■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

綱島のお店・色決め難航・・・ - 2006年10月31日(火)

色決めというのはデザイン上に於いて非常に大事な行為である。サンプル帳から決まった色を指定するということは調色が出来ない塗料以外は滅多にないし、微妙な調合を何度も何度も繰り返して漸く目指す色が決まる。それは時には丸々一日を費やすこともあるから職人さんにとっても大変な作業となる。

そこには妥協はしたくないというデザイナーの拘りと塗装職人そしての意地とプライドとのぶつかり合いでもある。色というのは本当に大切なものでちょっとでも間違えると野暮ったくなってしまったり、全体的な調和が取れなくなったりすることにも繋がる。だからこちらとしても妥協ということはせずに納得いくまでトコトン追求していく。

今日は外壁の色を決めたのだが、イメージしている色がサンプル帳にはないし、とりあえず塗料の見本ではなく左官材で近いものがあったのでそれに合わせて調合をしてもらった。職人さんから提示された色はどう見てもサンプルの色調とは異なる。一回目のやり直しである・・・。

その後も近くはなっているもののやっぱり違う・・・。またやり直し・・・。そういうやり取りの中でふと気になったのが、サンプルを塗っているのはコンパネというベニヤの厚いものである。しかし、実際に塗るのは外壁で既に既存の塗料が吹き付けられており、その上にプライマーという塗料と塗料を付着させるための白い下地材が塗られている。

サンプルを塗っているコンパネは塗料を吸い込むし、地の色は茶系である。実際に塗ろうとしている面とは全く異なる素材だから同じ塗料を塗っても仕上がった色は違ってくる。だから、作ったサンプルを実際に外壁に塗ってみて確認したいとお願いした。すると段々近づいてきたように思えた色が全く異なる・・・。

基本的な調合の配合からやり直しである。そこからがデザイナーの拘りと職人の意地とプライドとの戦いが始まる・・・。何度も何度もやり直したがやっぱり違う・・・。まあこの辺でいいかな・・・?という感じには近づいては来たがやはり微妙な違いであるけど違うことには変わりがない。この色を塗ったら野暮ったくなってしまう・・・。

結局、微妙な調合を繰り返しながらやり直した回数は15回を超えた・・・。時間にして4時間近くを費やした作業であった。これを既製の塗料をそのまま使って塗ればこの作業時間は省けるが、出来上がったものは全く満足出来るものにはならない。職人さんの半日の仕事を色決めに費やすということは作業効率から考えれば勿体無いとも言える。他にもいろいろな色を使うし、それらのものを全部調合していく時間はかなりのものになる。

でも、そこまでしても納得いくものをつくりたいし、中途半端な妥協などしたくない。それを面倒くさいと考えるか、拘りと考えるかはデザイナーの姿勢次第。レトルト食品使うお店と手作りに拘るお店の違いとでも言えば分かり易いだろう・・・。それは人それぞれの考え方でもあり、一概にどちらが正解かとも言い難い。でも、私には前者を選択することは出来ない・・・ただそれだけである・・・。

そして、そういう拘りを求めている方からの依頼が多いからでもある。


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微笑ましい光景 - 2006年10月30日(月)

とあるお店にて・・・

女性同士の会話が盛り上がっている・・・
家族連れが楽しそうに食事をしている・・・
若いカップルが何やらヒソヒソ話している・・・
ご年配のご夫婦が笑顔で食事をしている・・・

いろんな客層がそれぞれの楽しみ方で時間を過ごしている。
俺が目指したいのはこういう空間と、こういう雰囲気である。

そこにはストロボの閃光も、シャッターの音もない。
そこにはくだらない薀蓄も、チープな自慢話もない。

そもそも食事とは何かを考えられる常識人に来てもらいたいし、
最低限のマナーと常識も守れない人にとやかく言われたくない。

この微笑ましき光景こそが真の食事の場である。


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ユーカリが丘のお店・着工 - 2006年10月29日(日)

いろいろとあったユーカリが丘のお店であるが今日から本格的に工事が始まった。一応は27日(金)が日が良かったのでその日を着工扱いにしたが、実質的には今日から11月29日までの32日間の工事がスタートする。

直前になって漸く全体的なイメージの要望がまとまり、そこから実施設計を始めたのであるが、今日明日の二日間で平面詳細を含めた設備絡みの図面を作成し、現場のスタートに支障をきたさない段取りをする予定。

つい数日前には年内のオープンを諦め、万全の準備をして年明けからのスタートということも提案したが、予定通り年内のオープンをしたいというクライアントの要望を持って12月20日(水)のオープンニングを目指すこととなった。

ポッチーランドとしても千葉県内では初めての店づくり・・・。サラリーマン時代も千葉には縁がなかった。別に避けていた訳ではないが、都内でも京浜東北線を境に東側での仕事って殆どなかったのである。軒数からいけばやはり東京都内が一番多いのだが、それでもこのラインを境に考えると蒲田のお店以外は全くないから不思議である。

地域性というものも十分に考慮した中でのデザインであり、ショップコンセプトでなければならないが、幸いなことに今回のお店はユーカリが丘という新しい街で駅周辺の街並みは結構洗練されている。東京のベッドタウンとしての位置付けの街であろうから当初予定していた佐倉の庁舎前の物件よりも客層としてはかなりいいところを狙えるかもしれない。

その佐倉の物件を断念させたのもやはり客層が気になり、不動産の契約直前で変更を進言した。狙っている客層をどの程度狙えるかは店にとって大きな問題であるし、客層が悪くなれば店全体のイメージもマイナスとなってしまう・・・。


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お茶で1時間半も粘る女性客ふたり・・・ - 2006年10月28日(土)

今日は午前中は図面描きをし、午後からは綱島の現場へ行って来た。メインのカウンターが搬入されて定位置に設置してみたが中々いい感じである・・・。広いところで奥行きが70センチもあり、長さは3メートル80センチの無垢の一枚板は流石に迫力満点!!!来週からは各所の仕上げに入るので段々雰囲気が分かるようになって来るが、外の感じもこれまでとはちょっと違った純和風の佇まいで完成が楽しみである。

で、夕方から恒例の鎌倉・鶴岡八幡宮へのお参りである。今月もバタバタして結局月末となってしまったが、今日を逃すと後は無理なので何としても行くしかなく、結構遅い時間になってしまったので本堂が閉まってしまったらお参り出来ないし、御神籤も引けなくなるので途中で寄り道をせずに急いで八幡宮へと向かった。

その後、綱島のお店で使う一輪挿しを見にいつも行く竹細工のお店で幾つかの候補を決めてから先月は長蛇の列で入れなかったお気に入りのお店へ行くとにした。流石にこの時間ともなると空席があったので入ることに・・・。小上がりかビッグテーブル代わりの6人席での相席と言われたが、小上がり席に一人で座るのも嫌だし、テーブルの先客も食後のお茶を飲んでいるので直ぐに帰るだろうと思ったので相席にした。

お決まりの「樽酒」と「板わさ」をオーダーし至福の時間のスタートの筈であったのだが・・・。

向かい側に座っている既にお茶を飲んでいるOLらしき女性ふたりの内の一人の声がデカイのなんのって・・・。店中に響き渡るくらいの大声でくだらない自慢話をしている。あんたが凄くて会社がデカイんじゃないだろうに・・・。たまに見掛ける何か勘違い系のオンナ・・・。

まあ、もうお茶を飲んでいるので直ぐに帰るだろうから我慢していたが、10分経ち、20分経ち、30分経ち・・・それでも一向に帰る気配なし・・・。くだらない話しを延々と店中に聞かせている○○オンナ。それにしてもなんで周りの空気を読めないんだろうかと不思議に思ったが、読めないから大声で周りに迷惑掛けてもなんとも思わないんだよね。昨晩行った近所の蕎麦ダイニングにいた子連れヤ○キーグループ然りである。

店の人達も迷惑そうな顔をしているが注意する気配もないし、ただただ早く帰って欲しいという表情をしている。その後も延々とくだらない話しをしているが時は既に1時間を越えた・・・。2杯目の酒も飲んじゃったし、肴の「焼き海苔」も食べ終わり、帰る気配は微塵も感じないので〆の蕎麦を頼んだのであった。蕎麦湯を飲んでから温かいお茶を頂き、それを飲み干して席を立った時は私がお店に入ってから既に1時間半を経過していたのであった・・・。

席に着いた時点でお茶を飲んでいたので、当然ながらその前に食事も終わっている訳だから、かなりの時間をお茶だけで粘るという店からしたら一番嫌な客・・・。伝票がチラッと見えたが蕎麦を食べずに甘味だけだったようである。ここは甘味だけの客も結構見掛けるが、それならせいぜい滞在時間は30分程度であろう・・・。このOLふたりはその後のお茶だけで1時間半もいるなんて・・・ここは喫茶店じゃねぇよ!

しかも、店中に響き渡る大きな声でくだらない自慢話を延々と喋り続ける○○オンナ!折角の至福の時間が台無しに・・・。いくらなんでも長くても10〜20分程度で帰るだろうと思っていたら1時間半だよ!お茶だけで・・・。お会計の際にお店の方が「本当に申し訳ございません」って謝ってきたけど何らかの手立てはなかったのかな・・・?

「先にお会計させて頂いて宜しいでしょうか?」とか、「混雑して参りましたので・・・云々」とか、まあ難しい問題だろうが、食べ終わってから1時間半も粘る客は追い出してもいいんじゃないのかな?それは正当なる手段だと思うけどな・・・。しかも、他の客の迷惑になるようなデカイ声だし・・・。

店を出てから少し酔い醒ましに散策をしてから駅へ向かう途中に店の前を通ったら漸く彼女らが出て来たのである・・・。その時既に1時間50分を経過していた・・・。結局食後のお茶だけで2時間も粘ったんだよね・・・こいつらは!


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ついに近所にも蕎麦ダイニングが出来た! - 2006年10月27日(金)

オイオイ本当かよ・・・?まさかうちの近所に出来るとは・・・。小洒落た店は出来て欲しいなとは思っていたが、こういう業態のお店は想像していなかったね。今日がオープニングだったのでユーカリが丘のお店の打合せが早く終わったので寄り道せずにまっすぐ帰宅して行ってみることにした。

ただ、気になっていたというか、ある程度中身が予測出来ていたのは経営母体が横浜駅周辺で多店舗展開をしているところで、マニア的に言うと「座麺」という中身は立ち食いレベルで椅子があるという店である。最近は居酒屋も経営しているがナショナルチェーンの安い居酒屋でももっと高品質の商品を提供しているが、ここは価格が安い分中身もチープ・・・である。

そういうところがこういう業態を展開するとは・・・。しかも、横浜駅周辺ならいざ知らず、こんなところに出店するなんてどういう心算なのか・・・?ここは横浜駅から一駅と言っても小さな街である。当然商圏人口もそれ程多くはないし、不特定多数の人が多い横浜駅周辺でなら誤魔化しも効くし、一見さんだけでもやっていけるが、こういう小規模商圏ではそれが出来ない。ある程度のレベルの商売をしていかなければ存続出来ないのである。

カウンターが6席、2人掛けが2卓、それとは別に個室ではないが6人収容のスペースがある。先客はカウンターに一人と6人席に若い家族連れが1組(大人3人、子供3人)だけであった。オープン初日でこれしか入っていないのか・・・?小さな街とは言えここは人通りもある程度あるからもう少し入っていると思ったのにちょっと驚き。

生ビールと焼き味噌(300円)、鳥わさ(350円)、天ぷら盛合わせ(500円)を頼んだが驚くほど単価が安い・・・。当然その単価に見合った商品しか出て来ないというのは想像出来る。何故か最初に一番手間の掛かる天ぷらが出て来たが、見るだけで全てが分かってしまうレベル・・・。今時の立ち食い店でももう少しまともな天ぷらを出すけど、カリカリに揚がった天ぷらは天つゆにどっぷりと浸けないと硬くて噛めない。

まあ、ネタは小さいが海老2尾、きす1尾、烏賊1ヶ、蓮根1ヶで500円だから推して知るべしである。メニューを見ると蕎麦はもりとかけしかない・・・。あとは天ぷらをトッピングするようになっていて、鴨やとろろとかは勿論ない。しかも、その価格がもり280円にかけ300円であるから完全に立ち食い店レベル。

専門学校があり昼間は低価格な分そういう人達が利用するであろうが、夜はどうなんだろうか・・・?このレベルの商品で一般客を引き込むことは出来れうだろうか?でも、なんでこういう業態の店をこんな場所に出したのか不思議である。リスクを背負ってこんな小規模商圏に出さなくても横浜駅周辺で展開しているんだからその一角に出せばいいのに・・・。

普段うちが手掛けるスタイルの店は成り立つと思っているが、完全なダイニングスタイルでは難しいことくらいリサーチしろよ!しかも、ダイニング系なのにファサードデザインは限りなくダサい・・・。中はそれなりに見ようと思えば見れるかな?まあ、ダイニングといっても形だけで中身は安い居酒屋レベルで格好だけ真似しましたという感じかな・・・?

しかも、先客の家族連れの五月蝿いことやかましいこと・・・。居酒屋だってこんなに騒ぐ客はいないよって位に大騒ぎ。店側も他の客の迷惑になるからと言って注意したりはしない。会話を聞いていると店の誰かの知り合いらしいが、こういう客が日夜大騒ぎしていたら狙っている客層は取り込めないよね。途中でカップルや女性二人が入って来たが迷惑そうな顔をしていたし、店側の姿勢を疑ってしまう。

でも、店の雰囲気を見たら騒いじゃいけない・・・って普通は思うけど、ヤ○キーっぽい彼らにはそれは通用しない常識か?下品で見ていて不味いメシが更に不味くなる。おまけに立ち上がって店のスタッフと記念撮影を始める始末。この席にこの客たちがいつもいるのかと思うと来る気にはなれないな・・・。中身も酷いけど客層も酷い・・・。

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期待が大きかった分落胆の度合いが・・・ - 2006年10月26日(木)

急遽決まった知人との会食。肌寒かったのでなんとなく燗酒を飲みながら焼き鳥が食いたくなり行き先は野毛に決まったが、入ろうとしたお店は空席があるものの予約が入っているので駄目とのこと。もう一軒の繁盛店もカウンターは一杯で、テーブル席が1卓空いていたが、こういう繁盛店でふたりで4人掛けを使うのはお店に悪いので他を当ることに・・・。

未体験のカウンターだけのお店は定休日・・・。どうしようかと思案中にふと浮かんできたもう一軒のお店。何度か前を通ったが一杯だったり、中が見えないのでなんとなく不安になり避けてしまったりであった・・・。今日は入口の戸が開いており店内の様子が丸見え。なんとガラガラで先客はカウンターに一組のみ。

カウンターにしようかと思ったがテーブル席に案内されたのでそこへ陣取り、店内の様子を見渡すと壁一面に沢山のメニューが貼り巡らされている。生物系も結構あり、焼き鳥屋というより居酒屋なのかな・・・?何品かオーダーしたが、美味しいものとそうでないものの差が激しいようだが、看板に掲げてある「焼き鳥」は何故か美味しくないのである・・・。

他の繁盛店2軒と比べたらあきらかに格落ちする。以前に通った際に混んでいたのは偶々だったのか・・・?今日のように閑散としているのは珍しいとカウンターに陣取る常連と思われる客と話していたが、ここは焼き鳥が美味しいからと言うよりいろんなメニューがあるし、居酒屋的に使えるから来るんだろうね・・・。

期待感が大きかった分落胆の度合いが大きかったが、メインの焼き鳥がこの程度だったら次に来ることはないかもしれない。居酒屋として使うなら他にも沢山あるし、ちょっとガッカリの新店であった・・・。

店を出てから野毛の通りをふたりで歩いたが、客が入っている店とそうでない店の差がハッキリと出ている。入っている店は美味しいということだろうし、そうでない店はその逆という証だよね。だから店の選択はその様子を見れば一目瞭然である。

タクシーで家に帰ってから飲み直しに最近嵌っているシングルモルトで乾杯し、夜中まで飲み明かすことに・・・。


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また懸念していたことが当たってしまった・・・ - 2006年10月25日(水)

とあるお店でのこと・・・。

開店前に気になっていたことが現実となってしまった。小さな問題ではなく、店にとっての大きな問題なので起こって欲しくはないと思っていたが、ここに来て早くも現実となってしまったのである。店主にも伝えてあった予測していたこととは言え正直ガッカリした。

十分に起こり得ることなので慎重にとお願いはしていたのだが、こういう問題は出来る限り先に解決しておかなければならないことであり、中途半端な状態でスタートしてはいけないということ。一旦溝が生まれればそれを埋めることは容易ではない。

でも、今回も懸念していたことが物の見事に当たってしまった・・・。これまで手掛けてきたお店で「ここはこういう問題で躓く」とか「ここがポイントとなる」と言ったところが殆ど外れないで的中している。だから、時には厳しく、そして激しく、相手にそれを伝える。また、この日記上で綴ることもある。

別に予言者でもなんでもないが、相手の言動や置かれている状況などをきちんと分析すればおのずと見えて来るものである。時には小さな問題である場合もあるが、今回のケースのように大きな問題ともなると店側も事後処理が大変になる。幸いなことに次の手立の目処が立っているので長い目で見た場合の大事には至らないが、大切なことを中途半端にしてきた結果がこうなってしまったとも言える・・・。                                                 

これは日本蕎麦店に於いて多店舗展開というものは決して楽ではないということで、オーナーシェフでなければ店の運営は難しいということの裏返しでもある。   


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世田谷のお店・建築設計との打合せ - 2006年10月24日(火)

今日は世田谷のお店の件で建築設計事務所の方との初回の打合せがあった。大家さんの意向でテナント側の要望を出来る限り取り入れて建てたいとのことで建築設計が進む前に店舗としての要望事項を提示した。

通常は建築設計が済んで竣工後にテナントが決まり、その枠の中で設計を進めていくことになるのだが、大家さんの好意でかなりの要望を出させて頂いた。しかし、それが全て反映されるかどうかはいろいろな絡みもあるので分からないが、今日の打ち合わせに於いては問題のない範囲で受け入れて頂けそうな感じがした。

このように事前にテナントが決まっていたり、建築設計がまだ済んでいない場合はテナント側の要望を取り入れた中で建築出来るという借主側のメリットがある。特に飲食店の場合は厨房や設備絡みでただ箱があればいいというものではない。今後は建築設計と同時進行となるのでスケジュール的には現在の仕事量から言ってちょっと厳しいものがあるが、レイアウトを進めて行くことになる。年内にはある程度のものがまとまっていなければならないが、クライアント側の要望もかなり細かく提示されているのでそれ程時間も掛からないのではなかろうか・・・とも思っている。


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まだ本調子じゃない・・・ - 2006年10月23日(月)

先週からの体調不良がまだ改善されていない・・・。大分良くなったとは言え食欲もあまりないし、空腹にはなるのでなにかを食べるのだが美味しくないのである。当然ながら酒も然り・・・。酒が不味いなんてつまらないよな・・・。

けだるさが残り、集中力も減退している。水曜の夜からおかしくなったので既に6日も経っているのに・・・。昔はこんなもんは一晩で治っていたのだが、年齢と共に体力も落ち治癒に時間も掛かるようになってきているということか・・・?

酒もそうだが、メシが不味いというのは嫌である。体調が良くなるまで寝込んでいるような暇はないし、気合を入れて頑張らなければならないね。


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ちょっときついことを言ったけど・・・ - 2006年10月22日(日)

今度着工するお店の方との打合せが都内某所であった。この方との打合せがスタートしてからもうじき5ヶ月が経つのだが、最初にお会いした時に懸念したことがここに来て顕著に現れるようになっている・・・。その件に関しては当人にも最初にハッキリと伝えており、意識して変えるようにしていって欲しいとお願いしていた。

一時的にそれが改善されつつあったが着工間近となり、プレッシャーやらやらなければならないこともどんどん増えてくる中ではそれがぶり返してきても仕方がない。でも、それで片付けてしまっては何にもならないのである。これから先はもっともっとプレッシャーというものを感じることになるし、判断したければならないことも増えてくる。

そう考えると今のままではとてもじゃないがオープンなんてさせられない。そろそろお灸を据えないといけないかな・・・?と思い、かなり厳しいことを言う羽目になった。でも、これで変化が見られなければ本当にオープンなどさせられない。結果が見えているからである・・・。

こういうことは本人がきちんと意識していかないと変わることはない。一気にとは言わないけど、少しづつでもいいから変化の兆しを見せて欲しい・・・。これからはどんどんその場で結論を出していかなければならないことが出て来る。それをイチイチ一晩二晩考えていたら何も先へは進まなくなってしまう。小さなことでも迷うのは分かるが、即決しなければならないことくらいはその場で判断してもらわないと正直言って困る。

私が指摘したことと同じようなことを修行先のご主人からも言われたそうであるが、このまま変化が見られなければ強硬手段も考えなければならない。本人がそういう危機感を持たなければ周りが付いてこなくなるのである・・・。実際にオープンしたらスタッフへの指示も、何もかもその場で判断して答えを出さねばならないことが山ほどある。

それの練習と思って今からそういうことを意識して訓練しておかなければならないのである。あとから頑張るから・・・では絶対にダメである!今!・・・なんだよ、大切なのは・・・。私がそれを言った後でも結論先送りの案件が幾つも出て来た・・・。

誰も好き好んできついことを言うのではない。修行先のご主人然り、先日オープンしたお店の方々然り、皆当の本人のことを思って敢てきついことを言っているのである。ここから先は本人の努力次第。どれだけ意識して自分自身を変えて行けるか・・・?

残念ながらそれが出来なかったらオープンは延ばすしかない・・・。商売ってそんなに甘いもんじゃないから・・・。


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体力減退の訳は・・・? - 2006年10月21日(土)

なんだろう・・・?
ひょっとして・・・?

そうじゃないことを願っているが・・・



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盗作云々よりもあの程度のフレーズって・・・ - 2006年10月20日(金)

またまた出て来た盗作騒ぎであるが、確かに似ているようであるし、パクッたと言われても仕方がないのかもしれない。でも、たかがワンフレーズが似ていたからってこれ程までに怒るんかい・・・?

まるで知らない人がいないかの如くに有名な言葉のように言っていたが、本人の思い入れは分かるけど、実際にはどれ程の人がそう感じたのか?氏はその言葉を知らないとは何事だと怒ったらしいが、思い違いもいいところである。そんなもん一部の氏のファンしか知らないだろうに・・・。そこまで大切なフレーズだったら何らかの措置を施していれば良かったじゃんか!

しかも、あの程度のフレーズなんて誰でも浮かんでくるものだろうに・・・。例え、彼がパクッたにしても特別に特徴のある言葉でもないし、イチイチ本人の自己満足の世界をこういう手段に訴えるのも如何なものか?もう少し感動を覚える言葉とか、ググッと胸に突き刺さる言葉とかなら分かるけど、なんかかえってこれまでの名声を打ち消すようなケツの穴の小ささを感じてしまう。

まあパクル方も悪いけど、この程度のことでイチイチ彼方此方のマスコミの前に出て来ている姿を見ると他の見方もしてしまうよね。そもそも、こういうことを何でテレビやマスコミの前で言わなきゃならないの・・・?当事者同士できちんと話をつければいいことであり、世間への露出と言う姑息な手段が大好きなこういう輩達の常套手段なのかもしれない。

見ていて不愉快な光景だね・・・。この程度のフレーズなんて彼方此方に溢れているじゃん!


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嗚呼・・・風邪でダウン - 2006年10月19日(木)

昨晩から関節が痛くなり発熱してしまった・・・。朝になっても症状は変わらず熱も上がったが、夕べのうちにファックスしなければならなかった用件を早朝に起きて処理してその後はまた寝込んでしまった・・・。

今日は打合せは入れておらず、図面描きに充てていたので支障は少なかったのが幸いしたが、ちょっと体力が落ちていたのかもしれないね・・・。年に1回程度発熱することがあるのだが、いつもは朝までに気合いで治していた。しかし、このところは年のせいかそれも叶わず2〜3日に渡ってしまう場合が多くなってしまったね。

結局、途中途中で起きて仕事を処理したが、ほぼ一日中寝込んでしまうこととなってしまうことに・・・。図面の進行が遅れてしまったが、なんとか調整して処理できそうなので丁度いい時に寝込んでしまったのかもしれない。来週とかだと大変なことになっていたしね。でも、だいぶ体力が落ちしまったんだろう・・・。熱は38度5分だったが、この程度の熱なら仕事をしていたんだけど今日はそれが出来なかったということはそうなのかもしれない。


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あんた何様? - 2006年10月18日(水)

こう聞いたらきっとこう答えるに違いない・・・

「お客様です!」って・・・

でも、やっていることはそれを遥かに超越した普通では考えられないこと。いろいろなところで少なくなってきたとは聞いたけどまだいるんだね・・・こういう人達って。そこまでして店を自分の好みに染め上げたいのか、まるでアドバイザーにでもなった心算なのか分からないが、店からしたら一応は客だから話は聞くけど余計なお世話だよな。

こういう人達って一体全体何をしたいのか理解したくもないが、どうして店を引っ掻き回すようなことを平気でやるんだろうか?店に迷惑だと思ったりしないんだろうか?自分の好みに仕立てたいからそうは思わないんだろうね。

女性とお付き合いしても何から何まで自分の好みに仕立てたいんだろうか?まあ、そんなことしたら普通の女性は逃げて行くよね。店だって同じだと思うんだけどな。最初は親切な人って思ってもらえるけど、次第にエスカレートすれば嫌な奴となってしまう。何事も限度ってもんがあるだろうに・・・。

そういうことを分からないから自分だけの価値観や好みでいろんなことをしてしまう。そこまで染め上げたいのなら自分で店持って自分の好みに仕立てていけばいいのにね。何処かの主人も言っていたけど、俺だって、他にも極普通の認識を持った人はそう思うであろう・・・。


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もっと信念を持たなきゃ・・・! - 2006年10月17日(火)

数日前にも書いたが気持ちが揺れ動いている間は信念が定まっていないということ。一体なにをどうしたいのか・・・?どうして欲しいのか・・・?終いには「○○付いてんのか!」って怒りたくもなる。

こんなことじゃとてもじゃないがお店をオープンさせても続けていくことなんて出来やしないよ!そろそろエンジンを全開にしてスタートしないと年内のオープンは難しいかもしれない。店が完成すればオープンは出来るけど、どう考えてもそれは無理と判断したらオープンは年明けにする心算である。無理して中途半端な形でスタートさせる訳にはいかないし、それは彼の為にもならないであろう・・・。

飲食店経営は技術だけでは成り立たない。使用人として何処かの店で働くのなら技術だけ・・・所謂「腕一本」でやっていけるが、自らが経営者となり全体を切り盛りするということとなると全く次元が異なる。腕に自信はいいことだけど、個人経営の場合は技術なんてほんの僅かの比重でしかなくなるという現実をまだ理解できていない。

他にもっともっと頭を使わなければならないことや、気持ちを向けなければならないことが沢山あるんだよ。これまでも散々言ってきたことだけど、まだまだ理解出来ていないようである・・・。

ちょっと前にオープンしたお店も見ているんだし、あのご夫妻の姿を見て何がどのように大切なのかを早く理解して欲しい・・・。


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相模原のお店・業務契約 - 2006年10月16日(月)

今日は相模原のお店の業務契約を結んだ。移転、建て直し、改築の幾つかの選択肢がある中で検討していたとのことであるが、コストの面もあり改築で進めていくこととなった。移転の場合も土地は既に購入されてあり、そこも見に行ったが決して商売に向かない立地でもなく、やり方によっては面白そうな感じもしたが、ここでの出店の場合はある程度の店舗規模が求められるし、移転となると全くのゼロからのスタートとなる。

それと当然ながら規模が大きくなるとコスト面に於いてもかなりの投資が必要となる。数々のリスクを背負いながらのスタートではちょっと厳しいものがあるのではということで、こちらからの提案としても改築を勧めていた。建て直しもコスト面で改築よりも掛かるし、十分に改築でまかなえると判断したのであった。

ご両親も長年親しんだお店を壊すことを危惧しており、思い出を残しながら改築していけばそれも解決できるし、それぞれの思いを踏まえた中で店づくりをしていくのがポッチーランドとしての仕事だと思っている。自社の売り上げが上がるからと移転して大きなお店を建てさせるというようなことは決してしない。

年明けからの着工となるのでスケジュール的にはかなりタイトとなるが、最初にお話しがあった時点である程度イメージを作っていたのでまとめるのは割り合い早く出来そうである。


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? - 2006年10月15日(日)

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「暖簾」という名の魔物 - 2006年10月14日(土)

今日は綱島のお店の現場チェックに行き、その後は都内某所に移動してユーカリが丘のお店の件でクライアントと共に厨房機器業者を含め数社との打合せを行った。終了したのが6時半頃でおなかも空いたのでメシでも食いに行きましょうかとお誘いし、近所にある有名店へと向かうことにした。

土曜の夜なので割りと空いているのかなと思ったらほぼ満卓。なんとか席は確保出来たのでまずは生ビールで乾杯。やはり仕事が終わった後の生ビールは美味い!肴を数品頼んでみたが丁寧に仕事をしているという感じである。息子が店主で母親?が手伝い、ホールは若い男の子が一人でやっていたが、慣れていないのかどうかちょっとぎこちなさを感じた。

全体としては丁寧に、且つ一生懸命に仕事をしているという印象は受けるものの、かと言って感動を覚えたり、十分なる満足感を感じるというレベルではない。途中でとんでもないミスを犯していたが、これが開業1年程度の店なら未だしも既に6年近くも経っているところが今更犯すミスではない。何処かに緊張感が欠けているというか、甘さを感じてしまった。

ここは某暖簾分けのお店なのだが、果たしてその暖簾がなかったらここまで繁盛しているだろか・・・?一生懸命にやっている姿勢は感じるけど、それは当たり前のことであり、先ほどのミスや他にも随所に出て来る甘さというか客から見たらちょっとそれは違うんじゃないかい・・・という点が沢山目に付く。

やはりこの程度でこれだけの客が来るということで何処かに甘えがあるのだろうか?と思ってしまうのは普通の客として当然だろう。しかし、エッジがどうこうとか、香りがどうこうとか、どこ何処産がどうこうみたいなことしか頭にないマニアには関係ないだろうが、実際にはそういう類の客は極々一部なのである。その他は普通の客であり、そういうマニアックな視点で店を捉えたりしない。

そして、飲食店として一般的視野で捉えているので今日のようなミスがあっては当然ながら評価は下がる。実はこのお店へは5年ほど前に来たことがあるのだが、殆ど成長はしていなかった・・・。前回も何処かに甘さを感じたり、満足出来るものではなかったのだが、やはり「暖簾」に守られているからかどうか、本当にしなければならない努力が足りないのでは・・・?


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綱島のお店・着工 - 2006年10月13日(金)

今日から綱島のお店の工事が始まった。昨日は工事に携わる4社の方々に来て頂き顔合わせを兼ねての打合せを行ったが、個別での打合せはしてきたが全体としてのこういう集まりは必要である。

昼過ぎに現場に行くと大方解体工事は終わっていたが、一本抜けない柱が出て来たとのことであった。増築を繰り返してきた建物なのできちんとした図面も残っていないし、前回内装工事を請負った業者さんは図面もあまり描かなかったようである。

位置的にレイアウトの変更は必要無さそうなので安心したが、リニューアルの場合はこういう予期せぬ出来事が発生する可能性が大きい。以前は厨房の食器棚を外したら外壁がなかったという驚く事態も経験したが、そういう場合に如何に早く的確に現場サイドに指示を出すかが大切なこと。

例えば現場だけ若い子に任したりするところは指示が出せないからこういうトラブルの際に現場が混乱してしまうのである。他にもいろいろと問題が出たが大きく何かに影響を及ぼすというものは無さそうなので、まづは無事にスタートを切ることが出来たと言えるであろう・・・。


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続・めん産業展 - 2006年10月12日(木)

会場内で一番の賑わいはレトルト食品を扱うブースである。次から次へと新商品が出てただただ驚くばかりであるが、何故一番賑わっているかというとそれを利用しているお店が多いから・・・ということである。

そば店の多くはそれらの商品を沢山使っている。これでもかってくらいに・・・。お店に入って出来合いのPOPが貼ってあるところはそれらの商品を使っているということである。昔はどこもきちんと手作りしていたものが、いつの間にやら「簡単」というキーワードに乗せられて所謂「袋物」と言われるレトルト食品を多用することになってしまった。

うちが手掛けるお店は殆ど必要のないものだが、絶対数からいけば大多数のお店がここに属す。だからそういう企業も次々と新商品を開発して売り込むことになる。それはそれで受け入れているお店があるのだから否定はしないが、だからと言って何も手打ちで蕎麦しかないお店に「鯖の味噌煮」や「カレイの煮付け」のレトルトものを売り込まなくってもいいじゃん・・・って思うんだけどな。

以前、こういう商品を使ったメニュー構成から手作りに切り替えようとした際に「そういう提案は間違っている」って噛み付かれたことがあったが、経営者が店を変えようとして本来のあるべき姿に戻ろうとしただけなんだけど理解頂けなかったようである。

こういうブースが大盛況していること自体をどう考えるか・・・?
飲食業として数少ない歴史ある蕎麦業界がどうなっていくのか・・・?
今後、飲食店として本来のあるべき姿に戻ることはないのだろうか・・・?


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めん産業展 - 2006年10月11日(水)

今日は当初から「めん産業展」に行く予定をしていたが、他の仕事を優先させることにした。毎年行くようにはしていたが、実際のところ何か得られるものは殆どないのが実情で、打合せを兼ねてとかということで行くことが多かった。

もう少し内容を改善していかないとどんどん出展する企業が減っていくことになる。主催者側もそれを懸念して昨年は他のイベントと絡めて開催したがものの見事に企画倒れ・・・。本来の趣旨以外のところだけが盛況というなんとも哀れな結末となってしまい、今年は従来通りのスタイルに戻すこととなった。

しかし、そのまま同じことをやるんではなく、もう少し全体的な見直しは必要で、ただ単に商品を並べて知り合いのお店の方と談笑する・・・というところが殆どという現実は先行きの不安を感じる。何故かどこもアルコールが用意されているのも不思議なことであるが、業界自体の古くからの体質がそのまま表れているような気もする。

それはそれで良しとするということも理解できる。業界全体としてのこういうイベントがないから情報収集というよりは寄り合い的な要素も踏まえていると思う。しかし、貴重な時間とお金を掛けて開催しているのだからもっともっと有意義なる内容にしなければならないのではなかろうか・・・?

そういう危機感を持っている出展者や組合員も多いはずだが、どうしてもいろいろなしがらみやらで臭いものに蓋をするような感じは否めない。結局は上に立つ人間の意識の問題で、名誉職としての役職ではなく、本来の意味での役職をまっとう出来る人材を登用しなければいつまで経っても改革は行われない・・・。初日の開場前に江戸時代でもないのに未だに大名行列していちゃダメってことである。他の業界の人が見たら腰抜かしてしまうんじゃないかな・・・あれ見たら。

こういうことを分かっている人は結構多いはず。外から見ていると早く誰かが手を付けないと取り返しの付かないことにもなりかねない重要事項だと思うんだけどね。それは「めん産業展」だけの在り方ではなく、もっともっと大きな業界全体の中での見直しである。

昨年は一般客へのアピールを全面に出したのだが、それをするにはきちんと内部的に基礎固めをしなければ無理だということを学んだはず。なんでも基礎がしっかりと出来ていなければ脆く崩れ易いものにしかならない・・・。


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ユーカリが丘のお店・現説 - 2006年10月10日(火)

今日はユーカリが丘のお店の現説を行った。内装工事2社、設備関連工事3社に対し図面の内容を説明し、設計意図を理解して頂き積算に入ってもらうこととなった。内装工事に関しては東京の業者さんと地元の業者さんに声を掛けたが、地方の場合地元の業者さんを使うことが多い。しかし、施工レベルやデザイン的な意図を何処までご理解頂き、且つそれを反映して頂けるかは全くの未知数。

クライアントの方で確認して頂いたが、飲食店の施工経験はそれ程多くはなさそうである。こういう場合は見積上の金額だけではなく、施工実績やその他の面でを含めた形での業者選定となる。以前も3社競合で金額的には一番安かったが、飲食店の施工実績が殆どなかったので、そこよりも少しだけ高かったところにお願いしたこともあった。

どうして一番安かったのに依頼してくれないのか・・・?とクライアントに言って来たそうだが、こういう場合はトータル的に判断した上での結論であったし、結果的にその答えは間違ってはいなかったと思っている。今回のケースはどうなるか分からないが、何れにしてもトータル的にいろいろな条件を含めて判断したい。

他にも設備関連は別途で個別の業者さんにも見積りに参加して頂いているが、こちらが希望する施工内容に関しての経験がないようなので、その辺はちょっと不安が残るのでもあるが・・・。

週末には厨房機器に関して数社の方に見積りをお願いするが、店舗規模からしたら厨房機器に関しての費用が大き過ぎるので、最終的には予算調整の段階でかなり苦しむことになるかもしれない。


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まだまだ気持ちの揺れ動きが大きいな・・・ - 2006年10月09日(月)

人は誰でも決断の際に悩むものである・・・。だからそれを否定することはない。しかし、気持ちの揺れ動きが大きければ大きいほどいろいろな面に於いての問題も出て来るものである。そして、今はまだいい・・・。準備中の段階なのだから・・・。

店が始まってもこの状態だとちょっと不安にもなる・・・。大丈夫だろうか・・・?今は決断を先送りしても大きな問題とはならないけど、実際の現場では殆どのことがその場その場での決断を求められたりする訳だから大変である。そういう場合の訓練を今からしっかりとしていかなければ現実的にその場になったら大慌てすることになる。

良くも悪くも人の性格というものは変わらないと言うが、少しでも変えようとする意識があれば少しは変化するものである。現状を見ていて不安に感じるのはその変えようとする意識がまだまだ欠如しているという点である・・・。


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このままじゃ3連休はなしだね・・・ - 2006年10月08日(日)

外はこんなにも天気がいいのに部屋に篭りっきりでユーカリが丘のお店の図面描きである。簡単に済ましちゃうことも出来るが、それでは自分自身の気が済まないからトコトンのめり込んでしまう。実行予算が確定していなかったので図面着手が遅れてしまい、今のところ3連休は無しとなりそうである。

行きたいイベントがいくつかあったが全てキャンセルとなってしまったが、優先順位を考えるとそれも致し方ない。日本酒の会も当然行けなかったし、娘の誕生日も・・・。こういう不規則な仕事をしていると予め予定したいたことも直前になってキャンセルせざるを得ないことって多いのである。

出来れば明日の昼過ぎまでに終わらせてその後は出掛けたかったが、今の状況じゃかなり厳しそうな感じかな・・・?来週と再来週着工のお店があるので現場に入ったら当然休みも取れなくなる。最近体力も落ちてきているし、出来る限り週一でいいから休まないと体がきつい・・・。

でも、本当に体力が落ちてきている・・・。2回が限界?2杯が限界である・・・。お酒はね!金曜の夜も知人とメシ喰いに行ったが二人で瓶ビール1本とお酒3合でもう限界。2軒目は止めて帰宅したが、酔いが回るのも早くなってしまったな・・・。すぐに真っ赤になるんだけど酔った訳ではなく割と平気なのであるが、ここ暫くは一気に酔ってしまうという失態を演じてしまう。

今週は休めそうな日がないし、来週も日曜は無理だけど平日に一日くらい休みたいと思っている。


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事件はリアルタイムで起きている! - 2006年10月07日(土)

って言われちゃうと困ってしまう・・・。先日から始まった某お台場局の「24」。毎日録画しているので後から観ることは可能なのだが、冒頭に「事件はリアルタイムで起きている・・・」って言われると「そ、そうか・・・」と思って最後まで観てしまうし、一晩3話分放映するのだが時と共に睡魔が襲って来るけど、ここまで観たんだからやっぱり最後まで観なきゃ・・・って思ってしまうんだよね。

それにしても作り方が巧いよね。視聴者を惹きつける要素がタップリあるからこんなにも人気があるんだろうけど、日本のテレビ局も少しは勉強したらって思っちゃう。最近のドラマは薄っぺらいったらありゃしない。アニメの原作をそのまま使ったり、脚本も演出も中途半端なものが多過ぎる。

折角いい役者使っても脚本や演出が悪ければ役者という素材を使いこなしていないということになる。安直な手法でしか作れなくなったテレビマン達・・・。心に残る名作ってホントに少なくなってしまったね。

残り後数日・・・。寝不足の日々が続きそうである・・・。そして、最後まで観てもみのさんの「朝ズバ!」始まる時には目が覚めてしまうのも困ったもんである。


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ふと気付けば女性だけしかいない・・・ - 2006年10月06日(金)

市内の喫茶店での業者さんとの打合せ。割り合いと広い店内と大きめのテーブルなので図面を広げての打合せには適していた。小一時間であろうか、打合せに没頭していてふと周りを見ると数十人はいるかと思う客の中で男性は我々だけ・・・。しかも、頭を寄せて夢中になって話をしている光景は周りの女性達から見たらひょっとして異様だったかもしれない。

元々ここは女性客が多いお店なのだが、ここまで女性客だけとは驚いたね。まあ、一人だったらこういう中でゆっくりとお茶しようなんて思えないけど、現実的に横浜駅周辺には喫茶店自体が少ないのである。もう少しゆっくりと打合せしたり出来るところが多いといいんだけどね。駅前のホテルも地下街を結構歩かないといけないし、中途半端に狭いところだとゆっくりとしていられなそうだし・・・と、中々いいところがない。

横浜って他にも意外と不便な部分が多い街でもある。


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ノードリンクで40分待ちは辛かろう・・・ - 2006年10月05日(木)

近所の洋食屋さんへ行った。珍しく4人ものお客がいて吃驚したが、ここは昼はどうか知らないが夜はあまり入っていない。でも、4人もいるということは相当待たされてしまうのかな・・・?という不安が脳裏を過ぎった。

「やっぱり出ようかな・・・?」

でも、席に座っちゃったので既に遅し・・・。ビールと食事をオーダーし他のテーブルを見ると何処もまだ出ていない。ということは最初に入った人はこの時点でも相当待っているのかもしれない。ここは数回入ったことがあるが、まあ出て来るのが遅いのなんのって・・・。急いでいる時なんか入るもんじゃない。夜時間があるときに利用しているが、必ずビールを飲むので何とか間が持てる。

他の客達はノードリンクである・・・。ビールを飲み干そうかという段階でも何処にも何も出て来ない。一体何をどう作っているんかいな?これじゅあ俺のもかなり遅くなってしまうかもしれないのでふと考えた・・・。

「やっぱり出ようかな・・・?」

でも、頼んじゃったし・・・。でも、まだ何も手を付けていないだろうから大丈夫じゃん!ってふたりの自分が頭の中を駆け巡ったが、結局は時間に余裕があったので待つことにした。すると最初に来たであろう人のテーブルに漸く運ばれて来た。この時点で俺が店に入ってから15分近くが経っている。仕方がないのでビールをもう一本頼んで待つことにした・・・。

暫くしてふたり目の客に来たのは俺が来店後20分で、3人目は30分後・・・。4人目は35分を経過していたのであった。この人はどう考えても少なくても40分は待っていたことになる。それぞれ4人のメニューを見ると平行して作ろうと思えば出来そうなものがあるが、一人分作ってから次の人・・・という感じで作っているのだろうか?ノードリンクで40分も良く待ったよね。

「あんたは偉い!」

俺なら到底待つことなんて出来やしない。激怒して席を立っているね。漸く運ばれて来た俺のものは来店後40分が経っていたが、ビールを飲んでいたのでまあ何とか待つことが出来たが、これからは先客がいる場合はこの店に入るのはやめておこうと思う。かなり古くからやっているお店なのだが、仕事が遅いというか段取りが悪いんだろうね。

手際良くテキパキと仕事が出来ないタイプなんだろうけど、こういう業種でのこの仕事振りでは結構厳しいものがあるね。だから客が少ないんだろうけど、年齢的に考えてもこの先急激に手が早くなるということもないだろうし、厳しい現実が待っていそうなお店である。


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今年も無理かな・・・? - 2006年10月04日(水)

いつもお世話になっている酒屋さん主催の日本酒の会が日曜日の夜にある。参加申し込みは今日が締め切りだけど、まだ返事を出していない・・・。昨年も参加出来なかったので何としても今年こそはと思っているけれど、今のスケジュールではちょっと難しそうな感じである。

まあ、とにかく凄いお酒が一堂に集まる。市販するものから品評会用に仕込んだもの、更には遊び心でマニアックに仕込んだものなど、お手頃価格から高価なものまで7〜80品ほど出品される。蔵の方からその酒を仕込んだ際の思いや拘りを聞くのも楽しいし、いろいろと勉強にもなる。

公私共々参加することが有意義な会であるが、何故かいろいろと他のスケジュールと重なったりすることが多い。でも、ギリギリまで待って調整が付けば参加したいと思っているがどうなることやら・・・。


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なんで難しく考え過ぎちゃうんだろう・・・? - 2006年10月03日(火)

来週着工予定のお店の見積りが各社から送られて来た。でも、どうしてこんな金額になってしまうんだろうか・・・?どう考えても理解に苦しむ金額のところもある。部分改装だからスケルトンの状態から新しく造り込むのよりは手間も掛かるのはある程度理解出来るけど、果たしてそれがここまで金額に反映されてしまうレベルなのだろうか?

サラリーマン時代は設計施工の会社にいたからこういう見積りのカラクリもテクニックも分かるのだが、それにしても常識の範囲を逸した内容では不信感さえ覚えてしまう。拾い出し方の違いと言うか、内容を難しく考えれば考えるほど金額は高騰していく。下請けさんから出て来た見積りに自社のマージンを乗せただけだからこうなってしまう場合もあるのだが、もっとシビアに拾い出しをしたり、出て来た見積りをしっかりと検証していかなければどんどん高くなってくる。

しかも、こういうケースの場合、元請業者よりも下請け業者の方が儲かってしまうという現象が起きる。例えば難しく考え過ぎて工賃50万程計上したとする。しかし、実際にやってみたら30万の人件費で収まったら20万も余剰利益が出て来ることになる。こっちも素人じゃないんだから実際にどれだけの人件費が掛かってどれだけの日数で終わるかくらいは分かる。そう考えるとどうしても提出された見積りの正当性というものに疑問符が付く。

確かに部分改装は見えて来ないところが多いから大変なんだけど、常識の範囲というものであれば理解出来るし、どんどん難しく大変だと考えてしまえばそれが偽りの常識となってしまうのが怖いのである・・・。1人の職人が1日で終わる工事内容なのに多額の工賃ということは見方を変えれば著しく生産性が悪いということにもなる。職人に支払う工賃というのは決まっている訳だし、それが数人工分も計上されているということは1日では終わらず数日掛かるということになる。

そういう不透明な見積りをきちんとチェックするのが設計事務所の仕事であるが、中には設計事務所が入ると細かくチェックされるから嫌がる業者もいると聞く。実際にそういう業者が引っ掻き回し現場の途中で降ろさせてもらったケースもある。施工側が勝手に設計変更したり、要は工事をやり易くしたいからそのような可笑しなことをするのだが、店舗業界もまだまだレベルが低いのはこういうところが存在しているということも起因している。

良心的なところはいいけど、巷にはまず初めに自社の利益ありきという見積りや仕事の進め方をしているようなところはまだまだ多い。設計施工でやっているとことがそれが出来るが、設計事務所が入る場合はそれが出来ない・・・。でも、依頼する側も設計と施工をきちんと分離して考えるようにしないと結局は高い買い物をさせられるケースも多いということである。

こういうところが建築と店舗(内装工事)との大きな違いでもあり、悲しいかな店舗が下に見られてしまう所以。「見た心算」という名の「見積り」ではなく、きちんとそれが妥当かどうかの検証をしたものを提出して欲しいものである。


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なんでそんなことまで知っているんだろう? - 2006年10月02日(月)

普通は知り得ないことを知っているというのは根掘り葉掘り聞いたりしているんだろうか・・・?店側からイチイチ言うことでもないし、かなり深く入り込んでいかなければ到達し得ないことを知っている。まあ、何らかの手段でそれを知るのは良しとしても、どうしてそれを彼方此方で公開せねばならないんだろうか?

情報通を自慢したいのかどうか分からないけども、店側もあまり深入りしていろんなことをうっかり話してしまうと大変だよ・・・!ということを知っておいた方がいいかもしれない。知られても良いこともあるけど、そうじゃないこともある訳だからね。ここだけの話しが一瞬に全世界へと伝達されることになる・・・。

それと散々無謀なる振る舞いをしていながら都合が悪くなると客の立場を主張するような人々にもね・・・。少なくなったとは言え、まだまだいるね。


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リニューアル後のギャップ・・・ - 2006年10月01日(日)

今宵は知人ととあるお店へ行って来た。昨年リニューアルしたらしく一度行ってみたいと思っていたのでリサーチがてら行くことにした。店内に入るとホールスタッフがいないので我々に気付かない・・・。パントリーが隠れているので当然なのだが、暫くして漸く気付いてくれ席へ誘導された。カウンター席があったのでそこが良いかなと思ったが1席しか空きがなくテーブル席へ。

4人席が1卓と2人席が2卓空いており、他に4卓ある4人席には皆ふたりづつ座っている。我々も4人席へ誘導されるのかと思ったら2人席だった。でも、いろいろと注文したらこんな小さなテーブルじゃ乗らないじゃんか!と思いながらも、まあ仕方ないかな・・・と。結構空間としては広いんだけど何故かテーブルは小さい。

そんなことよりも全体的に見ていて気になったのがホールスタッフのレベルの低さである。レベルが低いというより店の雰囲気とのギャップがあり過ぎるということかな。リニューアル前は来たことはなかったのだが、庶民的な感じのする極普通のお店だった。でも、ここまで様変わりしてしまったら中身も変えなければ客は納得しない。当然、客層も変わっただろうし、店側に求めるものも高くなっているはず。しかし、店だけが綺麗に、そして豪華になっても中身がそのままというか、もうちょっときちんとした仕事をしろよって思えるレベルである。

新宿のとあるビルの中の飲食フロアにある某蕎麦屋も店だけは有名デザイナーが手掛けて結構いい雰囲気になったが、ホールのオバちゃん達がリニューアル前のオペレーションのまま如何にも蕎麦屋的な接客をしている。当然ながら同フロアの中では集客も悪いという状況になる。最近は行っていないのでどうか分からないが、まあリニューアル当時は酷いオペレーションだった・・・。

ここも同様で仕事のスタイルは以前と変わらぬ感じなのだろう。箸と小皿を持って来た花番さんはポイって適当な場所に箸を置き、小皿もまた同じように置いてから仏頂面でパントリーへ戻って行った。でも、どうしてこういう場所に置くのかな・・・?ふたりで顔を見合わせて驚いたが、店の感じと接客が全く合っていないから物凄く違和感を感じる。

冷酒で用意している酒をぬる燗で頼んだら最初は出来ないと言って来た。でも、念の為聞いてみて下さいと言ったら今度は出来るとのこと。こういう場合は一旦下がって「確認して参ります」と言えばいいこと。自分の勝手な判断で決め付けてはいけないということを分からない。分からないというよりもそういう指導を受けていないんだろうね。多分燗酒は酒燗器使っているんだろうから他の銘柄は受けたくないんだろうが、この酒は冷酒よりもぬる燗で飲んだ方が絶対に旨いのでそうしてもらった。

そして、運ばれてくるお料理がテーブルに乗らない・・・。だから4人席にして欲しかったんだけど、暫くして一人客が入って来たらカウンターも2人席も空いているのに4人席へ誘導したりとやっていることがちぐはぐである。その一人客は大きなテーブルでのんびりと食っている。でも、我々は乗り切らないお皿を移動しながら狭いテーブルで我慢しているのはナンデ?狭い空間なら仕方がないが、これだけのスペースがあるのなら2人席ももう少し大きめのサイズにすればいいものを・・・。

でも、かなり金の掛かった内装にも拘らず、何故かテーブルは合羽橋で買って来たような化粧板使ったチープなもの。なんでだろう・・・?正直デザイナーとしては理解出来ないことだけどね。周囲の設えとはあまりにもギャップがあるチープなものだから完全に浮いている。

途中で閉店時間を聞いたら8時半ラストオーダーで9時閉店とのこと。まだまだタップリ時間はあると思っていたのだが、7時50分頃に追加の料理と酒を頼んだら「今日は8時半までですから!」ってぶっきら棒に言われたので「でも、ラストオーダーが8時半でお店は9時まででしょう?」って聞いたらそうだと言う。なら全く問題ないじゃんか!ラストオーダーぎりぎりで頼んだのなら仕方がないが、なんで7時50分でそんな風に言われなきゃいけないの?

後でその理由が分かったのだが、ここは2階にはお座敷があるようで日曜の夜ということもあり2階は誰もいない。1階も我々が座っているコーナーのみであとは既に空席となっていた。要は早く帰りたいんだよね・・・。お手洗い行く時にパントリー覗いたらホールスタッフも厨房スタッフも手持ち無沙汰で無駄話ししている。8時10分くらいに入って来た二人客は他のコーナーが空いているにも拘らず、同じところに詰め込まれてしまった。しかも、我々と同じ小さな2人席に・・・。一瞬嫌な顔していたようだったが可哀相だよね。他に空いている大きなテーブルがあるにも拘らず・・・。

案の定、他のコーナは片づけが始まった。大きな音を立ててまるで嫌がらせしているかのように・・・。そして8時15分にはラストオーダーを取りに来た。オイオイ、早いじゃんか・・・!もう、散々嫌な思いをさせられたのでもういいやと思い「結構です」と言ったが、ここは全く客のことなんて考えていない店だよね。

結局、こういう店って立地の良さだけで成り立っているレベルであって、リニューアルもただ単に綺麗にしましたよ・・・っていう感覚なのかな?店だけ綺麗になっても中身とのギャップが大き過ぎるから本当にいい客は付かない。でも、一見さんだけでもやっていけるだろうし、そもそも接客なんて眼中になく、配膳作業だけしか考えていない店である。勿体無いよね・・・。これだけ金掛けてこんな店にしてもそれを全く使いこなしてはいない。

まあ、金があるんだろうね・・・。厨房も入れて5000万近くは掛かっているという造りである。でも、お金の掛け方が中途半端というか滅茶苦茶。本来はお金を掛けなければならないところは驚くほどチープで、ここは普通でいいかなということろを無駄に豪華にしている。内装屋さんの言いなりになったのかどうか分からないが、こういうバランスの悪いデザインは正直言って大したレベルのところではないとしか思えないね。今どき珍しいこれでも勝手くらいに無駄に大理石貼り巡らしたバブリーなトイレや、折角広い空間があるのに狭いテーブルや奥行きがなく圧迫感があるカウンター・・・。どれを取っても皆中途半端にしか見えない。

そして、デザイン的には部分的に和洋折衷なんだけど、そういうデザインをあまりやったことのないところだよね。和と洋が全くコラボレーションされていない、田舎のなんとなく小洒落たお店という感じである。でも、どうみても5000万は掛かっている内装だし、無駄な金掛けたよなとしか思えない・・・。初めから予算ありきなのか、内装屋さんの言いなりでここまで掛けたのかは定かではないが、うちが手掛けているお店よりも数段金掛かっているね。

ここまでお金掛けたお店をつくってみたいという気持ちもあるが、そこまで予算があってもうちだったらもう少し抑えましょうよ・・・って言うかな?だってそれは無駄な投資だもん。まあ、それはお金があるからやったんだろうけど、本当はそういうことと共にもっときちんとオペレーションを構築していかないといけないんだけど、経営者もそんなことにはこれっぽっちも気付いていないんだろうね。

うちが手掛けるリニューアルの場合は必ずオペレーションはしっかりとやって欲しいとお願いをする。それが出来ないのなら成功はしないとも言うし、時には仕事をお断りする場合もある。勿論完璧にやれとは言わないし、最低限のレベルまでは上げていかないと駄目ということ。結局はこういう内装屋さんではそこまで出来ないということ。そして、店側だけでやろうとしても同じことである。

お金を掛ける掛けないはお店の自由だけど、飲食店としての最低限の仕事はして欲しいよね。町場の定食屋さんレベルの仕事ではこれだけ金掛けたお店が可哀相・・・。決して高級店ではないが、こういう設えにしたら最低限は守らなきゃならない仕事のレベルってあると思うんだけどな・・・。


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