弱Sonファイブ

■2003年08月31日(日) メガネ君。


最近、

お店ではメガネである。

なぜなら

メガネフェチの女の子が

お店でどのくらいの割合

占めているのか検査するよう

とある組織に

指示されているからである。

検査の結果、

わかったことがある。

指名の取れる子は

加護のことを「メガネ君」と呼び

そうでない子は

「加護さん」と呼ぶ。

そんなわけで

お客様から2000万引っ張った子は

メガネ君を連呼する。


...


「メガネ君にあげたいものがあるの」

「何ですか」

「緑でまるいもの、食べて♪」

「はい」

「あゆみの愛がいっぱい詰まってるよ」

「はい」

「半分っこしよっか?」

「はい!」

「じゃあ、代わりになんかくれる?」

「じゃあ、考えときますね」








...






あゆみさんお帰り時...





「何くれるの?(^^)」

「そうですねー」

「何も持ってないじゃん!(-_-)」

「ええ」

「ウソつきっ!(;_;)」

「ごめんなさい」

「あんたなんか知らないっ!(▼、▼メ)」

(タタタタッ...)











え...









あゆみさーん(T-T)











(クルリ)











「メガネ君、明日早番でしょ?
 あたし5時からだから
 ちょっとだけ会えるねっ!(^^)」

「は、はいっ!(;D;)」

「じゃあ、また明日ねっ!(^^)/」

「はい!」

「メガネかけてる方が
 ぜったいいいよっ!」

「あ...
 おつかれさまでしたっ!」












あ...









あゆみさん...












くぅ〜んくぅ〜ん...



■2003年08月29日(金) 自分が大人になったと感じたのは?


お店のみんなで

自分が大人になったと感じたのは?

という話が出たので、

加護は

クンニできるようになったとき

と答えた。

そしたらすごく驚かれた。

そして口々に...

なんで今までクンニやんなかったの?

って

めっちゃ詰められた...

加護さんは人に詰められると

なぜか用事を思い出す。

「さ、報告書書いてきます」

と言うと、

「ちょっと待てーーーい!」

って

羽交い締めにされるし。

しょうがないので

うつむきながら

「自分、ヨワヨワっすから...」

って言うと、

「ホントのこと言え!!」

って

なぜかチンコさわられながら

詰問されるし(男女関係なくね)。











これでさ!


チンコ立ったら!


ムカつくやん!!


しかも


立ちそうだったんや!


ぐおお、

オラオラ!











「...んや」


「え?」


クンニする時間は
すべて
しゃぶってて
ほしいんや!!












(一同絶句)










...












「アンタ自己中だよね?」


「ええ!」


「ダメじゃん?」


「ええ!だって」


「...」

















「Mですから」



■2003年08月27日(水) おじぎ。


おいらはついに発見した。

ファミコンやってて

新しい面にすすんだら

どうして鼻の先がかゆくなるのか。

...

それはたぶん

無意識に緊張して

鼻の毛穴から

ちょっとだけ汗が出るからだ。

それを目の前にいる店長に話したら

また喝入れされた。

さて、

お店の前にあるヤクザ事務所の

さる幹部の人が

亡くなったということで、

お店の前が

ヤクザで溢れてた...

加護さん出勤すると

いきなり

クライマックス...

事務所前の

一方通行に至る道は

自販機のゴミ箱が置かれて

下っ端2人が全封鎖。

中に入れるのは

フルスモのベンツだけ。

かわいそうに

集配の米屋の軽トラとか

「こんなときにふつう集配するか!?」

って下っ端に詰められてた。

もちろんうちのお店の前は

大セレブレーション中。

喪服のヤクザが高密度配置中。

数えてみると42人。

ヤクザとは

そんなとこにまで縁起を担ぐのか。

疑問に思ったので聞いてみると、

「それは偶然だよ」

って笑われた。

つーかね、

こんな空間に遊びに来ようとする

お客さんなんかいるわけないやん?

だから店長には悪いけど、

お店ヒマだったの。

そんでもってお葬式って、

遺体が運ばれる一瞬以外、

けっこうヒマやん?

というわけで

お葬式で駆り出されてるヤクザと

お店の前で客引きやってる加護さん、


利害一致。


タラタラと

世間話に花を咲かせてた。

しかも

どんなにしゃべってても

店長文句言わない。

だからちょっと気持ちよかった。

そのうち

ビールが全員に配られる。

当たり前のように

加護にも渡される。

店長に(ゴメン!)て

ゼスチャーしてから


笑顔で乾杯〜♪


そのうちヤクザの携帯に着信。

...

「はい」

...

「おう、お前らビッとしろ!」

怒声が入る!

ヤクザ一斉に整列!

足を少し開いて、

背筋を伸ばし、

左手で右手の手首を押さえ、

そのままお腹の前に沿える。

道具持ってないし、

持ってても

すぐに構えられないことを示す姿勢。


つい
加護さんもやっていた...



そして親分のベンツ到着。

3台のベンツのドアが

一斉に同じタイミングで開き、

2台目の後部座席から

西部警察の大門のグラサンをかけた

丹波哲郎みたいなおっさんが

ヒョッコリ出てきた。

その瞬間、

一同「ウィッス!!!」

...

その日、

ヤクザとともに

親分におじぎした男として

加護さんは

店中の人にバカにされた。

加護さんは

バカがバカを

笑っているなあと思った。



■2003年08月25日(月) 天気予報が予測していた現実どおりの曇りの朝。


売上トップのお店の

客引き任されちゃったよ、

しかも週末の。

ヒマないっちゅうねん!

1日の約6分の1を

妄想に費やしている加護さんには

ちょっと

重荷やっちゅうねん!

...

じゃあなんでやるんかって?













そんなん...












わかんねえよ...












強いて言えば











加護さんは
Mなんだよ!











...













Mだから説明するよ。











M競技マラソン...










マラソンてなんで

42.195km走るのか?

別に

17.432kmでもいいんじゃない?

...

でも普通

そんなこと誰も言わないよね?

つまりマラソンは

「42.195km走る」という

「必然」を作っているだけなの。

走ってる人は

その「必然」を守るために

必死になって努力しているだけなの。

その姿が

人を感動させる「必然」になるの、

わかる?

でも走っている人は

しんどくないの。

努力を伴う痛みの分だけ

己の存在意義を示せているから。

これが

「痛みを考える」ってことなのね。

だからさ、

痛いよ〜って泣くのは

人間のすることじゃないの。

ブタのすることよ。

ところであなた

ブヒブヒ言ってない?

加護さんが

しばいてあげよっか?(^^)



■2003年08月23日(土) キャラを立たせる方法。


つか、

何なんだよこの大雨は。

近所のババアが

ワンちゃん連れて

散歩に行こうとしてるけど、

ワンちゃん大雨にビビったのか

家から出ようとしない。

それをババアが

ムリヤリひっぱるので

ワンちゃんドリフト状態。

...

てなことはどうでもいいのよ。

ちょっと聞いてよ奥さん!

うちのお店、

スーツ着用になったのよ!

それまでスタッフは私服だったのよ!

それによって

小汚さと貧乏臭さをかもし出し、

お客様に優越感を

いっぱい与えていたハズなのにナゼ?

でも幹部と会うたびに

スーツ着ろスーツ着ろ言われるし、

スーツ着ないと罰金なので

今週から全員スーツを着る。

...

「スーツの評判」


店長→

ミッキーマウスのネクタイに
金の細ブチメガネで
消費者金融の幹部っぽい


店長代理→

金髪オールバックにあゆサングラスで
ホストっぺー


主任→

タイなしでシャツをズボンに入れないので
ろくでなしブルースのハゲのやつに似ている


先輩→

ノータイでめっちゃ童顔。
どっからみても熟通いの中学生


加護→


そのまま新橋に行ける


...


こんなことではおいらのキャラが立たない!
(仕事に追われてチンコも立たない!)

だもんで

自分のキャラを立たせる

いい方法を考えた。

ホントいろいろ考えた(仕事中に)。














で、結局...

















ドリフト状態で

出勤することにした...



■2003年08月21日(木) ホンマ!ハラ立つ。


仕事中。

たいそうなプリンちゃんをお持ちの

まなみさんと

どうやって連絡取ろうかな〜

やっぱベランダのハトを

伝書バトにしようかな、

伝えるポエムは

---

おっぱいとおっぱいが

ゴッチンコしたら

たぶん幸せの音がすると思います

---

にしようかなー

とか考えてると、

とある人からメール着信。














「さすがにヌーブラオフは不可能だと思う」











...










ああ、そうさ!

そりゃあ告知しても











ヌーブラオフ
参加メールなんて
1通も来ないさ!












だからって何だ!

ただ単に

ゆっさゆっさ揺れている人が

加護さんのまわりにいたら

楽しいだろうなー

って思っただけじゃないか!

ちょっとした子供心じゃないか!

加護さんだけじゃない、

男ならみんな思ったハズだ!

おっぱいがいっぱい!

きれいだなだいーすきさー!

なのに、

なのに...
















いきなりしょんなメールは

ひどくないかぁ?















クソー!

クソー!クソー!クソー!

何もしない現実に

アグラをかいてるだけのクソガキが


闘魂の足りない
意見を
述べやがって!



これは挑戦状だ!

猪木に対する挑戦状だ!

感情的には

このメールの送り主を

汚しまくって中出しして

そのままスマキにして

東京湾に叩き込んでやっても

いいくらいだ!

しかしそんなことでは

A.I.レベル(アントニオ猪木闘魂レベル)

が低すぎる!

だからここはあえて

いち「猪木」として

この挑戦を正々堂々と

受けてあげようでは

あーりませんか!

みんな、わかってるだろ?

元気があれば

ヌーブラもめる!!

まずは明日!

俳優の卵といっしょに

新宿にヌーブラの似合うナオンを

探しに行ってまいります!

おまいらは

口を半開きにして

おやつを食べて待ってなさい!

じゃあいつものヤツ行くか!


1!


2!


3!












...















何だっけ?



■2003年08月19日(火) ヌーブ楽園祭。


最近ヌーブラを意識しすぎてしまう。

街を歩いている子が

なんかゆさゆさ

揺れてるっぽかったら、

♪胸騒ぎの腰つき〜

って心の中でサザンを歌ってしまう。

昨日も連れと

メシ食ってたんやけど、

横で3人組のOLが

ヌーブラの話をしていた。

ヌーブラつけたいけど

なかなか売ってない、

みたいな話。

そしたらツレの話はうわの空。

♪胸騒ぎの腰つき〜

で、思ったんだけどさー、

やろうよー、


ヌーブラオフ会。


だって考えてみよう。

山の中で

木の実とか採ってたら

飢えることないのに

なぜホームレスは

街にいるのか?

人は、人の目がないと

ダメになる生き物なのだ。

さあ、

加護さんに思う存分

ヌーブラを見せましょう。

そしてあなたは

加護さんにヌーブラを見られて

男の目を意識してきれいになる。

今年の夏の良い思い出になる。

しかも!

他のヌーブラ娘と自分を比べられる。

今年一番熱い夏娘になれる!

ということはつまり!

♪胸騒ぎの腰つき〜

加護さんは

なんかよくわかんないけど

めちゃめちゃ大満足する(気がする)。

♪胸騒ぎの腰つき〜

参加してもいいというヌーブラ娘は

加護さんに

「ヌーブラオフ会に参加します」

と書いてメールしましょう。

応募がないと、



















加護さんはさぞかし

ガッカリすると思うよ...



■2003年08月15日(金) トコトンやってやる!


一日の大半を

客引きしてるわけですが。

客引きは

車の運転と同じなわけで。

連続して声をかけると

急には止まらないわけで。

...

向こうから夏の

パーツキーン!

チューブトップで

ラッパパンツな

小麦色ギャル2人組が

チンタラーチンタラー

歩いてきたわけよ。

客引きは

車の運転と同じなわけで。

客筋がちがってても

連続して声かけてると、

急には止まれないわけで。

こういうときは

「こんにちは!」

とかの言葉で

なんとか自分と相手との

心的距離を保つわけですが、

今回はやられた。

だって

左の子のおっぱいが

ユッサユッサ

揺れてたんやもん。

ありえねー!

あれがウワサの

ヌーブラというやつか!

とか思って、

おっぱいに釘づけになってしまった。

んなわけで、

左の子が思いっきり

おいらをガン見してくる。

当然、自分とヌーブラの目が合う。

そして客引きは

車の運転と同じなわけで...













「お客様、35分10000円!」













言うセリフ














まちがえた。













2人組笑う笑う。

そんで

おいらに近寄って来た。












マジですか!?













おいらにとって鬼門である

セクスィお姉系を食いつかせた喜びと

仕事してない良心の苛責で...















例えようもなく大興奮!

















こうなりゃ

トコトンやってやる!












「35分10000円で何してくれるの?」


「ディープキス、
全身リップ、
フェラ、
シックスナイン、
スマタ、
すべて生です、ええ!
口内射精で
フィニッシュです、ええ!
しかもすべて
コミコミ料金です、ええ!
今なら待ち時間なしで
すぐご案内です、ええ!
即決してください
イエスかノーか」



それ聞いて左の女、

右の女の背中

バンバンなぐってるし、

右のアホ女、

「行くぅーー、イクゥーーーー!!」

連呼してる。

バカ、店長に気づかれるだろ!

とか思ってビクビクしてると、

ヌーブラがフラフラしながら

「わかった、来週来るねー」

と言って撤退し始めた。

おいヌーブラ!

電話番号を置いていけ!

もませろ!

そしてやらせろ!

「お客様、当店のお得な情報を
今週末にお知らせしますので
連絡先を交換しましょう」

「いいよ」















ヌゥゥゥゥゥゥゥ!!
















イエスッ!!!!!














加護さんヌーブラと

おっぱいをもむ商談をソッコウ締結!














おい愚民ども!















加護さんのオスパワーをたたえ、

オレ様をモテの


「おい!」


「はい!」

「加護、ちょっと来い」

「はい!」

「おれたちは時間を売る仕事をしてるんだ。
お前は今時間を売る仕事をしてるのか?」

「いやー」

「してるのかしてないのかどっちだ?」

「してません」

「だったらしろ」

「はい」

「今すぐにしろ、以上だ」










...











ガックリした。

















090しか聞いてない...



■2003年08月13日(水) 客筋。


先輩がどっか行こうとしてる。

店長「どこ行くんだ?」

先輩「客引きです!」

店長「客引きならここでしろよ」

先輩「表通りに行ってきます」

店長「表通りは関係ないだろ?」

先輩「ちょっと客筋を見てきます!」

店長「加護、あいつ止めて来い!」

加護「もういません」
















なぜ先輩は

仕事中に

ナンパしに行ってしまうのか?

それは夏だからだ。

てめえら、

夏してるか?



■2003年08月11日(月) 友達ンゲ。


加護さんの客引きは

性別を問わない。

女の人にも

「30分1万円でどう?」

って言う。

8割がた笑ってもらえる。

店長に見つかると

「タイムイズマネー!」

って喝入れされるけど。

で、

客引きしてたら、

おばはんが通りがかった。

「こんにちは!」

「あら、この界隈の人ってわかったの?」

「ええ」

「ママって雰囲気出てる?」

「むっちゃ出てます」

「そう?(^^)
私はデコ。ヒデコのデコよ。
お兄さんお名前は?」

「加護69です」

「じゃああたしたち友達ね、チンゲね」

「チンゲ?」

「そう、チンゲ。
友達っていう意味よ、韓国語で」

「チンゲ、友達」

「そうよ!」

「チン毛友達」

「チンゲ友達」

「チン毛チン毛!」

「チンゲね!」













...










「ねえ、お兄さんあの人と知合い?」

「いいえ」

「誰と話してたの?」

「チン毛」



■2003年08月09日(土) 東京の同業。


コンパはバスケだ。

相手が受け止めやすい

もしくは

受け止めざるを得ないパスを

タイミングよく出して、

どんどん得点を重ねて

全員を勝ちに導くように

がんばるから。

で、

がんばったあとのごほうびは

やっぱキャバクラだろうという

ジュンの話もあったのだが、

またふたりして欲求不満になって

オッパイパブをハシゴすることになると

金がかかってしょうがないので、

最初から風俗に行くことにした。

そんで

夜の12時過ぎてから

渋谷の街をウロウロしたのだが、

最近のイメクラって

朝の5時までやってんだよね。

しかも競争が激化して

各店舗とも

値下げ競争が起きている。

まあ、客からすれば

ありがたいんだけどね。

風俗情報ショップで情報を仕入れて

割引券もらって行った一軒目

(一軒目)←卒業式調に

待ち時間なしで

すげーかわいい子がいたけど、

ジュンがチョー気に入ってたので

譲ってあげた。

(譲ってあげた)

あとは1時間以上

待つ子ばっかりだったので

加護さんは

別のお店に行った。

そしたらそのお店

けっこうすいてて

45分以上だと

入会金、写真指名料が無料になる。

うちのお店より

ぜんぜん安いではないか

と思いながら

ギャル系で

目がたれてる子をチョイス

(チョイス)

待合室で待ってるとき

ふと思った

彼女の身長とスリーサイズ。

この道で働いてるのに

これを聞かないでどうするの

と思うとちょっと自己嫌悪

(自己嫌悪)

案の定、

出てきた女の子は

ぽっちゃりかデブか

判定戦にもつれ込む

戦いであった...

そっからその子と

いろいろ話してみると

めちゃくちゃシャイな子だった。

加護さんはそういう子を見ると

ちょっと応援してあげたくなるので、

素直で良いお客さんモードに

なってあげようと思った。

いっしょにシャワーを浴びながら

素直にトークする。

「どんな仕事してるんですか?」

「ああ、同業だよ」

...

「えー、同業だなんて親近感湧いちゃうー」

って言いながら

彼女の顔は確実に

ひきつっていた。

(ひきつっていた)

加護さん、


NGワード
踏みました。



でもこの子、

すんげえおっとりした子だったんやけど

めっちゃ仕事熱心だった。

ぽっちゃりちゃんが

汗だくになって

一生懸命フェラしてくれると

すごく欲情した。

「そこはもっとゆっくり」

とか

「先を重点的に」

とかの注文にも

いちいち応えてくれる。

おっぱいを

思いっきりきつくもみしだきながら

加護さんの頭の中、

もっとやれ!もっとやれ!

しかなかった。

おわった後、

何もしゃべらなくていいし、

何もしなくてもいいから

横でボケーとしてな

と言ってあげた。

ポツポツ話をした。

話によると

毎日出勤してるそうだ。

大丈夫?と聞く理由もないし、

がんばれ!というほど

無責任でもない。

だから

抱きしめて背中をさすって

いい子いい子してあげた。

...

お店を出てジュンと合流。

いかについてくれた子が

かわいかったか、

いかにおっぱいが良かったかを

一生懸命語るジュンを見て

これからもこいつとは

友達でいようと思った。



■2003年08月07日(木) できないものはできない。


書くこといっぱいあるのよ。

でもね、

パソコンに向かう時間ないの。

というわけで

弱Sonファイブは

更新できない日々が続きます。

という話は置いといて、

「今日もあっついなあ」

「じゃあ1号室でハダカになって。
 すみずみまで洗ってあげる」

とか

「ヒマ。
 60分コースで入らない?
 2万でいいよ」

「うーん、イヤです」

「わかった。
 じゃあ20円でいいや。
 いらっしゃ〜〜い」

とか言ってくるねえちゃんが

焼肉食ってきたらしくて、

わざわざお店に寄ってくれて

でっかい焼肉弁当を

差し入れてくれた。

んで

「捨てちゃダメだよ。
 食べてね」

と言われた。

しかし加護さんはペーペー。

常にダッシュで

指示どおり動き続けているおいらに

メシなんか食ってるヒマはない。

夕方4時から働いて、

報告書を書き終えたのが

朝の6時。

2時間寝て8時半からまた仕事。

正直言って

胃にもたれるものを食べたくない。

でもせっかく差し入れてもらって

食べなかったら

おねえちゃんに対して失礼だし、

こういうのを

おねえちゃんにチクるのが

大好きなヤツが必ずいる。

加護さんは

弁当が置いてある事務所に戻るべく

お店の裏のシャッターを開けた。

ガラガラガラ。








...









ベンツ(黒)
べンツ(黒)
BMW(黒)
セルシオ(黒)
ベンツ(黒)

以上、
全部フルスモ。



で、

黒ダブルのスーツの人が

20人くらい密集してて

狭い路地を占拠してた。

そのうち5人くらいが、

おいらを思いっきり

ガン見してる!

その横の100円パーキングは

覆面パトカーが3台(満員)。

それを取り囲むように

防弾チョッキ着た

おまわりさんが

10人以上いた...


明らかに
加護さんの歓迎会が
開かれてる
ようにはみえない。



おいら動けなくて

じっとしてると、

ダブルスーツのひとりが来て

「兄ちゃん、
 今からちょっと
 たいへんなことがおきるから
 シャッターしっかり閉じときな。
 そっから出てきたらアカンよ」

って言った。

言った人の右の胸のあたり

もっこりふくらんでいる...

よく

「おれのはビックマグナムだぜ!」

とか言うけど、

その人のは本当に

ビックマグナムだった。

加護さんのは本当に

しわしわの子供マグナムに

なっていた。

で、

店泊してる人に

非常に緊迫した状態に

なっていることを告げると、

みんなシャッターを開けにいく。

そんで数分でシャッターを閉じて

戻ってくる。

やってることおいらと

1ミリもちがわないじゃん...

とか思ってるとき思い出した。


焼肉弁当...


おもむろにお店のシャッターを開けて

事務所に向かって歩き出した。

なるべく外をみないようにしたけど

ガン見の視線がかなりきつかった。

しかし何事もなく事務所到着。

焼肉弁当!

ない!

どこだ!?

...

ゴミ箱に捨てられていた。


拾って食った...


食ってすぐ寝て起きる。

やっぱり胃がもたれてた。

うー、きもちわるい...

で、チンタラしてると

店長から朝の喝入れをされる。

「おまえな、
 今日はおれの誕生日だ。
 めでたいだろ?
 プレゼントはいらんから
 具体的な数字をくれ」

というわけで朝一から

ダッシュ&ダッシュ!

さっき食った焼肉弁当が

胸の奥から

あふれちゃうBe in Love...

ヤベエと思いながらも


そのまま
戻しておいた。



出してはいけない。

出したら

おねえちゃんに対して失礼だし、

こういうのを

おねえちゃんにチクるのが

大好きなヤツが必ずいる。

























でも2時間後にリバース。

できないものはできない。



■2003年08月05日(火) ごめんなさい。


2日ぶりに家に帰ったら

サーバダウンしてました。

ちょっといろんな人、

ごめんなさい。

家に帰ると


サーバから
煙出てました、
プシューーて。



...

加護さんは

ひとしきり笑っておいた。

あとは誰かが

なんとかしてください。



■2003年08月03日(日) マーク。


風俗店に勤めて2週間ちょい。

早くも

同期が飛んだ(逃げた)そうです。

この業界は人不足なので

一人飛ぶとその分、

誰かに仕事のシワ寄せが来る。

で、

お約束どおりに

そのシワ寄せが

加護さんに来たのかって?

ノンノン。

加護さんはとっくに

それ以外の人のシワ寄せを吸収して

いっぱいいっぱいになってます。

ああ、

いっぱいいっぱいより、

おっぱいおっぱいが恋しい。

...

じゃなくて、

今日は先輩のひとりが

なんかおこってたのね。

「どうしたんすか?」

って聞くと、

「店長が急に
 全員電話の子機を携帯しろ
 って言い出したんだ。
 で、ちょっとした用でも
 すぐ内線鳴らすんだ。
 急いで内線電話に出ようとしたら
 すぐ切られる。
 だからいちいちフロントまで
 行かなきゃならん。
 ダッシュでフロント行ったら、
 無糖のコーヒー買ってきて、だせ!
 おれらは犬笛で呼ばれる犬かっつーの。
 ふざけんな、
 誰だよ、店長にこんな
 入れ知恵したやつはよ!?」

「あ、それオレです」












...













先輩に右の乳首を

思いっきりつねられた!

あとでトイレに行って

見てみると、

右の乳首だけ

気象図の台風マークみたいに

なっていた。

これが

季節を肌で感じるということか...



■2003年08月01日(金) 女の子に無視される。


最近、

「おはようございます!」

とか

「おつかれさまです!」

とか言っても

ある女の子に無視される。

何かきらわれることしたかな?

と思ったのだが、

よくわかんないしまあいいや

って思ってると、

すれ違いザマに

ガーーーーって詰め寄られて、

「いぞのぐーーーーん!」

って気持ち悪い声出される。

「な、何すか、キララさん?」

って言うや否や、

「ちがーーーう、
 私はキララではなーーーい!
 私が誰か言いなさい、
 いぞのぐーーーーん!」

って言うので、

「は、花園さん?」

って聞くと、

「いぞのぐん、
 やっどわだじのこと
 覚えでぐれだので〜」

ってますます詰め寄られる。

ああ、

ヘンなお客さんに付くと、

ああいう風に

先祖返りをおこしてバランスを取るのか

とか素で思ったもんだが、

今では

「いぞのぐーーーーん!」

と言われても

「宿題やるからまた今度ね」

って返せるし、

「宿題できるまでおやつはナシよ」

ってツッコまれても

「そりゃないよ、ねえさーーん!」

って返せるようになった。

というわけで、

自分では適応してるつもりだったが、

店長には

女の子に対して

きちんと

あいさつができてないと指摘された。

そしておいらは

別室で店長に喝入れされながら、

花園さんと花輪さんって

入れ替えても

けっこう気づく人

少ないんじゃないかなあとか、

モーニング娘みたいに

シャッフルしないかなあとか、

花輪とはなわで

はなわつながり、

今のオレ、

けっこうはなわかなあ?とか

何かいろいろ考えた。

考えたけど

笑うと喝入れの時間が延びるので、

眉間に力をこめて

シワを寄せておいた。




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