ヒカゲメッキ by 浅海凪

 あったかかったあ

 アホ丸出しなタイトルですが、それは置いといて、今日は暖かかったです。ちょっと遠出して義務的用事を果たしてきたんですが、吹いてくる強風がなまぬるかったくらいで。
 強風といえば出先のお向かいの家のベランダに布団が干してあって、風にあおられてえらい捲れ返ってたんですが、「あれ絶対落ちるよなー」とか話していたら 落 ち ま し た 。ソッコーで。しかも時間差で二枚も。
 あれが言霊というものだろうかと思ったり思わなかったりと、これはまったく余分な話。
 で、話は段落ふたつ飛ばして前とつながるんですが、暖かくなってくると、たいして焼けてる感じはしなくても紫外線ばしばし浴びていたりするじゃないですか。
 なんだか今日まさにそんな感じの紫外線照射具合だったようで、帰ってきて化粧落としたら、顔の皮膚がえらい痒いんです。火照るだけならまだしも、浮腫むわ謎のブツブツは出るわと最悪です。
 そりゃあ確かに化粧直しはしなかったけど、UVカット効果のある下地とファンデーション使ったのに……。ちょっとのものぐさに対して、報いが大きすぎです。
 毎年春先にこういうことが起こるたび、オゾン層を大切にしなきゃと実のないことを思うんですよね。思うだけですけど。<駄目じゃん

2004年02月22日(日)

 エタ書き足し

 ……すみません。構成ミスのため今回の更新が書き足し数行だけになってしまいました……。
 内容的には状況説明が加わっただけで、話が動くのは次回ということになります。

 前半終了から幾星霜(数えたくない)、書けども書けどもテーマに向かって進むことができず、脇キャラのために彼方へと旅立った去年中に終わる計算を思い返しては遠い目をして現実から逃避し、増えていくばかりの枚数にうつろな笑みを貼り付けて己の構成能力を真剣に疑い、いったいいつになったら終わるんだよとテキストの羅列に問いかけつつ百枚突破なんぞしてしまったわけですが、ようやく話が動かせます。
 てか百枚ですよ百枚。テーマ的には実質半分で百枚。もう主要キャラ出揃ってないのにオマケで書いた某チョーカンの出番を作ろうと画策している場合じゃないです(何やってんだ)
 そんなわけで、気を抜くと出張ろうとするチョーカンを書いては消し書いては消す日々であります。

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 日本アカデミー賞とかいう微妙なものの授賞式で佐藤浩一が泣いていたのに軽く驚きました。そんなに壬生義士伝に思い入れがあるんだ佐藤浩一。あたしは初っ端のコントみたいな老人メイクなあなたが忘れられません。

 なんだかわたくしがリュークリュークと騒いでいた所為で中毒になってしまいそうな方がいるようです(ニヤリ)
 や、リュークが主役なんですって、あの漫画(末期)>Bさん

2004年02月20日(金)

 試験前ですが

 ロード・オブ・ザ・リングを観てきました。
 感想というか雄叫びは一応反転しときます。たぶんネスケだと丸見えですが許してください。

 冒頭からメリーとピピンの暢気っぷりに癒されましたが、その後奴らに泣かされました。駆け上がって見送りとか歌とかもう反則ですよちくしょう。
 特に ピ ピ ン ー !
 もうあのボロミア(回想)から跪いて誓うところとか歌とか、 あ お り や が っ て !(あたしの涙を)
 コミカルなところもまた前回に引き続き良かったですしね。前作がメリー頑張る編で今作がピピン成長編です小さい人たち的には。

 小さい人たちといえば何より印象強かったのはサムの辛さと頑張りと強さなわけですが、なぜか剣で戦うかっこいいサムを見るわたくしの脳内では「シャイアより出でし鍋使いの英雄サム」というコピーが浮かび、消えなくなりました。この前テレビで見た第一作で敵を鍋で殴ってたのが印象に残ってて…。
 サムに「帰れ」とか言いさらすとこなんかは、原作読んだときは割とフロド寄りで緊迫感味わってたのに映画で見ると怒り爆発で、おっまえサムに何さらすんじゃゴルァ!? と心の中で罵りながら見てました。
 いっそ主人公はサムにするといいと思います(本気)。裏主人公はスメアゴルで。

 今回わりとギムリが出ていて驚いたんですが、正直人間たちの話は 戦 争 のみに心を惹かれていたような感じで、情動より映像効果と戦争描写に尽きました。ファラミア出陣+歌とかエオウィン父の死とかお定まりのとこでは泣きましたがね。
 ああでも、ガン爺(ガンダルフ)がボロ&ファラ父の執政官殿をタコ殴りしたとことかは笑いました。まわりが笑ってる気配がなくて、耐えるのが大変で。
 執政官殿は炎まみれで城前広場の切れ目から落っこちていくところでも微妙な笑いを提供してくれました。あの切れ目は投身自殺のためだけに作られたとしか思えません。危なくないんですかねあれ。
 あとサムがぐるぐる巻き失神フロドを抱きかかえてるところも大変でした。サムを見ると涙がこみ上げてくるのにフロドで笑うんですよ。それが交互にくるんです。
 サム、顔だけじゃなくて他のところも出してあげて! て感じでした。ホントあれはどうにかならんかったものか…。

 話が前後しますがガン爺について素朴な疑問があるんですよ。
 なんで彼は魔法でドカーンと敵をやっつけないのですかね?
 人間に向けて発射しちゃいけませんとか決まりがあるんだろうか…。サウロンもサルマンも間接的な方法でしか人間害してないし。
 しかしまあそれはそれとしたって、杖と剣で敵をバッサバッサと切り捨てるのもいいけどアンタその杖は魔法を使うためのもんじゃないんですかと問い詰めたい。そんなに人を切ったり殴ったりしたいのかこのバイオレンス魔法使いめと。

 で、終わってみて思うのは原作ほど後味悪い感じがしなかったなあということなんですが、その分なのかどうにも印象が薄いんですよね…。まあ完全無欠のハッピーエンドって筋じゃないので仕方ない部分もあるとは思うんですが、どことなく消化不良のような感じがして。
 もしかしたら、もう一回くらい映画館に行くかもしれません。この消化不良をどうにかしたい…

 …まさか、それを狙って…!?(いやありえないから)


 そういえばバレンタインでもあったんですね、今日。すっかり忘れてましたが。それでカップルが多かったのかー(今更)

 これはネタバレではない(たぶん)のでオープンで。
 指揮官ぽいひととか櫓押してるおおきいひととかサウロン軍が造形的に大ヒット。破城槌の形とかもう火ぃ噴いちゃったりして反則的にカワイイ。
 サム・ピピンやギムリなどちいさいひととともに我が心のオアシスとなりました(本気)

 総括:今年は「いざ来てみると入りたくない」が流行るといいと思います。これには笑った。

2004年02月14日(土)

 アサナミは まちがいに きづいた!

 効果音がレベルアップか呪いの例のアレか微妙なところです。

 間違いというのは些細なことなんです。おまけエタの長官の呼び名に字がいっこ抜けていたというだけで。でもこれがなきゃ何がなんだかというか、まあフィーリングで意味はわかったろうけれどもさぁ、といった感じで。
 庁 がありません。
 魔術 庁 長官 が正しい表記。

 魔術の長官ってそりゃないだろうよ……

 最近こういう些細なミスがよくあって、熟成させる意味について小一時間ほど自分を問い詰めたり。

2004年02月08日(日)

 エタ更新

 なんでか知りませんが、アサナミの脳内では今日は二月十日のようです。ありえない。

 とりあえず更新しました。本編が短いですが諸事情によりここで切ります。泊りがけの用事が入ったのでこれを逃すと何時になるか分からないんですよ更新。
 本編には命知らずと言い訳がましい女王様がいるようです。
 オマケには物騒なひとと変態がいるようです。そういえば否定してませんね魔術長官殿。

 さて、そんなわけで日付がことごとく間違っているわけですが直す気力がありません。妹の受験に付き添ってルミネで時間を潰す間に迷ったり迷ったりスタバに二回入ったり合計三時間以上居座ったり(迷惑)したので疲労困憊のようです。
 朝起きて元気があったら直します。最悪このままで十日を越し、直す機会を逸しそうな気もします。

2004年02月07日(土)

 ネタです。そして下です。

「どれ、見せてみろ」
 そう言って手を伸ばしてきた奴はいつもと同じ仏頂面で。警戒するのが遅れた俺は、首筋から脇へと滑り込んできた冷たい手に叫び声を上げた。
「ぎゃー! ななななにするんだお前」
 俺は抗議しながら、ボタンを外していたシャツの襟をかき合わせ、両手で握り締める。
「安静にしていろ。病人だろうが」
 というのに、奴はまったく気にせずに、俺の脇の下から(勝手に)取り上げた体温計の目盛りを読んでいる。
「ふむ。災難だな」
 で、表情を変えないまま俺を見下ろして、言った。奴の左手はシュシュシュと鋭い動きで体温計を振っている。
「君は子作りに精を出すタイプか?」
 俺は絶句した。あんぐりと口を開けて言葉の出ない俺の様子を無視して、奴は更に言う。
「その年齢で子持ちという可能性は頗る低いが、もし万が一すでに子どもがいるのなら、その子を大切にしたがいい。そうでなくとも気を落とすな。長引く戦乱で孤児がそこらに溢れている。養子を取れば子育てもできるし世間一般からの評価も上がって一石二鳥だ」
 それが体温計をケースにしまいながら言う言葉か。
 いや、どんな状況であれ得々と語る言葉じゃないだろうが。
 頭の中だけで反駁する俺の枕元で、この藪医者は、止めの言葉を言い放った。
「ま、種無しになったところで行為自体が不可能になるわけでなし。それほど問題はあるまいよ」
 お前の頭に問題が山積みだ。

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 お前の頭に問題が山積みだ(セルフツッコミ)

 医者萌えが高じてなぜこんな阿呆な下ネタにリンクするのか本気で不可解です。萌え作品とはまったく一片も関係がありません。ただの医者つながり。
 ちなみに、俺は男、医者は女です。成人向けサイトだったらこのあと俺が医者を引きずり込んで逆襲しそうだなあとか思いながら仕事帰りに車の中で浮かんでしまった一場面。

 わたくしの頭に問題が山積みです。

2004年02月05日(木)

 もえということば

 ヲタクの烙印というか識別語というか用語というかそんな感じの言葉、「萌え」
 わたくし今日ほどこの言葉が現在もっとも有名な意味で使われていて良かったと思ったことはございません。なぜならこれ程までに的確にわたくしの気持ちを表現できる言葉が他に見つからないから。

 薀蓄はともかく、叫ばせてください。

 医 者 萌 え ー !

 仕事場で読んでいた本に出てきた医者に激しく萌えです。名前が覚えられないのですが医者医者と職業名で識別しつつ萌えています。騎士より傭兵より医者です。これからの時代は医者ですよ(落ち着け)

 医者に萌えていたせいで、エタ本編は一応書き上がりましたがオマケが進みません。気が付くと医者に侵食されている脳内です。

2004年02月04日(水)
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