2005年06月28日(火) 台所の流しを見たくない。

風呂に入るのが面倒くさい。
仕事に行かなきゃならないから、入るけど。
さすがにさー。夏は…臭うし、ね!
おんなのこのいうことじゃない。
おんなのことかいえるようなとしかおまえ。
もう、いろいろ、いろいろ、あわわわわ。
にほんごもしゃべれない。

あー、早く風呂入って本読んで寝よう。
家に帰って本を読むために仕事をしている。
もう、何がなんだかよく分からない。



2005年06月26日(日) ユウが自分から喧嘩しだしちゃったよ!

 中学時代の同級生たち、若しくは小学生の頃にずっと仲の良かった娘たち、の、その後というかまぁ、今現在。それを色々これもまた昔から仲の良い友人に電話で聞いて、吃驚したりぼんやりしたりしておりました。
 数年前までは確かに同じ教室で机を並べていた彼女たちですが、いったい彼女たちが遠くへ行ってしまったのかそれとも私が一人で立ち止まったままなのか。もしくは、私も彼女たちから見たらどこかへ行っているのか。分からないけれども。
 会話の中に普通に「ホスト」や「メンパブ」という単語が飛び交い、中村うさぎの著作内くらいでしかその世界を知らない私は「ホスト」と「メンパブ」の違いが分からない。説明してもらったが、よく分からない。

「ホステスとキャバ嬢の違いだよ」

 いや、もう、そこから分からない。
 世間知らずなんだろうか。
 社会には色々な職があるのだ。
 そこからまぁ、宝くじで三億円当たったらホスト遊びでもするか、という話になって、でもおそらく私は全額貯金する、と、思う。いや、多少は好きな人達と一緒にご飯でも食べに行くかもしれないけれど、大半の使い道の理想としてはまず仕事を辞めて、今よりもっと家賃の少ない部屋に引っ越して、節約生活を送りながらぼんやりと好き勝手に暮らす。貯金切り崩しながら本だけは好きなだけ買って、そんな生活。憧れる…。
 三億円あるからって贅沢をしなければ、何年かはそういう暮らしができるんじゃあないだろうか。困窮したる時を思い出すべし。貯金がなくなった、その先のことは知らんよ。
 あー。宝くじ当たらないかなぁ。
 そもそも買ってないので当たるわけはないんですけど。


■□■


 会社にある分のホーリーランド(三巻まで)を読み終わってしまったので、古本屋で探すも四巻までしかない。もそもそ立ち読みして、「仕方ない、少しくらいだったら新しいのでも良いから買うか。社会人万歳」なんて思っていたのだけども、甘かった。
 現在十巻くらいまで出てて、これから先がまだある模様。しかもドラマ化してるんですって。ああ、新聞のテレビ欄にあった「ホーリーランド石垣琢磨」ってこれのことだったのか。テレビ欄は隅から隅まで見るくせに、全然テレビ番組を見ないので知りませんでした。よ。
 いやだから、十巻まで出てるのをポンと買えるほどリッチじゃない、というアレで。すごすごとアフタヌーンと当初の目的だった文庫二冊だけ買って帰る。所詮社会人って言ったってこの程度なんだ。大人買いをしてみたい。
 ユウはいったいどうなるのかしらハラハラ。そして家に帰って振り下ろす蹴りの真似を鏡の前でしている自分。はじめの一歩の時もエアマスターの時もそうだったが、なぜ私はこんなにも格闘漫画の影響を受けやすいのだ。いまなら負ける気がしねぇ、とか思ってしまう、頭の弱い子に成り下がってしまうよ。特訓すれば何とかなるんじゃないか、とか。…ならねえよ。


■□■


 部屋はそんなに散らかっていない、と思って今まで生活してきたが、今日ふと冷静になって部屋を見回してみたらスゲー乱雑だった。主に洗濯物が畳まれないまま放り出されているのがいけないんですけども、洗濯物を畳むのがとても嫌いなのでいまだにほかってあります。
 いや、気が向けば畳むけど、さー。
 そもそも洗濯物関連の家事が嫌いだ。洗濯物を干すのが凄く嫌いなんですよね、自分。昔嫌と言うほどやらされて、その理由がちょっと理不尽なものだったので、もう、ホント、だから、嫌で仕方なかったのよ。それがいまだに続いているんだと思う。
 洗濯物さえ何とかすればそこそこ綺麗な部屋なのになぁ。自動洗濯物畳みロボとかって、発明されないだろうか。万博で見たアンドロイドには吃驚したものだけど(だってホント、本物の人間のアテンダントさんが立ってると思ったもの!)、洗濯物を畳んでくれるロボットがいたら私はとても喜ぶと思う。まぁ、家には来ないんでしょうけどね、そんなすばらしい科学の最先端は。犬型ペットロボとか別にいらないからさ、何とかならんもんだろうか、ね。掃除ロボとか。私の代わりに風呂に入って、そうするとなぜか私の体も綺麗になる身代わりロボット、とか。
 風呂に入るのが面倒くさくて、もう色々と逃避気味。あー…お米も炊かなくてはならぬ…。面倒面倒。三億円当たらないかしら(無理)。



2005年06月25日(土) 映画観に行きたい。

 いらっしゃいませ、患者さま。と、イン・ザ・プールが観たいんですよ。らっしゃいませ〜は、名古屋までなら観に行こうと思ったのに何でやってないんでしょう安城まで行けと?!それとももう公開終わったのかしら。くっそう、くっそう!
 イン・ザ・プールは、ドラマよりも断然映画が見たいです。ていうかまぁ、ドラマは見てないんですけれども。松尾スズキ。あ、松尾スズキといえば、見つけた小さな古本屋の店主の声が松尾スズキにとても似ている。明日か明後日にはまた行く予定なので、じっくり聴いてこようかと思う。ちなみに顔は似ていません。松尾スズキ好きな友人に聞かせてやりたいけれども車を持っていない私は彼女をあの店まで連れて行く手段がない。自転車の二人乗りはな…ちょっとな…違反だしな…。ひげのおいらん。

 そもそも映画を見るお金をどこから捻出するつもりだ、という話。
 いや、別にそれくらいの所持金はあるけれども、映画を見るとしたら伊坂氏の新刊は諦めねばなるまいよ。という感じ。
 あ、違う、諦めなくてもいいよ。給 料 日 だ よ 。社会人万歳!
 マインドアサシンの文庫も欲しい。全三巻なら別に買ったっていいんじゃない?何もハーレムビートの文庫を買いたいと言っているわけじゃないのだし。



■□■


 何に驚いたかって、バラエティ番組のカメラワークに酔ったということだ。
 動画というものがあんなにめまぐるしいものだということを、長いことテレビを見ていないと忘れるものなのだな。



2005年06月21日(火) 憧れのあの人が今県内に!!

 ブータンの人って、ホントに日本人と同じ系統の顔立ちをしているんだ。
 中国や韓国よりも、むしろ近いと思った。
 だからドルジが河田として生きていたのに不自然を感じないのも当然だったのかもしれない。


 という、今更ながらの万博感想(ええ?)。

 
 28日と29日に、それぞれ欲しい本が出てしまうのでどうしようかと嬉しい悲鳴。エソラvol2が出るなんて!魔王と対の話だなんてなんてなんて。買うんだろう。そしてずっと読みたかった死神の精度がとうとう単行本化だ。以前一度だけ見かけた、コレが収録されている高いアンソロジー(だったと思うけど…)を我慢して良かった。やぁもう、枕元の未読本は全然減る様子を見せませんよ!


■□■


 妹から「山本太郎が園内をうろうろしてるんだけど」というメールが来る。園内っつーのは、妹の仕事場の某動物園のことですよ。「結婚してくださいって言え!」と送り返してやったら、「お前が言え」と帰ってくる。

 私が言えないからあんたに言えと言っているのじゃないか…!(無茶苦茶)

 くそう、コレが去年の出来事ならば、学校抜け出して絶対に見に行ったのに!なんて意地悪なのかしら運命の神様ってやつは。会いたいと願っている人ほど会えないのだな。ちっくしょう。妹が本当に羨ましくて、仕事場で少し我を忘れて騒いでしまった、よ。
 「妹よりも絶対に私の方が山本太郎が好きなのになんで妹ばっかり…!(しかも明日も来るらしいじゃないか!)」
 
 あわわどうしよう友井さんのイメージが。
 ええ、仕事場では大人しい真面目な子で通っています。暗くて地味な子が少し猫を被ればそういう子に見えるようになるらしいですよ。お得情報。
 しかし、突如出現したゴキブリを平然と踏み潰したこととアギト話に異様に食いついてしまったことにより色々と疑いの目を向けられているので、正体がばれるのも時間の問題かと思われる。食堂においてある漫画に妙に詳しい、とか、ね。ははは。そこに置いてある「ホーリーランド」って漫画が面白くて面白くて先が気になる。やっぱり地道に特訓するしかないよな。
 あ、本に関しては自制心がなくなる、というのはもうばれた。隠せるわけがなかった。



2005年06月20日(月) 姫林檎じゃなくて菓子パンを齧る。

 仕事中にハイロウズが頭の中をぐるぐる巡ってなんかもう泣きそうになる。
 今バンプを聴いたら甘えて逃げ込んでしまいそうなので封印してある(バンプの歌詞と藤原氏の声にはそういうものがどこかにあると思っていて、それにとても共感していたのが高校生の頃で、しかし今の精神状態ではその甘えが本当に洒落にならないと思うのであります。余裕のないときにバンプ聴いちゃなんねぇ。が、最近の持論)。
 バズラのメロディを思い出して呆然とした。

 後ろ向きな方向へ勇気を奮い立たせられそうで怖いわぁ。後ろ向きかどうかはまぁ、その人の主観によりますが。
 これらの歌に心打たれて色々と奮い起こされたのがまだ数年前なのだということが信じられない感じ。だって四ヶ月前までは学生だったのに。社会人になった途端、奮い起こされていた歌に打ちのめされるなんて思いもしておらなんだわい。それだけ自分が弱いということだ。きっと睡眠時間が足りないのがいけない。余裕がないと歌も聴けない。だからテレビをつけない我が暮らしは、無音のうちに過ぎていきます。
 もう七月は目の前で、発注書に七月の日付を書いて驚いた。


■□■


 雁須磨子の漫画を読んで、自衛官の二人を見て泣く。
 身も蓋もなくどうにもこうにも。好きなひとってすてきよね。うん。
  
 私の中で一番の「恋する乙女」は耳を澄ませばの三つ編み少女なのだけれども、ほんと、あの子みたいな素敵な恋を送っている子も少ないと思うわ。そしてそれに負けず劣らず雁須磨子の漫画に出てくる子達も心底可愛くて、恥ずかしい擬音ですけれども「きゅん」てするんだ。わーい。髪の毛切ったばっかりは恥ずかしいのよ。ニコニコ。自分も思えがあるけれどもそういう意味では味わったことのないものを疑似体験。
 こいってこーゆーものなのね!
 頭悪い。

 結局みんな誰かの脇役なんでしょう。主人公が一人もいない、脇役だけのドラマなのだわ。そしてときどき、ほんの一瞬だけスポットライトが当たる、人もいる。この人の漫画、主人公になるべき人が普通に脇にいるもんだから面白いな。あんた脇役なのになんでそんなとこにいるの、って人が普通に主人公だったり。そんなものだろ。

 何で毎日のように漫画の話ばっかりしているかといえば、漫画か小説読むしかやることがないからです。そして最近読んだ小説は、尽く読後の感想を書くのがとてもしんどいからです。そんな本ばかり選択している自分も自分なのですが。
 本といえば、バッテリーとDIVE!とか、かろうじて学生の頃に読んでいて本当に良かった、と、今本気で思う。



2005年06月19日(日) 春になれば下がり梅の花が咲きますお父さん。

 自分はそんなに漫画には詳しくないと思っていて、でも友人の話を聞いていると「それなりに妙に詳しい」のだということを実感して変な気持ち。しゅーまっはって漫画があったなと思って、その話をしようと思って、でも友人はチャンピオンは読んでいなかった。そうかー。でも私もNANAは一度も読んだことがないわけで、天使なんかじゃないも知らないし、そういえばワンピースもウソップ加入辺りから良く知らないし、そう考えるとやっぱり全然漫画知らないなー。とか。
 ジャンプ漫画だからと思って密リターンズの話を持ち出したらやっぱり知らなくて、鬼がきたりても知らなくて、カオスカンブリヤ(もう漢字忘れた。凄く好きだったのに。コミックスも持っていたのに。別の本を買うお金が欲しくて売ったけれども)も知らなくて、でも私もスラムダンクは最初のほうと最終巻しか知らないし、お互い全く話が通じない。そんなものか。
 ごめん、デスノートは良く知らないけど、あやつり左近なら分かる、よ。
 ワンピースは分からないけど、ロマンスドーンなら、分かる、よ。
 テニスの王子様は読んでないけど、主人公の持ってるラジカセが喋る漫画は覚えているよ。ドラゴンボールは途中から読んでないけどサンドランドなら全部読んだよ。・・・・・・・・・。

 人気漫画というのは人気が出るだけあって面白いものに違いないのに、ほとんど読んでいないと言うのは結局は関数が多いと集めるのが大変だ、と言う、読むのに時間がかかる、と言う、それだけの理由なんですよ結局は。

 
■□■


 つまり私は他人よりも自分が好きで、嫌いになれるくらいの興味を向けるほど他人に関心がないのだ。

 と、従姉妹のおばさんに指摘されたことをぼそりぼそりと友人に話して「まぁまさにそんな感じだよ」という賛同も得たところでああやっぱりそうだよなと何度目かの再確認をしてみたり。多少自虐的な行為だなコレ。こんな話ばかりしている。
 自分の好きなことに関しては手間隙を惜しまないくせにどうでもいい事は心底どうでも良くて、そういうのはあんまり良くないよね、と言う話をギャーギャーと偽装結婚の話も交えつつ。
 女一人くらい軽く養える程度の四十代の男性と結婚します、と告げればきっと一番すんなりと仕事は辞められるよ、と言う内容の話で。今私が働いている会社ではね。
 それを実行に移すには偽装結婚により利益を得ることのできる状況にいる相手が必要なわけで、そんな人はまぁ、おらんわなー、という。
 コレが同年代のあまり貯蓄もない男性だとすると「あんたまで働くのを辞めてしまったら生活どうするのよ」と言う話になるのでまぁ無理なのです。五十代以上だと「そんな父親と同じ年代(もしくはそれ以上)の人と!」とグチグチ言われるので面倒です。
 三十代か、四十代、それくらいが妥当ではないかしらん。
 不毛なことばかり真剣に話し合って、年頃の娘らしい話題は一切出てこないところが空しいな、と、そんな。あ、共通の友人の花嫁姿を想像しては「幸せになったね・・・」と感動する、という、ちょっとロマンチックなこともやったけれどもそれは自分内では比較的日常的に行われている想像なので割愛。自分のは想像できないので友人たちの結婚式を想像しては感動する。馬鹿なんじゃないか、ていうか、ロマンチックじゃないしなんか危ない。



2005年06月18日(土) どうでもいいけど化粧して出かけろという話。

 友達に「本を出したい」っていう子がいましてね。で、共同出版やってる会社が名古屋に新しくギャラリー作ったらしいよ、って話をしたわけです。ギャラリーに行ってみたい、という、極々個人的な希望と共に。
 そして早速今日行って見たんですけれども、その友人と。
 い、やー、なんっていうか、恥ずかしかった。よ。
 そのスペースがね、もう、なんと言うか、「お洒落」な感じを醸し出してる訳です。「秘密の場所」的な。ううーん、なんて言えば良いのか。
 都会的でいて落ち着く、というのを人工的に作った、って言うか。
 うまく言えないな。
 とにかく、そんな店で、ね。
 置いてある本も「お洒落」な本が多くて、「普通の本屋で売っている本よりもちょっとこだわりがあるでしょう?」的な。本の並びとかね!そりゃ個人が「本を作りたい!」という情熱に駆られて自分でお金出してまで作った本ですから。こだわりが随所に現れますよ、ね。

 店の中に置いてある、手書きのメッセージカードやら原稿やら何やらかんやら。

 きっと高校生や中学生、若しくは専門学生だった頃にここへ来たのならばこの店は「お気に入り」に登録されたんだろうなぁ、とか、思うわけであります。そういう「ちょっと特別な」感じが、さ、良いなぁ!とか、思ったと、思うんですよ。
 でもねー、なんつうか、ねー。
 仕事はじめて、若い人に会うことが少なくなって、会社の昼休みにはテレビでタモリが「何かタモリ教でも開くんじゃないか」という感じに毎日教祖のように君臨していて、誰かの手製の漬物が昼食時にはタッパーに詰まって回って、会社に勤める若い娘(私を含めて)は、「お母さんになるんだから、今のうちからちゃんと栄養を取らんとかんよ」と、当然のように言われる。その世界では娘は結婚して子供を生むのが当然なわけ。なんて健全な、子孫を存続させるのに適した思考に満ちた世界だろう。もちろん年配の女性は、病院から配られた子宮癌検診用に膣内に挿入する形の検査機を「結婚前の娘にそんなものを入れさせて・・・。処女膜が破れちゃう」と非難し、心配もするよ。
 そういうことが極々当たり前に何の飾りもなく、「生活」に溢れている暮らしを送っているとね。
 「素朴」とか「暖かい」とか「田舎暮らし」とか「手作り」とか、そういうものをちょっとお洒落に、でも全然「気取ってない」感じで本にされているのを見ると(そしてそういうもの達が今は世の中にたくさん出回っていて、今年の三月までの私は普通にそれらが好きだった)「恥ずかしいな!」になってしまうんですよ、ねー。
 なんだこりゃ。
 そこには可愛い手書きのイラストも手書きの文字もなくて、ええと、とにかく、さー。
 「生活」しかないわけ。当然そんな「処女膜が破れる」なんてさ、手書き文字の溢れる「素朴」で「ピュア」な雑誌に載るわけがないじゃない。でも、そういう言葉を普通に耳にしているのが今の私の現実なわけよ。だって凄くないか?私、処女膜なんて言葉を人の口から聞いたの初めてだよ。
 いや、話が逸れ過ぎた。つまり、定年間近の女性が他人の娘の処女膜の心配をする「普通」の世界では、自分の思考を形に残すという行為は一般人のやることじゃないんですよ。
 いや、ううん、上手くいえない。ううん、くそう。


 だからそういう日々を送るようになってみると、共同出版された本で埋まった店というのを「なんていう恥ずかしい世界だろう」とか、思ってしまって。なんていう素晴らしい自己愛に溢れた世界だろう、とか。「愛」の固まりだらけですよ。自分の思考や言葉を文字に(若しくは画像に)変換して世の中に残すことが、こんなに自己愛に満ち満ちた行為なのだとは知らなかった。いや、知ってはいたけどこれほどまでとは。今まであまりにも表現することに自然に接し過ぎていた。
 おかげで店内にて、一人照れて照れて仕方ない。そんな状況に陥る。
 溢れた言葉なんかね、もうさ、書いた人のナルシストな部分が丸見えなわけじゃないですか。本じゃなくて(いや、本もだけど)、店内に置かれている、店に訪れたお客さんたちの「手書きメッセージ」ってやつが。
 まぁ、さー。そういう店に集まる人って言うのは献血所のメッセージノートに落書きしていくような感じのノリでは手書き文字やイラストを残しては行かないと思うし、うーん、だから、そのー、ううーん。
 つまりは自分の嗜好が変わっていた、ということを認識させられた今日という日。ということで。
 つまりはこんな日記を・・・何年だ?高校生の時からだから・・・四年?そんなにもだらだら続けているという私こそがね、一番ナルシストなんじゃないかという、ね。結局そこに落ち着いてみたりもしたりなんじゃりかんじゃりムニャムニャ。自分大好きだよね、私。自分が書くものとか超好きだよね、私。とか、そういう、恥ずかしい再認識だったりもして。げはは、笑って誤魔化したい。穴があったら入りたい。でも止めない。
 
 そして一緒に店に行った友人は共同出版の資料を貰い、セミナーに予約するかどうかで悩み、人の漫画を無言で読み、私も彼女が持ってきた雑誌を無言で読み、家に泊まっていくと言って十一時には私の知らぬうちに勝手に眠りに付いたのでした。隣の部屋の大学生は、夜中の一時を過ぎた今もおそらく泊まっていくのであろう友人達と談笑をしているのでした。笑い声が聞こえるのでした。
 色々あるわな。
 ちなみに「タイガータイガータイタイガー」じゃなかったと思うんだけどもその辺りはどうなのかな大学生。あっちが窓開けてるせいで会話が全部筒抜けで、自分の方が悪いことをしているような気になってくる。タイタイガー。



 会社が潰れれば良いのに、と、遊びに来た友人にそんなことばかりを笑顔で言い続けた私は反省せねばならん。楽しい話のひとつもできやしないぜベイベー。お伊勢参りに行こうぜベイベー。それよりも明治村に行きたい。



2005年06月13日(月) 実現に向けて第一歩を踏み出す。

明治村に行きたい以下略。
ちょっと本気で行こうと思って、交通手段を調べてみた。
い、い、いつ行こう、かなぁ!
一人で行きますとも、ええっへへ!
友人と行ったら行ったで楽しいのでしょうが、
一人で行ったらそれはそれで非常に楽しい、
という事が分かったので。
先日会社の人と行った万博で、
一日中個人行動してたらすごく楽しかったん、だー。
好きなところに好きなだけ好きなときに行けるのが良い!
遊びに行くなら絶対に友達といったほうが良いんですけどね。
乗り物乗ったりとかするなら、一人じゃ寂しいと思う。
どちらかというと、自分はああいう場に見学目的で行くので・・・。
しかも、見たいものが微妙に他の人とずれていたり、するので・・・。
あー・・・郵便局郵便局。

つうわけで、うん。
や、でもあれだな、寂しい子だな、うん。
まぁ、良い、として。

万博には九月に先輩たちと行こう!という計画が立っているので、
楽しんで遊ぶのはその機会にとっておく。
仕事が被らないといいんだけど・・・。


■□■


コーン缶を一缶食べて「晩御飯」とする。
だいぶいい加減になってきたマイ食生活。
大方の予想通りですよ。



2005年06月12日(日) 断髪。

髪の毛を切りに行った筈なのに
気付けば私の小さい鞄には本が四冊も入っており、
良くこんなに入るなぁ、と感心してしまったわけであります。
一つの店では一冊しか買わない!と決めておりましたので、
つまりは四店の本屋に行ってきたわけで。
毎週毎週私もよく飽きずに遠征に出かけるなぁと、吃驚します。ね。
いやしかし髪の毛も切った。切りました。
あんまり変わってません。
あれー?
じゃあ、美容師さんが一時間も掛けて削ってたあの髪の毛は
いったい誰の何だったのだらう。
とりあえず、自分でブローしたら大変なことになりそうな気はします。
そんな切り方をされてしまった。
ははは・・・長い付き合いだから、俺、
こいつ(髪の毛)のことは分かるんだ・・・。
いつも行っている美容院が、どれだけ大切かを実感した。

それにしても美容院のカット代って言うのは何でこんなに高いのか。
私が男だったら1500円で済むのに!済むのにー!
いや、別に女でもそれで良いなら良いんだけど、さ・・・。



2005年06月03日(金) 豚の爪をしゃぶってるわけですよ。

部屋で独り、豚足をもちゃもちゃ食いながらMステを見る。
口から骨を吐き出しながら、
「今のこの光景ってのは変なものだろうな」
と思う。

て言うか、一人で豚足人パック食べるのはちょっと辛いものがあった。
ワサビ醤油つけて、何とかさっぱりと食べようと努力したけれども。
ううん、もう少し小分けにして売ってくれないかなぁ…。
しかし久しぶりにこんなに肉を食べたわ。



2005年06月01日(水) 住む所へのこだわりはあるか。

社長に「今日は仕事が早く終わったから喫茶店でお茶でもしない」と言われ、
半強制的に喫茶店へ連れて行かれる。
今日は仕事が早く終わったら、
牛乳と野菜ジュースを買いに行こうと…思ってたんですけどね…。
明日から雨らしいので。
数日くらい我慢しよう。

しかし、連れて行ってもらった喫茶店が凄く素敵なお店で。
自分は普段コーヒーなんて飲まないので
飲ませて頂いたカフェオレが美味しいのかどうか
さっぱり分からなかったんですが、
とにかく建物が、すっごく凄い。
もう日本語おかしくなっちゃうよ。
もともと個人の住居として使われていたそうなんですが、
「ここに住んでたんですか!?」と吃驚するくらい
お洒落というか…贅沢というか。
思わず絵に描きたくなるような。
そのまま描けなくても、あの家からイメージを膨らませて色々描けそうな。
画力のない自分ですら、思わず色々想像したもの。
お父さんがウイスキーとか飲むんだぜ。
で、子どもはお母さんの作ったパイを食べるんだ。
天井まである作り付けのあの棚には
豪華装丁の箱入り本とか全集とかが置かれていて、
洋風だけども畳が敷いてある和洋折衷の和室だったそうだから
書き物机とかが置いてあって…その前には座布団がしいてあって、
向こうのあの真鍮のコート掛けには着物が掛けてあったら良い。
とか、そんな、典型的な想像しかできないんですけども。

喫茶店として使う目的で建てたのなら
「へぇ、素敵なお店ですね」で済みますけども、
個人の住居ですからね。
吃驚しますよ。
だって、まず、玄関に靴脱ぐとこがないんだもの。
ドアも凄いし、台所もカウンター式で凄く広い。
でも「外国のお城」とかじゃなくて
「ヨーロッパあたりの古い一般家屋」みたいな。
生活感がきちんとある。
ジブリアニメに似合うかもしれない。
トトロとか魔女の宅急便とか。
ここに住んでいた、と言うのは驚くけども、
住んでいた事実に納得できる感じなんだ。
そしてそんな建築物がこの町にあるってのに驚く。

この家を建てた人は、自分のこだわりを突き通した家に住んでいたのだな。
そう思うと、凄く羨ましい。

ああいうのをみると私も自分の家を建てる際には良い家を建てたいなぁ、と思う。
思うけど…実際、どこかで妥協してしまうよな、とも思う。
先立つものがそれだけ多くなる、ということだ。

そして今の自分の部屋を振り返ってみて、少し反省したりするわけです。
見渡してみれば、部屋を自分の色に染めるというか、
より豊かな生活を得るための装飾というか、
そういうものにまったく気を配っていない現状がありまして。
部屋を飾っているものといえば
友人がくれたカエルの親子ビニール人形(風呂場で使う石鹸置き)と、
友人がくれた写真立て(でも入れる写真がない)くらい、で。
まぁ、物が少ないので地震が来ても比較的安全、と言うアレはありますが。
落ちてくるものがないしね。
掃除も楽だしね。
しかし年頃の娘の部屋としてはかなり殺風景、よね。
ううん…。
年頃の娘、とかそういうのを排除して考えても、
こだわりとかそういうのがないんですな。
別に使えりゃなんでもいいわい、みたいな。
ここに住みだしてまだ三ヶ月経たないわけだから、
そういう自分の色はこれから嫌でも滲み出してくるのかもしれませんが。
この部屋に来た友人達がまず最初に言った台詞は
「物がないね」ですからね。
しかも皆が皆同じ内容のことを。
他のこと言ってみろってくらい。

ええとつまりですね、
私も自分の部屋をもっと素敵な場所にしよう、と、そう思った次第であります。




でも、そういうものはなくても別に生活に困らないんだよなー。


 < 過去  INDEX  未来 >


友井