミの分類表とかに「発砲スチロール」とか平然と書いてある。

 気になる。
 それじゃ危険物で捨てないといけないじゃないか。

 喫煙所にインスタントコーヒーの小さな空き瓶に入った水が置いてあって、そこで火を消して吸殻を捨てるルールになってるんだが、その空き瓶に「消 化 用 水」とか書いたシールが貼ってある。

 気になる。
 吸殻溶けるじゃねーか。

 いつか直してやろうと思いつつも、マンドクサなので放ったらかし。「消化用水」はテプラで作った奴だから自分でも直せるが、ゴミ関係は総務巻き込む騒ぎになるし。


 ここを始めてもうすぐ3年になるけれど、おいらはその都度校正しながら打ち込んで行くから、言葉の誤用はあるかもしれないけど、誤変換はほとんどないと思うんだな。その都度直してかないとすぐ分かんなくなっちゃうし。
 コンピュータが普及したせいだな、きっと。IMEがバカなんだ…って、それで済ませて良いのか??
 まあうちのATOKも結構バカですが。


<<今日のひとこと>>
 今週はトヨタカップ開催中のためか、閉店時間が早まっておりますw  ○6点


2005年12月06日(火) 2005年、一足先に終了(ワラ

 正社員面接がありましたよ。
 実は小心者のおいら、夕べここを更新したあたりからじわじわと緊張してきてて、本番1時間前にはもうガチガチ。20分も早く会場に行っちまった^^;;
 面接官はシャッチョと出向先の偉いさん。うまくいったんだかどうか分からん。てかもうどうでもいいや。

 実家を継ぐ準備でもしようかなぁ…


 うちに帰って安野モヨコ「働きマン」。とある編集部に勤める人々をていねいに追ってます。この手の漫画ってうちらからするとけっこう遠い世界であることが多いんだけど、ああそうだなあ、と思わせる場面が多かった。
 同僚の女性をバカにした高慢ちきな男を主人公が怒鳴りつけた翌日、副編集長にこう言われる。

 「〇〇が仕事できようとできまいと、おまえが何か言う権利ないからね」

 …タイムリーに思うところはいろいろあるんだよね。この手の馬鹿は一度言わないと限りなく増長するんだが、試験管の中でいっぱいになった大腸菌が一気に死滅していくかの如く、増長しきった奴が勘違いしたままずるずると自滅するのを、他山の石として黙って見ているのもいいかなとも思っている自分もいる。結構嫌な奴だな、私。
 てかね、そういう勘違いは周囲がいくら言っても、本人が痛い目にあわないと分からないと思ってるんだな。まあ、痛い目にあっても周囲のせいにしたりそもそも痛いと思わないようなら、もう生暖かく見守るしかないわけだが。


 最近漫画しか読んでません。
 「もやしもん」(石川雅之)
 ひさしぶりに面白い生物系漫画だが、菌を指先でつまむなよ(苦笑)。でもかわいいから許す。ボケた主人公とややしっかり者の幼なじみ、可愛いけどちょっとヘンな同級生にびみょーな特色のある女性の院生、というのは「動物のお医者さん」からの王道パターンだな。
 粘菌が迷路を解くというエピソードが出て来るんだが、昔いた職場で同僚が母校の研究室から粘菌をもらって来たんでやってみたら、粘菌の奴「迷路の壁を乗り越え」やがったぞ(笑)。そして数日後、行方不明に…実験室中探したけどいなかった。どこ行ったのかなあ(大汗
 
 「MOONLIGHT MILE」(太田垣康男)
 今の宇宙計画と「プラネテス」の間くらいの話かな。「プラネテス」よりは数段ゴツい話です。
 精神的にタフな男というのは確かにかっこいいが、「絶倫」である必要はないと思うんだがね。それは男の幻想だと思うなー。それともおいらがフェミニズムの亡霊に囚われてるのかなー。


 活字本も順番待ちしてる奴があるんだが。
 「東京タワー」(リリー・フランキー)
 借り物なので最優先に読み始めた。(代わりにに貸したのは「生協の白石さん」)
 子供時代の貧乏ぶりが西原理恵子に通じるものがある。…おいらはずっと関東なので、どん底の貧乏って知らないんだよね。確かに子供の頃はものすごい汚い家の子とか、裸でもカラフルな丸首シャツのおじさんとかいて、けっこう可愛がってもらったこともあるけど。

 以下「次に読むリスト」。
 「下流社会」(三浦展)
 「拒否できない日本」(関岡英之)
 「三島由紀夫と楯の会事件」(保坂正康)

 うーん、もう少し小説読もう。といっても最近読むのが遅くなってきたんで、今年中はこれだけで何とかなりそうだけど。


<<今日のひとこと>>
 リストアップしてない未読本もたくさんあります…しばらく本屋に近寄るのはやめよう…  ●3点


2005年12月05日(月) 癒されてぇぇぇぇぇ!!

 と思いつつ週末はぐだぐだ。せっかくボード交換がうまく行って「PowerMac G3/233の皮をかぶったG4/800」になったのに、持ち腐れたままになっておった。
 んじゃ、週末はナニをしていたかというと…「強制リセットの旅」とでも申しましょうか。

 ボードを買いに秋葉原に行った帰り道、「ゲルマニウム温浴半額セール」の看板を出していたサロンがあったわけですよ。で「待ち時間0分」の文句につられてふらふらと。
 中で説明を受けて着替え、腕と足をちょっと熱めの湯につける。…おいら汗出にくくなってるんだよなぁ、のぼせるだけになるかなぁと思いきや、10分くらい経った頃からどばーと汗が出てきた。でもこれは湯温のせいじゃなかろうかとも思ったりしながら20分。ぱんつまで(実は下着付けてなくて、貸し出しのスパッツだったりするんだが)びっしょり汗をかいたんだが、店の人曰く「まだまだですねー」 orz
 それから低周波治療器を二の腕とお腹につけて遠赤外線ドーム10分。これもけっこうキツかったんだが、汗の出としてはまだ少ないらしい。頭はすっきりしたし、これだけで1.5kg落ちたし、なんとなくむくんでいたのも取れた(前の日飲み会だったのよね)んだが、身体はちょっと疲れてしまった。家から遠かったんで、帰り道一人で汗だくになっちゃったし。

 とはいえすっかり味を占めたおいらは、近所にできたサロンに行くことに。
 ここのウリは「酵素風呂」。でもまずゲルマニウム温浴20分。…うーん、汗の出は前の店の方がよかったなあ、なんだか欲求不満。というわけで、終わったところで酵素風呂にも入ってみることに。
 軽くシャワーを浴びた後、生成りのパーカーと7分丈パンツに着替えたところで酵素風呂ルームへ。ここはビルの1室をつかっているので、木の枠におがくずを敷き詰めたベッドのようなものが3つ並んでいる。部屋の中は木の匂いと、なんというかぬか床の匂い。
 温度を計ってから鍬でおがくずをかき分けた(いやどっちかっつーと「耕した」だ)後、横になって周りからおがくずをかけてもらう。あったかい、と言うか既に暑い。糠漬けのきゅうりの気持ちになりつつしばらくうとうと。
 頑張るつもりだったんだが5分で暑くなってしまい、手足先を出してさらに10分。まだ根性が足りないらしい。でも初めてだったんだ、今日はこの辺にしといてやる(謎

 これに「韓国風よもぎ蒸し」(裸になって、猪口大臣のドラえもんドレスの襟と袖を切ったようなものをかぶって穴の開いた椅子に座り、下からよもぎや薬草を煎じた湯気をあてる。しりをヤケドするかと思った)20分、着替え込みで5300円は高いか安いか。
 まあ、エステティックなんて行くと1回3万とかするからねえ、それに比べたら安いかと。ひとしきり汗をかくと、頭の中はすっきりするしね。本当はスポーツで汗かいた方がいいんだが。
 
 酵素風呂は「体の表面から酵素を取り込むんですよ」とサロンのおねいさんは言っていたがそれは無理だろ(苦笑)。と思いつつもしばらく通おうと思っている、せっぱつまったおいらなのでした。


<<今日のひとこと>>
 いや、まずメシを減らす所からだろ>自分   ○2点


かをる |メールかをるさんの○と×。