Mimi の映画感想記

2003年09月11日(木) 10日間で男を上手にフル方法

原題 How to lose a guy in 10 days。

直訳すれば

「10日のうちに彼氏を失う方法」

である。

「上手にフル方法」どころか、意味合いとしては「上手にフラレル方法」なわけ。

・・・まるっきり逆じゃん。

映画を見始めればすぐにわかる。
「いかにして、鬱陶しい女になるか、男に『すぐ別れたいっ!』と思わせるか、
それによって『こういうことはしてはいけない』と学ぶことが出来る」
という成り行きにより、人気女性誌のライターが「ふられ上手」の
中島みゆきのような女を「演じる」ことになるわけだ。

主演男優はジェニファー・ロペスと「ウエディング・プランナー」で共演した人。
ごめん、興味ないから名前覚えてないわ。
主演女優はゴールディー・ホーンの長女、ケイト・ハドソンである。

見てる間中、
「うおー、笑った顔がママ(ゴールディー・ホーン)そっくりだぁぁぁ!」
とか
「ひゃ〜、芸風が(ママと)おんなじ!」
とか
「ほんと胸ないなあ〜〜〜、ママみたいだな。」
とか
まあうちら夫婦でうるさいこと。

BJも私もゴールディー・ホーンが大好きなので、ついケイトにその面影を追ってしまうらしい。

「ケイト・ハドソン」という女優ではなく、「ゴールディー・ホーン」の娘、
をひたすら追い求めて見てしまった感じ。

ケイトもとてもかわいくて魅力的な女優さんだと思うし、
私達みたいなミーハーファンは迷惑だろうとも思う。
・・・が。

・・・やっぱり、往年のママ(ゴールディー)のほうが、
数倍かわいかったし魅力的だったわ!ごめん!!




2003年09月10日(水) WASABI

わざわざこっちに書くほどのもんでもないとは思ったが・・・・
でも結構ツッコミどころ満載だったので。

リュック・ベッソン制作、ジャン・レノ主演のフランス映画でなおかつ広末涼子が起用されたってことでもう「日本で売れればいいや〜」式の駄作だったことが見る前からまるわかり。
ケーブルTVでたまたまやってたので見始めたら、あまりのくだらなさに大笑いで結局最後まで見てしまった。

日本ではなんて紹介してたのかと検索して見てみたら

「ジャン・レノ主演のアクション映画」

・・・・ってそりゃ違うでしょ。

これ、コメディよね?

香港映画テイスト満載の、ワイヤーアクション使いまくり。
マグナムで撃たれたヤクザの親分(顔にあんなキズのあるヤクザなんているかっ)が2メートル以上後ろにふっとんだり、ジャン・レノに蹴られたチンピラはキャット空中3回転(わかる?)を決めてガラスのショーケースにクリーンヒット!
ゴルフ練習場での立ち回りではなぜかヌンチャクまで出てくるし。

こないだ見たジャッキー・チェンのドキュメンタリー番組を思い出してしまい、笑えるったらなかった。
この人達、ジャッキーのチームのスタントマンなんじゃないの?

もうひとつ笑えるのは、成田空港の入国審査から街中の銀行窓口から弁護士にホテルマンに警察官、はては前出の顔にキズのあるヤクザの親分までが流暢なフランス語を喋ること。
えらく学のあるヤクザやさんですの〜〜〜。すごいねえ。

広末涼子も一生懸命フランス語喋ってたけど、あんな阿呆そうな若い女の子でずっと日本で暮らしてたガキがフランス語なんか喋れるかっ!

良かったのは共演のミシェル・ミューラー。
この人がうまかったのでなんとか映画になってたって感じ。



結論。
単なる日本観光お笑い映画だと思って見るべし。
最高よ。


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