つめたい床にぺたんと
腰をおろしてみる
きょうのなにもかもが
あたまのなかをぐるぐる廻る

涙流したら挫けそうだよ
でももう止まらないから
せめてかなしい歌で
部屋を満たせば　ほら

安心して泣けばいいよ
きょうのすべてを連れて
繰り返すうたも　とまらない涙も
波のように砕けてきえる

夜の闇のなかに
永遠にひとりぼっち
溜息ラッシュで胸が苦しい
そんな日々のなかにも

朝はこっそりと
夜のなかにひそんでいるの
かくれんぼしてる子供みたいね
ほんとはあなたに見つけてほしい

ひとすじのひかりが
いちにちを連れてくる
それはきっと闇のなかに
いまもあなたを待ってる

泣きつかれた瞳をあげて
泣きはらした頬を向けて
さがしてごらん
ひとすじのひかりがきっとそこにあるから

ねえ　スタートはいつも
闇の中に隠れてる
じぶんの肩を抱きしめて
歩き出したら　それが
きっと朝につづく
きっとどこかへあなたを連れてく
ちいさなスタート