「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2009年06月30日(火) ハルさんとランチ

ハルさんとお買い物に出かけたら、
ピザとクロワッサンのランチセットに目がとまったハル。
「ハーちゃん、これアべたいなぁ〜。」とご所望。
「え〜、お弁当持ってきちゃったよ。」
「でもーハーちゃん、これアべたいの。」
「アべちゃおか。」と、あまりの可愛さにデレデレになる母。
「そうだよー、アべようよ。あとでね。」

大人用のカフェのイスに座って
しあわせーな顔でほぼ一人前ぺろりと平らげました。
食べるなぁ。このひとは。

一口食べて、「な・に、う・まっ。」って言うのは
どうも、おっさんぽくてどうなんだろうと おもうけど。
だれのマネなんだ いったい。


2009年06月24日(水) 3人の家庭教師つき5年生

5年生のマルさんが4年生のときの教科書を探している。
ない。

なんでも先生が
「今までの理科の勉強でわからないなあ〜と思ってることありますか?」
とみんなに聞いたので
はあい、と手をあげて
「電流計で電流をはかるとき、マイナスになることがあるのはどうしてですか。」
と聞いたら、
「どこで見たの?」と先生。
「4年の教科書だったか、チャレンジだったかで。」とうろ覚えのマルさん。
「ではおうちで、そのページをもう一度見てきてごらん。」
ということになったそうだ。


ところが去年の教科書が見つからないので
「なんでマイナスになるんよっ」と中学生の兄姉に尋ねた。

兄「間違えたから。」(正答です)
姉「逆やから。」(正答です)

マ「そうじゃなくて!」

おいおい、なぜ納得しない。正しい答えなのに。
理由を言えってことか。

ミーが中学の教科書で説明するが
「針がマイナスにふれる」ことについての説明は教科書にない。

「違うの!電流がマイナスになるの!それはどうしてよ!」の一点張り。

ご飯の支度の忙しいときにもめるなよ〜。
ゆっくり誤解を解いてあげたいけど、料理はタイミングなので
あとでいい?ちょっと待ってね。と詳しい解説を放っておいたら
「ちがうのにーもういい〜!」ともめた挙句に泣き出したマルさん。

正しい答えを教えてあげたのに、こじれて泣かれては兄も姉も不本意である。

あ〜あ。
・・・・・もう、焦げろ。照り焼き。

家庭教師、選手交代です。

電流計で電流をはかるってことはね、
体重計で体重をはかるのといっしょだよ。
ということは、重さに0より下はないよね。
ない、のが0だよね。
あるってときは必ず0より上だよね。プラスだよね。
マイナスをはかる。ってことはね、できないはずだよね。
(※小中学生用の直流電流計ですからね)
電流も、あるならプラスになるはずだよね。

でもなんで針がマイナスになっちゃうのか。
0よりもマイナスのほうに少しだけメモリがついてるのはどうしてか。

それはね、間違ったからなんだよ。

「だから違うって!」怒り出すマルさん。

間違ってないのに!というあなたの勘違いがまず間違ってるのに気がつけよ。
聞け。
間違ってるの。
ワニ口クリップを刺した場所が間違ってるの。
赤に赤。
黒に黒。
ちゃんとマイナスからマイナス
プラスかプラスにつながないと
電流計の針は逆にふれるの。
逆にふれたら、つなぎ方間違ったな、ちゃんと測れないな、ってわかるために
0よりマイナスに少しだけ目盛りを作ってあるの。

もちろん、はかる前に針を目盛りの0にちゃんと合わせておかないと正しく測れないから、
正しくつないでるのにマイナスのところで針が止まることもあるかもね。

結局どちらにせよ、電流計でマイナスに針がふれるのはね
電流計のせいじゃなくて自分が間違えてるわけです。

兄「だから間違ってるからって。」(再び正答)
マ「そういう言い方じゃなくて!」

照り焼きはミーが面倒みてくれて焦げませんでした。
ミ「で?おしえてもらって、ありがとうもないんかいおまえはっ!」(ものすごく正答です)
マ「なによぉ!みんなでぇ!!わーーーん!」


マルさん、人にものを聞く態度がなってないねぇ。
いつまでもこういう末っ子癖が抜けません。

ありがたく思え。0円の家庭教師が3人もいるのに。






2009年06月06日(土) 体験見学ってダルいわぁ

兄姉3人が卒園した保育園の体験見学会にハルさんと二人で行ってみる。
わぁ。
お父様とお母様おそろいのおうちばっかりだぁ。

土曜日の半日保育で人数は少ないだろうし、
どうせ体育館で自由遊びだろうし、と
ちょっと遊びに行ってこよーと気軽な参加のOB保護者はわたしだけ。

馴染みの古参の先生と再会して慣れた様子で笑ってしゃべっている母を見て
ハルさんも初めての場所なのに安心したのか
在園児にまじってブロックの取り合いを始めたり
おままごとをはじめたりマイペースで遊ぶ様子が馴染んでる。

おもちゃを片づけてごあいさつ、手遊び、お歌、体操、と続く。
在園児は毎日のルーティーンなので
でかい声でごあいさつをして、歌い、踊る。
ああ、かわってない。
ヘンなイントネーションの「アリガトウゴザイマシタ」も
せんせい、おはようございます、みなさんおはようございますの歌も振り付けも。


懐かしんでる母をヨソに
体操遊びの途中でハルさんがダレました。

先生が森のくまさんの曲の振り付けを在園児にやって見せていると
2番の「ところが、あとから、」のあたりから
べたーんと床にねそべって、肘をつき、小さな両手にあごを乗せて
「あーあ、だからなんのなのよ。」のポーズに。

ハ、ハーちゃん、飽きてんじゃないの。
ヨソのお子さん方はみな父・母ともども神妙にしてるでしょ〜?

足をつついて起こそうとしても
抱き上げて座らそうとしても
「やーだ。」
「もーやめて。なにすんのー。」
とダルそうに眉間にしわを寄せてやる気なーく転がる見学幼児。

その年で「体操、ダルーい。」はないだろう2歳児。
わぁ、なんだかたのしそう、が、かわいらしい年頃のはずだろう2歳児。

うう。
結局、かわいい振り付けの楽しい森のくまさん体操は
振り付けの途中で放棄。
なんてオトナな対応だろう。トホホ。


おやつをもらって機嫌が直って
園庭ですべり台したいほうだい遊んでから
「あー、たのしかったねぇ〜ほいくえん。」と帰りました。

ご一緒した見学保護者の方から
しっかりしてますねぇ、とか、
そんなにしゃべるんですか?とか、
えっ、オムツはずれたんですか?とか
2歳児保育に入ってるんですか?とか
いろいろ言われて少々ひきつる母。

今回はたまたま幼いタイプの2歳児ばかりが体験に来ていただけで
お父様もお母様もホラ、緊張されてた感じだし、
また違う日に行ったら、もっと違うタイプの2歳児がきっと。

とりあえず、毎土曜の体験保育に皆勤で行ってみよう。
ハルさんが並みの2歳児ではないんだなぁ〜と確かめるハメにならなければよいが。


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