昭和な日々。...jojo

 

 

ネットな友人。 - 2002年08月30日(金)


かれこれ5年も通っているチャットがある。
そこでは今までに貴重な出会いがたくさんあった。今はあまり行かないけど。
昨日は、そこで知り合った人に会うために横浜へ行ってきた。
私は一昨昨日、二泊三日という慌しい沖縄旅行から戻ってきたばかりで、
全身日焼け、というより軽い火傷状態で、それはもうひどい状態だった。
一昨日は、背中がひりひりして眠れず、目の下に熊を二匹連れ、
額の皮はまだらに剥け、顔中カサカサのぼろぼろ。
大体この歳で何の日焼け止め対策もしないどころか、素のままの状態で海にいたこと自体、人様に言わせると、無謀というものらしい。どうもそういうことに無頓着ということらしい。
まぁそれはどうでもいいんだけど。

その女性、『L』さんは、ずっとご主人の仕事の都合でオランダとかロンドンに住んでいたので
今まで会うこともなかったのだけれど、知らないうちに日本に帰ってきているということで初めてご対面ということになったのだが、とても素敵な奥様だったのでびっくりした。
沢口靖子をもう少し細くした感じの清楚な感じの女性だった。
待ち合わせの石川町までピカピカの外車で迎えにきてくれていて
私が車に乗り込むとき、まるで英国紳士のようにドアを開けて乗せてくれた。
女性にそんなことされたのははじめてだったのでまたもやびっくり。

Lさんとあれこれ話しながら美味しい中華をさんざん食べたあと
今年春に出来た『赤レンガ倉庫』なるところに行ってきた。
昔、刑事ドラマで舘ひろしや柴田恭平が走り回っていた倉庫を改造したそうだ。
レストランとか雑貨やさんとかカフェとか、ホールとかもあったみたいだった。
一通り見て歩いた後、オープンテラスなカフェでアイスコーヒーとクレープを食べた。
二棟ある倉庫と倉庫の間はかなり広く、港に船も見えたりでとても気持ちのいいところだ。
綺麗で清楚な奥様という感じなのに、彼女にはちっとも気取ったところがなくて、とても素敵な女性だった。おかげでとても素敵な一日を過ごせた。
教訓としては、これからは、面識の無い人に会うときはもうちょっとまともな格好で出かけようと思った。いや、会う前から知った仲って感覚だったから気を許してたのよね。
それでも私はぼさぼさのヨタヨタすぎたから。
もちろん彼女はそんなこと気にしていないようだったけどね。

ネットを通して仲良くなっても実際に会ったりするっていうのは、最近はなかなか無い。
彼女とだって、本当は2年も前にこっちに戻っていたのだからとっくに会っていてもいいはずなんだけど、随分と遅いご対面になってしまった。それもこれも私の行動力の無さのせいだろう。考えれば彼女も参加していたオフ会に何度か誘われたような気もする。

まだまだ会いたくても会ったことない人たちはいっぱいいる。
会えば、それは決まって素敵な出会いになるとわかっていながら。



これを読んでくれている、奇特な、そこの貴方ともきっといつか会えるといいな。
と、思ったりもする。きっといつか。きっとどこかで。






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『親子バシャバシャ』


洗って 足のウラ
洗って 背中
洗って アタマも
洗って ココロ
    気持ち
    きれいに
洗って 裸


あきるまで 話そうよ
雲のこと 道のこと
手をつなぎ 探そうよ
昼の月 星の夢


上から 雨が降る
下から 夢が来る
右から 風が吹く
左から 歩き出す


今日もまた 唄おうよ
波の音 鳥の唄
いつまでも 遊ぼうよ

森の中 宇宙の下


のぞいて 海を
のぞいて 花を
のぞいて 土を
のぞいて 空を


上向いて 笑おうよ
葉っぱの色 虫の声
明日まで 踊ろうよ
疲れたら 眠ろうよ


あきるまで 話そうよ
雲のこと 道のこと
手をつなぎ 探そうよ
昼の月 星の夢


今日もまた 唄おうよ
波の音 鳥の唄
いつまでも 遊ぼうよ

森の中 宇宙の下



また明日!




(  UA  )
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本牧の外人BARにて。 - 2002年08月20日(火)

それはもうかなり昔のこと。
18で東京に連れ戻されたはいいけれど、仕事のあてもなく
しばらくはあちこちと風来坊なバイト生活を続けていた。今で言うフリーター生活。
曇った日は先っぽが雲に隠れて見えなくなる東京タワーがすきで
そんな景色が間近に見える場所にある妖しい会社で電話番のバイトをしていた。
そこに同じくバイトに来ていたカメラマンの男の子とちょっとだけ仲良くなった。
彼の所属していた会社は、今は無き原宿セントラルアパートにあった。
そこのカメラマン集団と何度か出かけたりして遊んでいた。

あるとき、その連中とアメリカン大リーグを横浜に見に行って
その後、本牧の外人BARでみんなで飲んでいた。
今でもあるのかは知らないけど、当時、愛知県から出てきたばかりの小娘にとって
そこはかなりの異質な雰囲気で、ビールを瓶から立ったまま飲むのもそこでは常識で
(当時、そんな飲みかたをする店など日本では皆無に等しかったと思う)
10人程のグループの私達以外は皆外人さんで、多分外国船の船員さんたちだったんだと思う。

混みあう店内でピアノを勝手に誰かが弾いていたり
私達の何人かは飲みながらダーツで遊んでいたのだけれど
十数人のうち女の子は私ひとりだったしダーツなんてその頃はまだやったことがなかったから、一人、みんなのゲームを見ながら壁際に置かれたちょっと高めのスツールに座ってビールを飲んでいた。
と、いかにもって感じのかっぷくのいい酒に酔った外人さんのおっさんが、両手を広げ、なにやら英語で、「ん〜もぉ〜♪」とかいいながら私に近づいてきて、いきなりガバッと抱きしめられた。
なにがなんだかわからず、びっくりして抱きつかれるままになってる私を
仲間内の一人が、そのおっさんに英語で説明してくれてやっと解放される。
どうやら娼婦と間違われたようだった。
慌てて助けに来てくれたその若いカメラマンの子と抱きついてきたおっさんのやりとりは、ジェスチャーがまるで大袈裟で、映画のワンシーンのように覚えている。


そんなことを、先日手に入れた、じじばば写真集の1頁を見て思い出しました。





今日は台風一過ですばらしく気持ちのいいお天気。




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さよなら幻  踊りだす指先  宿題残したまま
素晴らしい風向き  カモミールフレイバーの星  涙を拭いたなら

絡みついた糸を断ち切って  
膜の外に連れ出してやろう



『 ハネモノ 』 スピッツ より





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歳のせいかすきすぎると息が切れる。 - 2002年08月08日(木)

一昨日の日記で書いたとおり
昨日はお台場に行ってきました。
いえ、宅の息子がお台場で公演する若い某芸能女子四人衆のコンサートに行くとかで
母もついでに出掛けましょうかねって話で親子で出掛けたんです。
電車を乗り継ぎ、「りんかい線」とやらに初めて乗ったんですが
駅が4つだか5つしかなくてびっくりしましたわ。
まだ出来たばかりの線らしくて、この先延びる予定だそうですが
そーいや「ゆりかもめ」ってのにも、いまだ乗ったことがありません。
「大江戸線」なんてのも1回こっきりです。
都会は、狭いのに密度が濃いせいか広くて、ついてゆくのは一苦労です。
全然ついてってないけど。

前の日に買った「散歩の達人」に載ってたお台場特集でいくつかのアトラクション
が出ていたので、偶然目の前にあった、3Dで未来都市を遊泳するという乗り物に
入ってみたんですがこれがもー。詐欺です。「マジっすか?」と自然に出てしまいました。ば・・・ばかにすんのもいいかげんにしろー(小声)って。
「東京レジャーランド」とやらも目の前にあったので入ってみたところこれまたびっくり。
「こ、ここは・・・鄙びた温泉街にあるホテルのゲームセンター拡大版???」
名前からしていやんな予感はしたものの、昭和好きな私でも喜べない垢抜けなさに仰天。

お台場ってとっても不思議。


コンサートに向う子供と別れてやっとの口直しは、もち「ビレッジバンガード」まっしぐら。

あああああああああああああああああ!!!!
もおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
ってくらいやっぱだいすき。このお店。

今回の、お店のBGMはビョークのJAZZと遥か昔の髪の毛長い&髭面の細野晴臣でした。
ふたつの音楽が2台のジュークボックスから大音量でがんがんに流れています。
この雰囲気がすきです。

「ビレッジバンガード」は全国に店舗を広めているらしいので知っている方も多いでしょうが、毎回毎回、私には涎もんの品揃えで、その本、CD、雑貨たるや、どれをとっても欲しいものばかり。できることならここにあるもの全てパワーショベルかなんかで,ごっそりかっさらいたいくらいの勢いで「はぁはぁ」言いながら(毎回)店内に2時間はいたかな・・・
そいえば、今BGMでかけている小島麻由美って、同店が「ずっと前からイチオシだった小島麻由美」と、売り場のCDにPOPが貼ってあった。なるへそ。
楽しくておもちゃ箱ひっくり返した感じなのに、退廃的な雰囲気のこの店。
エゴラッピンじゃなくって小島麻由美ってとこがまたとてもよいと思うのでありました。うん。そうだよね。ねー。
ちなみになんにでも貼ってあるPOPのセンスもよくて結構笑っちゃう。

店内に「御茶ノ水店オープン」の張り紙があったけど、どうだろう。
私はこの、お台場のお店がすきなので他の店舗に行ってがっかりしたらいやだなと思うのであります。それでもお台場より行きやすいからそのうち行ってみるか。


それで
今回、大波のように打ち寄せる物欲の中、結局購入したのは
BGMでかかっていたビョークの歌うJAZZと(これは去年、ある人にプレゼントしたけど今回は自分のために)細野さんも迷ったけど割愛して、写真集を二冊。
この二冊の写真集。すごいの。素敵。一冊はじーさんとばーさんばかり写ってる写真集で、もう一冊は小屋ばかり載ってる写真集。あぁぁぁもぉぉぉぉ・・・・・すき。(はぁと)
ってことで
それはまた別の話。(王様のレストラン風)






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ちょっとだけ行動的なこの頃。 - 2002年08月06日(火)


今日と明日、久々に続けて二日お休みなので寛ぎまくっている。
昨夜は友人Mが遊びにきたので、いつもの串カツやに行く。
Mとは感覚が似ているので一緒にいると自分らしさがいつもより出せて楽しい。

夜中は、こそこそと借りてきた何枚ものCDを焼きまくった。
諸用事を済ませ昼の2時過ぎまで寝て午後遅くなってから気になる本を求め、原チャリで神田まで出掛ける。
すずらん道り入り口にある三省堂は店員がちゃんとしていて気分がいい。
穂村さんの本と川上さんの新作を購入し、もう一冊は在庫がなかったので注文してきた。
漫画の文庫はさすがに在庫が少ないので表通りに出て何年ぶりかで高岡書店に行った。相変わらず狭くて、アニメおたくっぽい客層に閉口するが目当ての一冊は見つけることができた。
再びすずらん通りに戻って子供の単行本を二冊とお台場特集の「散歩の達人」を購入。


途中、昔バイトしていた額縁やの前を通ったら社長が接客しているところだった。
私が働いていたのは、かれこれ15年も前のことで、最後に店に顔を出したのだって10年くらい前の話。
道の反対側から接客している社長の横顔がちらっと見えただけだったけど、相変わらず美しかった。私より10歳程年上だがとても綺麗な人だ。今は知らないが以前は店の二階に住んでいたこともあって、生活から人付き合いから多方面に彼女のことをみていたけど、どこをとってもきらきら光っていて、とても魅力的な人だった。
私も、もうちょっと彼女みたいに、がんばって光らないと恥ずかしくて顔を出せない。
(ちょっとじゃないだろ)

帰りに靖国通り沿いにある、普段あまり入らないスターバックスコーヒーで一休み。
アイスコーヒーの大きいのを頼んで大きな西向きの窓の一番はじっこに座る。
他の店だって数回しか行ったこと無いけど、ここは他のスタバより開放感があってわりとすき。
ブラックのまま少し飲んで落ち着いたので、氷を足してもらってガムシロも入れてきて窓の向こうの景色に見入る。
靖国通りは広い道だから両サイドのビルの谷間の空も広く見えて気持ちがいい。
夕焼け時だったら絶景かもしれない。あるいは西に傾きかけた月がビルの間に見えたらいいかもしれない。
暗闇に車のライトとビルの窓明かりと窓に反射する店内が映っていい感じ。
交差点をうろうろしている人たちも店内の人たちも仕事というよりオフみたいな人が多いのに「ファッションは二の次」っぽく、適度なお洒落で好感が持てる。
あまりファッショナブルな街とか人は、嫌いじゃないんだけど苦手なのであります。


今日は読みたい本がいっぱいで、聴きたいCDもいっぱいでとてもしわわせ。

明日はお台場。

あれ。
私、いつになく行動的だわー


それではみなさま、おやすみなさいましー。
もう朝だけどな。













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眠れないこんな夏の夜はなぜだかオザケン気分。 - 2002年08月02日(金)

PCの調子が悪かったのと慣れない仕事のせいで
またネットから遠ざかっていました。
読みそびれていた日記もあったみたいでまったく慌てる。

今日はお休みだったのでPCやさんに診てもらって
壊れていたCD-Rも新しいCD-RWに替えてもらった。

以前頻繁に使っていた"RealPlayer"のJukeboxは、とても便利だったのに
PCに詳しい連中に非常に評判が悪かったので削除していたのだが
今回"MP3 Audio Magic"とやらを入れてもらった。
jukeboxのようにとても便利でうれしい限り。
さっそく、気分で小沢健二のシングル『Buddy』とアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』を登録。
なぜかデビューアルバム・・・
しかもいまだに最新アルバム聴いてないのよね

久々に日記を書くので何を書いたらいいものやら・・・
書きたいことがいっぱいあるようで
書きたいことはみんなくだらないことばかりのようで。
語調もなんかヘン。

明日も肉体労働なので寝ることにします。
若いオザケン聴きながらおやすみなさーい。




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『 天気読み 』

上昇する気温のせいでロードショーは続き
不安と第6感について君はきっと勘づいている
ほんの少し傷つけあうために待っている恋人同士と
何言ったって裏返っていく彼や彼女
君のいっつも切り過ぎの前髪のような
変な気持ちだってどうにかなっていく

感情過ぎ去ってった僕の赤いダイアリ
予言を続けてる天気 君はずっと信じないけど
真っ白な壁ぶち当たる彼ら 何という言葉もないまま
嫌な返事ってのだけ狙ってるから
僕のいっつも荒れ過ぎの唇離れた
新しいフレーズが君に届いたらいい
雨のよく降るこの星では
神様を待つこの場所では
木も草も眠れる夜が過ぎるから
君にいっつも電話をかけて眠りたいよ
晴れた朝になって君が笑ってもいい

星座から遠く離れていって景色が変わらなくなるなら
ねえ本当はなんか本当があるはず
明かりをつけて眩しがるまばたきのような
鮮やかなフレーズを誰か叫んでいる

雨のよく降るこの星では
神様を待つこの場所では
木も草も眠れる夜が過ぎるから
君にいっつも電話をかけて眠りたいよ
晴れた朝になって君が笑ってもいい


kenji ozawa
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医学部出身の友人科学者に「オザケンと同じ学校でいいなー」と言ったら
「学部別に学校名を変えて欲しいものだ。」と文句言われました。
でもこんだけ音楽的才能があってかわいかったらそんなことどうでもいいのよ〜
ふん。



...



 

 

 

 

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