「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2002年01月31日(木) 親はなくとも 2

ミーの保育園がお休みだ。
でも今日はおかーちゃんバイト。
一緒に行く?
「イヤ!」
あらま。
「行って来ていいよ!マルと二人でビデオ見てお留守番しとる!」
「ねーねと待っとるで、いってきていいよー!」

え。
ええ〜〜〜。

どうしよう。
先週お休みしてるから、きっと汚れてるんだろうなあ。
気になるとこだけ、ちょこっと掃除するだけにして帰ってこようか。
自転車で1分だし、時々電話することにして。

怖々、留守番させてみることに。


猛ダッシュで廊下の掃除。
階段をはく、玄関をこする。

電話してみる。
「はい!」
「ミーちゃん?」
「あ、おかーちゃん。」
「だいじょうぶー?」
「うん?今、孫悟空が始まるとこー。」
「あ、発表会のビデオ見てんのー?」
「そう。おやつも食べたー。」
「マル泣いてない?」
「なんで?泣いてないよ。おどってるよ。じゃぁねぇ。」
ピッ。


え。

非常階段のゴミを拾う、手すりをふく、大急ぎだ。
終わった。

電話してみる。
「はい!」
「終わったから、今から帰るね〜。」
「あのー、」
「なに?」
「あのー、」
「なに?」
「あのな、今、ハム太郎のビデオ見てるんさ!じゃあねぇ!」
ピッ。


う。


帰りに寄り道して、おみやげのパン買って帰りました。


2002年01月30日(水) 親はなくとも 1

夕方、電池切れして床に転がって寝てしまった。



はっ!


あっ!マルが隣で寝てるぅ!
ご、ごめんよぅ。
・・・・でも、こいつちゃんと自分だけお気に入り毛布にくるまってぬくぬく・・・・。
しかもファンヒーターの当たる一番いい場所。


モックンとミーは??
慌てて二階に上がる。

コタツでテレビ見ながら爆笑中。

「あっ。おかーちゃん、起きたん?」
「うん。ゴメン、すぐご飯するー。」
「ボクら、おやつ食べたし、おなか、いいで。」

・・・・・・・・・。

あやや。







2002年01月29日(火) 今日のお着替え

ミーが最近、「おそろ」に凝っている。

マルと髪飾りをおそろにしてみたり、
私とズボンの色をおそろにしてみたり。

今日も帰ってくるなりお着替えだ。
制服を脱いで、自分の引出しを開ける。
今日はおかあちゃんとおそろにしよう。
おかあちゃん何着てたっけ?

「おかーちゃーん、今日何着とるー?」

二階からでかい声で聞く。

私も台所から、でかい声で答える。

「黒のセーターと、紫のズボンー。」

「おかーちゃーん、ズボンが何色って〜?」

「紫ー。」

「おかーちゃーん、詳しくもっかいゆって〜。」

ええい。
声を張り上げる。

「黒のセーターとぉ、紫のズボンでぇ、靴下は黒ーぉ、キャミソールも黒ーぉ、Tバックは紫ーぃ!ノーブラーぁ!」

「わかったー。」


がさ。

は。
今、裏の住人の気配が・・・・。

・・・・・・しまった。
明日、3軒先の奥さんに「Tバックはいてるんだって?」って言われなきゃいいが。


2002年01月28日(月) 夜中のウンコ

夜中の3時に隣で寝ているマルが泣いて起きてきた。
「おなかいたいー。」
あれま。
さすさす。
すうっと寝る。

でもまたすぐに起きる。
「ンコでる〜。」

へ?
寝ぼけてるのかな?

「出るー!」

ほんと?
飛び起きて、抱きかかえてトレイにダッシュ。
真っ赤な顔で、うーんと気張るマル。
頑張れ。

出た。

けど。

「おがーちゃーん!いたいいたいいたいー!」

覗き込む。
あらま!
詰まってる!

笑ってしまうが、彼女には一大事である。
身に降りかかった大災難である。

「おへそに、力いれて、うーんてゆうてみ。」
「う・・・・できないー!いたい〜〜〜!」

そうっと、アナの周りをさすってみる。
おぅ。かたい。
すぐのとこがポコンとかたい。
スーパーボールくらいの大きさ。

マルはにっちもさっちも行かなくなって、泣き出した。
「いだい〜!いだい〜!」

そうっと、紙を手に取るとアナのところに当てて、
片方の手で背中をなでながら、
もう片方の手でそのカタマリをググイ!と、押してみた。

ぽん!

出た。

ぴた!と泣きやんだマル。
ふはー。と、涙目で私を見上げる。

よかったね。
キレイにしてやって、
改めて寝かせる。



わたし、
夜中の3時に
ヒトのウンコ絞り出しといて、よかったとか思ってるよ。

えらいもんだな。ヒトの母って。


2002年01月27日(日) こどものいえ

マルがお気に入りの絵本を持って、
とんとんと階段を下りてきた。
「おかーちゃん、これよんでー。」
はあい。
どこで読む?
「お二階〜。」


お二階、静かだね。

うん、じゃ、お二階行って、おこたで読もうか。
「うん♪」


二階に上がると、
ヒゲ君とモックンと、ミーが
テレビの前に一列に座ってプレステをしている。

近い。

「ハイッ!あんた達っ!テレビ近いよっ!」

びくぅ!と3人は背筋を伸ばすと、
座ったまま1メートルほどあとずさりした。



・・・この家、子供ばっかり・・・・・。


2002年01月26日(土) 変身ゲーム

今日は、朝からかまって、
かまいグセがついたのでずうっとまとわりつく3人。
ええい、しまった。
よし、変身ゲームだ。
「へ〜んしん!私は黄色いモノです。さてなんでしょう?」
と、変身したものを当てさせるゲームだ。
これなら、掃除したり、お米といだり、ほかのことしててもいいし、
手も、頭使わなくってすむのはありがたいー。
テキトー、テキトー。

と思ったのに。

「へーんしん!ボクは動物です!」
「何を食べますかー!」
「わかりません!」
「小さいですかー」
「大きいです。」
「どのくらいおおきいですかー。」
「家よりも大きいです。」
「え?なんだそれ。」
「ヒント、きがつきます。」
「きょ、きょうりゅう??」
「ふふ、ちゃんと名前を言ってください。」
「ティラノサウルスー」
「ちがいます。」
「ステゴザウルスー」
「ちがいます。」
「なに?」
「リオプレウロドンー!」

知ーら〜なーいー!

「へーんしん!」
「あなたは、たべものですか?」
「ちがいます。動物です。」
「何色ですか?」
「いろいろです。」
「なにをたべますか?」
「いろいろです。」
「なきごえは?」
「がおー!」
「動物園にいる?」
「ちゃいろのとかしろのもいます。」
「あーわかったーくまー!」
「・・・・・。でもちがいます。」
「でもってなにさ!」
「やっぱりパンダにしました。」
「ずるー!」

当てられたからって変えなくても・・・。


「次は、マルが変身する番な!」
「マル、変身!変身!」
兄と姉にうながされて鼻の穴を膨らましたマル、
「へ〜んしん!!」
「あなたは、たべものですか?」
「ちがうよ!」
「じゃ、じゃあどうぶつ・・」
「ちがうよっ!アギトだよっ!」

終わった。


この人たちには向かないゲームだった。


2002年01月25日(金) しわわせ

くたびれ気味で、買い物を両手にさげ、
駐車場をてくてく歩いていたら、
マルが、「しわわせのうた、うたってー!」

しわわせの歌ねぇ。
洗濯物乾いてないし、
晩ご飯何にも思いつかないし、
今あんまりしわわせな気分じゃないんだけどなぁ〜。

「歌って!歌って!」
ミーまで。あーうるさい。わかったわかった。

やけになってでかい声で歌う。

「しあわせってなんだろな
しあわせってーどこにあるー
きっとみつかるしあわせはーきみのまわりのーしあわせー」

セリフ部分、子供担当。(コレがやりたくてせがむわけだ。)
「朝が来たっ!」
「♪しわわせ〜♪」(コーラス、母担当)
「星がでたっ!」
「しわわせ〜♪」
「おかあさんっ」
「しわわせ〜♪」
「おとうさん!」
「しわわせ〜♪」

「しあわせっていってると
ほんとにしあわせにーなるんだねー
すてきなことばおぼえたよーそれはねーしーあーわ〜せー」


「しあわせやねぇ、ほんまにねぇ。」
突然、にこにこしたおばあさんに後ろから声をかけられる。

歌い終わるのを待ってはったらしい。


ぐはあ。
かもしれません。
おばあさんにそういわれたら、
なんとなくそんな気がしてきました。
えらいもんだ。しわわせのうた。


2002年01月24日(木) けーぱん

私のうちでは、いろんなものにオリジナルネームがついている。

スパゲッティーは、スパちゃんだし、
マカロニは、マカちゃん。

ファンヒータが灯油切れすると、
「ファンちゃん、おなかすいてるでー。」

マルのかわいいクマ耳のついた白いコートは、
買ってすぐにクマたんと命名。
お出かけの際には、「クマたん、着よか。」

そんなわけで、
こないだ、ミーちゃんに買ってあげた毛糸のパンツにも、
当然お名前がついている。
「けーぱん」である。
ミーの最近お気に入りの豹柄で、ぬくぬくである。
大喜びで、保育園にはいてゆく。


今日、ミーが保育園のクラス便りをもらってきた。

「今月は、冬休みにいちばんうれしかったこと、たのしかったことで〜す♪」
かわいい、つたない文字で、クラスのみんなが書いている。
「おばあちゃんのうちにいった。」
「おんせんにいった。」
「すきーにいった。」
「おとしだまをもらった。」
「くらっしゅぎあーをかってもらった。」
「からおけでうたった。」


・・・・・・・・・。

「けーぱんをかってもらった。」




・・・・これ、うちの子や。


2002年01月23日(水) こどものしゃかい

ともだち、というのは、むつかしい。

なかよしくんが二人いました。
学校に行くのも、一緒。
おうちも近所です。
しんゆうというものだと、思っていました。

ところが。
きょう、女の子にからかわれて、
なかよしくんズの一人が泣き出しました。
そのときに、なかよしくんズの片割れ、
しんゆうと思っていた彼が、
いじめられている彼をかばうどころか、
女の子のいじめるちゃんと、いっしょになって、
「ぐずー、のろまー!」と言い出したではありませんか。

え。ぼくのしんゆう。
の、はずなのに。

いじめられたくんは、悲しくなって、腹が立って、持ってた傘で、
いじめるちゃんのランドセルを突き刺しました。
ぴかぴかの1年生のランドセルに大きな傷がつきました。

センセイに言いつけられて、
いじめられたくんは、怒られました。
でも事情を聞いてくれた先生は、いじめたちゃんも叱りました。

うらぎったくんは、お咎めナシです。

いじめられたくん。
いじめたちゃん。
うらぎったくん。

センセイはいじめたちゃんと、いじめられたくんのおうちに電話しました。
いじめられたくんのおかあさんは、
いじめたちゃんのお母さんに謝りました。
いじめたちゃんのお母さんも、
いじめられたくんのお母さんに謝りました。

でも、うらぎったくんは?

いじめられたくんのお母さんから電話があって、
「うらぎったくんとこに、言いに行こうかと思ってるんやけど、どう思う??」

うーん。と考え込んでしまいました。

子供の社会のことではないか。
親が出て行って言うことがいいのか。

ともあれ、今すぐ言いに行くのはちょっと待て。考えよう。

あれこれ二人で二時間ほども考えて、今日一晩考えてからにしよう。と、電話を置く。



親の気持ちとしては、
「そんな友達がいのない友達、つきあうのんやめとき!」である。
でも、ともだちというのは、自分が選ぶものだ。
人から言われて決めることじゃない。

この小さい人たちには、小さい社会があって、
そこでの力関係や、そこでの常識や、そこでのルールってもんがある。

親からすれば、「裏切った」ととれることも、
子供の目にはどう見えてるのか。
自分にとって、いいか悪いかの基準を、
今、このひとたちは毎日の経験から学んで獲得していってる最中じゃないのか。

その大事な自分づくりの最中に、親が出てっていいのか。
親が出るほどのことか。

私の結論は、「親の出る幕じゃない。」
我が子がコケにされたら、そりゃあ、はらわた煮え繰り返る。
当の子供以上に悔しい。
でも、今回の騒動のおさまりは、子供が決めなきゃいけない部分が多いと思った。

子供「個人」が。
子供扱いできない部分だと思った。

ともだちでいるかも、ともだちをやめるのかも、
どんなともだちになるのかも、
どんなふうにつきあっていくのが、一番自分にとって楽しいことなのかも。
楽しいだけじゃないこともたくさんあるってことも。
どうやってそのひとつひとつを、判断していくかも。

みんな、親の決めることじゃない。
決めたことを、見守ってやるのが親のできることじゃないのかな。
おかあちゃんが決めちゃダメなんだよ。


そこで、もうひとつ、気になった。
親の思う基準と、子供社会のズレ、だ。
もし、相当差が開いていたら、すこし誘導してやらないといけないかも。
おんなじ小学1年生のモックンはこの騒動をどう思うだろう。

聞いてみよう。

「なぁなぁ、モックン、おかーちゃんわかれへんことあるねん。」
「なに。」
「あのな、なかよしさんがおってな、・・・・・・。」

こいつが悪いとか自分の感情はいれずに、
セリフが悪役っぽくならないように気をつけて、事実を説明してみる。

「でな、このしんゆうくんが、一緒に、「のろまー!」ってゆいやってん。」
「むぅ!そいつは・・・。」
うん、そいつは?
「ともだちを裏切ったんやな。」

お。そうか。友達の関係は信頼やてことをわかってはる。

「で、傘でランドセルをぶすーっと。」
「んー。そのぐらい怒って当たり前やなぁ。」
「せやけど、あぶないやん。」
「(何を言ってるかというような顔で)・・おかあちゃん、カバンやろ?」

はー!仕返しのレベルをちゃんと押さえてはるわけや。

「センセイにいじめるちゃんといじめられたくんは怒られてん。」
「・・・?うらぎったやつは?」
「怒られてない。」
「それは、おかしいで、おかーちゃん。そいつが一番悪いで。で、2番目が最初にからかったヤツ。」

ほほー。何が一番傷つくことかがわかってはる。


話を聞き終えたモックンは、
「おかーちゃん、それはな、3人とも『ゴメン』てゆわなアカンで。」
と私に教えてくれた。



やっぱり、親の出る幕じゃない。
子供だけど、子供扱いしちゃいけない。
この人たちは、ちゃんと成長している。


2002年01月22日(火) 寝顔

「ごはんだよー!」
と声をかけたら、
「はーい!」と子供達が降りてきた。

あれ、マルは?
「寝たよ〜。」とモックン。

子供たちに配膳を手伝わせて、いただきますをしたところで、
上に様子を見に行く。

寝てるー。

毛布にくるまって、すこうし笑ってるような顔して。
かわいー。
かわいー。
かわいーなぁ。

子供の寝顔って、どうしてこんなにかわいいんだろ。


2002年01月21日(月) 欠席理由

朝モックンを起こしたら、
「頭が痛いよう〜〜〜〜。」

あらま。
風邪?熱・・・・ない。
でも顔が白い。ちょっと血の気ない感じ。

外は、ものすごい雨と風。台風みたいな雨と風。
暴風雨警報、出ないかしら。出ない。
歩いていけそう?
あー、そこまでの体力なさそう。

う〜〜〜〜ん。

悩む。

どうしよう。車で送っていこうかな。
それともお休みさせて様子見ようかな。

時間は迫ってくるし、
当の本人はソファーで寝てしまうし、
欠席届を出すことにした。
用紙に記入して、同じクラスのショー君にことづける。
ショー君ママが、
「風邪?」
「ってかいてんけどな。」
「ちがうん?」
「・・・・・ゲームじゃないかと・・・。」

プレステ2にはまったヒゲ君、次々とソフト購入。
モックン、昨日はそれを10時半まで眺めてた。
いきなりだもんなぁ。
眼精疲労?


やはり欠席届に「プレステ」と書いたほうがよかっただろうか。


2002年01月20日(日) 子供のお残し

ミーのランドセルのお礼を言いにヒゲ君の実家に。

「お昼ご飯を食べに行こうか。」と言うことで、
おとな4人子供4人でお座敷のあるお店に。
夜は割烹のこのお店、お料理がおいしい。

さて注文どうしようかな?

マルがメニューの「大海老フライ」にクギ付け。
「エビ!エビにする!」
うがー。特大有頭エビ3尾。お皿からはみ出してますが。

いとこの小学4年生のあーちゃんもエビが好き。
二人揃って、エビフライ。(のみ)

ミーは、唐揚げ定食をビシリ!と指差した。
うー。この定食、小鉢が二つもついてますよ〜。

モックンは、メニューも見ずに、
「ボク、表にあった、とんかつ定食ー。」

この段階で、私は自らのためのオーダーを封じられたといってよいでしょう。
絶対、この人たち、残す!!

お残しってね、おいしいお店じゃ絶対にしちゃいけないっ。

おじーちゃまとおばーちゃまがそろってにこにこと、
なんでも好きなの食べたらええんよ〜。とカワイイカワイイ孫に言っている以上、
ヨメが、ええい!食えない分まで頼むんじゃないっ!
うどんにしときなさい!などとは言えない〜〜〜〜〜〜。

おじーちゃまもおばーちゃも、見たいのは、
「残さずに食べなさいっ!」と怒られてしょげてる孫じゃない。
嬉しげに好物を食べてる孫なんだもの。

オーダーがとおりました。
ものすごくたくさんのお料理が並びました。
エビフライだけではかわいそうと
ちゃんとおばあちゃんがサビぬきの盛り合わせまで頼んでくれてます。
残るおとな3人は特上寿司盛り合わせと、とんかつ定食と
なにやら揚げたものと、なにやら焼いたもので呑みはじめました。

本当なら、本当に本当なら、
誰の前だろうが、何を頼んだんだろうが、誰が払おうが、
「自分が頼んだものは、自分で残さず食え。」があったりまえなのです。

でもなー。
孫にトロトロになって好きなだけお食べ〜とか言って、
終始にこにこにこにこしていらっしゃる、
こんな仏様のようなおとーさまとおかーさまの前で、般若にはなれないー。

並んだお料理のお残し予想量は私の胃袋が臨界するにあまりある。
いや。
だが、ここは、闘うべきでしょうっ!
そうっ。じーじとばーばのために!

とんかつ定食は、モックンにまかせたっ。
トマトとほうれん草のゴマ和えと、漬物は、もらってやる。
ミーの唐揚げ定食の、生野菜サラダと、鯛の子の炊き合わせと漬物は、もらってやる。
マルの大海老フライの生野菜サラダももらってやるっ!
あーちゃんも苦手なドレッシングかかってんでしょ?そのサラダ。
おばちゃん食ったる。よこしなさい。

ぐっはー。きっつい。きっついよ、このオリジナルメニュー。
ごはん一口分けてくれー。あーでもおなかはいっぱいだー。
レタス一個半は食ったなぁ。ぶはぁ。

そのとき、ヒゲ君がにこにこと、
「きゃおちゃん♪これ、食べて〜。」


・・・・・・・・・。

ほうれん草のゴマ和え、リターン。



ヒゲの生えたボクちゃんの分は、
「おかーさ〜ん、お野菜、食べなくちゃダメですよねぇ〜〜♪」
と、ウルトラ・スーパー・ヨメ・スマイルで、
おかーさまにあいづちをうながしつつ突き返しました。

アンタ、孫じゃないんだから。


2002年01月19日(土) ジュニアのどじまん

ご近所さんが「BSジュニアのど自慢」に出た。
その放送が今日だったので、
集まって夕飯を食べながら、みんなでテレビを見る。

モーニング娘。がゲストだったので、20組全員がモー娘。
予選から2日がかりでたいへんだった話を聞いていたので、
本人達もうちのオチビたちもどれだけ映ってるか、わくわく。

モーニング娘。13人が、華やかに一番前に座ったので、
出演者の子供達が、見えない。
頭の先しか見えない。
あれか?あれかな?うー。どれ?
あともう少しカメラが右に振ってくれたらうつるのになぁ〜。

仲良しおねーちゃんがテレビに出る!というので、
ものすごーく楽しみにしていたミーだが、困った顔になってきた。
おねーちゃん、どこ?
おねーちゃんも、困った顔。

映らないわ、鐘はひとつだわで、
テレビに向かっての愚痴大会になった。
ヤグチは、愛想よかった。
イシカワは、やる気なかった。
会場に来てたモー娘。ファンのおにーさんたちはみんな怖かった。


番組が終わって、
「おねーちゃん。」
「ミーちゃん。」
「次は一緒に出ようね。」
「うん。」

懲りない人たち。(笑)




2002年01月18日(金) 通販

あたらしい通販のカタログが届いた。
通販カタログ大好きさんのミーと一緒にページをめくる。

ミーさん、手に、油性マジック。

「あっ!これかわい〜〜〜!」

きゅ。きゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅ〜〜〜〜〜〜〜〜。きゅっ。

カタログの写真を、太く黒く囲んで、「はい、つぎ。」




ピンクのスニーカー、
レース衿のブラウス、
フォークロアのワンピース。
ニコちゃん柄の座布団、
プーさんのマグカップ、
お花のレインコート、
ペンギンの傘立て、
豹柄のブーツカットパンツ、
テレビゲーム機ラック(ゲーム機付きだと思ってるらしい。)、
プーさんの布団カバー。
ベッド。
・・・・・・・。


頼んどいてナーとにこやかな笑顔で言われてもね。


2002年01月17日(木) みみかき

ポカポカと窓越しの陽射しがあたたかい。
マルが、くねくねと甘えてきた。
おひざに抱っこしてじゃれる。

そうだ。
みみかきしてあげよ。おいで。

おひざの上に小さな頭を乗せて、みみかき。
くしゅぐったいー!ふふ!ふふ!
と笑って暴れていた小さなおててが、てろん。と垂れる。

みみかきで寝かせつけてから、
コーヒーを淹れた。


2002年01月16日(水) 子供とプレステ

モックンの友達が遊びにきた。
プレステをするために。

どきどき。
テレビゲームを置いたら、
子供たちがいつでも上がりこんで溜まり場になって困るの。
などという話を、よく耳にする。

うちの場合、たいへん環境がよいではないか。
29インチモニターでプレステができる上、
日当たりよく、コタツもスタンバイした広いリビング。
順番待ちタイムには、画面を見ながら和室で好きに遊べる。
しかもお美しいお母さまはたいへんおやさしい。(バコッ!)
小学生には恵まれすぎた環境だー。

どきどき。
でもこれって、
楽しく遊ぶためのツールだし。
道具は使ってなんぼだし。
子供からおとなまで楽しめるのがこのツールのいいとこだし。
子供は使っちゃダメ!なんて、意地悪い。

ううむ。
わからんことはやらせてみよう。

子供たち、コタツにもぐりこんで順番にコントローラーを回しながらゲーム。
みんなでちゃんと仲良くやってる。
ベイブレードしてるのとかわりない。
ほっ。
取り越し苦労だったかな。


そうだよねー、テレビゲームだろうが、
コママワシだろうが、
トランプだろうが、
相手がいて一緒に遊ぶのが楽しいんだから、
テレビゲームだけは特別なんて考えないほうがいいんだね、きっと。

って、今日は一年生だけだからそんな風に思うのかも。
おうちでゲーム禁止のゲーム屋ゲーマーの高学年のお子達がなだれ込んできたら。

う。どうする?どうなる?

引き続き、要観察。どきどき。


2002年01月15日(火) 泳ぐよりも

今日はスイミング。
マルも3歳になったのでそろそろ入れてやろうかなぁと思う。

なのに、
「お水は、溺れるから、イヤッ!」

・・・・・。
夏に海につけすぎたか・・・。

「じゃ、海も行かない?」
「行かない。」
「おべんともって、ボードしに行かないの?」
「・・・・・お弁当ー!行くー。」

そのあと、プールで頑張る兄と姉をみながら、
マルさん、ゆっくりおやつタイム。

そうか。
そうね。
泳ぐより食べるのが大事なのね。
はいはいはい。


2002年01月14日(月) ばんりくん

朝から、プレステデーとなったわけであるが、
気になることが。

「ばんりくん」て、誰?

そこで、夕方、やっと時間が空いたので、
ゲームのパッケージについていた解説本を読んでみた。

いない。
クラッシュくんと、ココちゃんは兄妹なのか。
あとは、コルテスさんとウカウカさんと・・・。
ふーん。

と、ミーが興奮して叫んだ。
「ああっ!ばんりくんがおちるぅ!」
ヒゲ君もモックンに指示を出す。
「ジャンプ!ジャンプ!・・ああ〜ばんりくん、死んだ〜。」

画面にはクラッシュくんが。

「ねぇねぇ。そのヒト、クラッシュくんて言うんじゃないの?」

全員から、
「ええっ??」

マルが胸を張って、
「違うよっ。」
ミーが、歌ってくれた。
「クラッシュ!ばんりく〜ん!クラッシュ!ばんりく〜ん!」



・・・・・・また、そんな、オリジナルネームを。


2002年01月13日(日) そんなばかな

おとーちゃんの買い物に付き合う。
行く店行く店、次々と欲しいものが目に入る。
買って!買って!
「ダメ。」
だって、おとうちゃんだけあんなにたくさんー!
ずるいっ!
「おとうちゃんは要るから買わはるの。」
ほんとにそうかなぁ?
ほんとかなぁ?

え。
ゲーム買うの?
「買おうかなぁ〜て、ゆうてはる。」

う。
うそだ。
ぼくん家にテレビゲームなんて、しかもプレステなんて。

ホラ、やっぱり、おとーちゃん持ってないよ。
「あー。それからープレステ2本体も下さい。」

!!
レジで買うんだっ!
あっ。
あっ、ほんとに買うんだっ!
か、か、買ってる〜。

う、うそー。

「おとーちゃん。」
「なんや。」
「買うたな。」
「買うた。」
「なんで。」
「なんでかな。」
「おとーちゃん、こわれたんちゃう?」




ナイス。モックン。


2002年01月12日(土) 釣りごっこ

3連休。とはいっても、うちは普段の日。

ご近所のお友達は、
塾だ、サッカー教室だ、おばあちゃんのうちだ、おうちのご用だで、
外に遊びに行っても、だーれもいない。
モックンが退屈がってきた。

「おかーちゃーん、釣りにいきたいー。」

そうはいわれてもなぁ。
おかーちゃん釣りは仕掛けの結び方も良くわからないんだよー。
あ。そうだ。
モックン。釣り、する?

「する!する!どこですんの!」

ふ。二階のベランダ。

「え!!よっしゃ!長い糸のさおがいるな!」
早速モックンが棒にタコ糸をくくりつけて、さお完成。
ミーもマルも黙ってない。
同じようにさおを作る。
糸の先に、クリップで針も作ってくくりつけた。

3人とも、二階に跳ね上がっていって、ベランダから釣り糸を垂れた。

「おかーちゃん???でも何釣るの??」

母、サカナ作成。
軽めのぬいぐるみに輪ゴムをくくり、庭に並べた。

「キャ〜〜〜〜〜〜♪」
「ボク、マリル釣る!」
「ミーは、シゲさん釣る!」
「ジジ!ジジ!(黒猫)」

下で待っていると、そーっと、お目当ての魚のところに針が降りてくる。
なかなかうまくかからない。
モックンの針に、かけやすいようにちょっと手伝ってやる。
「やったー!かかった〜〜!!」
「おかーちゃん、ミーのもはよして!」
はいはい。
あれ?マルは?
あら。いつのまにか降りてきたマルが、
自分の針に自分で黒猫のぬいぐるみをひっかけている。
ミッキーも、
ギルモンも、
ピカチュウも、
きょうりゅう君も、
うさぎも、
くまも、
みんな釣り上げた。
大漁大漁。

「もっかいやろ!」

何度も二階のベランダからぬいぐるみを釣り上げて遊んでいると、
通りかかった見知らぬ人が、
「いいなぁ。」
と言ってくれた。


2002年01月11日(金) マルのオムツ

マルのトイレトレーニングが足踏み状態である。

トイレでうんちやおしっこをするということができない。
おしっこは8割できるようになってきたが、
うんちができない。

マルは大食漢なので量と回数がおおい。
そりゃそうだろ、あんだけ食べてりゃ、
その小さい体から押し出されて出てくるだろう。
事実、食ったすぐあとにお出ましが多い。

「おかーちゃん!なんかくさい!」
「うん!マルのほうからくさい!」
「出た?」
「出た??」
食後ののーんびりタイムに
突然、異臭騒動である。

ここで、マルは必ず言うのである。

「出てないもんっ!」

そういうもんはいつまでも大切に持っていないで、
早いとこお別れしたほうがよいのに、
「や!ないもん!ないもん!」
と、おしりのもっこりをかばいつつ逃げるのである。

ヒトの柔軟性というものは恐ろしい。
オムツ洗い歴7年。
「パンツにウンチ」くらいは、
もはやまったくワタクシに動揺を与えるものではない。
へーきで便器に手を突っ込んでがしがしとブツを洗い流す。
ついでに便器も洗う。わはははは!
いつでも来い!「パンツにウンチ!」なのである。

なのに、マルは逃げる。

やっとこつかまえて、お尻をキレイにして、新しい着替えをはかせる。

「ウンチ、気持ち悪いでしょ?」
「うん。」
「はやくキレイにせな、痛くなるでしょ?」
「だって。」
「なにが、だって?」
「だって、おかーちゃん、怒るもん。」

へ?
怒ってる?そう?
そうかな?
確かに、マルのオムツがなかなかとれないので、
最近う〜んざりはしてきていたなぁ。

振り返って考える。
3人目だから、
「オムツは3歳にならんと完全には取れん。」と経験的にわかっていて、
上の子二人はなんなく3歳の誕生日を過ぎたあたりですっきりと取れたので、
マルのことも同じように考えすぎてたかもしれないな。
きょうだいでも、一人一人の個性は違うのに。

すまん。マル。

よく食べ、よく出しておくれ。
君のペースで行こう。


2002年01月10日(木) 寝返りくらいうたせて。

バタバタと下で用事を済ませているうちに、
子供たちが、すこんと寝てしまった。

わぁい。
しめしめ、今日は、「誰がどこに寝るか戦争」なしだぁ。

ボクも私もおかーちゃんのとなり!
で、いつももめてもめて、
1組の布団に母子3人がもぐりこんで場所争いするのが常で、
寝返りも打てないかわいそうな私。
4組ひいてある布団のうち、3組分のスペースがあいてるのに。

それが、今日は、ささっと、子供たちを等間隔に寝かせ直すと、
二組分丸々寝られる場所があいたではないか!
ひゃほー!
今日は寝返りが打てるー。


いそいそと自分の布団にもぐりこむ。
おやすみ愛しい子らよ。









明け方、胸が苦しくて目が覚めた。

ミー・キックがみぞおちに入っている。
ちきしょ。
寝返りをうとうとして気がつく。
私の背中に何かがクルマ止めのようなものが当たっている。
体がどうにも動かない。
ぐ。
マル。
どーして。アンタ昨日一番遠いとこに寝かせたじゃない。
ちきしょ。
体側分しか己のスペースがない。いつもと一緒じゃん!


真っ暗な部屋でミーとマルの隙間からやっと抜け出すと、
ヒゲ君が隣の部屋のコタツでひとり悠々と寝ていた。


うーーーー!!


コタツのコンセント、抜いてやった。






2002年01月09日(水) ただの火じゃない。

ミーの保育園の生活発表会の
劇の配役が決まったらしい。

ミー、得意げに報告。

「せーかつはっぴょーかい、孫悟空するで!」

おお。
で、ミーは、何の役?

「・・・・火・・・・なんやけど、ただの火と違うやつで・・・・。」

なに?

「おかあちゃん、火の出てくる孫悟空ちょっとゆうて。」

えー、火の出てくる話。火。火焔山かな?
うちわで山をあおぐ話?

「そうそう!!」

ギュウマオウ。

「あー、それ、かっちゃん!他は?」

えー、ラセツニョ。

「それ、りーちゃん!」

火。火。なんでしょ。他に、妖怪キャラあったっけな??

「うー、もうっ!」

そんな、怒ったって、知らないよう。
うーん、とミーはクラスの配役を指折って思い出し始めた。

「サルはぁ、たっくんー。」

サルって・・・・・。

「カッパはぁ、やっちゃんー。」

か、カッパ・・・・。

「んで、ブタがぁ、かっちゃんでー。」

ブタっていうな、ブタって!

「ヒトが、ひぃくん。」

確かに、ヒトだが。さんぞーほーしっていうんじゃないかな、それ。

「あっ!思い出した!ミーの役!!」

な、なに??

ミーは、ふふんと得意げに、

「火の精」。





・・・・・・・・・・・。

ただの火のくせに。
コイツ自分だけ持ち上げやがった・・・・・・。






2002年01月08日(火) 病人

モックン今日の始業式はお休みすることにした。

ミーを保育園に送って、うちには、モックンとマルと私。

マルはウルトラマンのビデオを見る!と、一人で2階へ。
ここんとこハマっているウルトラマンシリーズのうたのビデオだ。
延々うた。それもなにか著作権でも絡んでるのか、
きいたことないよなマイナーなうた。
セブンも「せぶんせぶんせぶん!」じゃなくて、英語。
「わんつーすりーふぉ・わんつーすりーふぉ、うるとらーせぶ〜ん!」
これがかかりつづけるリビングは病人には不向きなので、
2階のリビングはマルに明渡し、
1階のソファでモックンを看病することに。

吐き気がおさまるまで、ゆっくり寝かせよう。
モックンは、おとなしく寝てる。

いい暇つぶしになるかな。
少しむつかしいけれど、奥本大三郎の「ファーブル昆虫記」(文庫版)を、
貸してあげようか。
初出の漢字にはルビが振ってあるし、モックンになら読めなくはないだろう。
大好きな虫の話しだし。

「モックン、読む?」
「おかーちゃんのやん。読んでもいいの?」
「いいよー。」

前から気になっていた本らしく、
自分でクッションの重ね方を整えて、本を読みやすい姿勢にシフト。
はじめのうちだけ、
「おかーちゃん、ファーブルって、おじーさんなんやな?」
「アンリって言う名前なんや。」
とかぽつぽつしゃべっていたが、そのうち本の世界にめり込みはじめた。

こーなったらもう私の声は聞こえない。
わきのテーブルにポカリスウェットのおかわりを置き、そばを離れる。


手がかからない病人だなぁ。

もう、そばについて、絵本を読んでやったり、
手を握ってやったり抱っこしてやったりしなくてよくなっちゃったんだ。

なんか、もう、おとなみたいだ。


午後には回復。
一緒に買い物にもついてきた。
選んだお菓子はワゴンセールの「昆虫パーク」。
ぜんまい仕掛けのクワガタのおもちゃが入っていた。
「おお〜。でかいミヤマクワガター♪ボクに上ってくるぅ♪」

やっぱり、こども。こども。うん。


2002年01月07日(月) 風邪

明け方3時にモックンが吐いた。

あちゃあ。
熱はない。
頭痛と腹痛。
うー。流行のおなか風邪だなぁきっと。

枕元に洗面器を置き、私の布団に入れてやる。
いっしょに寝るとケアしやすい。

「のど、渇いたー・・・・。」

お茶を持ってくる。
飲んで横になって5分もしないうちにがばっと吐く。
吐くだけ吐いてしまうとそのまま寝てしまった。

朝起きてきたけれど、やはり吐き気がおさまらない。
熱はない。
医者に行かずに、寝かせて様子を見る。
やわらかく白粥を炊くけれど、一口も食べられない。

結局モックン、一日コタツで寝ていた。



・・・・・・妹達は、やりたい放題だった。


2002年01月06日(日) 気の持ちよう?

お正月休みの間の宿題は、
絵日記と、お手伝い日記と、なわとび記録表。

モックン、朝からなわとびを50回ほど跳び、
お手伝いをでっちあげ、
絵日記の色塗りを済ませた。

上履きも入れた。
エンピツも新しいのを削った。
黄色帽子も、ちゃんとひっぱりだしといた。

準備完了!



なのに、夜ごはん食べてから、熱が出た。


なんてタイミングのいい子でしょう。


2002年01月05日(土) お年玉

お正月にいただいたお年玉を、
それぞれの貯金箱に入れる。

モックン、赤い郵便ポスト。
ミー、ピンクの豚。
マル、黄色いニコちゃん。

お年玉をみんな入れて、
よし。と、モックン。
貯金箱を、棚の上に上げる。

おとーちゃんにたたんでもらったお札を貯金箱に入れて、
にこにこしてるマル。


ミー。
ポチ袋から出したお札を豚にいったんは、入れた。
さて!とひっくり返して、ゴムのフタをはぎ、
じゃらん、じゃらんと、テーブルの上に中身をぶちまけた。

ひえ。なにするんだぁ?

手に、さっきモックンから奪った空のお財布を持っている。
にや。
と、全財産をその財布に詰めこみはじめた。
小銭と小さくたたんだお札で、
ぱんぱんにふくらんだ小さいお財布のファスナーを満足げに閉めると、

「おかーちゃん、お買い物行こーーー!!」




・・・・・・・。

ミーの彼氏、カワイソー・・・・・・・。


2002年01月04日(金) 必ず最後にミーは勝つ。

車に乗る。

助手席におとーちゃん。
後ろに子供3人。

助手席のグラブコンパートメント(なんて言うんだっけ、もっと当たり前の言い方。出てこん。)に、
飴が入っている。

「おとーちゃーん!アメちょーだーい!」

ヒゲ君が、袋から一個ずつ子供たちにやる。

モノの10分もしないうちに、
「おとーちゃーん!アメちょーだーい!」

「もうない。」
「ウソ!見せて!」
せっつくミーに、ヒゲ君が答える。
「二つしかないから、もうダメ。あとはとーたんの。」

おとなしく黙るモックンとマル。

黙ってないミー。
だって、あるんじゃないか!

「ちょーだいよぉ!」
「ダーメ。」
「ちょうだいってば!」
「ダメ。」
「一個はおとーちゃんにあげるからさ〜ん。」
「ダメ。」


「・・・・・・バカモノーー!!」
「!!誰がバカモノじゃ!」
「バカモノ、アメちょーだいっ!」

噴いたほうが負けである。
声を殺してヒゲ君笑いながら言い返す。

「バカモノの娘なら、オマエは大バカモノじゃっ!」
「フフン♪」

確かに、そう威張られると、
「バカモノ」より「大バカモノ」のほうがエライ気がする。

ヒゲ君を圧倒したミーが指図する。
「アメ、ちょーだいっ!」

ヒゲ君、アメの袋をもう一度覗いて見る。
「…あ。3コあるわ。」


ミー、完全勝利である。


2002年01月03日(木) 母、同窓会。

ミーが起きてきた。
おみやげの念押しのために、5時半に。

わかったから、寝てなさい。



帰ったら、マルが起きていた。
開口一番、「おみやげー!」。24時に。


わかったから、寝なさい。


で、
いってらっしゃいと、おかえりなさいは、誰も言わんのか。え?


2002年01月02日(水) 初詣

おじーちゃんとおばーちゃんのおうちに、遊びに行こう。
伊勢神宮の外宮から歩いてすぐのところだ。

伊勢神宮は初詣のメッカ。
でも、正月に混むのは内宮さんだけで、外宮さんは、そんなに混まない。

内宮さんは、天照大神。
外宮さんは、豊受大神。もともとの伊勢の土地の食べ物の神さまだ。

やはり、くいっぱぐれがないように、参るなら下宮さん。


でも一番霊験あらたかなのは、やはり、おばーちゃま。

お年玉のほかに、
ミーちゃん、ランドセルを買ってもらいました。
ついでに松阪牛の焼き肉と大トロのおすしまでごちそうになってしまって。

お義母さんに、二礼二拍一礼。


2002年01月01日(火) あけまして。

年が明けた。

おこたでパジャマのままテレビを見ている子供とヒゲ君。
新年のごあいさつをいたしましょう。

きゃお「あけまして。」

ヒゲ 「おめでとうございます。」


本年もよろしく。



きゃお「あけまして。」

ミー 「おめでとー。」


本年もよろしく。


きゃお「あけまして。」

モックン「おめでとうございます。」

本年もよろしく。


きゃお「あけまして。」

マル 「?」

きゃお「あけまして。」

マル 「・・ごちそうさま。」


・・・・・・。
ま、いいけど。




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